2024.07.04

7/1 宮戸二丁目公園の建設が始まります~6月定例会最終日

6月定例会最終日でした。懲罰動議は継続審議としました。市長提出議案8本はすべて可決していますが、私の所属する立憲歩みの会は、最終日提案のあった低額給付の財源不足を補う補正予算第3号に反対しました。
タクシー補助を求める団体からの請願は、私どもも反対し、否決されました。

議案第52号 森林環境整備基金条例【新規】 解説資料
討論 黒川
採決の結果 総員賛成で可決
私の討論 基金を作って大きなお金にして使っていくための考えがないのが不安。森林保全による環境への取り組みをするべきだと思う。

議案第53号 工事請負契約の締結(宮戸二丁目公園) 解説資料
討論 なし
採決の結果 全会一致で可決

議案第54号 工事委託の協定の締結(浜崎陸橋補修工事) 解説資料
討論 なし 
採決の結果 全会一致で可決

議案第55号 人権擁護委員の推薦(要害映子さん) 解説資料
討論 なし
採決の結果 全会一致で同意

議案第56号人権擁護委員の推薦(奥村晴代さん) 解説資料
討論 なし
採決の結果 全会一致で同意

議案第57号 人権擁護委員の推薦(飯倉昇明さん) 解説資料
討論 なし
採決の結果 全会一致で同意

議案第58号 一般会計補正予算第2号 資料
城山公園のナラ枯れ伐採34本分の費用を追加。財源は財政調整基金の取崩し。
討論 なし
採決の結果 全会一致で可決

議案第59号 一般会計補正予算第3号 資料
定額減税および給付金の著しい予算不足の発覚による追加。
討論 本田(反対),野本(賛成),飯倉(賛成)
採決の結果 賛成多数で可決
 賛成20:あさか未来,進政会,公明党,田辺,石川,外山
 反対2:立憲歩みの会
我が会派の考え方
:財源が予備費であること、国からの給付名目がデフレと言いながらインフレ対策という財政出動の矛盾など、バラマキである。地方は別という考え方もあるが、国に責任を負わせて無秩序なバラマキを認めるのはどうかと考えている。

請願2023年第5号 朝霞市に住む高齢者の移動にタクシー代の補助をお願いします
提出者:デマンド交通を考える会
紹介議員:田辺
討論 増田(反対),石川(賛成),本田(反対),田辺(賛成),黒川(反対)
採決の結果 反対多数で不採択
 賛成3:田辺,石川,外山
 反対19:立憲歩みの会,あさか未来,進政会,公明党
私の討論:当団体から過去請願が何度かあって、これまでは交通弱者の対策を求めるものだったが、今回はタクシー補助を出せという手段に縛られている請願なので結論を言えば賛成できない。またタクシー補助方式を大々的に実施すれば、財源的にわずかな範囲に留まる一方、運転士不足に悩む他の交通事業者からはタクシーを利用していただいたらと撤退される危険性が高い。高齢者の生活のQOLから逆算して、交通手段は必要なものが設定されるべきであろう。前者(石川,本田,田辺議員)の討論で問題になった審議の十分性については、継続審査とした理由として挙げたものがきちんと討議されていないなど、問題がある。担い手のいる問題であり政治が勝手に決める問題でもなく、専門家からの助言を求めるべきだったのではないか。

議員提出議案第5号 厚生年金への地方議会議員の加入を求める意見書
提出者:田原 賛同者:野本,利根川,黒川,田辺,外山
討論 石川(反対),遠藤(賛成),黒川(賛成)
採決の結果 賛成多数で可決
 賛成20:立憲歩みの会,あさか未来,公明党,権議員を除く進政会,田辺,外山
 反対1:石川
 退席1:権
私の討論:政界に著しく少ないサラリーマン出身者の政治参加を推進するためという点は前の遠藤議員の指摘のとおり。加えて、議員をやめやすい年金という観点からは、厚生年金に連続して入れることを考えるのが妥当な解だ。国民年金の給付額を増やすために議員という地位に固執することもなくなる。問題は事業主負担分だが、健康保険の任意継続加入のような考え方を採用するなどすれば、市民の負担の問題は回避される。

議員提出議案第6号 パレスチナ自治区ガザ地区における即時停戦を求める意見書
提出者と賛同者:無会派議員を含む全会派代表
討論省略
採決の結果 全会一致で可決

●通常市議会は3月定例会で新年度の事業を盛りきって、仕事をやってみて足りない予算はたいてい9月以降に出てくるので、6月で大きな議案が出てくることはありませんが、今回はつばさの党対策に追われたという感じがしています。スマホカメラが並ぶなかでの監視はしんどいものでした。7月2日は疲労が出て動けませんでした。

●26日本会議、27日懲罰委員会に持ち込まれた傍聴者のカメラの数、市民・非市民の区分の報告を受けました。カメラに関しては、市内在住者のものは1人に留まり、残りはすべて市外在住者のものということでした。
市民の意思決定の場を、市外の人による無秩序な撮影(話者を撮影するに留まらず、机上の議員の私物や、答弁席にいる一般職員までなめまわすように撮影しています)で異様な状態にさせられていることに、問題意識を呈している議員もおられます。私もそれに近いものがあります。

●懲罰委員会は継続審査となったので、今後の審査のあり方から議論が再開されることになると思います。

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2024.06.30

6/28 外山議員への懲罰審査が開始

28日も市議会はスマホカメラに取り囲まれる状況でした。政治家は公人なので、公益性にかかる肖像権の保護は減るものの、答弁席にすわっている部長級職員たちは肖像権は一般人並みにあるので、注意して扱ってほしいものです。

冒頭、外山議員から提出された、10日の本会議での問題発言に対する発言取り消しの求めがようやく認められました。ふつうは、こうした決定をするのに会議で討論が省略されて、全会一致で認められるものですが、議会運営委員会で田原議員から、スムーズに認めると外山議員の不誠実な事後対応を追認しかねないとして討論、採決を求められ、討論・採決が行われました。その結果、賛成12:反対10で取り消しが僅差で認められました。

