2023.10.11

10/10 県議会の条例改正が止まりました

すでに盛んにマスコミで報道されていますが、県議会の虐待禁止条例改正案は、取り下げとなりました。子どもの自立と子育てしている人の息苦しさを解消していくためにはこれでよかったと思います。
私や、私と政治運動をしている支援者のところにも、盛んに問い合わせが入りました。

県議会自民党の記者会見を1時間拝見しましたが、前提、考え方、提案内容の間違いは認めず、説明の仕方、解釈の設定の仕方の間違いしか認めていないので、引き続き12月以降の定例県議会に再提案される可能性が高いとみておいた方がよいと思います。
せっかく取り下げをしたのですから、改めて自らが設定した児童虐待に対する解決策にバイアスがかかっていなかったか十分検証して、過去の立法過程の積み残しという法整備的な視点だけではなく、問題解決として妥当だったのか、埼玉県という立地やおかれた生活環境に妥当なのか、改めて整理してほしいと思います。

議会改革の観点では、議員立法のあり方に検証材料を与えたと思います。記者会見では、パブリックコメントの実績を伏せ、研究者からのヒアリングはぼかし、国会の法制局が求める立法過程を踏んだのか、気になる場面が何度かありました。「政策法務」というのですが、県民の自由を制限し、義務を課すことの色が強い条例ほど、このダンドリをしながら、自由で民主主義を前提とする社会を壊さないように気をつけなくてはならないのではないかと思います。革命政権なら別なのかも知れませんが。
また、立法過程の公開性の確保も課題だと思います。提出までに、何から何まで敵対党派と話し合え、というのも党派間の政策競争を失わせますし、提出された議場での議論がなくなって、議会の公開性の問題にも関わりますが、一方で児童虐待の対応というようなセンシティブで党派を超えて問題を認識し対処すべき条例の場合、敵対党派も含めて検討し、多面的な批判に備えておく必要があるのではないかと思います。

埼玉県民には、やはり地方選挙は重要と口を酸っぱくして言いたいです。
国政選挙では投票率も高く、特定の政党が猛威を振るっている選挙でも、だいたいバランスのよい判断をしているなと見ています。
しかし、地方選挙では投票率が半分になり、コネクションワールドの中にいる人ばかりが出てきて、今回のようなバイアスが修正されないまま県民生活に影響を与える判断がされてしまうリスクが出ています。かつては、余計な議論なんかするなというタイプの議員が議場を占めていたので、余計なことは起きませんでしたが、近年、良いことやろうという議員が増えたなかで、今回のような暴走議案が出るということがありえます。
埼玉県民の「天下泰平・鼓腹撃壌」みたいな政治センス、何かと政治的文脈に結びつけてギスギスする地域よりよいのかなと思ったりしますが、もう少し政治への関与・監視が必要です。

県議会自民党は、パブリックコメントで反対意見はなかった、と言うのを自分たちの提案の正当性を示すことに使っています。
朝霞市でも感じていますが、近年パブリックコメントに提出される意見がほとんどありません。その結果、行政は一時期より説明しようとする意欲、市民と課題共有をして前に進むという意欲が低下しているのを感じます。庁内会議で決めた(役人だけで決めた)というのが提案の正統性を示す言葉として平気で使われる場面が増えました。
為政者が作った意見表明の場に、きちんと参画してものを言う、ということが大事です。

今回、埼玉県PTA連合会が厳しい対応をされました。近年、高度成長期のままの動員型のPTAやその連合会の運営に様々な問題が指摘されています。新自由主義の価値観のもとで育っている今の保護者世代からは、そのような中間組織はコスパ・タイパ的な議論から、そもそもいらない、加入自由なんだという意見がSNSでは目立っています。それはそうかも知れませんが、これらの組織に批判されている問題にに対する自己改革は不可欠にしても、こうした中間組織が意見を言う機能はきちんとあった方がよいと改めて確認したものです。

●強引に日本会議や統一教会の意図と結びつける議論がSNSでは流行していますが、今回の動きは自民党県議団の改革派の動きです。変な陰謀論で説明づけると、再提出されその説明が巧妙で、半分ぐらいの県民の心を掴んでしまったときに、その批判は「政治的先入観の単なる戯言」と一蹴されてしまう可能性もあります。敵を見誤るな、ということだと思います。
逆に善意の立法精神が過剰だったということなので、そこからきちんとアプローチして軌道修正を求めるべきものです。過去には県議団の改革派の流れのなかで、弱者救済の様々な条例が作られています。
政局論でいえば、この自民党県議団の改革派の流れが潰れれば、昔の議論させないで人事と権力闘争しかしない自民党県議団に戻る可能性もあります。
ただそれでも、改革派といえどもベースにあるのは「近年の保護者は無責任」と見る価値観があり、これは保守系団体共通の家族観の問題点とは見ています。

●朝霞市選挙区の県議会議員はほっと胸をなで下ろしているでしょう。自民党入りしたいという話が絶えません。一方で子ども関係の市内団体を自らが運営に関与する統括団体の参加に加え勢力拡大しています。そのなかで、今回の条例改正が採決まで持ち込まれれば、加入団体の構成員と自らの政治的進路との間で厳しい判断が迫られたのではないかと思います。

| | コメント (0)

2023.05.05

5/3 憲法記念日の街頭演説を行いました

3日、朝霞駅両側、朝霞台駅南口で、市議会の会派「立憲歩みの会」での憲法記念日の街頭演説を行いました。

憲法というと、第九条ばかりが話題になりますが、市議会議員の責任となる福祉や教育、その他施策は、憲法の基本的人権を実現したり支えるための仕事という認識であることを申し上げました。
憲法という存在が民主主義のパワーアップをしていく存在なので、市議会としては議会改革を推進していくことも話しました。

