2020.06.29

6/26 市長提出議案はすべて可決、第3号補正でひとり親支援へ~市議会最終日

26日9:00~市議会本会議が開かれました。
6月市議会定例会最終日なので、市議会に提出されている様々な議案の評価(討論)と採決を行いました。市民からの請願1本、市長提出議案18本の合計19本が議題になっていました。私は筋が違うなと考えた5本の議案に反対したものの、市長提出議案は全議案可決しました。一方、市民から提出された請願「介護保険の利用者負担増に反対」は賛成したものの否決されています。

今回の市議会定例会では、新型コロナウイルス対策での一般会計予算だけで3本、関連議案を入れると8本出ています。中小小規模事業者への給付金、児童手当の上乗せ、児童扶養手当の上乗せ、医療機関への給付、新型コロナウイルス罹患時の国民健康保険からの傷病手当見舞金なとを決定しています。また、和光市とのごみ処理施設の広域化に必要な、両市の拠出による「一部事務組合」という自治体の設立も決定しています。

新型コロナウイルス対策として提出された8本の議案のうち、会派としては、中小小規模事業者への給付金、児童手当の上乗せ、児童扶養手当の上乗せ、医療機関への給付、新型コロナウイルス罹患時の国民健康保険からの傷病手当見舞金など基本的な施策は、推進する意味でも賛成しましたが、 1億円以上使いながら1契約者半年で2000円程度の軽減にしかならない水道料金の値下げは費用対効果が悪いことを理由に、市長・教育長の給料引き下げには、新型コロナウイルスで重い責任を負ったのに下げるのはおかしいと、2本の議案に反対しました。

条例改正のうち2本は、根拠になっているデジタル推進化法への疑義、庁内デジタル化を推進するための庁内体制ができていない上での提案、物理的カードの普及にこだわるためにマイナンバー通知カードを廃止する国の暴挙などを問題視して反対しまた。
新型コロナウイルス対策での多忙化・出勤抑制と人事異動が重なり庁内がパワーダウンして事情はあるとはいえ、議会軽視とも思えるミスも頻発しました。発言訂正も1件あり、議案としては、報告遅れのような事後承認議案が1件出ています。この議案には会派として反対しています。

一方、和光市とのごみの広域化は、これ以上の財政節減(20年で両市で110億円と試算)が見込めないこと、合意できたタイミングで実行に移さないとまた宙に浮く危険性があることから賛成し、朝霞市と和光市が拠出して運営する一部事務組合の設立に賛成しています。

その他、地方税法改正にともなう税改正3本、介護保険の軽減拡大の2本、職員の退職手当組合の規約変更(加盟自治体の名称変更)を承認する議案1本の合計6本は反対するまでもなく賛成しました。

●今議会では、私の所属する立憲・歩みの会では、反対する議案が多くありました。新型コロナウイルス対策で困っている人を前にしてきた議員にとって、様々な財源措置をする行政に協力的な判断にすべきです。だからといって、費用の割に効果が少なく優先順位としてどうなのかという事業や、政策として感情だけに引っ張られている話を、議会の誰ひとり疑義を挟まずに通すことは良くないと思い、あえて反対いたしました。次の緊急時の対応のセンスを良くするために、やっておくべきこととしました。
これからの補正なのかも知れませんが、個人として生活が困窮して、失業給付が切れた後は生活保護まで個人支援が全くなく、生活保護申請するしかない状態です。朝霞市は1995年から人口を急増させていますが、その大半はマンション購入者で住宅ローンを抱えていて、その状態では家を放棄しないと生活保護を申請できません。そのことの問題意識を呈しましたが、認識そのものが違うと危機感の認識がない答弁に終始しています。
てもとに帝国議会秘密会議事録があるのですが、戦前・戦中の混乱期に、公開されなかった国会でどのような審議がされたのかを参考にしつつ、非常事態ともいえる状況のもとでの市議会に臨みました。

●26日の市議会本会議最終日の審議の概要(敬称略)
※賛否で会派名「立憲歩みの会」となっているところに私の採決対応が含まれています。なお今回、議案36号に関しては会派での対応を分けています。

