2008.09.11

9/11 パラリンピック選手が出場断念になっていた

アテネパラリンピックの円盤投げで銀賞を取った佐藤京子さん、私の勤務する労働組合の組合員で、組合機関紙の取材に応じてくれたことがあった

スポーツのことは皆目わからない私は、スポーツ記事の取材ということで丹念に下調べして、緊張しながら取材したのでよく憶えている。北京オリンピックへの執念がひしひしと伝わってくる。

今日、気になって調べていたら、8月に職場内で事故にあって、出場断念していたとのこと。ほんとうに残念だ。ドーピング検査で使える薬が使えない中、いろいろなことを克服しながら働いている佐藤さんは、ほんとうに無念だったのではないか。金メダル級の選手なので、オリンピックだったら、大ニュースになっていただろう。

何とか早く治癒して、再挑戦できるよう祈っている。

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2008.06.05

6/5 タクシーが景品を出すことは、どこから悪いのか

仕事帰りに役所の発行するタクシー券で帰宅したら、タクシーからビールをもらったということで問題になっている。問題にしたい気持ちはわかるが、利用した交通機関からサービスを受けることがどこまでいいのか悪いのか、線引きなんてあるのだろうか。新幹線グリーン車でおしぼりもらうのはどうなのだろうか。飛行機でお茶が出されるのはどうなのか。それとタクシー運転手が手持ちのビールをいつもありがとうございます、と出すこととどこが違うのか。コミュニケーション能力などという過剰なサービスを受けているものなんか、ビール以上のコストかも知れない。

責めるべきはタクシー券が適切に出ているかどうかだろう。公定価格のタクシーで、景品サービスをやって何が問題なのか明確にしないと、この議論はひどくファシズム的なものになる。

そんなことを考えて、騒いでいる元を聞いたら、またあの長妻である。長妻議員は、どうしてこういう下半身的なことばかりに興味があるのだろうか。そして、いったいそういう情報をどこから手に入れているのだろう。議員なんて議員と秘書3人しかいないはずなのに。そっちの方がよっぽど怪しい。

●長妻議員はタクシーで出される缶ビールにすごくご立腹のようだが、上物だけで150億円もかかる朝霞の基地跡地にできる国家公務員宿舎の建設はどう思っているのだろうか。民主党議員はこの問題に逃げ回っているではないか。というのも民主党代議士を支持するグループが、基地跡地開発に一枚噛んでいるからではないか。もっと金額の大きな問題にきちんと責任もって対応すべきだろう。

●NHKニュース9の堀潤が霞ヶ関の役人を捕まえてマイクで問いつめている。見苦しい。

●日銀副総裁候補、池尾和人に民主党が賛成する方針に、国民新党が統一会派解消と反発したというニュース。小泉構造改革に反射神経的な反発しかできず、雇用の底割れにきちんとした対応が取れない民主党が池尾氏に反発できない底の浅さを感じる。そのことだけ見ると非常に面白いことだ。反面、のどから参議院過半数がほしい自民党に与することができる体制を作って、国民新党が本気でキャスティングボードを握る第一歩になるかも知れない。小沢一郎と負けず劣らず政局がらみの行動しかしない若手議員の暴走と突き上げに冷水を浴びせる効果もあるだろう。

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2008.04.19

4/19 高級ホテルのシェフがファストフードでせこいことして逮捕

洞爺湖サミットの開催地、ザウィンザーホテル洞爺のフランス料理店の料理長が、150キロも離れた札幌のファストフードのレストランで有料のバーベキューソースを勝手に取ろうとしたため制止したファストフードの従業員に暴行して逮捕されている。

自分がよく行くレストランやホテルだったら笑えないが、北海道を食い物にした地上げ屋とその後入り込んできたハゲタカファンドが、「再生してやった」という態度でぼったくりみたいな金額で恩着せがましく泊まらせるホテルのレストランだけに、何だか笑ってしまう。

シェフだからと洞爺湖のほとりで缶詰になれとか、札幌で遊ぶなとか、ファストフードに行くな、と言わないが、そういうところでうかつに逮捕されるようなことはすべきではないだろう。

