2021.07.08

7/8 水道料金改定の考え方が示されました~上下水道審議会

8日午前、上下水道審議会が開かれ、傍聴してまいりました。前回予告されたとおり、水道料金改定の考え方が示されました。内容は、向こう10年、諸々の工事案件を積み上げて割返し資金不足に陥らないために、2022年10月から12%の値上げ改定をするものです。

8月4日午前中に開かれる次回の上下水道審議会で答申を出す予定が示され、その後、細部の内容を調整して、今年度中の市議会に提案になるものと見られます。

今回の提案は、2012年から30年間の水道事業計画によって資金不足解消を目的に、29%(2022年に15%、2026年に14%)の値上げが書き込まれているものに対応するもので、2022年分を値切りして提案されたものと見られます。値切りができた原因として、自己資本(全資産-全借金)の保有水準を4億円下げたことや、借金の返済額を抑えたこと、さらに計画より上回った人口増による水道収入増によるものと説明されています。
一方、水道事業計画で予定されている2026年の値上げ分に関しては説明はありませんでした。水道の設備投資は、60年サイクルで交換するもの、20年サイクルで交換するものなど、長期にわたる採算の計算が必要なので、10年程度の未来予測では何とも評価が難しいところがあります。

さらに次回8月4日からは、下水道事業経営計画が公表、確認作業が行われ、それによって下水道料金の妥当性も検討されます。

●また、幸町2丁目の膝折浄水場(停止中)の今後も議論されました。5案提案されましたが、役所の誘導的な説明でこの案にしているのだろうと感じるところです。私は管理コスト、事業の注意力が分散すること、近隣に公園がたくさんあることから全廃・売却が望ましいとは思っていますが、そうもいかないようです。

●水道民営化の是非論のなかで、水道料金が上がる下がるという議論がありますが、私は民営化に絡めるのはナンセンスだと思っています。水が自分たちの手で制御されて入手できるかどうかが一番大事なことです。その論理に民営化があうのか・あわないのか、コストはどの水準が望ましいかということを考えるべきだと思います。その結果として、水道管や浄水設備、送水ポンプが追加負担なく維持できる水道料金があるのだと思います。その丁寧な議論から逃げて、料金と経営形態の議論に集約してしまうと、とても危険な結末を迎えると思っています。

●人口密度も高く、東京一極集中のおこぼれで人口増も続いている朝霞市で、水道事業の難しさは実感しにくいところがあります。全国の自治体では人口減、高齢化、人口密度の低下というなかで、水道事業をどのように維持するかをめぐって、あらゆる設備のリストラと、それに経費削減が追い付かないことでの料金水準の設定に苦しんでいます。そういうなかでは朝霞市はまだ良い方ですが、設備の更新に関しての資金確保をあいまいにして、水道事業の借金増を続けてきたことは、他の自治体と同様の問題を抱えています。

●水道は、すべての人が生きるために使わざるを得ず、都市部では水道事業に水道料金として払わなくてはならないものなので、値上げに関しては十分精査して必要な裏付けがあって決めるものだと思います。「もう○年値上げしていないから」という役所の都合みたいな言い方は謹むべきだと思います。多くの人はデフレ経済でめぼしい賃金改善もないまま20年過ごしています。

●一方で、飲める水を供給しているなかで、プラスチックに詰められたペットボトルの水を、水より安いガソリン使って運搬させている飲んでいる現実も考えてしまうものです。

| | コメント (0)

2021.06.27

6/27 公共施設は誰のものか

市長選後の2回の定例市議会を通じて感じているのは、公共施設は誰のものか、という基本的な考え方が朝霞市役所には欠如している、と思うところです。

今、全国の自治体は、これからやってくる少子化と高齢化で、国の交付税財源が絞られていくことを想定して、公共施設を総面積で削減して、集約したり機能を変化させたりすることに取り組んでいます。総務省の音頭なのですが、理にはかなっています。全国の自治体が先進的な施設や施設を通じたサービス提供を企画している時代です。
志木市で年間20回もない水泳の授業のためにプールを各校持つのは不合理だと、民間事業者に水泳授業を委託したり、和光市で新たに市民プールをつくり、そこに各学校のプール授業を集約するように準備をしているのも、この世の中の流れを汲んでの動きです。

ところが朝霞市は、かれこれ3年かけて公共施設のあり方を2つの計画も作って検討したにもかかわらず、市全体のマネジメントとしてどうするのか、ということが全く書かれませんでした。このことを議会で問うと、毎年度の事業採択(つまり単年度予算の策定作業)で整理するからいいんだ、という答弁が返ってきて、何千万円もかけて調査して作ったこの計画は何の意味があったのかと思ったものです。毎年の予算策定のたびに、10年や20年に一度の施設メンテナンスの工事を査定したら、まだ使えるだろう、の一声で吹き飛ばされるに決まっています。

全体計画がないから、定期的な施設の上下水道管の点検や屋上の防水工事をやっておけば、大きなトラブルにならなかったものが、大きな破損になって、施設の本体は壊れていないのに、機能が壊れて、毎年どこかの施設で大きな修繕工事が行われています。莫大なお金をかけて現状維持を続けているだけです。
このままいくと、公共施設の総量規制が、国の地方交付税や補助金の補助基準として問われたときに、朝霞市はじわじわと財政難になり、新しい課題への取り組みどころか、ようやく到達した市民サービスすら削る時代がやってくると想定しています。

