2/12 手は打たれたものの本質的な解決にはまだ道遠し
朝一番、議会改革分科会1(議事運営)を傍聴。各会派から本会議議案質疑をどのように効率化するか提案を出して、調整する議題です。3月定例会が始まるにあたり、緊急対応としてどこまでできるかが話でした。
各会派の提案は、
・進政会:質問時間10分以内、開催は1日限り、文書質問制度を入れる、答弁調整しない議員には非協力的だとして制裁が必要
・公明党:質問時間10分以内、開催は2日
・あさか未来:質問のやり方を変えて、議案質疑に話が集中しない仕組みを提案している、17時定時には必ず終わらせる
・立憲歩みの会:質問時間30分以内、一問一答式の導入、開催は2日で1日目は予算決算2日目はその他の議案、他会派の改革要望を検討継続
など出そろいました。
くいちがいのうち、進政会のごん議員が会派と電話で調整してくれて、公明党の利根川議員が調整し、最難関の田辺議員も折り合い、質問時間30分以内、2日開催までは合意しました。その他の提案はまとまらず、ひとまずここで合意となりそう、となったところで、議会事務局から、2日開催は行政が不可という、など全否定するような見解が表明されて、改革案が頓挫しそうになりました。しかも改革案を文書によって提案したのが我が会派だけでしたので、わが会派の提案に対する見解というやり方を取って否定されたことは、ほんとうにこれは面白くありませんでした。
合意しかけたものをひっくり返されたことで、与党会派まで含めて不満が出て、話し合いを続行したところ、田辺議員から、2日目予備日でやればいいじゃないかとねじ込んで、合意事項に近づいたため、そこで分科会の結論となりました。あす、会派代表者会議、一部は議会運営委員会での確認として3月定例会で修正が図られます。
何も手を打たれなかったよりはという話でまとまりましたが、ねじこみ的な論理と玉虫色の決着となったことで、当日の審議の進み方の不透明感と、日程管理の不安定感はぬぐえない結果となりました。また、2日目の日程を拒否して深夜までやる可能性は、議長次第となっています。
市議会が、職員の負荷軽減と、議事機関としての責任をどう両立し折り合うかということで検討したものです。各会派、無所属議員が折り合ってまとまりかけた話でもあり、市民の幸福を考えるともっともっとと思うのですが、どういうところが話の出所なのか、市役所特有の論理のなかでしか改革が進みません。今回の顛末は意思決定が硬直化している朝霞市役所をまた見るものでした。市職員の都合のことでもわけのわからない議論となる市役所で、市民の幸福のための仕事の変更もなかなか通らないだろうなぁ、と思ったものです。
●時間的な長さばかり指摘されますが、市民の平均年収の200倍ぐらいの、560億円以上の使途を決める話をどのくらいの時間とシステムや資料を駆使して決めるべきなのかということを考えなくてはなりません。市役所内部では、この議会日程をはるかに上回る議論を行って予算案は編成されているはずです。市民の代表として議場に送られて、決めるべき立場の議員が、それを試問しながら、不都合な部分も含めて大丈夫だろう、と結論を出す時間としてどうなのか、と考えるべきだと思います。
他市では本会議議案質疑は短いという指摘もされますが、予算決算委員会を設置して、朝霞市議会の本会議議案質疑にあたる審議を、3~5日かけて行っているところも少なくありません。さらには予算決算委員会の下に分科会を設置しているところもあります。
急な日程変更がどこまで可能か、という前提条件のなかで、現状の審議イメージ、すでに調整済みの日程を変えず、最も効率良く改善できる方法としての議会の合意だったと思います。