議題 外山議員の発言取り消しを求める件
討論 田原(反対),利根川(賛成),権(賛成),黒川(反対)
田原:14日の本会議で陳謝して発言取り消しを約束し、20日にこの取り消しを提出したにもかかわらず、支持者向けの集会の録画やWEB番組などでこれらの陳謝、発言取り消しとは全く逆なことを発言しており、認めるべきではない。
利根川:全く不誠実な対応だと思うが、議事録に残すと各団体に迷惑かけるので取り消しは認めた方がよい。
権:早急に対応すべきである。
黒川:本人が真逆のことを言ったりしており、証拠保全として取り消すべきではない。
採決 取り消しすことと決定
 賛成12(進政会・公明党・石川・田辺)
 反対10(立憲歩みの会・あさか未来)
※賛成と反対の間で前提となる認識、外山議員の不誠実な対応など、賛成・反対で共通な認識はしており、取り消しを認められても、拒否されても、どちらも一理あるという立場での採決でしたので、政治的対立とはならない結果でした。

その後、本会議で一般質問が4議員から行われた後、10日本会議中での外山議員の問題発言に対する懲罰動議を検討する懲罰委員会がスタートしました。

議長会のマニュアルでは、いきなり懲罰を科すか科さないか、という議題に入るパターンしか例示されておらず、それをベースにして委員長から懲罰を科すか科さないかについて協議を求められました。
それに対して、私の方から、問題発言の指摘か所が9か所あり、外山議員の外での発言も、謝罪を否定したり、撤回したことを言い続けていて錯綜していることから、慎重に審議すべきであり、きょう懲罰を科すか科さないか決するより、事実調べをして9点の問題点を審査し、その後、情状酌量を審査して、最終的に懲罰を科すか科さないか、科すのであればどのレベルの懲罰を科すのか、慎重にやるべきと申し上げて、継続審査を求めました。
利根川議員、野本議員も慎重に審議すべきと同じていただけました。一方、権議員からは、早急に結論を出すべき、と意見をいただきましたが、継続審査はひとまず同意してもらえました。石川議員は継続審査はした方がよいが、結論を出すのをあまり長くしない方がよいという意見がありました。
その結果、継続審査と決しました。

その後、最終日7月1日の議会日程をめぐって議会運営委員会が開かれました
最終日の日程として、6月定例会に提案されてきた7議案の採決に加えて、国の4万円給付の対象者を個人名ごとに洗い出したところ支給対象者が大幅に出てきたことでの追加議案「一般会計補正予算第3号」、議員提出議案の「地方議員への厚生年金加入を求める意見書」「ガザ侵攻を中止を求める意見書」が提案者の要件を満たしているので議題に追加されることになりました。ガザ侵攻の中止を求める意見書は全会派提案なので質疑・討論は省略されます。
最後に、委員からいくつか要望的意見が出て対応するものもありました。
27日の本会議、28日の本会議と懲罰委員会での傍聴者、撮影者の市内在住者とそれ以外の人数の集計を報告することになりました(傍聴者の個人情報は公開不可)。
この議会では大量の要望書、意見書が提出されましたが、それらが情報公開の対象となる公文書であると確認されました。事務局からは議会の個人情報保護条例にもとづき提出者の個人情報の取り扱いに注意することも求められています。
傍聴者の動画撮影があまりにも威圧的であり、議事だけではなく議員の机上の私物にまで及んでいることから一定の規制を求める意見がありましたが、委員長から公開性を重んじてきた経緯があるとの解説を示しつつ、検討の必要性の認識も示されました。

●最終日まで気が抜けませんが、この1ヵ月は異様な定例会だったと思います。ふだんの市議会3倍ぐらい疲労が蓄積しています。
市外在住者とみられる人々が持ち込んだ何台もの(十何台という表現をしてもよいかぐらい)スマホカメラに取り囲まれ、演壇だけではなくて机の上の私物まで撮影され続けるなかで審議した議場は、異様な雰囲気でした。こういうもので取り囲めば相手は私たち朝霞市の人たちが白旗あげるかも知れない、ということで向けられるスマホカメラの存在は、ある種の暴力だったと受け止めています。これを東京15区の補選の候補者たちはやられ続けたし、その前の朝霞市議選でも、外山陣営に正当な権利を主張した他陣営の候補者・運動員にも向けられて、問題にされた行為です。

●外山議員の支持者から、電話口、ご都合主義的な解釈による生半可な法律用語で脅かされることもしばしばありました。それこそ答えろよ答えろよ、とやられるなかで大きなミステイクをせずに済んだのがほっとしています。

●4月の衆院補選で、つばさの党、乙武陣営、酒井陣営への選挙妨害に続き、金沢陣営に対する選挙妨害で3回目の逮捕に至っています。他にもまだ逮捕となる事実は残っており、どこまでいくのかと思いますし、その度に主犯の黒川敦彦の住民票の所在地である朝霞市がメディアに登場するのが嫌な気分になります。

●この1ヵ月、事実確認のために、暴力的な言動に満ちあふれたり、下品で嫌な言葉が抑制されてもない動画も山ほど見ることになりました。そのなかで、昨秋の市議選を意識した街頭行動で外山陣営が、一般市民に質問責めにされているのにこわもての運動員がキレて、答える義務なんか無いんだよ、と大声をあげているものがありました。嫌がらせ・ハラスメントの一手法に過ぎないただのシーライオニングを「凸する」理由として「答えれば帰る」と外山議員は正当化し続けていますが、自分たちがされたらイヤなんだろうなと確認できる動画でしたし、そういうことが嫌がらせの一手法と理解してやっているのだと認識しました。