同じ会派の本田議員からは、憲法が権力を抑制する効果があることの話をいたしました。

多くの方にビラを受け取っていただく反応でした。
がんばりすぎて、お台場の憲法集会への合流は叶わなかったのが心残りです。

●入れ違いで公明党朝霞市議団のみなさんも憲法記念日の街頭演説をされていました。いろいろなお立場で憲法を議論していくことは有意義だと思っています。

●市議会立憲歩みの会は、会派が市議会のなかの政党みたいな存在という認識と、国政政党とは別の組み合わせとなることから、独自の綱領をもっておりますが、福祉施策の前進に関して、憲法の社会権の前進として書き込んでおります。

| | コメント (0)

2023.04.24

4/23 統一選後半・市区町村議選の各地の結果が入っています

翌日開票のところを除き、統一選後半の一般市議選の結果が出ました。応援した候補の大半が当選することができました。ご協力くださった方、市外に出ていく私をがまんして見送ってくださった朝霞市民のみなさま、ありがとうございます。

統一選後半、一般市議選の全体的な特徴は、女性の国政野党の候補がどこも大善戦していることです。女性でオススメした候補はみんな上位当選、男性でオススメした候補は中下位の結果であり、今回の選挙は実態はともかく「オッサン政治からの脱却」みたいなトレンドがあると感じました。その文脈を捉えないと、与野党問わず踏み間違えるなと感じています。
また、古い体質の議会だったところが変わり始めているのも感じます。
日高市では、ネット、立憲民主がともに議会進出して、構図ががらりと変わりそうです。長く地域ごとに既成政党が棲み分けしてきた川口市も多党化が始まりました。
テレビの選挙報道は国政補選の話ばかりで、自治体選挙で動いている政治の変動を捉え切れていません。

私のオススメとしてお願いした方々は以下のような結果を出しています。
一点、戦友あり、最初の選挙で指導していただいた多摩市の大野まさきさんの落選が痛いです。

埼玉4区内
和光市議会議員選挙
菅原満さん(無所属・現職) 当選 706票(15位/18議席)
  事務局職員出身という共通項で、いろいろなことを考えるときの視点がよく似ているなぁと思っています。
  連合の会議などでよくご一緒しています。
待鳥よしこさん(無所属・現職) 当選 2115票(3位/18議席)
  子どもの安全と人権を守る活動から市議になりました。温厚で我慢強い性格に敬服しています。

埼玉県内市町村
越谷市 土屋らいむさん(立憲民主党・新人) 当選 開票作業中(1位/)
  29歳、インストラクターです。保育士資格を持つ統一選で県内唯一の自治労組織内候補です。
熊谷市 腰塚なおこさん(立憲民主党・現職2期) 当選 4048票(1位/30議席)
  厳しい選挙運動の現場で知り合い、実直な性格で仕事をされていた方です。
  8年前に市議に立候補され、堅実な活動をされています。
川越市 高橋つよしさん(社民党・現職) 当選 開票作業中
  埼玉県西部の中道左派系の議員の学習会を主催していました。温和な方です。
川越市 伊藤正子さん(無所属・現職3期) 当選 開票作業中
  女性の社会参加に向けての川越市の課題解決に取り組んでいます。
日高市 田中まどかさん(無所属・現職4期) 当選 1734票(1位/16議席)
  地域に愛着を持つために、子どもの意見表明権や参加を進める子どもの権利条例の必要性を訴え続けています。
狭山市 丸橋ユキさん(無所属・埼玉市民ネットワーク籍) 当選 2065票(11位/22議席)
  写真家で、狭山の林をこよなく愛し、自然循環型の社会と環境保護に取り組む方です。
  生活クラブの「生活と自治」の写真記者をされていました。
川口市 藤田貢さん(無所属・新人) 当選 2544票(40位/42議席)
  川口市のいじめ問題から、子どもが救済される仕組みづくりをめどしている候補です。
蓮田市 勝浦あつしさん(立憲民主党・現職) 当選 1470票(2位/20議席)
鳩山町 野田さゆりさん(無所属・現職) 当選 開票作業中(2位) 

東京・市町村
八王子市 森ヨシヒコさん(無所属・現職1期) 当選 3054票(39位/40議席)
  平和を担保するための、福祉や教育を大事にする候補です。市職員出身で即戦力です。
三鷹市 半田伸行さん(無所属・現職5期) 当選 2587票(7位/28議席)
  税金を取られる人の気持ちに立って、議員報酬以上の政策効果を出す、という訴えをしています。
  勉強会で知り合い前回市議選では助けられました。
東村山市 佐藤まさたかさん(無所属・現職) 当選 1730票(  /25議席)
  議会改革の運動で知り合い、根源的な視点をいつも提供していただいています。
  議会改革度の後進自治体から、先進自治体に押し上げた事例をいつも学ばせてもらっています。
多摩市 大野まさきさん(立憲民主党・現職) 落選。悲しいです。
調布市 さかきばら登志子さん(立憲民主党・現職) 当選 2963票(5位/28議席)
  バスの職場出身です。交通政策で一緒に活動しています。気持ちのよい人です。
府中市 西宮幸一さん(立憲民主党・現職) 当選 2195票(25位/30議席)
  運動の事務局職員出身で、政策的なことで時折大事なご意見をいただいています。
小平市 中江みわさん(立憲民主党・現職) 当選 3833票(    /28議席)
国分寺市 星いつろうさん(立憲民主党・現職) 当選 1549票
清瀬市 宮原りえさん(立憲民主党・現職) 当選 1627票
東久留米市 間宮みきさん(立憲民主党・現職) 当選 1824票