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2020.06.18

6/17 個人へのセーフティーネットは機能しているか~市議会民生常任委員会

17日9:00~市議会民生常任委員会に出席してまいりました。
新型コロナウイルス対策の補正予算2本
新型コロナウイルス対策の国民健康保険等の制度の改善3本
介護保険料の消費税増税対応の低所得者対策2本
国民健康保険税の消費税対応の低所得者対策1本
国民健康保険の財源不足の2019年度補正予算1本
市民からの請願2本
の合計11議案を審議しました。このうち、国民健康保険の財源不足の2019年度補正予算は、3月議会中の3月26日に発覚し、閉会後の30日に補正予算専決処分したというものですが、今回の議案提案まで報告もなく明らかにならず、議会軽視と判断して反対しましたが、可決しています。
請願以外の9本の議案はすべて可決しています。
請願は、①後期高齢者医療の自己負担増をやめるよう国に意見せよ、という内容の請願が、最大会派がもう1回考えさせてほしいということで、継続審査の異例の2回目を認め、9月定例会まで結論先延ばししました。②介護保険料の負担増に反対する内容のものは、公明・維新の議員が継続審査を求めたものの、最大会派の輝政会、私、共産党の議員が採決を求め、多数決で採決となり、採決したところ、私と共産党の石川議員の賛成のみで否決されました。

17日の委員会の審議結果を受けて、26日に本会議で討論・採決が行われます。

●新型コロナウイルス対策で、市は事業者向けの支援は矢継ぎ早、積極的に展開した一方、個人の失業・所得の大幅低下した人への支援は、国の制度メニューのままに留まっています。今回の議案のなかにも提案がなく、①失業給付→②緊急小口貸付または生活福祉貸付の利用と住宅確保給付金の利用→③生活保護のルートしかないことが課題です。生活保護も積極的に利用したらいいとは思いますが、利用者側の心理的障壁はとても大きなものがあります。また、資産調査や親族扶養の確認など、とてつもない負担が利用者にも市職員にもあり、その手前で機動的に支援できる仕組みが必要だと考えています。

●新型コロナウイルス対策の補正予算1号では、定額給付金の事務の振り返りが行われました。現在のところ67000世帯のうち、61000世帯分の申請が受理され順次支払事務に入っています。未申請が7000世帯を切り、申請漏れの対策が重要となっています。申請書の場合1日最大3000件処理できるので、早期に申請していただきますようお願いいたします。

●昨日の審議内容

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2020.06.17

6/17 定額給付金の検証や教育の情報化などを議論します~市議会の委員会日程後半

きょう17日9:00~、市議会の委員会(分科会)のうち、教育と市民サービスを担当する「教育環境常任委員会」と、福祉と保健を担当する「民生常任委員会」が開かれ、私は所属する「民生常任委員会」の委員として議論してまいります。

私の出る民生常任委員会では、個人に対する各種給付金、保健対策などが審議対象なので、10万円の定額給付金の事務の振り返り、生活支援のあり方、第二波に向けての保健センターの対応などを確認しながら、各議案の内容を確認していきたいと思います。
もう一つの教育環境常任委員会では、インターネット教育ができるインフラなどを審議します。

午後には、民生常任委員会で、後期高齢者医療と介護保険の利用のときの自己負担に関する請願を、継続案件として審議する予定です。

委員会は設備の関係でインターネット中継はありません。傍聴もできますが、傍聴者や答弁者である職員のためにも、議場を感染クラスタにするリスクを下げるために、把握を事後でよければできるだけ議事録で確認していただけたらと思います。ただ、議事録の公開が8月下旬まで持ち越すんですよね・・・。
終了後、民生常任委員会に関しては要約を報告したいと思います。

●国会はきょう閉じてしまうのですね。
この間、新型コロナウイルス対策で、官邸中枢が思いつきで出してきた政策も、国会論戦を通じて是正された面もあったと思います。議会は迅速な意思決定の足を引っ張る無駄なものという印象が持たれていますが、効果としてはむしろ逆だったと思います。
実際に会議をやるかどうかは別にしつつ、国会を開いておき、補正予算や必要や法改正があれば適宜、所管委員会を開くような対応が必要だと思っています。そういうなかで国会を閉じることは残念です。
諸外国では、会期という考え方のない議会がほとんどです。

