2023.04.30

4/28 統一選・市町村新人議員研修を主催しました

28日午後、埼玉県内の統一選新人議員を対象に研修を行いました「ステップゼロ講座」。
議員って、議員になるための選挙に関してあれこれ研究するのですが、普通の就職でやるような職場研究をせずに飛び込んでくる人が大半。その結果、議会が始まると同時に、選挙でもらった人たちからの右向け左向けという道案内と、知ってて当然で進められる議会のダンドリにどんどん呑み込まれて、気づいたら自分のしたいことができないところに身を置いていた、なんて議員さんが結構いらっしゃいます。

そうすると次の選挙まで4年間、一般質問ではいろいろなことができても、議案の処理、市民相談の対応など、身動き取れなくなってしまったり、考え方の合わない人と会派を組んで、しかも会派の制約をたくさんうけて身動き取れないみたいなことが起きて、何のために日本人では不徳とされる自分をぐいぐい売り込んで当選したんだ、ということになりかねません。

そうならないために、5つのテーマでそれぞれ苦労して技を身につけてきた自治体議員を講師に研修をし、当選してから、議会がスタートする日までに起きることを説明しながら、こんな準備しておきましょう、という話をしました。

①当選から初議会まで(会派・議長選・議会法)
   黒川が担当
②市民相談の対応の基礎
   本田朝霞市議会議員が担当
③質疑・質問づくりの調査とまとめ方
   櫻井北本市議会議員が担当
④選挙で終わらない政治活動
   大野多摩市議会議員が担当
⑤後援会・仲間作り
   腰塚熊谷市議会議員が担当

参加者は15人、2期目の方も2人参加してくれました。これから始まる議会で、主体的に活躍できることを祈っています。
参加者のなかには、ローカルニュースでは有名人である方もおられて、びっくりしました。

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2018.11.07

11/4 都市災害に議会はどうあるべきか~大阪北部地震に学ぶ

20181104osakahokubu_gikai4日、京都龍谷大学で開かれた政策議会研究会主催の「大阪北部地震の経験から議員・議会の対応を考える」という学習会に参加してまいりました。

非常時に自治体議員がどう振る舞えばよいのか、逆に自治体議員が自分の周囲のことをごり押しして災害罹災者を発生させたり復旧を遅らせたりしないためにはどうしたらよいのか、非常時における補正予算審議のもつ意味、役所から議員に対する情報伝達、災害に強い財務体質の重要性などが議論されました。

私は、9月定例市議会の一般質問で、郊外住宅地の災害として大阪北部地震を取り上げるにあたって、8月20日に懇意にしている高槻、茨木市の市議を訪問して、避難所運営、ボランティアセンター、自主防災組織のあり方、専決処分、ブロック塀の倒壊などの課題をヒアリングしに行ってまいりました。その際に、この学習会を企画しているのでと誘われたものです。

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