東京23区議選
中野区 石坂わたるさん(無所属・現職) ※翌日開票
  全国2人目のLGBT当事者の議員として12年前に歩みを始めています。ものを言いにくい事情を抱えた人の課題を、専門職の資格を生かしながら取り組んできた議員です。
新宿区 小野裕次郎さん(立憲民主党・現職) 当選 開票作業中
  母の母校の校区の議員さんで、同い年です。観光地化する新宿のなかで新宿で生活する人たちの視点を忘れないように取り組むと訴えています。たぬき山の活動されてきた故小野きみ子元議員のおいです。
板橋区 くまだ智子さん(立憲民主党・新人) 当選 開票作業中
  保育士さんで、保育現場の改善を訴えています。
千代田区 小枝すみ子さん(無所属・現職) 開票作業中
  千代田区の乱開発に継承をならして、景観と住環境の活動をされています。
北区 大畑おさむさん(立憲民主党・現職) 開票作業中
  元都交通局の職員で、公共交通の政策活動の先輩です。
豊島区 和賀井哲代さん(無所属・現職) 開票作業中
  区職員を退職して、介護事業を地域で展開されている議員です。
練馬区 加藤木桜子さん(無所属・現職) 当選 開票作業中
  社会福祉士で、地域に様々なインクルーシブな空間を作っている方です。
荒川区 河内ひとみさん(無所属・現職) ※翌日開票 32議席
  主任ケアマネージャーをされています。
荒川区 久家しげるさん(立憲民主党・現職) 翌日開票 32議席
  父方の郷里の造り酒屋さんの息子さんです。温厚な性格のすばらしい議員です。
大田区 津田ともきさん(立憲民主党・元職) ※翌日開票
  働く人にとっての社会保障制度をいつも考えている議員です・
大田区 奈須りえさん(無所属・現職) ※翌日開票
  景観と住環境の運動で知り合い、区政に関して根源的な課題提起をされて参考にしています。

北海道
名寄市 髙野美枝子さん(立憲民主党・現職) ※無投票当選
  公務員非正規労働者の運動を長年取り組んで来られた方です。
江別市 佐々木聖子さん(立憲民主党・現職) 当選 2414票(2位/27議席)
  病院の労働運動をされて来た方です。
鷹栖町 片山ひょうえさん(無所属・現職) 当選
  議会広報のランキング1位を取った立役者で、ご自身の選挙ビラも週刊誌の中吊り広告風の面白いものを作っています。
  陶芸家で、朝霞市で製造した窯を購入していただいています。

中部
長野県小布施町 中村雅代さん(現職)
蒲郡市 藤田ひろきさん(立憲民主党・現職) 当選 1319票(18位/20議席)
瀬戸市 臼井あつしさん(無所属・現職) 当選 開票作業中
大府市 宮下しんごさん(無所属・現職) 当選 1135票(17位/19議席)

近畿
生駒市 塩見牧子さん(無所属・現職) 当選 開票作業中

九州
佐世保市 永田秀人さん(社会民主党・現職) 当選 2615票

●国政補選では、大分で吉田忠智さんが落選したのが辛い。
統一選前半で大分、北海道(特に道北)、香川といった55年体制の選挙スタイルを色濃く残した地域で、野党が強めに敗北している現実を直視しないといけないと思う。イデオロギーの問題というより、選挙手法の大幅な軌道修正が求められているのではないかと思いました。
ただ一方で、補選は野党に不利と言われているなかで、どこもよく善戦したと思って見ています。

●北区長選、選挙報道の映像では、最高齢の区長より当選者の方が高齢有力男性に取り囲まれていたのが気になりました。
朝霞市は、福祉で働く人を育成していた東洋大学のライフデザイン学部を、北区に移転されたのがくやしいし、市内の様々な福祉団体でボランティア確保が大変になっている状況です。それだけ花川北区政が熱心に福祉系学部を誘致したがっていたということでもあるので、せっかく移転した東洋大学ライフデザイン学部を生かしたまちづくりをしてほしいと思いました。
他区の政治構造がわからないので、個人的には駒崎区長の誕生を楽しみにしていました。

●統一選前半はほんとうにしんどかったけれども、後半はかなり思い切り応援に入り、そこそこよい成果が出たので精神的には落ち着きました。
狭山市では、ネットの丸橋ユキ候補が大変だというので、頼まれて急きょ応援に入りました。手続きミスで地域政党名の公認が名乗れない選挙、演説も大変というなかで、日に日に運動が改善されて、結果的には中位当選を果たしたのが何よりうれしいです。
和光は菅原さんが苦戦しそうだという中、菅原さんらしからぬ運動をいろいろトライして、結果改善したのもうれしいことです。

| | コメント (0)

2023.04.22

4/21 統一選の応援に走り回りました

3月24日に市議会定例会が終わり、その後、地域の活動をしながら、あいた日・時間を見つけては統一自治体選挙で走り回った1ヵ月でした。

前半は県議会議員選挙で、朝霞市民のみなさま、市内在住の支持者のみなさまには多大な協力をくださり、厚くお礼を申し上げます。
保守どうしの激しい争いのなか、私の応援した候補は結果は手痛い敗北でしたが、私にはいろいろな教訓を与えていただく機会になったと思います。
詳細は書くべきではありませんが、驚くようなことも次々にありました。
また、選挙結果ではなくプロセスにおいて、埼玉4区内の政治構造が大きく変化していることも感じた選挙でした。

後半16日からの一般市区議選は、朝霞市内の選挙はありませんが、日頃、いろいろな情報をくれたり、意見交換をしながら前に進んでいる友人の議員や、その友人が応援している候補、出身の自治労が推薦している候補への応援に走り回りました。
市外のことなんでやるのか、という意見をいただいたことがありますが、政治業界全体に良い候補者を当選させていかないと、という思いからです。
また朝霞市議会議員選挙は統一自治体選挙ではないため、多くの他市の議員の方々が応援に来てくれますが、そのお返しもあります。

