2020.11.25

11/24 職員のボーナス0.05ヵ月引き下げ~市議会定例会始まる

24日9:00~12月定例市議会が始まりました。
補正予算、職員と市長・副市長・教育長の一時金(ボーナス)の年0.05ヵ月引き下げ、様々な市に払っていただくものの延滞利息の見直しなどが議案として提案されています。

今回、10月に出された人事院勧告にもとづく、一時金の0.05ヵ月分引き下げの2議案は、12月のボーナスで調整するのがベターという判断で、通常会期最終日に行われる採決を前倒しにして、提案直後に質疑・討論・採決に入りました。

議案第70号の市長・副市長・教育長の一時金引き下げは全会一致で可決しています。
質疑には、経緯を佐久間議員、報酬審議会との関係で私が質疑を行っています。

議案第71号の市職員の一時金引き下げは、賛成多数で可決しています。
賛成は、私を含む立憲・歩みの会、輝政会、公明党、大橋議員
反対は、共産党、田辺議員
という結果になっています。
討論は、斉藤議員(反対),佐久間議員(賛成),黒川(賛成),田辺議員(反対)が行っています。
私は、
・職員団体(労働組合)のない朝霞市役所において、人事院勧告以外公正な基準はないので従うべき。どうしても納得できないのなら職員団体を結成して交渉をすべき
・新型コロナウイルス対策では職種によっては重労働化していて、総合職的な賃金体系のなかでは、忙しかったのに賃金が下がるというような現象が避けられず、公務員給与の運用の課題だと考える
と申し上げました。

●次回、その他の議案の質疑は30日9:00~行われます。オンライン中継もあります。

●終了後、市議会全員協議会が開かれ、議案にはならないものの、市議会議員に説明しておくべきものとして行政から説明が行われました。
①シンボルロードのイルミネーション(12/4~)、②2021年4月から5ヵ年の総合計画、③2021年4月からのまち・ひと・しごと創生総合戦略、④公共施設維持管理をめざす「あさかFMアクションプラン」の説明が行われました。
・シンボルロードのイルミネーションに関しては、いささか意見が多すぎたという感じがしています。それぞれ大事な意見だとは思いましたが、こうしたイベントを行政に何でもかんでもやらせて調整させるようなことがよいのか、考えさせられました。今年はイレギュラーな対応だと理解して、次年度からは実行委員会みたいなところで主体的な力を引き出してやるべきだろうと思ったところです。
・総合計画、まちひとしごと総合戦略の双方は、正直、目新しいものはないという感じです。今の計画の良さは継承されるので、市のサービスの底支えがされるプラス面はあります。一方、朝霞市が周辺市よりとりのこされた課題、立ち後れた課題を抱えていて、それに対応できる策があまり見られません。またさらに次の時代に新しいことを始めるために余力を作ることが、節約路線しかないことが課題ではないかと思うところです。
・あさかFMアクションは、施設の維持管理に関しては前進した内容だった一方、施設縮減や再構築に踏み込まず、現状の、施設の偏在を放置するような内容に後退していて、残念に思うところです。国は、地方交付税の補正や交付金の交付に、行政改革の指標として公共施設の縮減、人口あたりの縮減の指数を参考指標にするようになっていて、やらざるを得ないのではないかと思います。朝霞市は、朝霞駅南口地区に施設を集中させてきて、多く朝霞・朝霞台という区切りだけでも施設が偏在していることが顕著です。施設の床面積を増やすことに制約がかけられている以上、見直しに踏み込まなくては、こうした不遇な地域の課題は永遠に解決されないということになります。また高齢化で使われない和室や年間稼働日数の少なさと教職員の管理の負担から小・中学校のプールなど、すべての施設がフルスペックで用意すべきものか、共通施設で利用すべきものではないか、と思うものがあります。そうしたことにも踏み込まれていません。

| | コメント (0)