左翼の中には、洞爺湖サミット反対とか頑張っている人がいる。ドンキホーテみたいな精神に敬意を表するが、正面切って反対するより、こういうことを高見の見物決め込んだ方がいいんじゃないかと思う。どうせ会議やっても利権の山分けどころか、むしろアメリカの金融業界の出血にあたふたして終わるんだろう。

●せこいはせこいで、後期高齢者医療制度。結局ここまで問題をこじらせて節約できる税金はピーク時で3000億円。朝霞市の基地跡地の開発は、国負担分、朝霞市負担分含めて、トータルで400億円。こんな開発を全国で8ヵ所止めれば済むことだなぁ、と思う。道路特定財源の暫定税率分だけで1年で2兆円、全額ななら5兆円にもなる。これは死守しているのだからあほくさい。
この問題での自民党の議員たちの責任転嫁ぶりにはびっくりする。野党の議員の何人かを懲罰動議にかけ強行採決までしておきながら、官僚が悪い、野党が悪い、私たちは何も知らなかっただと。そんな程度の法案が自民党の複雑な手続きをふんで党議決定になるものかと思う。年金のときがいちばんひどかったが、悪い制度を国民の代表として決めたのは誰だ、と聞きたいものだ。
そういう過去や現実に頬被りして、テレビカメラを呼びつけて、選挙対策か、制度の修正だと気炎を挙げている平沢はじめとした連中もあきれかえる。

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2007.10.26

10/26 NOVA問題についてのテレビ局・広告代理店の責任

NOVAが倒産。ゴルフ会員権商法みたいなものだなぁ。

ところで、NOVAの被害がこんなに成長したのは、テレビコマーシャルの効果が大きい。テレビ局、広告代理店、コピーライターたちは、何重もの問題を抱えていると思う。

NOVAが消費者問題を抱えているらしいという話は、消費者問題に聞き耳を立てている人や、問題商法に関心のある人たちにとっては、ずいぶん前から聞こえていた。それでも繰り返し繰り返しテレビコマーシャルが流されてきた。今回、被害を受けた受講者や外国人講師たちの上前が、テレビ局、広告代理店、コピーライターに少なくない額が流れていたということになる。特にテレビ局と広告代理店は、そうした消費者問題に聞き耳を立てられる立場にあったし、社会問題として視聴者などからの問題指摘もあったのではないかと思う。

テレビ局や広告代理店が、NOVAで一儲けしていることで、結果的には、NOVAの消費者問題を隠蔽し、良いイメージを植え付けることに一枚手を貸した役割を果たしている。

航空会社や銀行員の給料が下がったために、今、日本のサラリーマンたちで最も給料が高い人たちは、広告代理店職員、次にテレビ局職員である。30歳で1000万円の給料である(彼らはいい歳した公務員が年収1000万貰っていることを問題だ、問題だと騒ぐ側にいる)。次に高い航空会社や商社の社員を何馬身も引き離している。それぐらい高い給料の原資は、こうした問題企業の出した広告代にある。このことは、商工ローン問題や、サラ金問題、KSD問題でも問われた構造であるにもかかわらず、いつまでも繰り返される。

豊田商事事件で解釈が変更され、問題ある仕事についていた人の所得の、労働の対価部分を上回る部分については不当利得という判断がされ、被害者債権への返済資金として弁償することになっている。30歳年収1000万に不当利得があるかどうかは微妙だが、広告代というのはそういう社会のあぶく銭なんだということをもっと自覚しないとまずいのではないかと思う。

そしてこの構造が全く改まらないのも、電通一社がテレビ広告の過半数を握っている独占にあり(大して独占の弊害がないJRやNTTが切り刻まれたのにもかかわらず、本来は複数社の競合によるチェックアンドバランスが必要な広告代理店業界が、元国策会社が独占しているということ自体が社会問題だと思う)、博報堂以下の広告代理店は、電通の間隙を縫うような広告商売しかできないところに問題広告が出やすい背景があると思う。