●私の議会での問責決議の賛成討論、懲罰動議の提案理由説明などを、動画配信サイトで編集し公開されています。私の言葉が説得力があるとして紹介していただいているようなのですが、つばさの党の動画番組のようなケバケバしいデザインの見出しを付けられたり、「もうひとりのくろかわ」などと書かれて、正直、気持ちは微妙です(閉じてくれとは思っていません)。お気持ちはありがたく受け止めさせていただきます。

●議会制民主主義が形骸化しているからラディカル民主主義という提起が、一理あるように見えても、暴力的で他人の自由を妨害する要素が強いと認識させられました。
ラディカル民主主義を提起する人たちによる、民主主義に対する暴力的な関与をさせてしまう余地を与えないためにも、議会制民主主義の形骸化と言われるような事態を改善することが必要です。議会が朝霞市民の問題提起をきちんと受け止め、時代にあった社会に変化させていく、機能的な民主主義を作っていかないと、と改めて認識させられました。

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2024.06.15

6/14 残念ですが懲罰動議を提出しました~朝霞市議会本会議2日目

14日市長提出議案への質疑のため、市議会本会議が開かれました。
7本の議案の質疑は7議員から18回行われ、委員会審議に付託されています。
また、10日の本会議における外山まき議員が議案に無関係に団体等に名誉毀損等の発言があったことに、議長あてに田原、利根川、黒川の3議員が懲罰動議が提出したことを受けて、冒頭懲罰動議の提案理由、外山まき議員の弁明、動議に対する質疑、懲罰委員会の設置と委員の任命の議事が行われています。
外山議員の弁明では、名誉毀損した各団体等への発言は陳謝があり、撤回し、取り消す意思が示されました。議事録等は、次回本会議以降の議決で整理されることとなります。
懲罰委員会の次回審議は、25~27日頃となる見込みです。

●議案質疑の内容です。

議案第52号 朝霞市森林環境整備基金条例(総務常任委員会)
 市に配分される年間1400万円の森林環境譲与税は、工事や備品購入で国産木材を購入したものに充当できるが、年度を跨いでプールしてまとめて使えるようにするための目的を絞った基金を設置するものです。
質疑者:高堀,黒川,石川,田辺
私の質疑の要約
Q.森林環境譲与税を受け取っても中途半端なので金額がまとまるまで基金に積んで、国産材を使った施設リニューアルなどにまとめて使ったらどうかと2019年以降毎年のように指摘してきたが跳ねられた。どのような事情で基金設置することになったのか。
A.国産材による学校の机、ロッカーの更新のめどがたち、残金が出る可能性が出てきた。使途を考えたいので基金に積むことも可能としたい。
Q.基金に積んだ森林環境譲与税をどのように使っていくという計画はあるのか。
A.計画はない。

議案第53号 工事請負契約の締結について(宮戸二丁目公園・建設常任委員会)
 宮戸のテニスコート跡に作られる公園の設計が終わり、工事契約の承認議案です。1億7094万2674円+消費税で落札した川越市の山岸造園との契約を承認するもの。予算は2024年度当初予算で、2億1104万7千円で確保されています。
質疑者:田原,本田,石川,田辺

議案第54号 工事委託に関する協定の締結について(東上線を跨ぐ浜崎跨線橋更新・建設常任委員会)
 老朽化している浜崎跨線橋の更新工事が専門工事となるため東武鉄道に委託するものです。2億7115万7千円+消費税で委託。
質疑者:小池,本田,石川,田辺

議案第55号 人権擁護委員候補者の推薦(要害映子さん・継続・本会議のみ)
質疑者:黒川,田辺
私の質疑の要約
Q.今回は継続ということですが、それでも人権擁護委員の出身が民生・児童委員と保護司ばかりになってしまっていて、元々のものである法曹界の出身者がいない状態が続いている。出身バランスを考えないのか。
A.それぞれの引き受けてのことを考え、特にバランスを考えるということはしなかったが、今後は考えたい。
Q.昨年の教員逮捕事件の加害者からの人権侵害は相談があったのか。
A.なかったと認識している。

議案第56号 人権擁護委員候補者の推薦(奥村晴代さん・継続・本会議のみ)
質疑者:田辺

議案第57号 人権擁護委員候補者の推薦(飯倉昇明さん・継続・本会議のみ)
 任期が来る人権擁護委員5人のうち3人の推薦で、全員続投という提案です。
質疑者:田辺

議案第58号 2024年度一般会計補正予算(第2号)歳出は建設常任委員会
 城山公園の楢枯れ・枯損木357本を伐採する3448万5千円を計上。財源は財政調整基金の取崩し。
質疑者:飯倉,本田、石川,田辺

●14日本会議冒頭での懲罰委員会の提出、外山まき議員の弁明、2議員からの動議に対する質疑の内容です。
外山議員は弁明で陳謝し10日の問題発言9点は取り消す、と言っているので、懲罰委員会での審査と並行して、今後の言動を見守ることになると思います。都知事選の彼らの言動が焦点かと思っています。

それまで毎日のように市議たちにかかってくる深夜の非通知による電話、執拗なSNSへの絡みつきなど、「答えろよ」暴力(ハラスメントの一定義で、シーライオニングという言葉があります)何かと実力行使に訴えてくるつばさの党の関係者たちの様々な圧力に、市議一同、精神的に重い負担を強いられてきたなかでの、対処となりました。私自身、提案者を代表して議場に立ったことは、標的になりやすいところに立ったな、という重荷を抱えながら生きていくことになるのだろうと思っていますが、弁明のとおりの本人の改悛と言動の改め、組織としての自重を強く求めたいと思います。
以下、詳細です。