過去、公共施設の新設を住民要求の強さと用地確保のしやすさに任せているので、公民館・文化スポーツ施設などの偏在は著しいものがあります。偏在を是正しようとすると、既存の施設を見直す必要が出ますが、全体計画がないから、既存の施設にまつわる既得権を持っている利用者を説得しきれず、現状維持となり、次の展開に進みません。
施設内の部屋の利用の偏在も著しく、和室は、利用する年齢層の変化から稼働率が著しく落ちているのに、和室の見直しは全くされません。
こんな状況を放置するのかと驚いた答弁でした。

続いて今回の6月定例市議会では、公共施設の全体マネジメントを市民や有識者と検討する審議会を廃止して、代わりの審議会も設けられず、「庁内」つまり市役所職員の中だけで検討して決定する、というスキームに変わっていく提案がされています。

施設の新設の話もいびつです。
6月定例市議会の他議員の一般質問では、旧朝霞台中央病院向かいの、朝霞台駅南口徒歩3分に立地する「溝沼浄水場跡地」の利用を早急に役所の中だけで決める、という答弁がされています。朝霞台南口の地域は、市の施設がほとんどありません。この土地は恐らく最後のまとまった市有地で、これからの朝霞台南口の地区の地域を良くしていくための最後の土地と言えるものです。
かつてはマンションがガンガン建ち、子育て家庭が多かったものの、それも20年近く経て、近年は一戸建て住宅から高齢化が進み、駅から比較的近い三原二丁目、三丁目ですら空き家率も高くなっています。様々なニーズの把握のなかから優先度を決めずに、先入観にもとづく施設建設などされたら、これから施設が朽ちる70年後ぐらいまで、たまったものではありません。
ここ5年で、朝霞駅南口の地区にいろいろなものができましたが、それらはみな、住民参加や利用者参加で様々な意見を聴く機会が丁寧に設けられて、施設が作られていきましたが、朝霞台南口の地区の人々には、そうした公共施設がほとんど提供されず、ようやく来るとなれば、意見もニーズも聴くにも調査するにも値せず、施設名を決め打ちして設計してやる二流市民の扱いをしているものだと思われます。私はこういう扱いをしていることに問題視して、2019年市議選はこの問題を取り上げました。

公共施設は、市役所が作ってやり、市民に使わせてやる、市民は「ありがとうごぜえます」と言うものだ、という染みついた感覚があるのだろうと思うばかりです。その原資は、国から来ているものであれ、市税であれ、元々は市民が有無も言わせず払っている税金であり、ニーズと公共性があってからこそ、役所の裁量権が容認されているということの自覚が足りないとしか思えません。

| | コメント (0)

2021.06.17

6/17 税金からなる予算の流用はどこまで裁量権があるのか~16日の議案質疑から

昨日16日、6月定例市議会の市長提出議案への議案質疑が行われました。 ※インターネット録画もあります。

一般会計補正予算(第2号)は、新型コロナウイルス対策を中心に盛り込まれた予算です。理美容店の感染対策費に補助が出たり、再就職のための資格取得に最高10万円の助成が出るようになったり、従来型の感染対策経費が盛り込まれています。
学校にICT端末が入ったものの、それを共有するディスプレイがないことがネックでしたが、市内のスポーツ用品店の代表者から寄附があり、今回各校2~3台購入できることになりました。ありがたい話です。
その補正予算、計上されていないものに課題がありそうです。残念なことに、今回も生活保護まで至らなくても失業などで生活困窮に陥った人への市の独自支援は見送られています。過去全体を見ても個人支援は水道代の一部軽減だけです。次の補正予算は10月になり、そのときには困窮者対策は手遅れになるので、生活援護貸付金の債務整理のロジックから困窮者支援を考えるしかなさそうです。
この議案となるか別議案となるかはともかく、跨線橋の老朽化で緊急支出した4000万円(将来的には合計4億4000万円になります)が補正予算で議会に出されていない問題を指摘しましたが、市からは裁量の範囲内、流用した予算は足りなくなったら埋めればよい、という予算管理を放棄するような答弁が行われ、衝撃を受けています。他市の議員にも聞いてみましたが、このような対応は見られないと驚かれています。ベッドタウン朝霞市において、重要なインフラを担っている鉄道会社には将来にわたっての工事に対する議決という民意の担保がされなかったことに申し訳ない思いです。

同様に公共施設は誰のものか、ということを考えさせられるのが、公共施設等総合管理計画策定委員会の廃止議案の審議でした。公共施設の総量規制や再配置をこれからの自治体はやらなくてはならないためにこの計画が策定されたのに、その中身の運用は自治体の裁量でやらせてくれ、という内容で、研究者や市民などの意見を求める常設の仕組みがなくなります。
この提案に同じ会派の本田議員が食い下がり問題提起しましたが、庁内で、担当課で、を繰り返す答弁でした。3月定例市議会での公共施設をめぐる答弁もあわせ、公共施設を市民共有の財産ではなく、公務員が市民に使わせやっているものと勘違いしている片鱗が見られます。