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2020.06.12

6/12 市とのしての新型コロナウイルス対策を議論~市議会本会議

昨日9:00~16:00は市議会本会議で、市長の出した議案への本会議質疑です。

冒頭、議長から、市議会議員が発見した問題意識を質問する「市政に対する一般質問」の3日間の割り振りが公表されました。
22日(月) 福川(輝政会),田原(輝政会),小池(輝政会),原田(輝政会),駒牧(公明党),岡崎(公明党),遠藤(公明党),宮林(公明党),利根川(公明党),須田(輝政会)
23日(火) 柏谷(輝政会),獅子倉(輝政会),外山(輝政会),大橋(無所属クラブ),山下(輝政会),本田(立憲歩み),佐久間(無所属),黒川(立憲歩み)
24日(水) 田辺(無所属クラブ),山口(共産党),石川(共産党),斎藤(共産党)
私の一般質問は23日の最終となります。時間的には14~16時スタートで所要1時間30分ぐらいではないかと思います。
全議員の一般質問通告一覧表

11日に行われた市長が出した議案への本会議質疑では、以下のようなことがありました。
・地方自治法で認められた市長への「大権」である専決処分を活用した予算・条例の決定が8本と多くあり、その妥当性をめぐる質疑がありました。問題とまではいかなくても、議会軽視なのか議会回避なのか、そう見られる対応も感じたことがあります。また財政民主主義の徹底を再確認する必要もありました。
・新型コロナウイルス対策では、4月30日決定の補正第1次の前向きな対応に対して、今議会で改めて決めたもののなかでは、消極的な対応に留まるものが多く、課題が残されていると感じたものです。一方で他自治体とのダンピング・バラマキ競争に煽られてしまったのかなと思うものもあり、必要なところから順に手当てするという考え方を再確認する必要があります。
・清掃工場を和光市と共同で建て替えていくために「一部事務組合」という共同事務をする自治体を立ち上げる議案が出ていますが、少し内容が不透明になっているなと感じる一方で、議員のなかからまたお金のかかる単独市方式を言い始める声が出て、注意が必要とみています

●11日の議案質疑の概要

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2020.06.11

6/11 新型コロナウイルス関連予算を市議会が検証します

本日11日9:00~市議会本会議が開かれます。主には、新型コロナウイルス関連の補正予算、制度改正と、4月1日からの国の制度改正の連動の制度改正の市長が提出した議案に、議員が質疑を行います。
目立つ新型コロナウイルス関連の議案では、
議案32号では、定額給付金、1事業者10万円の給付金(市独自)など緊急対策として行われた市の支援
議案36号では、小中学校のパソコン購入などのこれからの市の展開事業
議案44号では、水道料金の基本料金の半額割引
などの提案の内容が質疑の対象になります。

私も17議案中6議案に質疑を行います。また会派で調整して、本田議員に9議案の質疑を行ってもらっています。

きょうの議事は「議案質疑」とされ、会議規則で議員の自己主張に規制がかけられ、提案に対して客観性をもたせながら質疑をする場ですので、説明的な答弁を求めます。問題意識を感じる市民には物足りない場面と感じられることがあるかも知れませんが、制度の考え方やアウトラインを確認するにはよい場面だと思います。
また続く15日、17日の各委員会の分科会的な質疑では、提案の詳細を聞いています。
議員の自己主張はというと、6月26日の議会最終日の採決の直前に、討論として、各会派がそれぞれの主張をして賛否を表明します。

会議は、傍聴もできますが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点で、座席の空間確保やマスク着用の要請など行います。
ただ、議場に来ることで感染クラスタを発生させない保障はないので、ご自宅にパソコンの通信環境がある方は、本会議場の会議は
インターネット中継・録画公開
をしているので、そちらをできるだけご利用いただけたらと思います。静止画像のような画面が続きますので、ラジオのように聞いていただけたらと思います。

●昨日、国の2020年度第2次補正予算が衆院を通過しましたが、これが順次自治体に仕事としておりてきます。なかには急ぐべきものもあり、これを9月議会まで流すのか、6月議会として先に処理するのか、中間で臨時議会を開くのか、議会を開かずに市長の非常大権である「専決処分」で処理するのか、が議会の役割として問われていると思います。

●本日会議の冒頭の議長の宣告で6月22~24日の一般質問の質問日、質問順が確定します。与党系議員の質問通告が今回は多いようです。

●質問・質疑には事前通告しますが、ほとんど同じ内容の質問を後の議員をしてはならないという規制をしないので、遅く通告したもの勝ちみたいなところがあるなぁ、と思ったりします。