2020.09.29

9/29 9月定例会最終日。少数派のあがきです。

昨日の市議会の本会議が終わりました。
行政や与党議員は、市長の政策を推進する考え方から、多少の壁は乗り越えて政策が前に進むことにアクセルを掛けるわけですが、その際に懐疑的視点があれば指摘して可能であれば軌道修正かけていくべき野党議員だと思いながら、迷う場面が多くありました。
そのなかでわが会派や私が、他の議会の会派所属議員から「何いっているのあんた」という役回りを受ける場面が多かったと思います。

9月定例会は昨年度の決算の議案が出てきます。本体会計である「一般会計」と社会保障関係で3つ、公営企業で2つ、合計6つの会計の財務状況のほか、仕事内容も評価して、「認定」すべきかしないべきか判断します。終わったものなので、どっちの結論になっても過去は取り消せないのですが、行政運営総体に対して市民の「代表」が納得しているかどうかの判断になります。

一般会計の決算には、私の会派として反対しました。一番大きな理由が、福祉事業所で起きている様々なトラブルがきちんと解決されていない、という問題と、そういう問題はありがちなものの、認知・察知するための制度の工夫がされてこなかったことです。そして、公共投資を特定の地域にやりすぎて、結果として、民間企業でいうと純損益に近い意味をもつ「実質単年度収支」のマイナスという決算となったことです。評価できるところも多数あったものの、市民を守るという観点からは、野党議員の立場として問題視すべきものと考えました。
国民健康保険の会計の決算には、2019年度から本格化した広域化によって、県、市、国保連で複雑な制度になり、何がどこでどう民意を汲んで決めているのか、まったくわからない制度になってしまったということと、そのためのトラブルの発生もあり、反対しました。
その他の4会計は、全く問題がないということはないものの、順当な事務がされていて賛成しています。

補正予算では、雇用に関する位置づけが雇用でないとする雇い方が見られたことや、図書館の殺菌機が市民ニーズを満たすような中途半端なスペックのものを買うことになる、などの理由で、私の会派のみ反対いたしました。

税関係2本と、水道供給量を書き換える1本の、条例改正3本は大きな問題はなく賛成しました。
ここまでは通常どおり、予想どおりの展開でした。

学校へのICT機器購入の契約議案2本は反対しました。
新型コロナウイルスでの学校休校で、我が子の周囲で学習環境から取り残されている子がいたことから、ICT機器の購入の必要性を訴えてきました。機械を買ってよしとするのではなく、システム運用支援員や、教育ソフトの作成・運用支援の職員も必要だろう、という議論を立てて配置を検討するところまで確認できました。予算取りなども賛成してきて、引き続き推進する立場です。
ただ、今回、購入に向けた最終段階で入札結果が不自然と感じるところがあり、それを誘発するような入札募集になっている面もありました。本会議質疑では、このことをめぐって他の議員が1時間近くも質疑を行われていました。
今回の入札結果を受けての契約議案の採決では、教育にICT機器の導入そのものに反対してきた議員さんたちも反対に回ることもなかったため、私は内容そのものより、契約議案として全会一致として可決するべきではないと考え、一人、反対にまわりました。

人事案件では、継続である、人権擁護委員1人と教育委員3人のうち2人は賛成しました。委員の長期化が若干気になるところです。
最後に新任の教育委員が、私自身も大変お世話になり、よく存じている方で人格も高潔で優秀な方ではあるのですが、4人しか委員のいない教育委員の構成として学識経験者でも教育者でもなくバランスが悪いことと、市の幹部職員OBの横滑りのような形になっているので、教育委員会の独立性という観点から課題があるとして、私の会派は反対いたましした。他の議員は全員賛成されています。

市民からの請願については、3本とも賛成しましたが、夫婦別姓に議論を進めることを求める請願だけが全会一致で採択、社会保障関係の2請願とも賛成少数で不採択になっています。

●各地の自治体にトラブルが起きるたびに、この問題に誰も疑問を呈さなかったのですか、ということが全国各地の地方議会に問われてきたことです。問題らしきものが見えたときにあえて疑義を呈するか、誤差の範囲内として容認するかは、野党議員として非常に悩む場面が多くあります。今回もそういうところでした。