第36号の図書館の工事では、3月議会での予算提示があやふやでもめた経緯から、再度明確にすることを求めました。主工事は天井の作り直しで天窓がなくなります。それにあわせて、トイレのバリアフリー化、和室の廃止と読書困難者への支援スペースや打ち合わせスペースの確保、そして内装のリニューアルが行われます。そのことが開館当時の先進的な設計思想を温存できる工事になるのか、今までの利用者のイメージと大きく違ったものにならないか確認しています。利用者にも早めにそのイメージに違和感が持たれないように広報することを求めております。

〈議案と質疑者、私の質疑に関する要約〉
第29号 専決処分の承認(市税条例改正)
  質問者:黒川,田辺
Q.どのような内容か
A.主には、今年度改定があった固定資産税の評価替えで上昇した方は1年据え置きして、次年度から負担調整措置で上げることが地方税法で決まったのでその対応が盛り込まれている。
第30号 専決処分の承認(都市計画税条例改正)
  質問者:黒川,田辺
Q.固定資産税と同様か
A.同様に評価替えで税額が上がった人には据え置きをするなどの内容。
第31号 専決処分の承認(一般会計補正予算第1号)
  子育て世帯生活支援特別給付金関係、4月8日専決処分
  質問者:本田,田辺
第32号 一般会計補正予算第2号
  障害者施設・子ども食堂・児童館・保育園・子育て支援センター・認可外保育施設・ファミリーサポートセンター・放課後児童クラブの感染症対策費、ワクチン接種の事務費の変更、理美容室への感染症対策支援、小中学校教室へのディスプレイ導入、図書館のシステム入れ替え
  質問者:駒牧,外山,黒川,本田,遠藤,大橋,山口,田辺
Q.新型コロナウイルスでいろいろなニーズがあるなか、予算編成にあたりリソースとしたものは?
A.要望書は、市議会2会派、市民団体1団体、事業組合2団体から提出され、担当部署で整理して庁内予算要望で判断された。各課からは4月16日に要求を締め切り、4月20日に採否を判断した。17事業のうち、14事業の採択を行い補正予算案を編成した。
Q.3月定例会で市長から報告された東上線の跨線橋のコンクリ剥落の対応予算が入っていないが?
A.東武鉄道と協議を行い跨線橋5橋の点検を早期に実施し、その後、点検に係る設計作業を進め、5月28日に点検実施業者と契約を締結いたしました。予算は、道路維持費の道路修繕工事からの流用した。今後、流用元の予算執行状況をみながら適切な時期に補正予算を計上する。
Q.道路修繕工事費用は当初予算で積算があって見積もっているので、使途があるはず。4000万円にもわたる工事を流用して何ヶ月も後から道路補修予算が足りなくなったら埋めればよい、でよいのか。緊急時なので短期間の流用はやむを得ないものの、補正予算の提出が必要ではないか
A.予算の款項未満の内容の流用は地方自治法で認められている。
Q.当初予算でつかなかった学校にディスプレイの配置が計上されているが、全クラス分ではないので、各校の配置はどのような考え方になるのか
A.各校の取り組み状況、既存の大型映写機材の配置、在校生数などを考えながら各校2~3台の配置となる。
Q.学校側で端末の故障やトラブルなどが起きていると思うが、対応要員の配置はないのか
A.補正予算の審議のたびに対応要員の人件費は議論になっているので放置するつもりはない。ただし今回は原資が市民からの寄附なので、(毎年発生する人件費ではなく)物品購入にさせてもらった。

第33号 服務の宣誓に関する条例及び固定資産評価審査委員会条例改正
  宣誓書の書式から押印廃止
  質問者:田辺
第34号 国民健康保険条例改正
  COVID-19の名称を「新型コロナウイルス感染症」から「新型コロナウイルス感染(病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に、中華人民共和国から世界保健機構に対して人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)である感染症をいう。以下同じ」に変更
  質問者:本田,田辺
第35号 市公共施設等総合管理計画検討委員会条例の廃止
  質問者:本田,田辺
第36号 工事請負契約の締結
  朝霞市立図書館本館改修工事を、2億9025万円で、コバ建設埼玉営業所が落札し契約することを承認する議案
  質問者:黒川,山口,田辺
Q.3月定例市議会では確定しておらずもめた工事内容だが契約するにあたって固まった内容は
A.天井の漏水を止めるために天窓を埋める工事、トイレのバリアフリー化、和室の廃止と音読活動の支援スペースや打ち合わせスペースにすること、事実上自習スペースになっているミーティングスペースの廃止、内装のリニューアルなどが内容である。
Q.天窓がなくなり電気照明に変わることで、図書館の落ち着いた雰囲気を温存するための対策は考えているのか
A.当初の開館当時の設計思想を尊重して工夫したい。
Q.現在の図書館の新築時、全国でも最先端の図書館として話題になったが、そのときの設計思想や機能を再確認することはされたのか
A.今回の工事で建物の前提が大きく変わるので、設計思想を開館当時の設計者や図書館長に確認して設計している。
Q.改修後の図書館の内装イメージは公開しないのか。閉館してきれいになったらイメージが変わっていて驚かれてるのは良くないのではないか
A.当初は契約議案が通ってからと考えていたが、できるだけ早く、館内掲示などしてイメージを利用者に示してみたい。