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2024.06.11

6/10 民主主義の破壊行為に市議会として一線を引く~朝霞市機会6月定例会初日

朝霞市議会では10日6月定例会が始まりました。市長提出議案の後、4会派共同提出した「朝霞市政治倫理条例」「議員の議員報酬の支給差し止めに関する条例」を審議し、賛成多数で可決。政治倫理条例にもとづいて、2023年の市議選での問題、今年4月の衆院補選のつばさの党の選挙妨害への関与を受けての「外山麻貴議員に対する問責決議」を賛成多数で可決しています。私の所属する立憲歩みの会はいずれも賛成しています。
この様子はNHK、テレビ埼玉でも取り上げられています。
  テレビ埼玉youtube 朝霞市議会 「つばさの党」事件受け条例案可決/埼玉県
  NHKweb 埼玉 朝霞市議会 「つばさの党」問題で政治倫理条例案を可決
この問題への関心の高さをうかがわせ、傍聴席は満席でした。
当日、つばさの党による傍聴動員のよびかけが行われ、市職員の動員による対応が強化されましたが、動員者は少数に留まったようで、平穏であったことにほっとしています。

●審議の詳細です。
25~27日の「市政に関する一般質問」では日割りの分担が議長から示されました。
25日 福川,兼本,駒牧,宮林,小池,遠藤,田原,西,飯倉
26日 陶山,増田,渡部,外山,権,野本,本田,黒川
27日 石川,高堀,田辺,利根川
いずれも9時スタートです。

市長による7件の議案の提案理由の説明を終えた後、2023年の市議選、2024年4月の衆院補選での同僚市議の所属党派による選挙の攪乱を受けて提出した「朝霞市政治倫理条例」「議員の議員報酬の支給差し止めに関する条例」の審議を行いました。2議案は、立憲歩みの会・あさか未来・進政会・公明党の共同提案とし、4会派が中心に、無会派議員も含めて調整しながら提出しました。
事件を認知した4月16日以降、議員間で協議を続け、5月27日会派代表者会議で本格協議を始め、ここに至りました。

「朝霞市政治倫理条例」は田原議員が提案理由の説明にあたり、石川議員から定義の難しい点について質疑が行われました。
討論では、石川(反対),利根川(賛成),外山(反対),本田(賛成),田辺(反対),黒川(賛成)の6議員が参加しました。
採決の結果は、賛成多数で可決し、
賛成(20) 立憲歩みの会,あさか未来,進政会,公明党
反対(3) 外山,田辺,石川
反対とした石川議員、田辺議員ともに「民主主義の破壊行為である」とつばさの党の行動を問題視しつつ、条例のあいまいな定義の暴走の可能性を杞憂しての反対で妥当なものでした。緊張感ある運用をすべき条例で、全会一致にしない方がよい議案のようなところもあるので、よかったと思います。田辺議員は市議選の被害者としての経験も話していただきました。
条例は、倫理基準を設定したもので、これ自体に統制力はありませんが、議員の起こした問題行動に、議会として価値判断することが可能になります。

「議会の議員報酬の支給差し止めに関する条例」は私が提案理由の説明にあたりました。
石川議員、田辺議員から質疑が行われました。
討論では、外山(反対),田原(賛成)の2議員が参加しました。
採決の結果は、賛成多数で可決し、
賛成(22) 立憲歩みの会,あさか未来,進政会,公明党,田辺,石川
反対(1) 外山
外山議員の反対はそうだろうと思いつつ、その他の議員全員が賛成したことに提案理由の説明者として少し驚きましたが、政治的な不法行為をした議員に報酬を支払い続けることに納得性はない、という前提と、一方で適用法の罪を絞り込んだことが、広い合意形成を可能としたものと見られます。
条例は、刑法,政治資金規正法,あっせん利得法と、公職選挙法の実質(悪質)犯の罪で逮捕され勾留されている期間、報酬の支給を一時差し止めをし、後に判決があって無罪なら差し止めを取り消して返還、有罪なら不支給とする内容です。

ここまでは会派代表者会議で会派間協議、議会運営委員会で設定した議事として終了していますが、政治倫理条例の制定を受けて、つばさの党の選挙妨害事件の関与を受けての「外山麻貴議員に対する問責決議」が提出されました。提案理由として決議の全文の読み上げが行われ、外山議員の弁明が行われ、外山議員退席のあと、各議員の討論が行われました。
討論では、田辺(反対),利根川(賛成),石川(賛成),黒川(賛成),権(賛成)の6議員が参加しました。
田辺議員の反対も、司直が対応すべきだ、というもので、外山議員の問題行動は指摘されていました。
採決の結果は、賛成多数で可決し、
賛成(21) 立憲歩みの会,あさか未来,進政会,公明党,石川
反対(1) 田辺
内容は、東京15区の選挙妨害はじめ選挙をめぐる諸問題を引き起こしていることに、政治家としての責任を問う、という議会の姿勢をつきつけるものです。

以上で本会議は終了しましたが、終了後、議会だより編集委員会と会派代表者会議が開かれました。

議会だより編集委員会では、議決があったので市議会の新着情報「とぴっくす」の掲載を決めるものでしたが、明確な掲載基準がないので、採決があった日は採決した議案の結果を公表する申し合わせを作りました。その上で掲載を決定しています。

会派代表者会議では、「政治倫理条例」「議員報酬の差し止めに関する条例」の討論で、外山議員が条例の内容とは無関係な、他人も悪いではないかといって社会団体、政党、宗教団体に対する事実と異なる非難をして、それぞれの組織の名誉を傷つける発言があったことに、取り扱いを協議しました。
私を含めて何人かが、地方自治法、朝霞市議会会議規則にもとづく議会による懲罰を求める意見があり、発言の確認が行われました。改めて懲罰動議に付すかは会派間の調整で決していくこととしています。懲罰動議の提出期限は、事件発生日から3日となりますので、12日までとなります。
決議は議会の意思を示していますが、法的な効力はありません。懲罰は実際に法的な効力を伴う正規の手続きです。問題を問題とするなら、きちんとした手段を行使し、法律が求める厳格で適正な手続きに付すべきだと考えます。
なお議会の懲罰は、当該議会の活動に関連して起きた事件に限られると判例にあり、議会外の行動に適用できません。