●自分自身が、この街では疫病神ではないか、と思うことが多くなりました。

| | コメント (0)

2020.09.18

9/17 18日10:00頃~公共交通政策や官民の分担などを聞きます~市議会一般質問

いろいろな議会の動きを報告しなければと思いつつ、議会日程の案内ばかりに終始していて申し訳ないです。
市議会の常任委員会の審議も終わり、17日からは議題にもとづかず、市議会議員の自由論題設定で行われる「一般質問」が23日までの3日間行われています。
私は18日の3番目、時間的には午前10時前後からとなる予定です。
傍聴ができる他、インターネット中継・録画公開もあります。

今回は
分譲マンションの管理組合を自治体が把握することを求める内容の法改正が行われていることの対応
公共交通政策として、国際興業バス路線の廃止→廃止撤回という経緯をめぐっての手続きの検証と、今年度中に策定する「地域公共交通計画」の原案をもっと充実させるための質問
2021年度中に大量の手続きが行われる、市のアウトソーシング事業の更新手続きへの質問
新型コロナウイルス対策の庁内事務に関する質問
子どもの権利を担保するための学校・保育所・放課後児童クラブの運営の質問
などを予定しています。

18日は、
柏谷議員、山下議員、黒川、本田議員、田辺議員
の5人が質問に立ち、
23日は、
山口議員、石川議員、斎藤議員、佐久間議員、利根川議員
の5人が質問に立ちます。

●17日には、駒牧議員、岡崎議員、遠藤議員、宮林議員、須田議員、田原議員、小池議員、福川議員、外山議員、大橋議員
の10人が質問しています。参考になったり、印象に残った質問としては、
駒牧議員は、トイレトレーラーの導入がよかったと思います。災害時に快適に大量のトイレ確保をするのに有効だと思うもので、かつ財源を明確に示していました。
岡崎議員は、繊細な人に対する市の政策点検を求める質問が印象に残りました。学校や保育、利害調整の場などで注意が必要なものです。
須田議員は、朝霞台地区の施策を求める質問がありがたいものでした。
小池議員は、新たにできた第八小学校前の観音通線の安全確保に対する質問がウンウンとうなるものがありました。
外山議員は、福祉を必要とする人の災害避難への避難所利用に関する壁を徹底的に衝いていて、朝霞市の改善課題を明確に示したと思います。

| | コメント (0)

2020.09.16

9/14 2019年度の福祉施策をチェック~市議会民生常任委員会

9月11日、14日、15日と市議会民生常任委員会が開かれました。主には決算の審査です。

2019年度の福祉関連の市の事業をチェックいたしました。
・新型コロナウイルス対策で注目された福祉相談事業に関して、年度当初の予算審議で課を超える対応案件のマニュアル化の必要性を指摘する質疑があったのに、1年間その整備はされてこなかったこと、それに対して、相談者それぞれという答弁が繰り返されたことから、問題視しました。実際に新型コロナウイルス対策で、窓口たらい回し、生活困窮の課にまたがる制度に関して総合的に支援を受けられていないという声も届いており、厳しく判断しました。
・福祉事業者の利用者に対する不適切な対応がだんだん整理されてきています。そのなかで、重大な案件が指摘されているなかで、市の監督権限の有無を楯に一方では利用者を守ろうとせず、一方では福祉の運営者を締め上げる観点だけで対応しようとしていることの限界を感じたやりとりでした。このまちでは、弱者が苦情申し立てすること自体が円滑でないこととされタブーになると改めて思ったものです。
・保育無償化は、その美名とは逆に、元々無償・低負担だった人にリターンがなく、高所得者がトクをする制度設計となっています。市としてそれを緩和する仕組みは作りましたが、わざわざ消費税を増税して優先して取り組まれるべき問題だったのか、子育て支援という言葉のもつ政策的な意味も含めて考えさせられるものでした。
・福祉の計画策定では、アンケート調査ばかりでなくヒアリングや座談など多様な仕組みを組み合わせて、市民の実感している問題をリソースにしていることは評価しました。ただ、介護保険事業計画以外の計画策定しても画餅になっていることが課題です。
・利用者からの相談で、2019年度中に市内の最も弱い子どもの施設で、あってはならないトラブルが起き、職員の確保ができなくなっていること、法人役員の入れ替えで研究者がいなくなり客観性を担保する機能が弱くなっていること、市の独自制度で運用してきたことで目をつぶってきた問題があることを指摘しました。
その他いろいろ指摘させてもらいましたが、その結果、
・一般会計決算と国民健康保険決算では反対(否認すべきもの)
・介護保険決算、後期高齢医療決算では賛成(認定すべきもの)
という採決をしました。どちらも賛成多数で認定されています。