第37号 人権擁護委員候補者の推薦(要害映子さん・続投)
  質問者:田辺
第38号 人権擁護委員候補者の推薦(奥村晴代さん・続投)
  質問通告者なし
第39号 人権擁護委員候補者の推薦(飯倉昇明さん・続投)
  質問通告者なし
第40号 固定資産評価員選任の同意(金子智之さん・新任)
  質問者:田辺
第41号 手数料条例改正
  マイナンバーカード再発行手数料(引きつづき存続)が市の収入でなくなることから削除する内容
  質問者:黒川,田辺

| | コメント (0)

2021.06.15

6/10 議会初日、一般質問の割り振りが決まりました

6月定例市議会がスタートし、議会運営委員会の調整どおり、市長から13議案、市民から2請願が上がり、市長提出議案には簡単な提案理由の説明が行われました。
また、6月25日、28日、29日に行われる、市議会議員がそれぞれの持ち寄り課題を質問する「一般質問」の日程割り振りが決定しました。慣例によって議長がエントリ順に以下の3日に割り振りし議場で宣告しています。
6月25日(金) 小池,原田,田原,福川,駒牧,宮林,遠藤,岡崎,獅子倉,須田,大橋,柏谷,山下
6月28日(月) 外山,佐久間,田辺,石川,本田
6月29日(火) 黒川,山口,斉藤,利根川
※各日9時からとなります。質問通告の一覧は、16日の市議会ホームページに公開されます。

●私の一般質問は29日9時~となります。

●終了後、全員協議会が開かれ、3月に発生した第五小学校の給食事故の報告書の説明と、3月下旬に発生した東上線跨線橋2ヵ所のコンクリート剥離の当面の対応が行政から報告されています。
第五小学校の報告書に関しては、報告が遅すぎるという感じがしています。さらには、基準等や日付的な情報が完全でないことから、多数の議員からの質問が飛んでおりました。
東上線跨線橋のコンクリート剥離に関しては、5月下旬に東武鉄道と話がまとまり、当面、4000万円かけて、2つの跨線橋の点検と緊急補修を行い、その後来年度から全面的な補修に入ることが決まっています。その総額経費を4億円と見込んでいます。東上線の運行に関わることから、先送りできない案件です。

| | コメント (0)

2021.06.03

6/1 水道料金の改定の検討が始まっています/市民参加型の公共交通のルールづくりが始まりました

2つの行政内の会議を傍聴してきました。

●1日10時~市の水道庁舎で、上下水道審議会が行われました。新年度の初回の会議ということで、上水道・下水道の行政、財政、課題などをオリエンテーリングしていましたが、3点の協議課題が提示されて、次回から10月までの5回にわけて審議、結論を出していくことになります。
・上下水道料金の水準(つまり水道料金の値上げ改定)
・膝折浄水場(幸町2丁目)の廃止
・あずま南地区土地区画整理による下水道整備(カインズの東側の地域を市街化区域に組み込むことによる整備の計画化)

水道料金のうち、上水道は、水道経営計画で最大30%の値上げ改定をしないと将来には水道管や浄水場の改築のための資金が捻出できないという課題を示されています。下水道に関しては、夏に示される下水道経営計画の結果によって、長期的な資金不足が明確になるなかで料金問題が出てくる可能性が大きいです。
膝折浄水場は施設の老朽化で全面改築しか存続する道がないことと、水道使用量が下がっていることから、廃止という提案は妥当だと思います。そのなかで廃止後の姿をめぐって協議が行われ、廃止という結論が出されるようです。

●1日14時30分~市民会館で、地域公共交通協議会が開かれました。バス空白地域のバス路線づくりの手順が示されました。
3月にこの協議会で策定した「地域公共交通計画」にもとづいて、交通不便地域がバスや乗合タクシーを誘致する際の手続き「公共交通空白地区への導入ガイドライン」が市から示されました。次回10月に結論を得る予定です。町内会を中心に、地域協議会を立ち上げ、どういうダイヤ設定にしたらよいか、バスの通行経路の納得性、住民の使用目的などを話し合いながら需要と採算性(経費の30%以上の運賃収入)を見定め、路線決定をしていくというものです。現在、根岸台7丁目、上内間木地区、溝沼3丁目&膝折4丁目の3ヵ所が想定されて、市が地域団体を触発しながら、住民がアイディアを出して公共交通を作っていく絵姿になると思います。

●行政の審議会で、議員委員が意見を言いすぎることが課題だと思いました。議員は市民のなかで日常的に行政情報に接する機会があり、議場でも様々な立場の考え方を聞くことができています。そのなかで、市の審議会で意見を言いすぎると、市民や業界団体の意見が出なくなるなぁ、と気になっています。市民や業界団体の委員の方が話しにくいなと思ったら口火を切る役割と、市民や業界団体が行政に萎縮して意見を中途半端にさせているときに、助力するというようなことに徹すべきかなと思いました。
行政の法解釈権に属する自己規律ですが、自治省が「行政実例」という地方自治法の解釈を出していて、1953年、昭和28年にこうした行政の委員会・審議会に議員が委員で参加することは、適切ではない、という解釈がされています。議会と行政のけじめのなかで、議会は、議会のなかでやれ、ということではないかと思います。
他市では、不適切という行政実例を再確認するなかで、議会の議員が行政の委員会の委員になるのをやめています。
私は2期目のときに提案のあった審議会・委員会の設置条例には、議員委員が入っているのが問題、と何度か修正案を提出していますが、否決され続けています。ケースによっては、革新系の議員にまで反対されています。