本日本会議で質疑する市長提出議案と質疑予定者
※質疑は自己の主張をする場ではないので、前質問者が同内容の質疑を行った場合は、質疑をしないこともあります。
※記事では、内容が連関する議案を並べていますが、質疑は議案番号順に行われます。

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2020.06.09

6/9 11日に議案への質疑が行われます~市議会

5日に市議会本会議が始まり、市長から議案提出が行われました。
提案された議案は、議案番号では、第28号から第44号議案までの17本となります。年度替わりの隙間に決定が必要なものの事後承認が4件、新型コロナウイルス関連の事後承認4件と新たな課題3件、介護保険制度の新年度対応2件、デジタル推進化法関連2件、広域自治体の規約改正対応1件、和光市とのごみ処理広域化対応の1件となります。

11日に市長提出議案17議案に対する本会議質疑が行われます。会派内で調整して、本田議員から8議案、私から6議案に対して質疑を行う通告をしています。
新型コロナウイルス対策では、機動的によく行われた施策もあれば、後手後手に回ったもの、効果が怪しいものなどがあります。感染第二波がやってきたときに勘違いの政策でお金を使い切ってしまわないように、今回も議場での精査が必要と思うところです。
また和光市とのごみ処理の広域化に向けて、「一部事務組合」という新しい自治体の一種が設立されます。ここが設立されると、ごみの処理施設に関して、この自治体への資金拠出の予算審議以外、市議会での議論は手を離れます。今回の審議をきちんとやって積み残し事項を確認しておくことが大切だと考えて対応します。

11日は、議案質疑で概要的なことを把握し、その後15日または17日の各常任委員会で、分科会的に詳しい質疑が行われた上で、26日の最終日の討論・採決で決定/非決定が判断されます。

※本会議はインターネット中継・録画公開が行われます。どうぞご覧いただけたらと思います。議場での傍聴もできますが、新型コロナウイルス感染対策として様々なお願いこどがあります。ご容赦ください。

●11日の質疑に通告した議案
議案第30号 都市計画税条例改正(専決処分の承認)
議案第36号 一般会計補正予算第2号(新型コロナウイルス関連)
議案第39号 市長・副市長・教育長の給与に関する条例改正
議案第40号 手数料条例改正
議案第43号 朝霞和光資源環境組合の設立について
議案第44号 水道事業会計補正予算第1号(新型コロナウイルス関連)

●11日に同じ会派の本田議員から行われる質疑の議案
議案第28号 2019年度国民健康保険特別会計補正予算第3号(専決処分の承認)
議案第29号 市税条例改正(専決処分の承認)
議案第32号 一般会計補正予算第1号(専決処分の承認・新型コロナウイルス関連)
議案第33号 2020年度国民健康保険特別会計補正予算第1号(専決処分の承認・新型コロナウイルス関連)
議案第34号 国民健康保険条例の改正(専決処分の承認・新型コロナウイルス関連)
議案第35号 後期高齢者医療に関する条例改正(専決処分の承認・新型コロナウイルス関連)
議案第37号 介護保険特別会計補正予算第1号
議案第38号 固定資産評価審査委員会及び朝霞市行政不服審査法施行条例改正
議案第41号 介護保険条例改正

●5日の本会議終了後、市議会の全員協議会が開かれ、新型コロナウイルス対策と、和光市とのごみ処理の広域化に関して行政から説明を受けました。
新型コロナウイルス対応では、個人への給付・貸付の実施状況の少なさを感じました。生活資金貸付、今回の新型コロナウイルス対策での緊急小口貸付が朝霞市の人口の割に件数が少なくて衝撃的でした。窓口規制の可能性もうかがえる結果なので、注意が必要です。
和光市とのごみの広域化に関しては議案第43号として、議案質疑、委員会質疑で深めていくことが必要なので詳しくは聞くのを控えましたが、一点、議員の選び方に関して、議会に話が通っていないのではないかと申し上げました。この項目に関しては行政だけで決めるべきことではない上に、選出基準まで入ることから、非公式でも議会に話が通っているべきことです。議員として議案修正を提案すればよいのですが、構成する他自治体に迷惑をかけることになるので、事前に調整しておくべきことだったように思います。

