7/28 行政サービスの目標や成果の示し方
熊本の地震被害を心配しています。お見舞い申し上げ、一人でも多くの人が助かり、生活に戻られることを願っています。
28日午前中、市の図書館行政の諮問機関である「図書館運営協議会」に委員として出席しました。
事業評価の確認では様々な意見が出ました。
報告が過去のスタイルのままで、過去の協議会で指摘された改善点がなされていないことで議論が長引きました。学識経験者の石川先生が結構指摘していただきました。
私からは、事業報告では、展示フェアの履歴などアピールすべき点、レファレンスの内訳などが不明確で、司書ならではの仕事の評価点が記載されていないこと、年間30万人近く利用する図書館の利用者懇談会に4人しか参加がなかったことは、朝霞市の行政サービスが何を言っても変わらない、と思われている可能性を指摘しました。
図書館として努力している点、改善が必要な点が把握しにくく、その結果、ただ本を貸していればいいんだろう、という本庁舎からの事業要求水準と、人材配置が行われる実態となります。現場がいくら奮闘しても、事業の報告が適当なら、いつまでも本庁舎の対応は改善されません。
市民が、勉強や仕事で調査しレポートを書くということに直面することが増えています。そうしたことに対応できるためには、図書館行政のバージョンアップが不可欠です。
図書館が次年度から更新する新しいシステム発注の概要が示されましたが、要件を確認するのは行政裁量に任せるという話だったので、もう一度の協議会の開催を求めました。システムが仕事の制約になるので、協議会として重要な案件だと認識しています。
気になった点として、①学校図書館との連携やアウトリーチなどが後から必要になったときの拡張性、②読書通帳を作りたがる要求と、図書館の自由宣言の検閲に協力しないという原則からの情報秘匿の安全性の両立かどちらかとする判断、③業務改革への新たな課題のなさ、などが課題として指摘がありました。
午後は、都市計画審議会を傍聴。策定が遅れていた都市計画マスタープランの検討が最終段階。ようやくまとまったことにはほっとしています。委員のみなさんが一所懸命議論して、そのことは意味があったと思いますが、開発規制や調整に関してほとんど言及がなく、歩道予定地に住宅が平気で建てられているような問題への解決の道筋は相変わらずありませんでした。行政側の課題認識を見てしまいます。
公共交通に関する指標がコミュニティーバスとわくわく号の路線数という残念なものでした。市民がどのように移動ができているか、ということを捉える指標としてこれでよいのかと思っています。路線数の維持にという指標に委員から質問がありましたが、行政側は輸送密度を上げつつ、コミュニティーバスとワゴンバスで6路線を維持ということです。ひょっとすると、対応すると議会答弁した三原地区は見放されたか、あるいは地理的条件から乗客数の少ない既存路線を廃止させないと救済されない、ということになります。
終了後、控室で作業していたら同僚議員が別の福祉系の審議会から帰還。公募委員から市長を礼賛する発言があったと絶句してきました。こういうのってやっている側は無自覚ですが、反対側から見ると異様なんですよね。政治における個人崇拝は良くないです。
帰路、熊本の地震の報せ。30歳になる頃に仕事で大変お世話になった地域で心配し、一人でも助かることを願っています。
27年前のちょうど真夏の今頃、2000人の会議の事務局として熊本市内を走り回っていました。
帰宅したら広報あさかがポストに。
最終頁がいつも市長が市民に表彰状を渡している写真ばかり。市民が主役ではなく市長が主役。市の広報としての役割果たしているんですかね、とつぶやいてしまう最近の市の広報です。
そのなかで数少ない市民が主役の記事「高校生ミーティングを開催しました」という記事はそうなんですが、その高校訪問の前段に、市長が終業式に入って「訓示」したということがありました。子ども社会を作ったり、子どもが議論して参加するということは子どもの権利の重要な核ですが、その行事の前段に、上下関係でしかありえない子どもに「訓示」することをやっていたということが情けないものです。使われている写真も子どもたちが議論している写真ではなくて、市長が真ん中の集合写真です。
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