●市民からの請願も2本審査しました。
1本目は、後期高齢者医療の利用料の負担割合を増やそうと国が計画していることに、反対を表明してほしいという内容で、これはその通りだと思い賛成しました。相手が病気やけがで、利用料を増やして利用を控えるなんてことはないわけで、むしろ財源不足は保険料または税で手当するべきだろうと申し上げました。
2本目は、国民健康保険税の値上げに反対という内容でした。値上げは不可避とは考えますが、値上げすると経済的弱者を直撃することと、その目的が市からの持ち出し財源を減らす話です。そうしてできた余裕財源がまた再配分に使われているならよいのですが、実際には市役所周辺のハード環境の整備ばっかりに使われている現実があり、請願に賛成する方にアクセルを踏みました。
国民健康保険が赤字と言われますが、その背景には、健康優良な人から組合健保、共済短期(公務員と教員)、協会けんぽの順に囲い込んでいます。自営業も近年は法人化していて、そのことから協会けんぽに加入しているケースが多くあります。そのなかで、健康に問題があって退職に追い込まれたような人はみんな国民健康保険加入者になってきます。数字でも現役世代は、仕事ができなくなるような疾病が並んでいます。そこに保険財源の再配分がなければ、社会的弱者ほど高い保険料を払う制度が残ります。現在の制度ではその調整は市町村がやるしかないように思うところです。

●私が民生常任委員会にいない2年の間に、重たい議案がなくても3日がかりの審査になることが当たり前になっていました。係長・主査クラスまで答弁要員を拘束するので、同じ職員がバラバラと呼び出されることのないよう、審議の順序など考えなくてはならないと思います。
聴く方も答える方も、話に不必要なディーティルが多いこと、聴かれたことに対して答弁側が苦手意識が働くのか、ずれた答弁をしてしまうことで時間が取られている感じです。決算書に添付する「主要な施策の成果に関する報告書」が他市の4分の1以下の分量で、十分な資料提供がないことから、数字の経年変化のような質疑に時間がかかっているように思います。
もちろん仕切る側の議会の側の努力も求められると思います。

●予算・決算で本会議から委員会に分割付託になった場合、委員会審議はともかく、分割したそれぞれの委員会で採決を行うのは問題ではないかと思います。朝霞市議会の場合、これまで、どの委員会も与党会派が過半数を占めていて、委員会採決と本会議採決の矛盾が起きていないので問題になりませんでしたが、もし1つの委員会が反対が上回り、その他の委員会が賛成となった場合、混乱するものではないかと思います。
まぁ、いろんな手立てを使って、そういう危機は回避するみたいですが。

●昨日の審議結果です。質疑応答のやりとりは省略し、後日掲載できたらします。
なお議事録は11月中旬頃に公表されると思います。

続きを読む "9/14 2019年度の福祉施策をチェック~市議会民生常任委員会"

| | コメント (0)

2020.09.10

9/7 市長の提出した議案への質疑が行われています~市議会本会議

7日9:00~22:25まで、市議会本会議で、市長の提出した議案に対する質疑が行われています。
詳細な質疑は、9~10日、11~14日の市議会委員会で詳細に質疑が行われるため、概要的な質疑でした。