5日の本会議で市長から提出された議案

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2020.05.30

5/29 6月定例市議会のダンドリと議案

29日9時~朝霞市議会の議会運営委員会が開かれ、6月5日から開く市議会定例会の開催日程と議題を確認しています。

【議会日程】
6月5日(金) 開会、提案
6月11日(木) 本会議議案質疑
6月15日(月) 総務常任委員会・建設常任委員会
6月17日(水) 民生常任委員会・教育環境常任委員会
6月22日(月)~24日(水) 本会議一般質問
6月26日(金) 委員長報告、討論、採決、閉会
※一般質問の質問日程は、11日の本会議冒頭に議長から通知されます。

議会における新型コロナウイルス対策として、今回は質問省略などの動きはありませんでしたが、①議場の換気の徹底、②衛生の徹底、③マスクの着用、④説明員(市長・副市長・教育長以外の答弁者他)の出席抑制策、⑤傍聴席の間隔確保と、混雑時は別室の確保などが、会派代表者会議で合意されています。
また議会運営委員会では、確認だけの質問を避けるために、議員に対して、新型コロナウイルスに関する市の施策をリスト化して提出するよう、輝政会の須田議員から提案があり、了承されています。私も大事な提案だと思っています。

●市長提出議案は、国が年度末ぎりぎりに決めた制度改正と、新型コロナウイルス対策が大半です。
感染第二波が考えられることから、抑えめの対策をしていて、1人10万円の定額給付金など国がやるべきとした対策以外は、ほとんどが事業者の事業継続に向けた支出の追加が大半です。
このうち、水道料金の基本料金の半額抑制は、1億2000万も使いながら、通常の家庭で2000円程度の効果しかなく、新型コロナウイルス対策として、効果が薄いと見ざるを得ません。来年3月の市長選を控えて、志木市や所沢市との対抗という感じがしていますが、1億円以上も使うのだから、非常時だからこそ、生活の破局を回避できるところに集中的に使わないとまずいのではないかと見ています。水道を大量に使用する事業者しかトクしない対策で、それも事業の死命を制するかというと違うように感じています。
また水道が公営企業という制約があるところでこのようなことをしてよいのかも疑問です。水道代で生活保障をしていくというのなら、市民税を増税して、全額税方式で運営するぐらいのことを考えるべきかも知れません。

●6月定例市議会の議案

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2020.03.28

3/27 市役所の来年度の仕事を確定させました~3月定例会

27日3月定例市議会が終了しました。最終日は、4委員長の委員会審議の報告、各議案に対する討論・採決でした。市長提出の27議案と、議員提出の議会内部のルール変更の2議案の29議案が可決・成立しました。
会派「立憲・歩みの会」としては、このうち、成年被後見人に個々の事例に応じて印鑑登録制度の本人利用を認める条例改正に、内部ルールの未整備を理由に反対しました。また私としては、道路変更の議案1件を反対いたしました。

来年度予算では、10月頃から3歳児健診に視力検査が入ること、ロタウイルスの予防接種の開始などが新規事業ですが、オリンピック・パラリンピック対策を除いて、市民に対する影響では前年の課題を引き続き取り組む派手さを控えた予算です。そのなかで、保育無償化によって国から入る歳入、新電元工業進出の土地の賃料収入などによって予算規模は435億円になっていますが、例年補正予算で増やしている分をある程度組み込んでいると考えると、是認できる内容です。民生費の急増が話題になります。高齢者の増より、持ち出し財源の多い、保育、放課後デイの予算の急増への対応が課題です。

市の借金も、新規起債が14.6億円、市債の償還元金が29.4億円、差引14.8億円の残高の圧縮が行われ、268億円程度に下がるります。平均的な市債が10年~20年償還ということですから、15億円残高を圧縮すると毎年1億円前後の借金返済を圧縮できた予算です。ただし、水道事業、下水道事業では、施設の更新費用がまかないきれずに、10億円の市債の増加となっているので、差引では、5億円程度、毎年3000~5000万の借金返済を圧縮していることになります。

