5/27 オープンミーティング・ご来場ありがとうございました
27日、午後、あさかプレーパークの一会員として総会に参加いたしました。やはり運営資金の調達に苦心しているようです。とくに本体の朝霞の森の定期開催日以外の、朝霞の森の関連事業、黒目川や城山での開催事業の資金調達に苦心しています。民間の公募資金の獲得にも取り組んでいるのですが、これが当たり外れが大きく、市民自身による資金協力なしには厳しいところです。そのなかで、着実に寄附が増えているということに少しうれしい話もありました。
その後、イベントがあったのですが、総会のみの出席の後退席し、私が3ヵ月に1回開いているオープンミーティング。予告では都市計画としましたが、制度説明で終わりそうだったので、内容を変え、今年の朝霞市の事業で、参加者の関心が高かったシンボルロード計画に関連して、活用の参考になればと、先日市議会建設常任委員会で見学してきた、滋賀県草津市の草津川跡地公園などの取り組みを報告いたしました。
この公園では、市内の園芸業者のJVが運営の指定管理者となって、市民活動の支援を行いながら、公園利用を促していく仕組みを動かしています。指定管理者が、個人↔協同、受け身↔能動的の座標軸で、協同で能動的な取り組みがこれからは必要だよね、ということなども啓発し、市民活動をするノウハウまで提供しています(ノウハウを提供している「くさねっこ活動ルールブック」が秀逸)。
草津市では駅前周辺で猛烈なマンション開発が行われ、庭を持たない市民がいます。身近な庭として実感してもらうように、ガーデニングの場所を提供し、園芸業者がガーデニングのノウハウを提供することで、事業を成り立たせていることがあります。朝霞市でそれがそのまま導入できるとは思いませんが、こうした公益的活動をする地域の民間企業の力をどう引き出すか、ということはとても参考になったので、そのところをご紹介しました。
●草津川跡地公園を見学して、市役所の課題としては、市民参加をやったり、市内の事業者に働きかけをしたり、そういう多面的な働きかけができる、優秀なコンサルタント会社を選ぶ仕組みを持っているか、ということが参加型の公園づくりのカギだと思いました。財政ルールでは「最小のコストで最大の効果」と言われます。役所が完全に企画しきれるものに関してはそのルールは適用できますが、役所で足りないノウハウの調達は、最小のコストで選んでしまうと形だけ作って終わりというノウハウしか買えません。結果としてお金を使ったのに、というものになります。そのあたりの腹のくくり方が問われていると思います。
●宣伝がインターネットと直接の声かけにとどまったので、参加者数を心配していましたが予想以上に多くの方に来ていただき、感謝しています。