決算議案には、決算書に現れない数字の確認と、2019年度の主要事業、支出項目の多くを占める民生費、人件費に関して質疑を行いました。

補正予算では、一向に改まらない朝霞市社会福祉協議会の事業部門からの残金全額返還と、その額が多額になることを問題視して質疑を行いました。新型コロナウイルス対策では、商工関係、医療関係には手当されているものの、業務量が増大している清掃関係、収入減に悩む公共交通事業者への支援が検討されなかったのか確認いたしました。

もともとの国のギガスクール構想と、新型コロナウイルスにともなう休校措置による通信授業の環境整備が必要、という状況のなかで、学校にICT機器の端末を入れるための議案が出ています。契約議案では、教育委員会の導入戦略に計画性が欠けて機械ありきになっていないか、確認する質疑を行いました。いささか機械を買った後のことに検討が手薄だなという印象を持たざるを得ませんでした。また入札に関しては、多くの議員から作為的な印象を受けた質疑が繰り出されています。

人事案件では教育委員会が3人提案されています。2人は継続案件ですが、1人の新人は3月まで市の幹部職員であった方です。教育委員会の独立性や、現在の4人の委員のうちPTA出身者3人となっているなかで、残りの1枠を学識経験者や教職経験者にしなくてよいのかと感じるところで、質疑を繰り出しましたが、具体的な答弁はなく、31日の市長の提案理由説明と同じ答弁が繰り返されています。

●7日の詳しいやりとりについては、続きを読む、以降にまとめました。
インターネットの録画公開は
その1 議案第46号 利根川、駒牧、黒川、本田、福川、外山、田辺議員まで
その2 議案第46号 石川、山口、斎藤、佐久間議員と、第47~64号議案

続きを読む "9/7 市長の提出した議案への質疑が行われています~市議会本会議"

| | コメント (0)

2020.09.07

9/7 2019年度の仕事の棚卸し~本会議2日目が始まりました

本日これから、市議会本会議2日目、市長(行政)が提出した議案への本会議質疑が行われます。
詳細は、9日または11日の各委員会での審議になるので、「総括」と言われるおおまかな質疑を行います。

今回は2019年度の事業の棚卸しとしての決算審査が6件で、通年ではほぼ日中いっぱい
その後、2020年度の補正予算として新型コロナウイルス対策と、決算で確定した剰余金の処理を行い、
その後、条例審査や人事案件を審議します。

●冒頭、17,18,23日の一般質問の割り振りが議長から宣告されました(敬称略)。
各日とも9:00スタートです。
インターネット中継・録画も公開されています。
17日(木) 駒牧(公),岡崎(公),遠藤(公),宮林(公),須田(輝),田原(輝),小池(輝),福川(輝),外山(輝),大橋(無ク),
18日(金) 柏谷(輝),山下(輝),黒川(歩),本田(歩),田辺(無ク),
23日(水) 山口(共),石川(共),斎藤(共),佐久間(無所属),利根川(公)
カッコ内は会派。輝・・・輝政会,公・・・公明党,共・・・日本共産党,歩・・・立憲歩みの会,無ク・・・無所属クラブ
(12:45追記)

●7日本会議の議案質疑の議案名と質疑者

続きを読む "9/7 2019年度の仕事の棚卸し~本会議2日目が始まりました"

| | コメント (0)

2020.09.01

8/31 作業量が多い自治体議会の決算審査~9月定例市議会が始まります

9月定例会が始まりました。初日は、議案提案者である市長から、提出議案の提案理由の説明が行われました。
先の議会運営委員会の記事でご案内したとおり、19本の議案が提案されました。

それが終わると、7日の本会議議案質疑に向けた、行政向けの「質問通告」が2日まで受け付けられます。会派「立憲・歩みの会」では、事前調査をできるだけ行い、解明できないもの、市議会の議事録に残すべき記録としての情報を整理し、31日現在で15本の議案に通告をいたしました。