社会保障関係の国民健康保険、介護、後期高齢に関しても昨年と大きな変動はなく、賛成いたしました。

条例改正では、印鑑登録制度を動かす「印鑑条例」は大きく迷いました。成年被後見人を一律に権利を制限してはならないという一般論としては賛成のものの、登録すると本人だけで印鑑証明を取れ、不動産や自動車の売買など高額な契約行為を可能にして本人に損害を与える危険性があります。市としての内部事務のルールの未整備なことを理由に、会派として反対いたしました。その判断に至るには、本田議員に、新人にもかかわらず、この制度改正に関して調べ上げて判断の材料を作っていただきました。

通った予算も、新型コロナウイルス対策による、納税猶予などで、課税額に対しての実際の税収が落ち込むことが想定されること、オリンピック・パラリンピック対策予算を来年度に温存しなくてはならないことなどが課題となります。また新型コロナウイルス対策で予算に影響がなくても市役所の仕事の仕方が大幅に制約されたり、突発的な制度変更の事務が増えてくるものと考えられます。

●新型コロナウイルスの感染の拡大とにらめっこをしながらの議会運営でした。
当初は県内自治体議会がやっているからと一般質問でも議案質疑でも何でもいいから一つはと中止が提案されました。その後、2月27日に学校の一斉休校が政府から提案され、その判断をめぐって市役所が混乱するなかで、市職員の業務負担の軽減として議会の開会時間をどう抑制するかという課題に移り、中盤からは、職員や議員に感染予防を起こさないことが課題となりました。日程変更もあったり、日程短縮に異論を言う議員に対する様々なプレッシャーもなきにしもあらずでした。
職員の負担軽減では、地震諷水害が対象なのでやむを得ませんが、4年前に作った議会の危機管理対応指針が忘れ去られていることも課題かと思いました。
あと数週間様子を見てみないとわかりませんが、ひとまず、議案の審議をきちんとできたことは良かったのではないかと思います。閉会後、市長があいさつに会派室を来たときには、大変ななかの議会対応にお礼を申し上げました。

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2020.03.26

3/25 一般質問終えました~学校のガバナンスに法的視点を

3月定例市議会の一般質問を終えました。新型コロナウイルス対策のさなか、市議会で余計な議論をするな、という雰囲気での、議案質疑や委員会審議、一般質問取りやめの提案がされたり、最大会派所属議員の大半が質問取り下げをしたりするなかで、精神的にすり減らすことの多い市議会でした。
次は27日の討論(議案への評価)と採決です。

そうしたやるなモードのなかで、23~25日に一般質問が行われましたが、田原議員のコミュニティスクール佐久間議員の教員不足の対応本田議員の羽田新航路設定と防災が聞き応えあった質問でした。新型コロナウイルスで質問を控えよという雰囲気のなかで、石川議員の新型コロナウイルス対応の市の事務の総検証のような質問は、重要でした。本当は議会の総意としての質疑答弁として、危機管理としてやるべきものだったように思いました。
私自身は、総合計画、統計情報の豊富化、地域公共交通網計画、新型コロナウイルスにともなう人権、学校法務など7項目を聞きましたが、いつものようにQ&A式の記事ををまとめようとすれば、やってやってお願いというような話法ばかりで、準備不足の自己評価ではかんばしくないものでした(後日まとめます)。
そのうち、学校法務はじっくりやりたいテーマでした。日々、トラブルシューティングに関しては教育より保育行政の方が巧みだと感じていて、子どもとカリキュラムの専門家である教育者だけで、学校コミュニティをガバナンスするのはきついと感じていたからです。事務処理、お金の処理、無理難題いう保護者や地域住民、校則の妥当性など法的な整理をした方が傷つく人が少なく納得性の高い結果を導き出せると考えています。答弁では、教育委員会は、スクールロイヤーを配置したいという教育委員会の願望がくみ取れました。一方で、私の感覚からは、訴訟沙汰になるようなトラブルは少ないなか常設の弁護士を置くより顧問弁護士依頼で十分だけども、日々の事務処理や学校のガバナンス、事務処理の法的な整理のために、教育指導課や教育管理課に法務に強い職員を置いたら、というイメージだったのですが、かえって市長部局の法務に強い職員を教育委員会に配置させることの方が難しいような答弁でした。
また政務活動費などで専門書を買って、挑戦してみたいテーマです。