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2007.01.28

1/28 抗体反応

家族が次々に風邪にやられて、幽霊船になっていくようだ(風邪だからいつかは治るが)。

そんなときに、鳥インフルエンザのことを考える。専門知識があるわけでしゃないし被害にあった養鶏業者のことを考えると軽々なことは言えないが、日本は渡り鳥の飛来地で、かつインフルエンザウイルスというのは数限りなくありそうなので、今取られている水際でのウイルス撲滅作戦ってどこまで守りきれるのかわからない。
ウイルスに効くクスリはなく免疫で退治するしかない、とか、あるいはインフルエンザは一定程度蔓延すると解毒化していくとか、そんな話を聴いていると、死んだ鶏は廃棄するにしても、インフルエンザの感染した養鶏場で生き残っている鶏を繁殖させた方が、効果的ではないか、などと滅茶苦茶なことを考えてしまうが、どうなのだろうか。

●久間防衛大臣が記者クラブで、自衛隊のイラク派兵はアメリカの誤情報に騙されてしまったんだというような本音の話をした。朝のテレビを見ていたら、そのことに対する民主党菅代表代行の「閣内不統一だ」というツッコミに対して評判が悪い。結局久間さんは黙っちゃうみたいだ。それではイラク政策が変わらない。
国会での論議の技術上、安倍首相を追いつめていく意味では閣内不一致というツッコミは有効なのかも知れないが、ここでは、イラク政策の変更について久間大臣が思い切った発言をしているのだから、もっと上手に捉えて次の議論に広げていくことが必要だったと思う。民主党の政策としてはイラク派兵には反対なのだから。
イラク派兵の責任追及の前に、誤った情報とは何か、誤った情報で対米協力を約束してしまったシステムは何なのか、国会で明らかにしていくべきだろう。

この問題についての尾ひれはひれ。
①政権交代があれば過去の政治判断ミスを浄化する機能が働いて方向転換できるんだけど、日本の場合は政権交代がないし、さらには小選挙区制の導入で派閥による疑似政権交代も無くなったから、国としての過去の政策判断の誤りを浄化する機能が働かず、過去の蓄積の上での政策転換をすることになる。与党はねじ曲がった理屈に理屈を重ねて方向転換を図るしかない。一方、野党は筋のよい方向転換のためには政権交代を迫っていくしかないが、理念や大義なき政権交代ばかり意識すると、最初の「閣内不統一」というような政局がらみの判断をする体質が身に付いて、これまた野党も力がつかない。ジレンマである。
②こういう発言をしても大目に見てもらえる久間氏の存在というのはなかなか面白い。他の政治家(に限らずすべての組織人)だったら謹慎させられるようなことだと思う。麻生太郎さんも、久間さんの発言を長崎弁で紹介して、自分の言い分を通すのに使ったことがあったような記憶がある。

山口二郎北大教授のブログで、御手洗経団連について批判している。論点が整理されていてよい。ただし過去の経団連代表が今よりよかったのはわかるが、「国士型」というのは持ち上げすぎだと思う。

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2006.11.07

11/7 竜巻を延々報道しても教育基本法改正は全然ニュースなし

大学の社会教育について教えている先生のところで子連れで軽いブランチ。エンパワメントできる人材を養成する大学院の講座を開設する話をされた。その後、紅茶キーマンを捜して都内を彷徨う。以前、高島屋日本橋店に比較的安い茶葉があったことを思いだし行ったら、テナントがリニューアルして2倍の値段になっていた。ハリボテで付加価値を生む構造改革商法なり。その後、名刺をつくってもらいに印刷屋を訪ねる。最後に伊東屋で来年の手帳を買う。

●先日、テレビの国会審議を伝えるニュースで質問側の議員の発言を画面に乗せもしなくなったし、質問の趣旨も紹介しなくなったと書いたが、やっぱりテレビニュースがおかしい。最重要法案であり、戦後体制の抜本的見直しを位置づけて審議されている教育基本法の審議状況、理事会の議論について報道がない。

一方で必要以上に長い時間報じられていると思うニュースもある。きのうまでは、必修科目の未履修問題。それもきょうも何校発覚、きょうも何校発覚とあとは同じようなニュースを10分以上も続く。きょうの9時のニュースでは、佐呂間町の竜巻で20分以上も時間を割いている。人が死んでいるとは言うのだろうけど、想定内の天災であっておそろしく特異なニュースとも思えないし、全時間の3分の1も割く必要があるのか疑問だ。

