2017.01.18

1/18 保育園政策を推進する仲間を応援する~大阪・茨木市議に小林みちこさんを

20170118ibaraki0117日~18日まで、大阪府茨木市を訪れて、友人で、保育政策や自治体の非常勤職員政策で意見交換してきた小林みちこさん(無所属)の選挙応援に行ってきました。22日が投開票日です。

2007年秋、自治体の非常勤職員へのわずかな退職金が違法支出だという住民訴訟に市が敗訴して、議会として当事者や非常勤職員の待遇改善に努力した職員を傷つけずに、どういう考え方で債権処理すべきか、というお問い合わせをいただいたところから人間関係が始まりました。

20170118ibaraki02保育園保護者会の活動から市議に挑戦して議員になったという経歴や、保育園の詳しい制度に精通しているし、制度改革の効果などを見る力もあって、親しくさせていただきました。保育園政策の変わり目には、どんなところを議員としてチェックしていくべきなのか、国や都道府県の補助制度がどのようになっているかなど、意見交換などをしてきた、実は全国でも数少ない当事者出身の無所属議員です。

20170118ibaraki04自治体議員という同業者のなかで、保育園の政策課題を、当事者意識のもとで意見交換できる数少ない仲間ですし、ストイックなほど政策を勉強する議員なので、必ず当選してほしいという思いで応援に行ってまいりました。

ここ2年は市議会の副議長となり、新興の国政政党がもたらす混乱が議会のなかで、間に入って、調整をする、という困難業務にあたっていて、茨木市議会を対立の構造からできるだけ合意形成の場にする努力もされました。また大阪府内でも議会改革が進んだ議会にしたのも、小林さんはじめ茨木市議会の良識ある議員の努力です。

茨木市にご縁のある方は、ぜひ小林みちこさんを知っていただけたら、住民票がある方は投票をお願いいたします。

●歩きもたくさん入れて、出会った人々と対話を重視する選挙運動を続けているところも私と共通します。

●この茨木市議会議員選挙、衆院選を控えて国政政党がメンツをかけて大量の候補を立てて、15人が落ちる激戦です。政党所属の自治体議員を否定しませんが、そればかりで国政課題の代理戦争になってしまわないよう、一定程度、無所属議員を送り出す結果となることが必要です。その無所属の1人が小林みちこさんです。

●教育水準などに違いはありますが、電車で15~20分郊外に出たベッドタウンという点では朝霞市と共通する地理的条件があり、地域のつながり、保育園不足、分譲マンションなど様々な課題が共通していると感じました。国からもらっている保育園の建設費交付金の使い方が、大阪府は消極的なので、市町村が苦労されているなぁ、と感じました。

●中間選挙といえばこの人たち、という知人に遭遇してびっくりしました。

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2015.01.01

1/1 議会報告をお届けしています

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

2014年の12月定例会の報告を作り、ご連絡先をいただいている方にはお送りいたしました。
なお、政治家の対象区域の有権者に、年賀状など季節の挨拶状を、私から差し出すことができません(自筆・答礼などの例外あり)。あしからずご容赦ください。

郵送で議会報告をお送りしている方には、市議会事務局が作成してホームページで公表している各議案への賛否のリストも添付しています。
市政の市民参加が進んで市議会や市長以外の政策要望ルートが増えたり、市民と政治家の垣根が低くなってくると、最後に市議会議員に残る明確な権限のは、議場での議決権だと思います。できるだけ多くの方に知っていただいて、私を含めて市議会がどんな判断しているのか考えてくださればと思っています。

●1月18日14:00~17:00、中央公民館・コミュニティーセンターでオープンミーティングを開きます。
定例市議会の報告や、今年一年間の私の課題などをお話しし、みなさまから課題をいただきながら話を進めたいと思います。
どなたでも参加できますし、途中入退場も可能です。お子様連れの参加も歓迎いたします。
改めて、ブログ記事を起こしてご案内いたします。

●毎年、年末の議会報告の印刷・発送などの作業に追われて、正月らしいことはなかなかできていません。
都内にいる祖母が、お正月が誕生日なので、毎年訪問しています。母方の従姉妹やその子たちが集まるのでよい機会です。もはや祖母は97歳になり、穏やかな認知症を患い私のこともわかりません。よくわからん子どもや赤ちゃんたちに大勢囲まれてわいわい過ごしている間に、赤ちゃんのように眠っていました。

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2014.07.03

7/3 公益のために使われているのか政務活動費

政務調査費・政務活動費の使途が不明確で問題になっている兵庫県議がおられ、そのパフォーマンスが話題になっています。それにあわせて政務活動費への議論も盛り上がっています。

彼の場合は、何に使ったかもわからないし、その支出の目的も意味も不明だし、記者会見まで開いて47歳にもなってわけのわからないこと泣きわめいて、お話にならないと思うのですが…。

話を政務活動費のことに戻します。
朝霞市議会の政務活動費は、月2万円で、4月中に1年分前払いされ、年度末までの分を翌年4月中旬までに報告書を提出します。
使途は政策調査や、議会活動の延長のため、となっていて、判例などから見る規制のほか朝霞市議会では、
・広報関係は会派(議会内の議員グループ・政党)として議会報告として行うものに限られる
・一般紙や政党機関誌・紙は購入できない
・家賃は実家賃の2分の1まで
・OA機器はレンタルのみ、ただし5万円以下のものは購入可
などなどの制約がかかっています。

私は、主に
・様々な勉強会の参加費・交通費(技能、知識、政策など)
・書籍の購入(議案対策、一般質問対策、政治的動向に関するもの)
・議員活動に必要な消耗品・コピー代
・自治体関係の専門紙である自治日報の購読料
に使用しています。出し方によっては、郵送・配布している議会報告の印刷代もこちらに組み込めるようですが、なかに政治的主張も掲載するし、政治宣伝という側面は否めないので、こちらは報酬から後援会会計を経由して支出しています。
一般的な新聞記事では理解しがたい専門分野の条例案(6月定例会では墓地の経営の許可に関する条例改正)は、専門書の購入も必要で、月2万円はほぼ使い切る状況です。

2013年度の使途の状況は、今年4月22日のブログで報告しています。

私は、議員の活動経費はほとんど実費精算できないため、こうした経費見合いの政務活動費が必要という立場です。議員報酬で受け取ったらどうか、という話もありますが、報酬の場合、私的な収入となるので、経費をかけない、何も使わない政治家ほどトクをするインセンティブが働いてしまいます。また些末なことですが、使途にかかわらず所得税の負担が必要になります。

朝霞市の場合、情報公開で公開請求できるので、心配な方は確認されたらいいのではないかと思います。研修や書籍購入など、最初の目的である「調査」にどのくらい使っているのか、その使途は公益に返されているのか、判断されたらいいのではないかと思います。

政務活動費の制度と、各々の政党や議員がどのように使っているのか、詳細に情報公開し、有権者が自由にチェックでき、内容によって納得しなければ選挙で審判できる仕組みが必要ではないか、と思っています。

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