24日の本会議終了後、会派代表者会議が開かれて、議会改革に向けて公明党・共産党・立憲歩みの会の提案で議員向けの議会改革の学習会を設定して、全議員意識をそろえてから改革に駒を進めよう、という考え方が合意されました。その後の改革のダンドリまでは、体制づくりその他、また一山二山ありそうです。ていねいにていねいにおおよそのコンセンサスを多面的に取るのが前に進む結果となると思いますが、改選後ますます数の力がものいう市議会になり、難しいのではないかと見ています。
その代表者会議「その他」の議題をいぶかしがっていましたが、オリーブの木の外山まき議員が、保守系市長与党の最大会派・輝政会に入会したという報告がされました。最大会派が11人にもなりました。市職員の賃金を10%カットするという公約ですので、近隣市でもとりわけ与野党厳しく峻別する市政運営のなかで、与党議員として辣腕奮って財源捻出してくれるのではないかと思っています。まずは2019年4月ベースですが、ごくわずかですが市職員の賃金引き上げを採決する27日の市議会の対応が注目です。
維新で当選された佐久間議員は、引き続き会派も無所属を続けるようです。立場は違えども骨があります。

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2020.03.06

3/5 予算と条例の疑念を整理する作業~市議会本会議の議案質疑

昨日は悩ましい一日でした。
冒頭、議会運営委員会が開かれ、議事日程の変更が行われました。来週の日程を開けて、その代わり、委員会日程を再来週に飛ばし、その次の週に一般質問です。市長からの要請を受けて、議長が日程を組み直したものです。2人しかいない会派なので、新人なのに議運になってもらった本田議員には負担をかけました。
行政に負担をかけない、という理由から始まって、県内の20近い自治体議会が一般質問を中止したり、質問時間は確保しても質問しないように取り下げさせる動きがあります。「危機意識」を誠心誠意話せば通るものが、日常の少数会派への抑圧へのスタイルそのままに話をするので、協議不調になるばかりです。真剣、嫌になることも言われますが、そう感じたら政「敵を愛せ」という言葉を何度も何度も言い聞かせました。
まずは14万市民の代わりに、予算という市民が強制的に取られたお金の使い道に問題を起こさない、条例という市民に権利を制限し義務を課す可能性のあるものを慎重に決める、という議会の本務を果たしつつ、市長が議運で求めた発言で心配していたとおり、第一は「議場が感染症拡大の場所にならないために」が大事なところです。そのため、議案に向き合う大事な仕事をしながら、具体的な危機が近隣に表出したら、新たな対処が必要という機動的な対応が必要だ、という認識です。

9:30~本会議が開かれました。
その重苦しい雰囲気を受けての質疑、どうしても深掘りしたい質問の言葉を考え抜いて発しなければ、ということと、時間との闘いという感じでした。市民的権利を保護する立場である我が会派は非常時において「危機意識のない奴ら」というレッテルを貼られやすい立場にいます。冗長なことをすれば、たちまちその批判に見舞われます。
全会計630億円の市の予算を決めれば、使い方は市の職員に授権することになります。疑念を整理しておかなくてはなりません。事前情報の十分な提供がない予算審議のなかで、質疑のどこをうまく削っていくかという問いでした。一般会計予算の質疑では共産党議員の市長選を前にと値上げに関する質問に、水道料金や介護利用料をめぐって市長がかなり困難な約束をする答弁があり、それを受けての水道や下水道の予算質疑では、債務が肥大化する水道、下水道の予算案に市長にも市民に向けても厳しい現実を直視させる質疑をせざるを得ませんでした。
市民の権利変更である条例審査では、権利変更にともなう副作用を確認していく作業を続けていくことが求められます。残土条例の抜け穴となりそうなところをふさぎ、印鑑証明で成年被後見人が詐欺にあわないように運用を確認し、市営住宅で見直された連帯保証人の廃止では、市の様々な手続での連帯保証人を求める事務の見直しを確認し、水道指定工事業者の更新制導入では、消費者問題を起こした業者を排除できないものの、教育やチェックを怠らないようにすることを確認しました。

●いつもより早い時間に終わった議案質疑でしたが、日常の議場での答弁対応者への負担に心苦しく思うことに加えて、精神的には大変な重圧でした。中年になってストレスに弱くなっています。疲れた疲れたの報告で申し訳ないものです。

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