命令放送を強行しようとする政府・自民党の姿勢に、マスコミがびびってしまっているのだろうか。何かおかしい。命令放送の実施について、拉致被害者向け放送をしてきた「特定失踪者問題調査会」が不快に思っていると毎日が報じている。自分たちのこれまでの努力を一切無視して、安直にNHKに飛びついたことに不快を示している。

●選挙での電子投票を導入した神奈川県海老名市が、システムの信頼性がないととりやめることにしたという。賢明な判断である。電子投票はコンピューターさえ入れれば効率化されるという、無検証の固定観念の産物である。開票作業に携わる自治体職員の残業代が無駄だから電子投票を導入しようという議論をされているが、どちらがお金がかかるのだろうか。さして複雑でもないたまの作業のために、コンピューターを入れて効率化できるとは思えない。実際、たまにしか稼働しないから毎回ミスがおきているし、そのために人手で開票作業やるのとかかる時間は全然変わらない。年中、住民投票をやるというならともかく、電子投票システムはコンピューター会社が自治体をカモにするツールとみた方がいい。

●八戸市のタウンミーティングで内閣府が、政府の有利な質問をするよう要請していた問題。タウンミーティングが税金を使った与党施策のPR事業でしかない本質を見せてくれた。ほんとうによくない。しかし、野党側も言えたものかと思うところもある。今回、共産党が火をつけたが、共産党系の大衆団体なんて、執行部が痛くも痒くもない要請質問ばっかりだったじゃないかと、大学の自治会の議論を思い出した。

●フジテレビのFNNニュース、久しぶりに「熱血教育者」を紹介していた。教育特集の悪い癖が始まった。以前も、長田百合子を良く紹介していてやばいよ、と書いたことがある。その後、同じようなことをやっている長田の妹が子どもたちに暴力を振るって死なせてしまい逮捕された。しばらくこうした熱血教育者はオンエアされていなかったのだが。今回も、どうみても社会常識のない風貌の教員が、問題児ばかり集めて、授業そっちのけでよさこいソーラン踊りか何かやらせて、怒鳴る、涙を流す、感動する、目の色が変わった、という毎度のパターン、テレビ局は好きなんだなぁ。目の色を変えることが学校教育の目的なんだろうか。

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2006.10.31

10/31 質問側をカットするNHKニュースの国会審議の報道

民放のニュースは、バックミュージックつけたり、人々の妬みにつけいるようなセンセーショナルな報道の仕方をするので、極力NHKのニュースを見るようにしている。ところが最近、特定の企業名(別会計の子会社が制作し、サクセスストーリーで取り上げた企業)をバンバン出したり、与党の宣伝放送が目立ち、おかしいと思う。

とうとう国会審議のニュースも、質問者の質問をカットし、政府側答弁しか放送しなくなってきた。
今回の教育基本法の審議で、単位未履修問題で、民主党側が教育の地方分権をいっそう進めることを訴えて、教育委員会制度そのものについて問いただしている質問をカットして、文部科学省の都道府県教育委員会への指導監督の強化を答弁した文部科学相や首相の答弁だけを画面に流していた。
民主党と自民党は地方分権の教育なのか、中央集権の教育なのか、というシステムの論争をしているのに、国民には、文部科学省の指導監督について議論しているかのような誤解を与えている。ウソつく技術の1つ、「言わない」ウソ、である。従軍慰安婦の民間裁判放送の一件以後、NHKは安倍晋三に配慮しすぎているのではないか。

中央集権制の教育制度を是認している限りは、今の文部科学省=教育委員会=学校という密室教育は温存されるし、地域社会と教育、家庭と教育の相互理解など、まずもって難しい。教育の側が凝り固まってしまうからだ。それでも中央集権制でやっていくというなら、今日の首相や文部科学相の答弁にならざるを得ない。