そのようななかで応援すべき方々には、日程が限られるなかでお断りすることもありました。
2~3期で、ふだんの活動や過去の選挙で実感したロジスティックの課題を克服していなくて、過去の選挙と同じような未処理案件やトラブル処理を頼んできた方には、心苦しいですが、今回は応援を断らせてもらった方もいました。
逆に、本当は応援したいと思ったり、お返しをしなくてはと思う方もいます。日程が限られるなかで、この候補は、地域の人の応援でやりきれるだろうと思ったところには応援したくても応援に行かなかったケースもあります。
懇意にしている議員さんが何人もいてあちらが立てばこちらが立たずというような自治体への応援は控えたところもあります。

選挙運動が終了してみて、彼らが全員当選できることを祈るばかりです。
期間中は以下の方々の応援・激励におうかがいいたしました。

和光市議会議員候補 待鳥よしこさん
和光市議会議員候補 菅原満さん
新宿区議会議員候補 小野裕次郎さん
八王子市議会議員候補 森ヨシヒコさん
荒川区議会議員候補 久家しげるさん
北区議会議員候補 大畑おさむさん
調布市議会議員候補 さかきばら登志子さん
日高市議会議員候補 田中まどかさん
越谷市議会議員候補 土屋らいむさん
狭山市議会議員候補 丸橋ユキさん
中野区議会議員候補 石坂わたるさん
練馬区議会議員候補 加藤木桜子さん

また、準備の支援として伺っているところもあります。
三鷹市議会議員候補 半田伸行さん
川口市議会議員候補 藤田貢さん

●例年5月初旬の朝霞市選挙管理委員会で、11~12月に行われる朝霞市議選の日程が決まるものと見られます。

| | コメント (0)

2023.04.20

4/20 朝霞はありませんが統一選後半戦です・私の応援している候補者の方々

今週は、統一自治体選挙の、一般市区町村の選挙をしています。朝霞市は選挙時期がずれている(業界用語で「中間選挙」といいます)ので静かですが、都内通勤されている方など、区内どこの駅前もにぎやかだなぁ、と思っておられると思います。

業界どうしの人間関係、情報交換などで、他市区町村の議員さんにも友人・知人ができてきます。このような人を応援しています。
※随時追記しています。

埼玉4区内
和光市議会議員選挙
菅原満さん(無所属・現職)
  事務局職員出身という共通項で、いろいろなことを考えるときの視点がよく似ているなぁと思っています。
  連合の会議などでよくご一緒しています。
待鳥よしこさん(無所属・現職)
  子どもの安全と人権を守る活動から市議になりました。温厚で我慢強い性格に敬服しています。

埼玉県内市町村
越谷市 土屋らいむさん(立憲民主党・新人)
  29歳、インストラクターです。保育士資格を持つ統一選で県内唯一の自治労組織内候補です。
熊谷市 腰塚なおこさん(立憲民主党・現職2期)
  厳しい選挙運動の現場で知り合い、実直な性格で仕事をされていた方です。
  8年前に市議に立候補され、堅実な活動をされています。
川越市 高橋つよしさん(社民党・現職)
  埼玉県西部の中道左派系の議員の学習会を主催していました。温和な方です。
川越市 伊藤正子さん(無所属・現職3期)
  女性の社会参加に向けての川越市の課題解決に取り組んでいます。
日高市 田中まどかさん(無所属・現職4期)
  地域に愛着を持つために、子どもの意見表明権や参加を進める子どもの権利条例の必要性を訴え続けています。
狭山市 丸橋ユキさん(無所属・埼玉市民ネットワーク籍)
  写真家で、狭山の林をこよなく愛し、自然循環型の社会と環境保護に取り組む方です。
  生活クラブの「生活と自治」の写真記者をされていました。
川口市 藤田貢さん(無所属・新人)
  川口市のいじめ問題から、子どもが救済される仕組みづくりをめどしている候補です。
蓮田市 勝浦あつしさん(立憲民主党・現職)

東京・市町村
八王子市 森ヨシヒコさん(無所属・現職1期)
  平和を担保するための、福祉や教育を大事にする候補です。市職員出身で即戦力です。
三鷹市 半田伸行さん(無所属・現職5期)
  税金を取られる人の気持ちに立って、議員報酬以上の政策効果を出す、という訴えをしています。
  勉強会で知り合い前回市議選では助けられました。
東村山市 佐藤まさたかさん(無所属・現職)
  議会改革の運動で知り合い、根源的な視点をいつも提供していただいています。
  議会改革度の後進自治体から、先進自治体に押し上げた事例をいつも学ばせてもらっています。
多摩市 大野まさきさん(立憲民主党・現職)
調布市 さかきばら登志子さん(立憲民主党・現職)
  バスの職場出身です。交通政策で一緒に活動しています。気持ちのよい人です。
府中市 西宮幸一さん(立憲民主党・現職)
  運動の事務局職員出身で、政策的なことで時折大事なご意見をいただいています。
小平市 中江みわさん(立憲民主党・現職)
国分寺市 星いつろうさん(立憲民主党・現職)
清瀬市 宮原りえさん(立憲民主党・現職)
東久留米市 間宮みきさん(立憲民主党・現職)