●議員の委員から出た意見のなかには、これみんなで話し合って決めましたよね、というものがあって、一事不再議みたいな世界だなと思いました。票をとるためにはこの話でごねてやったと証拠を残すのは大事なのでしょうが、と思ったものです。

| | コメント (0)

2021.06.01

6/1 慢性疾患の優先接種の受付が始まりました

まずご案内です。59歳以下の慢性疾患のある方の優先接種、市として自己申告を受付始めています。説明はリンクの ホームページ をご覧ください。登録画面から入力するか、PDFをダウンロードしてFAX送信することになります。到着後、他の接種券の出力のタイミングにあわせて接種券を発送することになります。

●次の接種券発送は60~64歳となります。慢性疾患該当者と同時か先行することになります。並行して慢性疾患該当者に接種券が順次発送されます。ここから、身体障害者や難病の方などは市から電話や訪問で直接ご連絡し、接種の案内をする予定です。その次に、59歳以下の方々への接種の案内となりますが、ワクチン供給量や接種体制と無関係に一気に接種券を送ればまた混乱状況に陥ります。その詳しい内容は未定(あるいはただ案内されていないだけかも)です。

●インターネットを操作できない高齢者が、ワクチン接種の予約に困り果てられています。市役所に電話が殺到しています。毎朝一番の時間帯はなかなか交換電話もつながりにくくなっていて、他の用務のある方にご迷惑かけているのではないかと思いますが、なにとぞご容赦ください。
市議会会派「立憲・歩みの会」では、5月28日(金)と30日(月)に、街頭でインターネット予約の応援をいたしました。2回で50人以上の方が訪れていただき、うち34人の入力を応援いたしました。

課題として見えてきたのは、やはり、職場にコンピューターがないのが当たり前の時代を過ごした、団塊ゼロ世代と言われる、1940年前後生まれの方々まではインターネットの操作は困難でした。画面に一覧性もないので、操作に戸惑う場面も私自身多くありました。

一番の課題は、接種に関する様々な情勢変更の情報がないことです。最新の状況は、いつ時点の更新情報か明示のない市のHPに書かれているだけです。インターネットの操作にたどりつけない高齢者たちは、結果的に噂話で街をさまよっている、というのがこの2日間の感覚です。
また高齢者を支える民生委員さんなどの問い合わせも会場で受けることが多く、そうした方々にも情報がないこともありました。

本田議員が通行人に積極的に声をかけて状況を聞きまくっていました。そこからは、大半の市民は接種に向けて、家族やご近所、ときには町内会の組織的な支援を受けて予約を取っているということが見えてきましたが、一方では、放置されている高齢者はそのままで、私たちのブースに来ていただいて解決できたのだと思います。

●今回の行動の着想は、別の会派の同僚議員が取り組んでおられたのをSNSで知り、私たちは街頭でやろうか、と考えたところです。政治的になると嫌なので、会派名・議員名などは極力抑制して取り組みました。

●市のSNS等、簡易な情報入手手段に対する情報伝達が悪い、と感じるところです。接種の制度の変更、新たな登録が必要な作業の案内などが、ほとんどSNSに流されていません。イベントとスポーツ関連情報ばかりで埋め尽くされて、新型コロナウイルスへの危機感があるのかと思わせてしまっています。ちゃんと情報のプッシュしてくれ、と思うところです。
こういうことを私が書くとワクチン接種室への負荷がまたかかってしまいます。しかし、これだけ市民の関心の高い問題の広報は。担当課の問題ではなくて、市全体としての広報体制の問題だと思います。広報担当として担当課から聞き出して記事を作るということが必要ではないかと思うところです。市役所への問い合わせ電話や抗議電話の量を減らす取り組みでもあるのではないかと思います。

●一昨年の街アピール目的のホームページの改良時にも問題にしましたが、こういう事態のときに、トップ画面がおおきすぎるホームページは邪魔でしかないと感じるところです。新着情報がトップに出てこない、緊急性の高い情報がトップページにリンク貼りにくい、などなど。見る方も探しにくいです。

| | コメント (0)

2021.05.31

5/31 本日10時から予約入力を応援します 朝霞駅東口ロータリー

26~28日、市として新型コロナウイルスワクチン接種枠を大量(説明資料がないもので具体的な数字ではありませんが、万という単位です)に追加し、予約枠をめぐる混乱は回避できる状態になりました。
電話予約は回線数に限界がありつながらないので、引き続きつながりにくいと思いますが、インターネットからは、接種の日時や会場を制約しなければ、予約が取れる状態になってきたと思います。

  インターネット予約の入口
  直接・インターネット予約画面へ

  インターネット入力の説明書(PDFファイル)

インターネットからであれば予約が取れない状態が解消したことから、市議会の会派「立憲歩みの会」として、新型コロナウイルス・ワクチン接種のインターネット予約に困っていたり難しい方を想定して、予約の支援を街頭で行います。お困りの方は焦らずにお越しください。