地域社会や家庭と教育の連携を本当に実現しようとするなら、教育の地方分権をいまよりもっと進めなくてはならない。地域社会の合意でカリキュラムを組み、教員を雇うということをしていく必要がある。この制度なら、単位未履修に対して温情的な措置を取るにしても地域社会の合意があればできるし、私学との競争が激しい地域や、立身出世しないと食べていけない地域は、もっときちんとした教育をやることができる。責任も文部科学省まで累が及ぶものではなく、自治体が責任を負わなくてはならない。今の教育制度では政治からの中立という美名のもとで民意の監視ができない。だからおよそ時代にかけはなれたアナクロな手法が通じている。
地域が教育について責任を持つよう、地方分権一括法で文部科学省が都道府県教育委員会を統制できるシステムをなくしたのに、それを復活させようという議論はナンセンスである。佐田規制改革相が今日、言ったことは時代に逆行していると言わざるを得ない。

単位未履修問題について言うと、安倍首相は一昨日と今日とで言うことが違ってきている。一昨日は温情的措置を執れと指示している。今日は、未履修に不公平な措置をとってはならないと言っている。教育再生とか言っておきながら、立脚点があやふやであることがよくわかる。

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2006.10.21

10/20 他人のキスで怒る馬鹿ども

愛読している六本木のナンパ野郎のブログで知ったのだけども、(保育政策で対立し私の大嫌いな会社ではあるが)ベネッセの「たまひよ」の広告でキスしているシーンにクレームが出ているという。

こういうこと真顔で怒っているのはあほかと思う。怒る奴って、キスもせんと子どもをつくっているのかなぁ、なんて思う。不快なら見なければいい。
過日、細野豪志議員のスキャンダルでも言ったけど、こんなどうでもいいことに騒いでいるなんてほんとうにお気楽で幸せだ(世に倦む日々のテサロニケとか)。

90年代後半ぐらいからこうしたプライベートについてはあまりうるさく言わなくなってきたし、前世とか運命論みたいな馬鹿な話も少なくなってきたのに、最近再び盛り返しつつある。ほんとうの規制緩和とは、こうした社会に役立つ能力とは無関係なロジックと決別することなのに、自らの生活を壊す規制緩和に拍手喝采を送り、運命論的な意味不明な束縛を歓迎し受け入れていくような世論の傾向に、思考力の低下や退廃を見る。危機感を持つ。

●好況時ほど財政再建をしなければならないのに、政府税調は増税否定シフト。政権は、増税論者の石氏を斥け、減税論者の本間正明が政府税調のトップに。不況のときにはせっせせっせと増税を行って国民の富を収奪し、好況のときにせっせせっせと減税を行って景気を暴走させるこの国の「財政規律」はどうかと思う。

●滋賀県知事が10月分の新駅建設費用を支払わないと決める。決断を評価したい。

●中川昭一のアルコールが回り始めた。確かに、独自の外交、独自の安全保障政策を模索しようとすれば核兵器保有というのは1つ選択肢だ(清水幾太郎の主張のように)。しかしそんなことを理解できるのは日本国憲法を知っている日本人だけで、外国は核兵器保有とは米中露への挑戦と見られる。そんなことを見通して、1960年代に核兵器を保持しないとした我が国の歴史を全くミスリードする発言である。

●北朝鮮の核開発を受けて周辺事態法の適用をしようとする動きがあるが、民主党の小沢一郎党首はそれを明確に批判した。それに対して前原の馬鹿が「政権交代をするには問題だ」とこれしきのことで自民党に反対するのはけしからんと発言している。安倍晋三と大の仲良しであることをカムフラージュして政権交代の弊害になるというような主張で、安倍晋三の手先となっている前原こそ、ほんとうに政権交代のプログラムがあるのか。党を自滅させかけた人間として自己反省のないレッテル貼りの議論だと思う。滅びよ寮雲会。

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2006.10.12

10/11 家宅捜索5周年

地域福祉計画の推進委員会があった。
もういちどゼロベースで検討を再開した障害者の社会参加の場づくりについて議論が行われる。福祉オンブズマンの創設についての議論の着手がされる。