また補正予算も実態として何なのかというのは、議場での提案理由説明だけではわからず、通告するだけ通告して、職員の説明を求めるようにしないと何が盛り込まれているかさっぱりわからないところがあります。
今回の補正予算では、プレミアム商品券が発行されることが盛り込まれています。近隣市のように規模を課題に使用対象を何でもありといったものが出るのかと心配していましたが、スーパーやコンビニは新型コロナウイルス特需があったので除外し、今回は適用から外す、趣旨は地元商店のテコ入れとして、発行単位も小さめにして、小回りのきく仕組みにすると提案されています。市長選を前に、手堅い提案だと受け止めています。
所得格差が出てしまう、購入奨励金みたいな税金の使い方はできるだけ避けるべきだというのが私の考えで、これでよいと思うところですが、そうすると新型コロナウイルスでの失業が出はじめているなか、なおさら、失業給付切れから生活保護までの間の生活支援(第二のセーフティーネット)が自治体政策として求められている状況になってくると考えています。これは一般質問で指摘します。

7日が議案質疑で9時から、インターネットでの傍聴ができます。また、事後には録画公開も行われます。

●通告するとやまほどの職員が質問の趣旨確認にやってくるのですが、その順番争いが悪いバス待ちのマナーのように、割り込み(会派控室の前の順番表を書き換える)、背乗り(関連と称して課を超えて控室に入りきらないほど大量におしかけられたり)、順番を待っている課がバカを見るようなところがあるので、今回からは電子メールでの予約を受けて、会派として順番を整理してお返しすることを始めました。

●自治体の決算審査で出される基礎情報があまりにも不完全資料が多くて、結果として質問が増えるところがあります。
・日本の自治体の予算は議会や議会の代表が立案しないので、他の法人のように、決算審査が予算の使用状況をチェックすることではおさまりません。行政の仕事に対する結果を評価をする役割と、行政の不正や怠慢を抑制する効果をねらった事後チェックのような性格があり、どうしても監査のような機能を持ちます。そのため審査内容が細かくならざるを得ません。
・民間企業の財務諸表なら掲載しているはずの前年数値を総務省が掲載するなとしているので、結果として、全国の2万人いる地方議員が決算書に前年数値を手書きしています。これは朝霞市は3年前から、補助資料を決算書に添付して出してもらえるようになりました。
・決算数値を裏付ける、事業の内容に関する報告は、朝霞市の場合、下水道特別会計以外、うまくいった代表的な仕事しか掲載されておらず、仕事の成果の全貌がわからないので、追加質問が必要になります。例えば、道路建設に関する事業の場合、代表的な道路路線を1本しか掲載しておらず、他の数本ある道路は質問で確認する必要があります。
・資産や負債の異動状況、資金繰り、資金運用、基金で購入した土地なども決算書に明確に記載されることはなく、こうしたものも、補助資料を使いながら質疑をしなければ、財政の健全性の実態はわかりません。
・一方で収入・支出のほとんどが現金なので、複式簿記にすれば解決するというものではなく、現金収支のフレームをベースにした、入金・出金だけでは追いきれないものをどう情報として補足していく独特の作業となります。
・さらには、放っておくと行政改革に誤魔化されて、業務改革がされていないこともあります。このあたりもチェックしないと、職員減らしや市民サービスの切り下げが行われる一方で、非効率な事務や市民や議員の要望で複雑になる事務フローが放置されることになります。

●近年、介護保険制度、障害者自立支援制度、子ども子育て制度の支出項目が丸められて、決算書から、その内容がどのようなサービスが形成されたかわからなくなっているので、補助資料が必要です。これも当初は行政が出し渋っていたものを、何年もかけて整備して提供できる体制を作ってきました。まだ、行政から一方的に公表される資料とはなっていません。

| | コメント (0)