●賛否は分かれたものの、外山議員以外のすべての会派、議員が、外山議員の衆院東京15区補選での選挙妨害について、民主主義を破壊することとして問題視したことにほっとしています。

●日本の公職選挙法は、戸別訪問や文書違反、事前運動など、ほとんど誰も傷つけないような規制が1㎜、1秒単位で規制され、民間人含めてその摘発合戦に明け暮れやすい一方、選挙妨害という基本的な選挙犯罪に関して事例が少なく法解釈が積み上がっていないこと、そのことによる摘発の遅さを感じるものです。
選挙妨害がないにしても、せっかくの公職の能力が備わりながら、選挙に立候補することが怖いといってお断りされる方が少なからずいます。その上に、候補者に対する選挙妨害が頻発すれば、荒くれ者か法など無視するような人で公職は占められていきます。きちんとした対処がそれぞれで行わなければなりません。

●外山議員にはわからないかも知れませんが、外山議員を信じて政策や地域活動込みで応援した、朝霞市内の町内会の方々、地元の自警団の方々、フードバンク活動、私とは考え方が違いますが、マスクやワクチンに怖れる支持者たちが、ああいう乱暴狼藉をどのように受け止めているのか、改めて認識して、これからの活動を変えていただくことが必要です。それをしたくなければ、その政治運動は、自治体議会に拠点を置くことをやめてほしいと思っています。

●以下、「外山麻貴議員に対する問責決議」の私の討論です。

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2024.06.06

6/5 6月定例市議会の議案が示されました~市議会議会運営委員会

5日9時から議会運営委員会が開かれ、6月定例会の日程と、初日10日の議事が決められています。
日程を決めるにあたり、行政側から提出議案の提示と簡単な説明が行われています。議案市長から8本、議会から2本提出され、議会から提出された2本は提案された10日に、質疑・討論・採決まで行うこと確認されました。

議員提出議案は、荒れた昨年12月の朝霞市議会議員選挙に対する請願を受けて起案が始まり、4月の衆院補選での選挙妨害事件に対する1人の朝霞市議会議員の関与を示す映像の存在を受けて、作業を繰り上げて、会派として存在する全会派の共同で提案したものです。

※後日、議案本文や説明資料のリンクをつけます。

〈市長提出議案〉
議案第52号 朝霞市森林環境整備基金条例(総務常任委員会)
 市に配分される年間1400万円の森林環境譲与税は、工事や備品購入で国産木材を購入したものに充当できるが、年度を跨いでプールしてまとめて使えるようにするための目的を絞った基金を設置するものです。

議案第53号 工事請負契約の締結について(宮戸二丁目公園・建設常任委員会)
 宮戸のテニスコート跡に作られる公園の設計が終わり、工事契約の承認議案です。1億7094万2674円+消費税で落札した川越市の山岸造園との契約を承認するもの。予算は2024年度当初予算で、2億1104万7千円で確保されています。

議案第54号 工事委託に関する協定の締結について(東上線を跨ぐ浜崎跨線橋更新・建設常任委員会)
 老朽化している浜崎跨線橋の更新工事が専門工事となるため東武鉄道に委託するものです。2億7115万7千円+消費税で委託。

議案第55号 人権擁護委員候補者の推薦(要害映子さん・継続・本会議のみ)
議案第56号 人権擁護委員候補者の推薦(奥村晴代さん・継続・本会議のみ)
議案第57号 人権擁護委員候補者の推薦(飯倉昇明さん・継続・本会議のみ)
 任期が来る人権擁護委員5人のうち3人の推薦で、全員続投という提案です。

議案第58号 2024年度一般会計補正予算(第2号)歳出は建設常任委員会
 城山公園の楢枯れ・枯損木357本を伐採する3448万5千円を計上。財源は財政調整基金の取崩し。

〈議員提出議案〉
議案第3号 朝霞市政治倫理条例(提出者:田原亮・野本一幸・利根川仁志・黒川滋)本会議のみ
 公職と公職になろうとする者に対して政治倫理を求め、刑事事件への関わり、他人への恐怖を与える言動や強制・強要などをしない、反社会的勢力への関与、第三者にそれらと関与することなどをしないように求めるものです。

議案第4号 議員報酬等の支給の一時差差し止め等に関する条例(提出者:田原亮・野本一幸・利根川仁志・黒川滋)本会議のみ
 市議会議員が、刑法、政治資金規正法、あっせん利得法と、公職選挙法の実質犯(買収、選挙妨害、投票所での騒乱など行政的規制ではない悪質な違反)の罪で逮捕された場合は、勾留期間の報酬は出席できないものとして支給停止、その後有罪となった場合は不支給とするものです。

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2024.04.25

4/24 経済対策・生活支援としてこれでよいのか~4万円の定額減税の議案が可決

24日に臨時議会がありました。内容は、
①国のデフレ完全脱却という目的の、所得税の一律4万円減税のうち自治体分1万円分の税制改正と予算
②所得税の納税額が4万円に満たない市民への「補足給付」
③国民健康保険税の人頭税(均等割分)の減免の対象拡大
④その他4月1日からの固定資産税などの税制改正対応
などの議決で、市長から4議案提案され、4議案とも可決しています。

そのうち、私ども会派「立憲・歩みの会」としては、減税部分と補足給付の予算が盛り込まれた、市税条例改正と、一般会計補正予算第1号の2議案に反対しています。迷うところもありましたが、過去の議決から、現金もらえる系の議案は、私どもの会派以外反対するところがなかったこと、内容も万々歳というものではないので、全会一致としないためにあえて反対としました。