●今日は、自分の職場に東京地検特捜部が家宅捜索に入って5年目。ふりかえりの学習会があった。この事件は自分の人生にとっても大きな転機だったと思う。つまらない金銭スキャンダルの当事者が仲間割れでマスコミに内部告発した幕開けだった。
状況としては小泉政権が始まった途端に入ってきた検察。同時並行で、ニューヨークの世界貿易センタービルへの航空機突入と崩壊、民主党が旧民主の持つ社民連的な価値観からネオコン体質にぐいっと進んだ時期。この頃は価値観の変化がいろいろあった一年だった。

この経験があって、佐藤優さんや、山本譲司さんの思いが素直に聞ける自分があると思う。
今も北朝鮮の「核実験実施」でいろいろな価値観が変わって、また世の中が動いていくのだろう。

●そんな職場の事件を振り返りながら、昨年の衆議院選挙で自民党のPRを支援したフラップジャパンの社長矢島尚さんの「好かれる方法」を読む。何もかも広報ビジネスにするPR会社の仕事にうんざりするような思いで読みながら、コンテンツしか考えない風土について改めて考えさせられる。

著者はいちはやくPR会社との連携をしながら選挙で敗北した民主党がその敗北の理由として、

選挙からずいぶん経ってから、この問題について再度考えさせられる機会がありました。2006年1月に都内のあるところで開かれた、民主党岡田克也元代表の講演会のことです。「小泉後の政治」と題されたこの講演会は、広報・PR関係者を対象にしたものでした(中略)。質問の答えで大変印象に残ったことがありました。岡田元代表のこういう発言でした。 「私は、政治に一番大事なことは、政策だと思う。政治の一番基にあるものこそ訴えないと、コミュニケーションというのは手段であって、目標ではない」 私はこの発言を聞いて、民主党の敗因を明確に知った気がしました。(中略) 自分を好きになってほしい、という思いを発信せずに、「でもついてきてほしい。投票してほしい」というのは無理な話ではないでしょうか。
と的確なことを言う。 岡田さんは堅物だから、そうなんだろうなぁ、と思うが、他の民主党議員はどうか、というとこれまた同じような誤解をしている。必ずしも民主党の議員が政策第一の行動を取っているとは思わないが、コミュニケーションというのを忘却の彼方においやっていることこそ、民主党が信頼感を勝ち取れない最大の要因だと思う。 最近は聞かなくなったが「政権担当能力」という言葉を乱用し、実感のある政策を打ち出させない寮雲会(前原派)や塾出身者右派議員の独善も、そんなものだろう。 本社としての営業戦略がめちゃくちゃで、その埋め合わせを、どんな選挙区でも2回で小選挙区勝利しなければ公認剥奪する、という個々の議員の努力に押しつけているだけで、党として全体的な支持率の底上げをどうするかという戦略は全くない。旧社会党が常時キープしていた支持率15%切っても平然としている。 鳩山氏や菅氏も、思いつきのような政策や運動論をよく打ち上げるが、これも同じような誤解があると思う。国民はどっちらけで、寒い風が吹いていたりする。 小沢党首の論理は、「それで票になるのか」という価値判断。それだけで共謀罪も教育基本法改正も潰す方向で動いている。そのことはほんとうにいいことだと思う。難を言うと、それでもその票のカウントの仕方が前時代的な感覚なので、業界団体と取引しているようなイメージがなかなかぬぐえない。

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2006.05.13

5/12 よかれと思っていても

昼過ぎ、水道労働者のいるわが労働組合でディスポーザーの是非を検討するために呼んでくれた業者による実演を見る。確かに性能もよいし、なかなかのものだけど、ごみの分別収集と同じで、最初に生ごみをわければいいものを一端粉砕して、下水道処理場ですくい上げるということが意味があるのかわからない。力任せに相手を壊し、眼の前から嫌なものがなくなれば、この社会からいゃなものが全て無くなったかのような錯覚を起こすようなアメリカ的な機械だなぁ、なんて感想を言い合った。
ただし燃えるごみがどんどん少なくなっている中で、燃えるごみの内訳が生ごみばかりになっていて、うまく清掃工場で処理できない、なんて話を聴くとどっちがいいのか、専門家にきちんと計算してもらわないと何とも言えないのかも知れない。