2020.08.26

8/26 9月定例市議会の日程・議案が示されました

26日9:00~市議会議会運営委員会が開かれ、8月31日に招集を受けている9月定例会の日程を協議がされ、下記のとおり決まりました。

8月31日 市議会本会議 開会、議案提案
9月2日 議案質疑通告締切
9月7日 市議会本会議 市長提出議案への本会議質疑
9月9日~ 市議会 総務常任委員会、建設常任委員会
   ※通常10日まで
9月11日~ 市議会 民生常任委員会、教育環境常任委員会
   ※通常14日まで
9月17日、18日、23日 市議会本会議 市政に対する一般質問
9月28日 市議会本会議 委員長報告、討論、採決、朝霞和光資源循環組合議会議員の選挙、閉会

また議案の説明が総務部長から行われ、付託する委員会の決定も行われています。

●提案された議案と請願

続きを読む "8/26 9月定例市議会の日程・議案が示されました"

| | コメント (0)

2020.08.25

8/24 和光市とのごみ処理施設の運営体の議員を選ぶ

24日市議会の会派代表者会議が開かれました。会派代表者会議は、公式のような正式でないような議会内の調整会議で、人事総務的な点の決定に至る調整を行います。各党派・会派の代表が出てきて、なるべく不満が少なく、人事や総務的なことをはこぶ働きをします。

今回、9月定例市議会に向けての、議会内の新型コロナウイルス感染対策を追加することと、10月に成立される朝霞市と和光市のごみ処理施設の建設・運営にあたる自治体「一部事務組合」の議会に送り出す議員の選定が議題でした。

議会内の新型コロナウイルス対策では、議場に入場する傍聴者、議員、説明員に体温測定をお願いすることになります。お手数おかけいたしますがご協力をお願いいたします。

「一部事務組合」とは複数の自治体で仕事を共同にするときに設置される自治体の一種で、自治体であるので議会があります。構成する自治体の議員から選抜チームが送り出されます。本則では選挙で決めることになっていますが、直接選挙の議会ではないので、送り出す自治体の党派・会派の勢力比に応じて送り出すのが望ましく通常です。

朝霞市の場合不思議なルールがあって、今ある消防などの朝霞地区一部事務組合も、今回設立される一部事務組合も、議員5人のうち1人は議長の指定枠で、かつ、しはしば議員の決定にあたっては会派比例配分の考え方から除外されます。結果、残る4議席で配分されるわけですが、23議席を4で割ると基数1議席が割り振られる6人以上の会派が、ここ10年では輝政会しかないので、その他の会派は複雑な調整が必要になります。
いろいろ複雑な計算はありますが、おおよそということで、
  輝政会10議席(議長除く)→2議席
  公明党5議席→1議席
  その他会派(共産、立憲歩み、無所属クラブ)無所属8議席→1議席
という配分になりました。
その他の1議席が私の所属するグループの取り分になりますが、すでに4市で消防等を担う朝霞地区一部事務組合で、立憲歩みの会で1議席取っているので、ここは共産党または無所属クラブの間での調整での配分ということになります。

和光市との広域化が破談になりかけたことをなんとかまとまる方向に道筋を立ててきたので、ごみ処理施設の立ち上げに噛めないのは残念ですが、同僚議員を信頼して、よりよいごみ行政になるようにしていきたいと思います。
収集体制や環境行政という点では引き続き、朝霞市の固有の仕事です。

●市長から9月定例市議会の招集告示が届きました。8月31日招集です。
これにともない、8月26日に市議会の議会運営委員会から開かれ、議事日程の決定などを行います。
また議案名19本が示されています。

続きを読む "8/24 和光市とのごみ処理施設の運営体の議員を選ぶ"

| | コメント (0)

2020.06.29

6/26 市長提出議案はすべて可決、第3号補正でひとり親支援へ~市議会最終日

26日9:00~市議会本会議が開かれました。
6月市議会定例会最終日なので、市議会に提出されている様々な議案の評価(討論)と採決を行いました。市民からの請願1本、市長提出議案18本の合計19本が議題になっていました。私は筋が違うなと考えた5本の議案に反対したものの、市長提出議案は全議案可決しました。一方、市民から提出された請願「介護保険の利用者負担増に反対」は賛成したものの否決されています。