5月28日 10:00~14:00 朝霞台 南割公園(ひこうき公園・市役所朝霞台支所斜め前)【終了】
5月31日 10:0013:00~15:00 朝霞駅東口駅前広場
【開始時間を変更しています】

※屋根のある会場で行いたかったのですが、事務所を持てない議員2人の会派で、感染症対策もあり、露天で行うことにしました。
※雨天の状況がひどいとき、会場が密になった場合には、中止することもあります。そのときはご容赦ください。

市役所本庁舎でも予約の支援を行っています。

●28日の取り組みの結果ですが、まだまだたくさんの予約が取れないで困り果てている高齢者がいらっしゃる状況がうかがえました。地域の民生委員さんにも見つけていただいて、ご案内していただいた高齢者もおられました。民生委員さんからは、高齢者から認識されるように2~3日同じ場所でやってもらえたら、というご提案をいただきました。
ニーズがそれなりにありそうなので、今後どう展開するかは、会派で考えてみたいと思っています。6月定例市議会の日程と、準備と宣伝時間、天候とのにらめっこだなと思っています。インターネットができない方相手なので、どうしても紙媒体での宣伝の準備時間が必要です。

●以下、28日の取り組みのふりかえりです。
初めて他人のものからですが、予約画面を直接見ることができました。

●ブログを書くような私には、作業は簡単でしたが、高齢者にとっては、作業を応援するにしてパソコンにたどりつけても、
・英数字を混ぜてパスワードを作ったり入力での英字と数字の切り替え、
・一番大事なキーにあたる接種券の番号の字の小ささ(私でも老眼鏡がいります)と、
・接種券番号が、最初にゼロが連続する数字が来ているのでゼロの数の読み間違え、
・役所の頑迷な元号使用がために接種券の生年月日が昭和で届いているのに、画面の最初の入力で西暦の誕生日入力が必要だ、
などが壁になっています。なかには、ありえないと思うところがあります。

●朝霞市の入力は第1キーが会場なので、会場はどこでもいいから、という方の予約画面の取り方が手間取ると思いました。また2回目接種の会場が選べなくて、日程を選び直すときに一度キャンセルしなければならないのが、せっかく取った予約が取れなくなるとの不安を招いている感じがしています。

●2回の接種のインターバル3週間というのも誤解が多いもので、ぴったり3週間じゃないとキキメがなくなると勘違いされている方がたくさんおられました。3週間以内にやってはならないことですよ、早い方がいいけど、少しぐらいあいてもと申し上げました。マスメディアが「3週間」を強調するだけで、視聴者に正確に理解される報道をしていないなと感じるところです。

●予約結果を紙で出す機能がありません(といってもプリンタがなくてはなりませんが)。控えを書き取る紙も同封されていません。高齢者にとっては、記憶やメモの間違いから接種に行くときのミスが必ず起きると思っています。予約結果の控えを大きく書くシートを用意してお渡ししました。
封筒にメモされている方が多かったのですが、封筒の色が濃すぎて、字が読みにくいなぁ、と思いました。朝霞市全般、送ったものの封筒がどう使われているか振り返って、色選びを再考してほしいものです。市議会の茶封筒とそれいゆプラザの黄色の封筒はよいけど、他の封筒の色がメモできなすぎます。

●ひこうき公園の予約応援では、朝霞台地区の参加医療機関が限られているために、会場選びに困難をきたしました。また取れる会場が坂を挟む場所ばかりで、交通手段で難色を示される方が何人かおられました。

●ご来場者のなかの少なくない方が電話をかけ続けたとおっしゃっていました。高額なコールセンターで細い回線では、簡単にパンクするに決まっています。そもそもコールセンターって何のためにあるのか、と思うところですし、準備に混乱する自治体相手にコールセンターに委託を前提に政策誘導した政府の思惑は何だろうかと感じるところです。コールセンターに委託する、という全国の自治体に共通した電話受付業務のあり方に対する先入観・思い込みが問われていると思います。
市としてもトラブルが混乱になってくると市職員が直にやらなければならない、ということを肝に銘じて、今後の混乱が予測される業務に取り込んでほしいものです。

| | コメント (0)

2021.05.27

5/27 会派としてワクチン接種の予約を支援します 28日と31日

26~28日、市として新型コロナウイルスワクチン接種枠を大量(説明資料がないもので具体的な数字ではありませんが、万という単位です)に追加し、20日頃から25日まで続いていた予約をめぐる混乱は回避できる状態になりました。
電話予約は回線数に限界があるので、引き続きつながりにくいと思いますが、インターネットからは、接種の日時や会場を制約しなければ、予約が取れる状態になってきたと思います。

  インターネット予約の入口
  直接・インターネット予約画面へ

  インターネット入力の説明書(PDFファイル)

予約が全く取れない状態が解消したことから、市議会の会派「立憲歩みの会」として、新型コロナウイルス・ワクチン接種のインターネット予約に困っていたり難しい方を想定して、予約の支援を街頭で行います。お困りの方は焦らずにお越しください。

5月28日 10:00~14:00 朝霞台 南割公園(ひこうき公園・市役所朝霞台支所斜め前)
5月31日 13:00~15:00 朝霞駅東口駅前広場

※屋根のある会場で行いたかったのですが、事務所を持てない議員2人の会派で、感染症対策もあり、露天で行うことにしました。
※雨天の状況がひどいとき、会場が密になった場合には、中止することもあります。そのときはご容赦ください。