夜、衆議院議員の保坂展人さんの主催するトークイベントに「ニートって呼ぶな」の著者の内藤朝雄さんが来るというので楽しみに聴きに行く。飲み屋でやったイベントなので、飛び込み参加でコメントを寄せてくれた本田由紀さんは酔っぱらっているし、保坂さんが目配せするので私も意見を言ったけど、酔っぱらって、直前の労働経済の専門家である本田由紀に新古典派経済学説を強要するバカに反応して、ふだんの生活似つかわしくもない勇ましい発言をしてしまって、帰りの電車で恥ずかしい思いになる。
内藤さんの、ニート問題にかこつけて、若者の内面支配をもくろんでいるのではないか、という提起は辛辣だったし、本田さんの日本のニート問題の議論の特徴として挙げた5つのうち1つの若者の心の内面にばかり問題を押しつけるような議論の展開の仕方について、同様に問題だと思ってきた。
ニート議論がどうして親のすねかじって無気力な若者、みたいなイメージだけで語られるのか。疑問だ。

●朝日の「論座」に「新しい教科書をつくる会」の内紛が掲載されている。
アカデミックと権威主義の西尾・藤岡連合と、サンケイ文化人のいかがわしさプンプンの八木とが対立していて、お互い引退しろのするなの、かつての共産党や左翼の内ゲバエピソードを再読するような感覚に囚われる。モスクワの権威主義よろしく、フジサンケイグループが首をつっこんているのが怪しい。
また、つくる会の幹部の大半が怪しげな宗教団体の支援を受けているらしい。昔から宗教団体の支援を受ける意味がよくわからなかったが、宗教団体は税の査察も入らないし、監査法人も入らないし、労組や協同組合までいれこれ干渉受ける今の時代に、数少ない、政治家やそうした活動家にお金を出せる団体なんだと痛感した。
右と左の行動習性の品のなさが入れ替わった昨今だ。

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2006.01.16

1/16 デンジャラスな世界

地域福祉計画で最後まで行政内で調整のつかなかった事項について行政と率直に意見交換する。

都市計画に福祉の需給管理みたいなことを求めて、担当課長と話したが、都市計画、建築関係って、未だにまだ裁量行政と専門家支配が色濃く残る世界だと思った。それでもまちづくり条例づくりがスタートしていることがわかり、これを活用して、せっかく家を買って住んだのに保育所に子どもが入れない、介護施設に入れないそうした悲劇をなくしていきたい。

朝霞ではないが、これまで土木建築関係の政策を問い直した経験では、門外漢にわからないように話す独特の業界内話法、素人には思うだけ夢と抽象言語を語らせて、強引に自分たちの作りたいものに誘導していく市民参加など、なかなかデンジャラスな世界だと思ったことが多い。

●ライブドアに東京地検が強制捜査。東京地検といえば政治犯取締の本部。森派政権になってから、ほんとうによく政敵が捕まる。
ある週刊誌がライブドアの堀江社長が選挙に出た理由として、堀江氏が与党中枢から選挙に出て刺客にならないと証券取引法違反で逮捕すると脅かされたからだ、と先の総選挙直後に報道していた。本当かどうか知らないが、そうだとすれば、与党中枢は約束を破ったことになる。約束の通じない政権である。

フジテレビはライブドアの強制捜査を鬼の首を取ったように報道していた。
しかし、その直後の17歳非行少女のルポはそれこそ法律違反の疑いのある映像満載。父親がごみ箱に冷や水を入れて非行少女に掛けるシーンが出てきたり、父親が有無も言わさず長田百合子のナントカいう戸塚ヨットスクールの生まれ変わりのようなところに預けてしまったり、17歳の非行少女相手とはいえ、児童虐待そのもの。児童福祉法違反の疑いのある映像だった。それをフジテレビは非行少女、両親を改心させた長田の美談のように流していた。
それにしても長田百合子、何か問題があると思う。とにかく客である子や親に偉い。教育産業とカルト宗教はこうした倒錯が成立する。