その理由として、
①「デフレ完全克服」という目的なのに、国の交付金は「物価高騰」という矛盾した政策目標でやらなければならない仕事である
②減税と給付を混在させて、かつ、今年度と来年度の話が混ざり、制度理解もシステム構築も非常に難解である(実際にはその矛盾は二重取りみたいなことが起きても返還請求しないことになっている)
③財源は赤字国債で今の子どもたちに整理の責任を背負わせる財政出動であり、財政民主主義で問題が指摘されている予備費である
④現在の経済問題は格差の拡大であり、それを埋めるのは現金給付ではなく、良質な雇用の創出
⑤税収も好調で人手不足が社会問題になるほど雇用も逼迫している情勢で、無理に公的支出を膨らませるものではない。いずれやってくる失業をともなう本格的な景気後退局面に公的事業ができるように体力を蓄えるべき時である
⑥地方分権の論理を無視して、自治体を強引に国策に動員している問題点もある
⑦生活の困難が問題にされるが、21世紀初頭から生活保護の前段階のでの生活保障の構築が提唱されているのに、いまだに手がついていないで場当たり的な政策出動が繰り返されている
などを指摘しました。

減税分の対応について、市税条例の改正については、共産党の石川議員も、主に②を理由に反対しています。あわせて固定資産税、都市計画税の上昇分を緩和する措置について、不十分という点も理由として挙げています。

また、固定資産税のうち、前庭を公的な休憩空間に提供したりする新築建築物に適用されるウォーカブルな街づくり減税に関して、適用のために必要な「都市再生整備計画」が、すでに2023年4月から議会に報告されることなく関係する市民に知らされる状態で朝霞市で策定されて存在していることが明らかになりました。官民連携で小回りのきく仕事をしたいという担当部のニーズは理解するものの、存在すら報告せず事業を進めていることに抗議を申し上げています。

●審議の状況

続きを読む "4/24 経済対策・生活支援としてこれでよいのか~4万円の定額減税の議案が可決"

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2024.03.21

3/19 教育長の再任、来年度予算などを決めました~市議会3月定例会閉幕

19日、2024年度予算を定めるなど、市長提出議案42本、請願2本、議員提出議案2本の46本の議案を審議した、2024年3月定例市議会が最終日となり、討論と採決が行われました。

2024年予算での修正は、経常経費の一部で見積が低すぎないかという問題提起と、法人後見制度の委任先が妥当かという問題意識のわが立憲歩みの会の修正案と、デジタル化推進人材を採用する予算を増額するあさか未来の修正案のいずれも否決され、行政提案の原案のまま賛成多数で可決しました。
また、教育長の任期満了を迎えることから提案された、現教育長の再任議案は、1議席の僅差で可決し、続投となることが決まりした。昨年10月の教員逮捕事件の背景に部活動をめぐる構造的な問題があって、長年、有名な教員の生徒へのハラスメントが見逃してきた構造的問題を受けて、同一人物が継続することが妥当なのかということを争われた結果、進政会、公明党、共産党、社民党推薦が続投賛成に回り、立憲歩みの会、あさか未来、無所属議員1人が反対し、12対11で可決しました。

2024年度の特別会計以外の一般会計予算は、コロナ禍の10万円給付以来膨らんだ予算総額が縮まらず、市税収入の倍以上の512億円もの予算を組みながら、水道料金の基本料金の半額(20口径で月700円)で3億円の値引き、こども医療費の15歳→18歳までの無償化、学校保育園の給食費の値上げ決定分の吸収以外に、これといって目立った政策はない冴えない予算と言えるものです。その結果、普通預金残高のような市の貯金「財政調整基金」の残高は約25億から16億円台まで8億以上取り崩すことになり、残高としては危険信号の領域に入っていきます。
その一方で、予算のいたるところに過小見積りを疑わせる痕跡があり、さらに「やむを得ない」などというだけの理由で補正予算でさらに支出は膨らむことも想定される、全体的に「だらしない」予算です。

そのなかで会派あさか未来さんがデジタル化人材の採用の人件費、約900万円を増額修正する提案があり、わが会派立憲歩みの会も賛成しましたが、12:11の1議席差で否決されました。
また社会教育施設でのエネルギーコスト、児童手当、児童扶養手当で予算の過小見積を疑わせるものと、受託に消極的な姿勢を見せてきた法人後見制度の委託先を社会福祉協議会と決め打ちする予算があったので、わが立憲歩みの会として、法人後見の委託先を自由に選定できる費目の変更とエネルギーコストや児童手当、児童扶養手当を必要額であろうという金額まで増額修正する修正動議を出しましたが、こちらはわが会派の賛成のみの、2:21で否決されています。

水道料金の基本額の半額値下げに関しては、少数派である困窮家庭を支援するためには、3億円も使って薄く広く撒きすぎて効果が少ない、として立憲歩みの会のみ反対しました。物価高騰で困窮する家庭に絞って支援することが必要です。2024年度水道事業会計予算、2023年度水道事業会計補正予算、撒くための財源を公営企業会計に頻繁に投入するのは公営企業の経営の自律性を奪うとして、2024年度予算とともに、2023年度3月補正予算に反対してまいす。

土地開発基金という市役所が機動的に土地購入できる別財布があるのですが、そこから本会計にお金を戻す手続きを簡素化しかねない条例改正が提案されました。締まらない今回の予算のもとでの提案から、本会計が不足したときにいかようにもやりかねないとして反対しました。