東京23区議選
中野区 石坂わたるさん(無所属・現職)
  全国2人目のLGBT当事者の議員として12年前に歩みを始めています。ものを言いにくい事情を抱えた人の課題を、専門職の資格を生かしながら取り組んできた議員です。
新宿区 小野裕次郎さん(立憲民主党・現職)
  母の母校の校区の議員さんで、同い年です。観光地化する新宿のなかで新宿で生活する人たちの視点を忘れないように取り組むと訴えています。たぬき山の活動されてきた故小野きみ子元議員のおいです。
板橋区 くまだ智子さん(立憲民主党・新人)
  保育士さんで、保育現場の改善を訴えています。
千代田区 小枝すみ子さん(無所属・現職)
  千代田区の乱開発に継承をならして、景観と住環境の活動をされています。
北区 大畑おさむさん(立憲民主党・現職)
  元都交通局の職員で、公共交通の政策活動の先輩です。
豊島区 和賀井哲代さん(無所属・現職)
  区職員を退職して、介護事業を地域で展開されている議員です。
練馬区 加藤木桜子さん(無所属・現職)
  社会福祉士で、地域に様々なインクルーシブな空間を作っている方です。
荒川区 河内ひとみさん(無所属・現職)
  主任ケアマネージャーをされています。
荒川区 久家しげるさん(立憲民主党・現職)
  父方の郷里の造り酒屋さんの息子さんです。温厚な性格のすばらしい議員です。
大田区 津田ともきさん(立憲民主党・元職)
  働く人にとっての社会保障制度をいつも考えている議員です・
大田区 奈須りえさん(無所属・現職)
  景観と住環境の運動で知り合い、区政に関して根源的な課題提起をされて参考にしています。

北海道
名寄市 髙野美枝子さん(立憲民主党・現職) ※無投票当選
  公務員非正規労働者の運動を長年取り組んで来られた方です。
江別市 佐々木聖子さん(立憲民主党・現職)
  病院の労働運動をされて来た方です。
鷹栖町 片山ひょうえさん(無所属・現職)
  議会広報のランキング1位を取った立役者で、ご自身の選挙ビラも週刊誌の中吊り広告風の面白いものを作っています。
  陶芸家で、朝霞市で製造した窯を購入していただいています。

中部
長野県中野市 中村あきふみさん(現職)
長野県小布施町 中村雅代さん(現職)
蒲郡市 藤田ひろきさん(立憲民主党・現職)
瀬戸市 臼井あつしさん(無所属・現職)
大府市 宮下しんごさん(無所属・現職)

近畿
生駒市 塩見牧子さん(無所属・現職)

| | コメント (0)

2023.04.10

4/10 山下たかあきさん、残念な結果でした

昨日行われた埼玉県議会議員選挙、朝霞市選挙区では、松下まさよさんと松井ひろしさんが当選し、応援していた山下候補が9132票で落選となりました。
選挙結果    山下たかあき 9132票(前回醍醐票1万3765票)
     当選 松下まさよ 1万4748票(前回9708票)
     当選 松井ひろし 1万3550票(前回1万1446票)
山下さんにバトンを渡した醍醐さんの得票から、候補交代による選挙協力の変化による影響で6500票マイナスした約7000票の上乗せには、2000票程度で、私と本田議員の応援では力不足だったのかと思いました。それでも、ためらわず応援し続けていただいたみなさまに感謝申し上げます。
またいろいろな複雑な市内事情があるなか、私や私の会派の議員を頼ってくれた山下さんには、頭が下がる思いです。

一方で、前回県議選では市長と一線をひきながら、今回は富岡市長と完全タッグを組んだ松下まさよさんが1位当選。これで前々から出馬の噂のある市長選にリーチしたのではないかと思います。20年前の県議選と似た構図です。
松井ひろしさんの選挙運動は、敵陣営ながら多様・多彩な戦術を採用して、いろいろな層に届く見事さを感じました。

●県内でご縁のある方々の結果です。
市内とともに、勉強会などのご縁やで今回積極的に応援した吉川市・松伏町選挙区の埼玉市民ネットワークの岩田京子さんは1万1183票で惜敗しました。
28%というこの選挙区では珍しい低投票率、わずか263票差の僅差の落選で、残念無念にもほどがあります。自民党現職相手の1人区の選挙、当初はかなわないとも言われていたなかで、接戦に持ち込み、吉川市だけでは上回る結果となり大健闘だったと思います。選挙のある政治では、リスクを取らないと自分たちの思いや課題が前に進まないことも多くあります。そういうなかでは、1人区という大変な状況のなかで大事な挑戦をしていただいたと思っています。

県内では自治労推薦でとりわけ加盟組合とのご縁の深いなかでは越谷市選挙区の細川たけしさんが当選いたしました。あわせて同じ選挙区の友人の辻こうじさんも当選、非自公で4人区で2人を通す地力を見せていただいたと思います。

和光市では、県立高校入試の決済変更や通学定期券販売の改革に力をいただいた、井上航県議が1人区で圧勝し、続投となったことがうれしく思います。

●NHKの選挙サイト、政令市議選の結果のなかでは、堺市、福岡市、熊本市の3市の市議選が掲載されていません。報道の自由があるのかも知れませんが、選挙結果のwebとして、結果情報を不十分な情報で出しているというのは、良くないなと思います。また県議が掲載されていて市議選が載っていないというのは、格上格下みたいな発想があるんだろうと思ってしまいます。

●全国の友人たちの結果も見えてきました。先日のブログで紹介したみなさんの結果です。応援のご協力に感謝申し上げます。

続きを読む "4/10 山下たかあきさん、残念な結果でした"

| | コメント (0)

2023.04.06

4/5 県議・政令市議選、中盤戦にさしかかりました~引き続き山下たかあきさんの応援をお願いします

県議会議員選挙の市内に選挙公報が配られました。また選挙運動用はがきも届き始めている状況です。
今回、市議会の立憲歩みの会の黒川、本田両議員は、山下たかあきさんを応援しています
理由として
①県議会では自民党会派の数を少しでも削り、自民党だけで運営をするような状況を変える必要があること、
②堅実な県政運営をする大野もとひろ知事とともにあること、
③本人のいろいろな立場の人をつなげたり対話を促す姿勢が党派対立の強い県議会で有効であること
を挙げました。もちろん政策それぞれについても賛同することは多くあります。
またしがらみとして連合推薦というのがありますが、その前のところで山下さんがいいと思っています。