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2005.12.03

12/3 小泉文化人の二枚舌

朝のフジテレビを見る。猪瀬直樹、テリー伊藤、高田真由子と小泉系文化人たちが勢揃いして、マンション強度偽装問題の被害者を救済しろの大合唱。キャスターもかわいそうだ、大変だから救済しろと。マンション問題はキャスターや文化人たちの身近な問題だから想像に易く、救済しろとなるのだろう。痴呆老人や、詐欺の被害者みたいな連中は彼らの遠いところにいるから自己責任なのだろう。

私のような社会民主主義者が救済を言うならともかく、小泉構造改革の議論で言えば、そんな物件見破れなかった人の自己責任と言うべきじゃないだろうか。と昨日も、おとといも思ってきたことに憤る。小泉構造改革の支持者は、無年金になった人に自己責任と言って突き放してきたではないか。こういうダブルスタンダードをポピュリズムというのである。

●小泉首相が経済財政諮問会議で、都心にある公務員官舎の全面的払い下げを指示したようだ。それ自体はいいかも知れないけど、単に資産を現金に換えるだけだから、国の信用力は変わらない。またこれから地価が上がるかも知れないこの時期に売るというのもうさんくさい。
官有地払い下げにはいつも政治家の利権の噂がつきまとう。そして公務員官舎が残してきた木々や緑がはぎ取られ、●●●ヒルズとかそんな名前の、バカ高いテナント料で飲食店ばかりがならぶ無個性な街だけができていく。これが江戸か。これが東京か。

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2005.11.18

11/18 不必要に示談をもちかける仕事人たち

関西方面は、火事や災害の割に損害保険の請求が多い地域だと聞く。
こういう仕事をしている人がいるのか、と思うと納得する。

それにしても、国家への忠誠心や家族観にこだわる政治家が、右翼団体関係者を使って示談交渉を請け負って資金稼ぎをしていたとは。これはゆすりでないですか。
西村議員は日本人の美学にしたがって切腹でもすべきじゃないだろうか。伝統の流刑がいいかも。尖閣諸島にでも。せめて隠居ぐらいしないと、説得力ありません。

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2005.01.21

11/21 社告を長時間ニュースで伝えるな

昨日、今日と料理三昧。どれもこれもうまくいって満足。また近所においしい豆腐屋さんを発見。

毎日、19時のNHKニュースは、長時間にわたって、朝日新聞社に対する抗議や公開質問状の内容を伝える。ニュースの時間に、社告なみの話を長時間伝えられるのはうんざりする。話の内容も、言った言わないのレベルで、かつての共産党なみのじくじくした執拗なやりかたも気味悪い。こんなことは、すきまの時間にでも特別番組でやってほしい。民放で流れた海老沢の引退ニュースは、全然伝えられていない。

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2005.01.14

1/14 ありえないからない

やっと朝霞市の次世代育成支援行動計画の案に対する意見をまとめて、提出した。市内の子ども関係者や子ども政策に関心のある人が集まって作業をした。私たちの意見が反映されたり、考え方の基本がくみ取られるかは、今後にかかっている。策定委員数人にヒアリングしたが、市+コンサルタント会社の委員会運営と、子どもを育てていないような有力者委員の議論のかきまわし、市+コンサルタント会社対子ども関係のNPO出身の委員の対立などもあるようで状況は厳しい。

●政治的圧力によるNHK番組内容の改変についての問題で、NHKと中川昭一経済産業大臣が「事実がない」と一致した対応。番組をつくった当事者が、圧力があった、というものを、一部の事実の違いを指摘して批判を回避するならともかく、圧力は全くなかった、というので大丈夫だろうか。中川大臣は、政治責任として追及されるだけで、選挙さえくぐってしまえばみそぎが成り立つが、にNHKは、使い込み事件を受けて内部告発制度をつくったのに、まともな調査もしないうちに「ありえないからない」という回答のほか、朝日新聞にまで抗議してしまっている。この間の事件の反省がまったくされていない、という世論になってしまう。私はドギュメントを中心に、NHKは良質な番組を作っていると思う。この議論の展開で、民営化や完全国営化にならなければいいと思っている。
一方、今回の番組内容改変問題の内部告発者の相談にのり支えてきたNHKの労働組合、日放労の対応は評価されてよいのではないか。

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