4月に任期満了を迎える二見隆久教育長の再任議案が提案されてきました。通常ならそんなに揉める議案ではないのですが、2023年10月13日に部活動指導で高名な教員が生徒への性犯罪で逮捕される事件を受けて、議会の判断は真っ二つに割れました。事件の真相究明や再発防止策の提起の遅れ、長年生徒をハラスメントをしていたことが通報されつつ放置してきた教育委員会の責任を誰も取っていないこと、卒業式での当該校での教育委員会告辞に謝罪がなかったこと、さらに議案質疑ではこの教員を市長や教育委員会が庇護してきたことも浮上していました。
問題の渦中にいた人物だからこそ再発防止を責任もってやれ、というのが市長の提案で、それに同意したのが進政会、(岡崎議長を除く)公明党の10議席、保護者世代の議員が多く、事故の後処理の悪さと構造的な問題ゆえの責任があり交替すべきとする立憲歩みの会、あさか未来の10議席で判断が割れました。
討論は、田原議員(反対),利根川議員(賛成),本田議員(反対),野本議員(賛成),黒川(反対),陶山議員(賛成),飯倉議員(反対),田辺議員(賛成)と多くの議員が討論をしています。
採決態度が直前までわからなかった無会派の3議員のうち、外山議員は反対、共産党の石川議員は続投賛成(この件では人権相談窓口の設置以外一言も発言がないので理由は不明)、社民党推薦の田辺議員は「人を評価すべきではない」として賛成し、最終的に12:11で続投が決まりました。
討論では、田原議員が問題点の整理が良かったこと、事件の被害者の支援に携わった利根川議員が苦渋の判断をしていること、当該校の保護者である私が当該校の保護者の気持ちを伝えたことが、この問題の深刻さを伝える内容になっていたと思います。
一方で、田辺議員が「他人を評価するものではない」として市民に信託された議決権の責任を自ら軽視する発言から始まり、1年生議員の討論参加をなったばかりでわかるかというような言葉で揶揄したり、加害者教員が何もかも失ったのだから終わりであることのような発言をし、当該校の校区の議員としての発言かと、唖然といたしました。
私の討論では、当該校の保護者として学校は日常に取り戻しているものの、ホンネを言わせれば事件の後処理に学校や教育委員会への不信感が強く存在している保護者たちの状況を伝え、二見教育長の実務能力を評価しつつ、庇護してきた構造的な問題だから、第三者性のある再発防止策の立案が必要だが、そうしたことはまったく伝わってこないことなどを話しました。

個々の議案の対応については、「続きを読む」以降をご覧ください。

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2024.03.06

3/5 過剰な水道料金引き下げに疑義を呈しました~市議会建設常任委員会

建設常任委員会、昨日2日間の日程を消化しました。
予算を委員会に分割付託するのは違法性が高いのですが、予算特別委員会で何日も(単純に各委員会合算すると10日になり、所管以外で興味を示す質問も加わってくる)なるので、その改革は課題です。一つは委員会を分科会として議決しないということを加えるだけでもよいのなかと思ったりします。

一番重たい話は、公共交通事業者の撤退モードに対してどうするかということでした。手を尽くすしかない状況です。
一方鉄道会社はほぼ需要がもどっていて、コロナと少子化を理由にした減便に、時間帯によって無理が来ているのではないかと指摘しました。
バス会社ではないところに委託することにしろ、新規路線の開設が可能だったのですが、その予算が確保されておらず、実験運行が終わってから数ヶ月もすき間をあけて補正予算、または来年度予算で対応する、時期未定の話になっていることでした。これもまた市長選挙の取引の道具にされるのでしょうか。

水道料金の基本料金で、一般家庭の加入者が大半である10口径20口径の基本料金半額引き下げを12ヵ月実施するバラマキが予算化されています。国の交付金の消化が1.5億、市の持ち出しが1.5億で合計3億円使われます。生活が物価高で苦しいからという仮説ですが、一方でバブルだったり所得上昇も見られるので、延べ反で現金給付をしていくような考え方は違うと考えています。
水道事業の独立採算制の原則と独立性の維持という観点から問題だと思いますし、1.5億の市の持ち出しに関しては、他の有効な事業に使えたはずとして、水道事業会計予算、水道事業補正予算、その財源を繰り出す一般会計補正予算に反対しました。

来年度予算で実現していくものとして、
今年は建設行政はGIS(地図連動型)データベースの構築が前進し、これまで役所の窓口に来ないと問い合わせできなかったものの多くが市役所のHPの地図データベースで確認できるようになります。

10軒の所有権不明の放置された空き家問題に、所有権の追跡・解決の手続きが導入されます。毎年2軒のペースで法的処理を進める予定です。

マンション適正管理の自治体認証は形だけ始まりますが、あまりきちんと作り込まれていないので、税制などでの不利益にならない程度の認証制度になる見込みです。

住宅確保に困難をきたしている市民への「居住支援」は、県社会福祉士会、福祉部門と本格的な支援を開始し、相談だけの対応から前進させることになります。

朝霞市の街の姿でセールスポイントになってきた、ブレーパークの63日から80日への拡大予算は、事業採択の段階で却下されています。

議案には3点の問題を指摘しつつ、建設常任委員会の所管分は賛成しました。
・20年計画の都市マスタープランの検討がされているが、検討する審議会の開催回数が4回しか予算化されておらず、何をするのかと問いただしても、今の規定路線で向こう10年程度の問題解決しかできないまちづくりの話しかないこと。
・ねぎし号、ひざおり号を機動的に実施に移す予算がなく本格運行に移行する予算がないこと。予算が確定したら減額補正をすればよいだけではないか(バラマキ系の給付金・購入補助金など実額を計上しているわけではない)。
・下水道事業への赤字補填を明確に示さず提案したこと。

各議案の議事結果です。

議案第6号 2024年度一般会計予算(建設常任委員会所管部分)
  委員会討論 黒川(賛成),石原(賛成)
  私の討論 上記
  委員会採決の結果 総員賛成で可決すべきもの

議案第12号 2023年度一般会計補正予算(第6号)(建設常任委員会所管部分)
  委員会討論 黒川(反対),権(賛成)
  私の討論 3億円も使い、そのうち1.5億円も市の一般財源で持ち出しをする、月1000円にも満たない水道料金の値下げはやりすぎ。1.5億円あれば1000世帯で15万円配れるぐらいの財源が出てくる。生活が苦しい一方、バブルみたいな様相もあるので、延べ反で現金を垂れ流すことは問題解決にならない。
  委員会採決の結果 賛成多数で可決すべきもの
    賛成 石原,権,福川,兼本
    反対 黒川