市役所本庁舎でも予約の支援を行っています。

●医療機関での接種会場を希望する方に、いくつかの医療機関での直接の予約受付をやめ、市への予約受付に切り替えています。

●このような、できる人にとっては簡単な予約支援の作業は、市民による地域福祉の活動の一環として進められていくのが望ましいものですが、市民活動の育成を怠ってきたことが市役所に集中してしまうのだと思います。
それでも、いろいろな方に聞くと、ご家族、ご近所、民生委員さんなどに頼って、予約を取ったという方もおり、こうした支援活動が今後の安否確認などに展開できるとよいなと思っています。

| | コメント (0)

2021.05.24

5/24 ワクチン接種のインターネット予約の案内不足にお詫び申し上げます

20日発見し事実確認に追われましたが、ワクチン接種の供給体制のうち、予約の案内で不十分なことがあり、結果的に混乱が発生していることに、二元代表制の一翼を担う市議会議員として、十分な点検をできなかったことにお詫び申し上げます。

予約券の発送は、入荷したワクチン量にあわせて順次、5歳刻みで発送しています。ワクチン量と無関係に予約券は送付しておらず、接種券の届けられた人の分のワクチンは確保されています。時期さえ接種場所を選ばなければ必ず接種できる状況がつくられたことをまずご案内しておきます。

問題が発生しているのは、その予約券の発送した郵便物に、インターネット予約の予約サイトのアドレスの案内もQRコードも印字されておらず、結果として、どうインターネット予約してよいかわからない多くの市民が、インターネット予約を経由しない、電話予約や一部の医院で行われている直接予約に殺到、市役所の交換電話がパンクしたり直接市民がおしかけられる状況も発生し、新型コロナウイルス感染対策上好ましくない混乱も発生しています。まずはインターネット予約のサイトの入口をご案内いたします。

  朝霞市新型コロナウイルスワクチン接種申し込み(説明を読みたい方はこちら)
  予約ページの直接リンク(説明はいらなくて直接入力画面にしたい方はこちら)

市議会議員としては、現在「非常時」ということで、議員は直接的に市の細部の事務に介入することは控えるべし、という一般論はあるものの、事前のチェックが不足していたことを強く反省しお詫びするところです。些細ですが、大規模な混乱を生じないようにと組み立ててきた仕組みが、予約の一点で大混乱しています。仕事の流れを検討する上での注意力が不足していたということは否めません。

65歳以上接種までは、接種券の発送準備を終えてしまっているようで、引きつづきこの状況は続きますが、できるだけ上記のインターネット予約を利用しての予約取りをお願いしたいと思います。

●まずは、市民のみなさまには、接種をめぐって焦らないように、お願いいたします。ワクチン接種の広がりが新型コロナウイルスを終わらせる有効な手段ですし、この1年以上、窮屈な生活から解放される道としてワクチンに期待し、早く打ちたいというのもわかります。日本国という単位では、すでに十分なワクチンを購入予約しており、いつかは全員がワクチン接種を受けられることになっています。昨年のマスクの奪い合いもありましたが、焦っての行動は混乱をさらに拡大して、思うように予約できない方や体の弱い人がはじかれる状況が悪化します。

●評価できる話も飛び込んでいます。
市の把握している視覚障害者、聴覚障害者は、接種券の発送後、開始年齢別に、直接電話などで予約の支援を行うことも検討されているようです。対象人数を確認したら、この方法が確実に早く対応できるものとして評価しています。

●予約が混乱して全体になしくずしに波及してしまっているのは、市の広報活動(広報物の担当部署の仕事ということではなく)が「誰に届くのか」「届いた情報で市民はどう動くのか」ということに配慮がされていない仕事をし続けてきた結果ではないかと思います。
また、ワクチン接種に対して、医療面以外の様々なお問い合わせ、相談を受ける市議会議員や民生委員などに十分なアナウンスがないことで、市民からのクレームで問題を発見し、どうしようもないことの釈明に追われることが続いています。今年だけ6月市議会の招集が遅く設定されているのも、こうしたことが後の祭りにするつもりだったのではないか、といぶかしがるところです。

●再度このような初歩的な踏み間違いで、全体が混乱するようなことがないように、これから接種券の発送を再設計できる64歳以下の接種対応については、会派「立憲・歩みの会」としても、整理してご意見申し上げていこうと思います。65歳以下の接種対象者の広げ方は、仕事を休めない世代や職種を考えると、固定観念のように上から年齢を下げていくやり方でよいのか、考えどころだと思います。また世代によっていの人口ばらつきも強く、現在の45~54歳は他世代の倍ぐらい人口がいます。
今、変異株が広がっている20代、30代が、職場の上下関係や地位で土日しか休めないのに、土・日接種が有給休暇を取りやすいはずの年齢層の予約で埋め尽くされていていつまでたっても接種が進まない、なんてことになれば、いつまでたっても新型コロナウイルスは消えていきません。そうはいっても感染で劇症化しやすい割合はやはり高年齢なので、矛盾した前提のなかでの判断が求められるところです。
その上で、重ねてですが、朝霞市の接種は年齢であったりカテゴリーで接種数と接種券の送付を釣り合い取れるように行っておりますので、順番の問題はありますが、必ず接種はできます。焦った行動はなさらず、落ち着いた対応と、お気づきの問題があれば私ども市議会議員にご意見いただけたらと思っています