他候補と比べても、誠実に議員をしてくれると思うところ大です。
多くの人がご支持してくださるをことをお願いいたします。

●朝霞市内の国政野党支持者から、松下さんを野党系だと思われて、あなたは応援しないのか、と問い合わせをいただきました。前回県議選では自民党推薦ですし、一言も非自民系になるとは言っておられないと思います。この間も市内の野党系の選挙を手伝っていただいた記憶はありません。
今回の県議選朝霞市選挙区、穂坂さんの自民党、大野知事の推し、富岡市長の推しという大きなファクターが捻れているのでわかりにくいと思います。山下さんが受けている「連合埼玉推薦」という旗印以外、野党支持者にわかる公党の公認・推薦がなく、明確な受け皿が見えずに困惑しているのかも知れません。

●こういう人も応援しています。選挙区におられる方は投票の検討をしてくれるとありがたいです。相談に乗っていただいたり、朝霞市を見にきてくれたりしていただいたことがあったり、ご縁があったりの方です。応援行く行く詐欺で、大変申し訳ないばかりです。

埼玉県議会では
和光市選挙区 井上わたるさん(無所属県民会議・現職)
川口市選挙区 白根大輔さん(立憲民主党)
所沢市選挙区 水村篤弘さん(立憲民主党)
越谷市選挙区 細川たけしさん(立憲民主党)
吉川市選挙区 岩田京子さん(埼玉市民ネットワーク)

さいたま市議会では
見沼区 三上たかしさん(立憲民主党)
西区 出雲けいこさん(立憲民主党)
北区 相川綾香さん(立憲民主党)
中央区 高柳俊哉さん(立憲民主党)
県内はその他、非自民で様々な人を応援しているところです。
書きたかったのですが、無投票で当選された方もいます。

全国では
定森光さん(札幌市議会・西区選挙区)
  名古屋のNGOで困窮者支援をし、その後札幌でNPO支援の中間団体を運営していました。
和泉優さん(北海道議会・恵庭市選挙区)
  以前、選挙で秘書としてご一緒して過ごしました。辛抱強く、理想的な人です。
藤原広昭さん(札幌市議会・東区選挙区)
  札幌在住時の選挙区の市議さんで、様々な意見交換をした方です。
篠原菫さん(札幌市議会・白石区選挙区)
  私の最初の就職先の会社におられた方としてご案内いただいています。
大野ともいさん(横浜市議会・港北区選挙区)
  30代様々な運動ともにした友人の配偶者です。
山本篤志さん(京都府議会・木津川市相楽郡)
  熱心に政策を調べたり行動している方です。
野々上愛さん(大阪府議会・高槻市選挙区)
  私が政治家になったばかりの頃、二連ポスターの相手になってくれました。
  いろいろな政策的な問い合わせ宿題をいただいては勉強する機会を作ってくれた方です。
武なおきさん(大阪市議会・生野区選挙区)
  勉強会でご一緒しました。地域を支える社会福祉士・コミュニティーワーカー出身です。
西てつしさん(堺市議会・西区選挙区)
  選挙の現場と勉強会でよくお会いし、朝霞に応援に何度も来てくれました。
小堀セイジさん(堺市議会・南区選挙区)
  よき相談相手で熱い友人です。
堀田みえこさん(奈良県議会・奈良市選挙区)
  私のとてもお世話になっている阪本奈良市議とともに歩いている方です。
菅森実さん(愛媛県議会・今治市選挙区)
  自治労にいたときの職員の同僚でした。仕事がまじめです。
  愛媛県が近年野党が強くなっていますが、菅さんの実務能力が大きいです。
仁戸田元気さん(福岡県議会・福岡市西区選挙区)
  どろどろの状況の選挙の現場で、手伝いに来られた秘書さんでした。いろいろ助けられました。
西岡誠也さん(熊本市議会・南区選挙区)
  熊本で自治労の保育集会を開くときの委員長さんとして協力していただいて以来、ずっと励ましていただいているご縁です。
木田みのるさん(大分県議会・大分市選挙区)
  自治労で主催した勉強会の受講生として、いろいろなことに意見交換しました。

●選挙区の自民党候補の陣営、多彩な戦術、アプローチを使って、固定観念に縛られない選挙をしています。すごいなと思っています。

| | コメント (0)

2023.04.02

3/31 県議会議員選挙では山下さんを応援

20230331yamashitasenkyo13月31日から県議会議員選挙が始まりました。4月9日が投票日ですが、4月1日~8日まで期日前投票ができます。

今回、朝霞市選挙区は、自民党の現職・松井さん、無所属新人で醍醐県議の後継の山下さん、無所属新人で市長推薦の松下さんの3人が立候補しています。
どの候補も基本的に保守系、そして推薦などの関係では一長一短の理由があって、僅差の激戦になっている状況で、投票する価値のある選挙となると思います。

私は今回、市議会でいろいろなことを相談できた仲間であり、LGBTQのパートナーシップ制度の実現や安保法制の請願書決議(結果的には否決)などで尽力し、同じ連合推薦議員であった、山下たかあきさんを応援しています。
これまで私が議会報告などを郵送いたしました方々には、選挙運動用はがきなどをお送りしますので、ご参考にしていただけたらと思います。