議案第10号 2024年度水道事業会計予算
  委員会討論 黒川(反対),石原(賛成)
  私の討論 水道料金の値下げが大きすぎることが反対理由。また公営企業の独立性への干犯みたいな問題もある。答弁で明らかにされたが、反対理由ではないか課題として、予算提案、決算議案のときに、毎年度の水道事業経営計画との差異分析を、工事費を中心に価格変動なのか事業の伸縮機なのか明確に説明できるように整理して提案すべきだ。
  委員会採決の結果 賛成多数で可決すべきもの
    賛成 石原,権,福川,兼本
    反対 黒川

議案第11号 2024年度下水道事業会計予算
  委員会討論 なし
  委員会採決の結果 全会一致で可決すべきもの

議案第16号 2023年度水道事業会計補正予算(第2号)
  討論 黒川(反対),兼本(賛成)
  私の討論 水道料金の値下げが大きすぎることが反対理由。
  委員会採決の結果 賛成多数で可決すべきもの
    賛成 石原,権,福川,兼本
    反対 黒川

議案第20号 自転車駐車場設置及び管理条例の一部改正(建設)
  議案の概要
  立憲歩みの会の担当 主:黒川・本会議のみ:本田
  本会議質疑者 本田,石川,田辺
  委員会討論 なし
  委員会採決の結果 全会一致で可決すべきもの

議案第26号 手数料徴収条例の一部改正(建設)
  議案の概要
  立憲歩みの会の担当 主:黒川・本会議のみ:本田
  本会議質疑者 本田,石川,田辺
  委員会討論 なし
  委員会採決の結果 全会一致で可決すべきもの

議案第27号 土地開発基金条例の一部改正(建設)
  議案の概要
  立憲歩みの会の担当 主:黒川・本会議のみ:本田
  本会議質疑者 本田,石川,田辺
  委員会討論 黒川(反対),賛成(権)
  私の反対理由 土地開発基金から一般会計に現金を戻す際のルール整備にあたり、その理由と条件づけがあいまいで、近年の放漫的な財政運営のなかで、いいように財源として狙わたときに無防備な内容である。
  委員会採決の結果 賛成多数で可決すべきもの
    賛成 石原,権,福川,兼本
    反対 黒川

議案第39号 市営住宅条例の一部改正(建設)
  議案の概要
  立憲歩みの会の担当 主:黒川・本会議のみ:本田
  本会議質疑者 本田,石川,田辺
  討論なし
  委員会採決の結果 全会一致で可決すべきもの

議案第40号 水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正(建設)
  議案の概要
  立憲歩みの会の担当 主:黒川・本会議のみ:本田
  質疑者 本田,石川,田辺
  討論なし
  委員会採決の結果 全会一致で可決すべきもの

議案第41号 市水道事業給水条例及び朝霞市水道事業の布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部改正(建設)
  議案の概要
  立憲歩みの会の担当 主:黒川・本会議のみ:本田
  本会議質疑者 本田,石川,田辺
  討論 黒川(反対),権(賛成)
  私の討論 市の問題ではないが、人体の衛生管理を厚労省から環境省に移管したのは納得できていない。
  委員会採決の結果 賛成多数で可決すべきもの
    賛成 石原,権,福川,兼本
    反対 黒川

〈道路の認定・人事・区画の指定〉
議案第42号 市道路線の認定について(建設)
  議案の概要
  立憲歩みの会の担当 主:黒川・本会議のみ:本田
  本会議質疑者 本田,田辺
  討論 なし
  委員会採決の結果 全会一致で可決すべきもの

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2024.02.27

2/29 来年度予算など市長提出議案への質疑が行われます~市議会本会議2日目

29日9:00~市議会本会議が開かれ、市長提出議案への本会議質疑が行われます。

本格的な審議は、各常任委員会でやることを前提に、全議員が知っておいた方がよいこと、大綱的なことを、全議員のいる場で聞くという場です。
今回、改選後ということもあり、第6号議案2024年度一般会計を中心に多くの議員が質疑に立ちます。
傍聴もできますが、インターネット中継・録画公開もあります(朝霞市議会youtube)。

2020年頃から2022年12月議会まで、私の所属する立憲歩みの会と田辺議員しか質疑がないということが常態化していた時期もあったので、多くの議員が質疑に立つということはよいことだと思っています。

事実確認や立法経緯の確認を超える焦点となる議案は、2024年度一般会計予算の財政不均衡と、教員逮捕事件を受けての教育長再任議案の2本と、水道料金関係の議案ではないかと見ています。

自己の意見は討論で言うということになっているので、この本会議質疑がきちんと全議員の共通認識を形成する課題確認の場になるか、質疑で示された課題が委員会審議にリレーされるかが問われます。

●和光市議会、議員18人中13人が退席して2日程も空転し続けている、との情報。行政の側は法律で議場に出続けるしかありませんから、議員の側が妥協するしかなく、落とし所があるのだろうかと心配しています。

●29日に審議される議案と質疑通告者

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2024.02.21

2/21 きょうから3月定例市議会が始まります

きょう9時から市議会本会議が招集、3月定例市議会が始まります。きょうは議案の提案のみです。
終了後、市議会全員協議会で教員逮捕事件をめぐる調査報告書の説明が行われ、その後、議会運営委員会で、先の市議選の荒れを問題視して議会として対応するよう求める請願の審査が行われます。

議案は市長提出議案が41本、請願が1本、議員提出議案が1本審議されます。

日程は
2月26日 議案質疑の通告締切
2月29日 本会議議案質疑
3月4日~各4つの常任委員会での議案質疑
4日~ 総務常任委員会、建設常任委員会
6日~ 民生常任委員会、教育環境常任委員会
3月12~14日 本会議一般質問
3月19日 本会議最終日委員長報告・討論・採決

●議会に提出される予定の議案・請願の一覧

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