●ワクチン接種の進め方は、強制感が拭えないものの、上越市、生駒市、イスラエルなどで採用している、自治体側が市民に日時場所指定で接種に呼び出す方式を私も検討するように申し上げてきました。この方法が混乱がないと、最近は評価を上げています。
今の予約を挟む方法は、市民も予約受付側も、つまらない事務とストレスを増やすだけだからです。ワクチン接種の制度検討の当初の頃は、近隣自治体で(まだ始まってもいないのに)「先進事例」とことさら宣伝され、かかりつけ医での接種を美化する報道に、多くの市議会議員が好意的に採用を求める場面が多く、職員にも抵抗感があり、採用されませんでした。

| | コメント (0)

2021.05.07

5/7 朝霞市の新型コロナウイルスワクチン接種が部分的に始まります

本日、市のホームページに接種日程が公開されています。
医療従事者に引きつづき、高齢者の接種が始まりますが、ご存じのとおりワクチンの生産が追い付かないことによって、輸入が遅れていることから、本数が限られます。
朝霞市としては、接種希望者での予約合戦にならないように、第一波として、90歳以上約1700人を対象に5月17日から接種が始まります。この数であれば90歳以上の方は全員落ち着いて接種できますので、10日から始まる予約では接種には焦らず、移動手段や、ときに移動支援者などの都合などを調整してから、ご予約いただけたらと思います。
続いて、ワクチンの入荷のめどがたつたびに、65歳以上の方には、5歳刻みで時間差をつけて予約・接種をスタートしていきます。予約開始に関しては仮置きの日程が市から公表されていますが、事情変更も大いにありますので、そのときにはご容赦ください。

●ワクチン接種をめぐっては、国が、選挙を意識して焦るあまり、楽観的な情報と、実態の情報が入り乱れて、情報が錯綜しています。正確な情報と、待たされるのであれば落ち着いて対応することを呼びかけてもらいたいものです。
世界中がワクチンを欲しがっている、ということはメーカーは140億本を生産しなければならないはずです。インドなど日本より感染が深刻な国もあり、そうした国を放置してよいのかという国際世論もあるなかで、日本は不利な状況にあります(第四波が強烈なので、扱いが変わるかも知れませんが)。諸々のことを考えると、日本だけ優先してワクチンを売る、ということが難しいことはちょっと考えれば国民も理解できます。
楽観的な見通しを立てて、民や自治体がわさわさトラブルを起こす要員をまくより、あまり快適な情報じゃなくても難しいことは難しいと伝え、多くの人が接種することが終わるまでは、感染対策をできるだけやるように伝えることが政府の役割ではないかと思います。

●ワクチンの配り方ですが、全国の自治体にまんべんなくワクチンを配っているのはどうかと思ったりします。東京都の接種済み者数と和歌山県の接種済み者数がほとんど同じという結果です。
政府は接種の遅れを、責任回避のために、あたかも自治体の接種体制や、医師会の問題であるかのような情報宣伝をしていますが、原因はワクチンの輸入が思うようにならない、ところに集約されます。政府派、少ない入荷量のなかで、何を優先すべきかジャッジして、いろいろ言われても、まず感染対策した方がよいというところを定めて、そこに集中的にワクチンを投下すべきだったのではないかと思います。考え方としては両極端で、少数しか入らないので、感染症が広がっている都会の高齢者施設や入院施設、または、逆に、人の出入りの限られた地方自治体に集中的に投下して、出入りのない限られた集団のなかからウイルスを追放すべきだったのではないかと思います。
メディア、とくに民放ワイドショーは三鷹駅の北口・南口みたいな、付随的だけどわかりやすい境界線問題ばかりキャンキャンやるので、まんべんなくという判断になるのだろうとは思いますが。

●自治体に関しては、入荷量と関係なく接種を受け付けてしまい、予約業務のパンク、さらには電話回線をダウンさせたり、医療機関に直接電話される市民が出てしまっているところがあります。ワクチン接種の開始にあたって、個人的な嗜好を重視した議論をしすぎた結果だと思います。
会派・個人として市に少し口酸っぱく申し上げたのは、集団接種会場の接種の設計をちゃんとやろう、ということと、ワクチンの奪い合いみたいなことをしないように、対象者を計画的に区切って接種を案内せよ、と申し上げました。朝霞市としては、高齢の人から段階的に接種を案内することになり、混乱が起きないと断言するつもりはありませんが、電話で奪い合いをやっている自治体よりはるかに安心して接種予約できるのではないかと思います。
また市には焦るな、ということと、モノが日本に届いていないワクチンがいつ来るかなんて誰も本当の約束できないので、方針転換を恐がるな、とも申し上げています。時間さえ気にしなれば、いつかはワクチン接種は希望者全員に行き渡ります。できるだけ早く終わった方がいろいろな傷は小さくて済みますが、住民どうしや医療機関でトラブル起こしてまで焦って進めるべきではありません。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