●推薦関係では、
松井さん:穂坂衆議,獅子倉市議,福川市議,須田市議,田原市議,小池市議,大野知事
山下さん:醍醐県議,黒川市議,本田市議,佐久間市議,大野知事,富岡市長,上田前知事
松下さん:富岡市長,野本市議,柏谷市議,塩味前市長
となっています。
松井陣営は、前回推薦を受けた富岡市長が推薦せず、松下さんの応援に回り、構図に変わった一方、この間に穂坂衆議の地盤が強くなっているところがあります。
山下陣営は、醍醐県議の地盤のバトンタッチと、唯一の非自民系候補という強みを生かせるかがかかっています。
松下陣営は、富岡市長の全面的な支援を受ける強みがある一方、前回の、しがらみのないチャレンジャーという立場がなくなったことの±があります。
政党・党派的には、公明党6500~9000票と、革新系4000~6000票の行方も気になるところです。

前回2019年の県議選は
醍醐さん 1万3765票
松井さん 1万1446票
松下さん 9708票
という結果です。これに加算減算しての結果になると思います。

| | コメント (0)

2023.02.07

2/6 横路孝弘さんの死

ニュース番組では18~19時台で放送したっきりで終わりましたが、私にとっては大きな報せが入りました。北海道に在住時に大変お世話になった横路孝弘さん(元衆議院議員・元北海道知事)の死去の報せです。
一日たって、横路さんの死亡が心のなかをじわじわと寂しさが増しています。

家を出た見たかったというのもありましたが、観念的な論争に明け暮れて選挙しない首都圏の左派ではなく、実際に政権を取って社会党王国と言われていた北海道で学生やって、向こうの政治風土を勉強してこようと思ったのは、横路さんの存在があったからです。
1991年4月、横路さんにとって3回目の20歳の春の統一選で、20歳の私は初めて事務所に飛び込みました。労組の組合員の方々と後援会のおじいちゃんおばあちゃんたちに囲まれて、珍しい若者だからとちやほやされながらも、大量の手作業したり電話かけしたり、一兵卒としての経験を山ほどできて、時に面白い地方選挙に行く機会を与えてもらったりしました。得るものがたくさんありました。
そのときの選挙では、同時の北海道議選で110のうち社党公認・推薦で44も取れました。埼玉では経験できないびっくりでした。

横路さんは1983年の知事初当選の時代からノーマライゼーションを掲げていたので、事務所に出入りする障害者の当事者運動に関わらせてもらったことは、その後の私の思考に大きな影響を受けましたし、自治労や朝霞市議会の仕事でも大事な価値を作ってくれました。
いろいろな思い出が詰まっている横路さんとそのまわりのみなさんの思い出が、走馬灯のようによぎります。
もういないんだと思うと、寂しくて仕方がありません。
謹んでお悔やみを申し上げます。またご家族には、痛切な気持ちのなかにおられると思います。お見舞い申し上げます。

横路さんの引き際は見事で、安倍晋三首相のもとで、野党に関する情報が封殺されるようなひどい政治情勢のなかで最後に小選挙区で勝った後、誰もがこの人と思う道下さんにバトンタッチすることで、何も傷つけずにその功績を継承できたことはよかったと思います。
総理大臣候補だと何度も言われたし、そんな近未来小説も書かれたました。結果的に難しかったけれども、副議長就任が一番嬉しかったし、副議長のときには、河野洋平さんと面白いことやったんだという話をしているのが愉快でした。

私も20代は若気の至りで、2度も横路さんの前で失敗や、怒らせてもおかしくないことをいたしましたが、ほとぼりがさめた頃にまた戦力に戻してもらい、出遅れ就活の末、街で高名な文具店に就職した私を受け入れ赦してくれたのには、感謝ばかりでした。

知事のときには行政の長として交流することは少なく、選挙は全道を歩く過酷なもので事務所などにいることはなく、べたべた関われたのは、年に2回ぐらいしかありませんでしたが、社会党が一気に退潮しているなかで、横路後援会のみなさまと何度も厳しい選挙を闘っては勝った経験は、今の糧になっています。
9年間の北海道での横路さん、横路後援会との体験がなければ、今はなかったと思っています。
東京後援会の最後かもという集まりで、首都圏のふるさとで議員になったということを夫妻で喜んでいただいたのが最後の思い出です。
ありがとうございました。

●昨日の立憲民主党泉代表の記者会見の言葉は、1990年代に北海道で過ごした政治青年たちが見た横路さんへの実感をすべて表現していたように思います。よい記者会見でした。
7分目ぐらいから泉さんと横路さんのなれそめが語られていますが、会社帰りに寄った横路さんの政治討論集会で、すくっと立ち上がって語る泉さんは私のなかでも鮮烈な記憶として残っています。
立憲民主党国会情報「2023年2月6日 泉代表ぶら下がり(横路孝弘元衆議院議長ご逝去について)」(youtube動画)

| | コメント (0)

2023.01.16

1/16 議員のなり手不足の処方箋を考える

少し古い話になりますが、年末12月21日、総務省が自治体の制度変更をする考え方を整理する審議会「地方制度調査会」で、議員のなり手不足の対応策が答申されています。(NHK記事
統一自治体選挙を前に、前回統一選以降の自治体議会、自治体議員に起きている問題意識がこの時期に提言されて制度変更の動きになっていくもので、今回はこれが課題かという感じです。
問題意識としては、なり手不足、社会構造に即した議員構成ではない、ということですが、その答申として、①休日夜間開催、②議員へのハラスメント対策、③介護や育児の休業制度の明確化、④住民への情報公開、⑤住民からの参加、⑥議会の位置づけの明確化、⑦議員になることへの休暇制度の整備、⑧公共事業の請負業者を想定している兼職規制の緩和、⑨議会のオンライン化などを内容にしています。