今回の市議会定例会では、新型コロナウイルス対策での一般会計予算だけで3本、関連議案を入れると8本出ています。中小小規模事業者への給付金、児童手当の上乗せ、児童扶養手当の上乗せ、医療機関への給付、新型コロナウイルス罹患時の国民健康保険からの傷病手当見舞金なとを決定しています。また、和光市とのごみ処理施設の広域化に必要な、両市の拠出による「一部事務組合」という自治体の設立も決定しています。

新型コロナウイルス対策として提出された8本の議案のうち、会派としては、中小小規模事業者への給付金、児童手当の上乗せ、児童扶養手当の上乗せ、医療機関への給付、新型コロナウイルス罹患時の国民健康保険からの傷病手当見舞金など基本的な施策は、推進する意味でも賛成しましたが、 1億円以上使いながら1契約者半年で2000円程度の軽減にしかならない水道料金の値下げは費用対効果が悪いことを理由に、市長・教育長の給料引き下げには、新型コロナウイルスで重い責任を負ったのに下げるのはおかしいと、2本の議案に反対しました。

条例改正のうち2本は、根拠になっているデジタル推進化法への疑義、庁内デジタル化を推進するための庁内体制ができていない上での提案、物理的カードの普及にこだわるためにマイナンバー通知カードを廃止する国の暴挙などを問題視して反対しまた。
新型コロナウイルス対策での多忙化・出勤抑制と人事異動が重なり庁内がパワーダウンして事情はあるとはいえ、議会軽視とも思えるミスも頻発しました。発言訂正も1件あり、議案としては、報告遅れのような事後承認議案が1件出ています。この議案には会派として反対しています。

一方、和光市とのごみの広域化は、これ以上の財政節減(20年で両市で110億円と試算)が見込めないこと、合意できたタイミングで実行に移さないとまた宙に浮く危険性があることから賛成し、朝霞市と和光市が拠出して運営する一部事務組合の設立に賛成しています。

その他、地方税法改正にともなう税改正3本、介護保険の軽減拡大の2本、職員の退職手当組合の規約変更(加盟自治体の名称変更)を承認する議案1本の合計6本は反対するまでもなく賛成しました。

●今議会では、私の所属する立憲・歩みの会では、反対する議案が多くありました。新型コロナウイルス対策で困っている人を前にしてきた議員にとって、様々な財源措置をする行政に協力的な判断にすべきです。だからといって、費用の割に効果が少なく優先順位としてどうなのかという事業や、政策として感情だけに引っ張られている話を、議会の誰ひとり疑義を挟まずに通すことは良くないと思い、あえて反対いたしました。次の緊急時の対応のセンスを良くするために、やっておくべきこととしました。
これからの補正なのかも知れませんが、個人として生活が困窮して、失業給付が切れた後は生活保護まで個人支援が全くなく、生活保護申請するしかない状態です。朝霞市は1995年から人口を急増させていますが、その大半はマンション購入者で住宅ローンを抱えていて、その状態では家を放棄しないと生活保護を申請できません。そのことの問題意識を呈しましたが、認識そのものが違うと危機感の認識がない答弁に終始しています。
てもとに帝国議会秘密会議事録があるのですが、戦前・戦中の混乱期に、公開されなかった国会でどのような審議がされたのかを参考にしつつ、非常事態ともいえる状況のもとでの市議会に臨みました。

●26日の市議会本会議最終日の審議の概要(敬称略)
※賛否で会派名「立憲歩みの会」となっているところに私の採決対応が含まれています。なお今回、議案36号に関しては会派での対応を分けています。

続きを読む "6/26 市長提出議案はすべて可決、第3号補正でひとり親支援へ~市議会最終日"

| | コメント (0)

より以前の記事一覧