朝霞市を含む近隣市でも議員のなり手不足は深刻で、新たな挑戦者も、住民の多くを占めるサラリーマン階層から参戦することはほとんどありません。以前は地主やその親族が立候補していましたが、その後継者たちからの立候補も途絶える傾向にあります。その候補者不足の間隙を突くかたちで、近年は、社会転覆こそめざさないものの、反社会的な行動を厭わないような政治勢力が政治進出する足がかりにされています。あまり使いたくない言葉ですが、「普通の人」が出てくるのは既成政党のルート、という皮肉な結果になっています。

なり手不足の解消の結論から言うと、議場で議論して決定することに意味を見いだせて、議員という仕事に意味があると思わせることがなければ、なり手不足はおさまりません。これは今、日本社会で、PTA、町内会、管理組合、NPO活動、労働組合、生活協同組合など、共同解決が必要な課題を取り扱う団体の仕事全般に言えることです。日本人のライフが、会社組織の仕事と、核家族かなくなって、その他の人間社会の営為に必要な共同活動が機能不全に陥っています。結果、多くの社会問題がツィッターみたいなところで文句出るだけで、解決されなくなっています。

先日、北海道のある市議会議員がツィッターで、議会に取られる時間を減らせば、議員のなり手不足は解決する、報酬も下げられる、という問題提起をしているの目にしました。議事の効率に配慮は必要ですが、それが自己目的化すると、余計なことを言わないという文化の強い日本社会ではシャンシャン総会となりやすく、議会の役割は低下し、ますます議員になることの意味が低下します。その結果は、議員が静かになれば、正規職員公務員の(待遇の話ではなく、仕事の価値の置き方として)都合最優先の自治体運営しか残りません。議員は一般人ではありますが、選挙をくぐって報酬を受け取って市民の政治的営みを代わりにやる責任もあります。

全国各地のPTAが「一人ひとりの活動の負担を少なくするように」役割を細分化して全員に役割を振るような運営をして、ルポライターなどに問題を指摘されています。その細分化されすぎた役割や、負担の「ずるい」格差がおきない調整を複雑にすることで組織が官僚化し、PTAを運営する側が運営する面白みややりがいがなくなっていることも紹介されています。その役をやることに意味とやりがいがあるのだ、と思えるような改革をしなければ、役をやることで言われる「お客様」たちからの嫌な言葉が足をひっぱり、日常の仕事の忙しさに対応することの方がどうしても優先するので、そうした公的な活動、その最たるものの議員など、なる人はやっぱり出てきません。

議会業界全体として、議員たちが議論して、最善の結果を出した、という仕事と成果に対する満足感を形成しない限り、ろくな議員候補はなかなか出てこない、と断言してよいと思います。特に、マイナスとなる状況や危機となる状況を乗り越える力のある政治家を地域に養うためには、負担軽減の議論では、人材は育たないと思ってよいと思います。

それとともに、日本社会では、職場で机を並べる同僚が政治家をやっていることに恐怖感が強いのだな、と思うことがあります。昨年、私も仕事の場ではない活動で「この場に政治家がいるから」ということを言われたことがあります。その感覚がある限り、賃金労働者にとって、在職立候補など日本社会では夢のまた夢、いくら議会に取られる時間をへらそうが何しようが、多くの人には頭からムリムリということになります。結果、退職する覚悟をしないと、議員になれないなぁと思うところです。
先進国なら多くの国である、賃金労働者から在職立候補するための、労働組合→社会民主主義政党経由の政治リクルートシステムが、1990年以降、さきがけと小泉純一郎による労組抵抗勢力論で破壊され日本では機能不全になっているので、そのあたりもまた、課題だろうと思います。
そうしたことが解決した上での、なり手不足の解消なのではないかと思います。

地方制度調査会の答申ですが、世俗で言われていることにそのまま直結して回答を出したという感じです。上記の「議員は何のためになるのか」という問題意識がないままに、兼業規制の解禁だの、職としての明確化だの、オンライン制度の充実だの、思いつきの手段を並べたという感じもしています(もちろん委員たちが長時間議論はしているのでしょうが)。
ありもしない兼業規制の解禁など、焼け太りのように市役所の仕事を請ける土建屋さんたちを議員にしろ、という話で、どうかしているとしか思えません(今でも相当役所に依存した仕事でもしない限り制限は受けないし、委託なら対象外です)。

●一方でなりたいなりたいという人がいろいろでねぇ、という感想。地方議員になって、持ち場でいい仕事しているのに、そのしんどさに耐えられなくて「上に」と幻想を持つ人も。私も含めて、全体として自爆体質の人が多い世界です。

●議会のオンライン化は推進しておく必要がありますが、主はリアルなコミュニケーションだと思います。あくまでも手段です。

●土日夜間議会はありがちな提言なのですが、実際に議会を傍聴している人の少なさを考えると、効果は少ないと思います。近年議会の録画公開が定着しているので、その方が活用されている感じがします。議員のなり手も、土日しか議会に来られない人に合わせれば、今度は土日に働いているサービス産業に従事している人はどうなんだという話になり、いたちごっこな話にしかなりません。議事の都合の調整に拒否権発動されることも頻発するでしょう。
土日は、一般市民の多くが仕事を休みにしており、議員は、市井のいろいろな人の話を聴く時間として使いて、議場での議論での反映や採決での判断材料にした方がよいと思います。

●第31次地方制度調査会から、自治体の改革というより、時々の流行のツールを自治体に押し込むみたいな議論のスタイルに変化しています。箝口令みたいなのが出ているのか、議論の過程も表に出ることがなくなり、かつての地方分権をリードしたような面白みがなくなっていると思います。そのなかでの、自治体に考えさせない、中央集権的な政策のオンパレードなのかなと思います。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