6/23 パス空白地域の解消は早急に~朝霞市議会での一般質問
23日、市議会の「市政に関する一般質問」という、議員が市政に関わることであれば自由に論題設定して質問できる質問タイムで、質問いたしました。初当選以来、59回目となります。
今回、最大の課題は、志木駅東口から、三原通り(県道保谷志木線)→川越街道旧道→朝霞駅前通→朝霞駅南口の「朝11」系統の事実上の廃止に伴う対応を問うことでした。この件は、福川議員、利根川議員からも質問が行われています。
私の質問では、代替路線をどのように確保していくのかを問いました。
ます市の認識は3月議会に続いて、沿線地域はバス便があるにしても、ほぼ同時刻に両駅を発車する1便だけのバスでは利用に堪えないという認識で、三原地区を中心に沿線を交通空白地区と同等の地域として扱う、との答弁がされています。
その上で、行政からは現在、東武バス、西武バスの両社に代替路線の運行を要請して、回答待ちである、との答弁がされています。
私はまずはという点では評価しつつ、バス運転士不足は業界全体の問題であり、それでも路線確保できない可能性もある、そのときにどうするのか、と質問しました。
行政は、両社から検討断念となったときには、わくわく号の運行を検討、それでも難しければワゴンバスの運行を検討していく、というチャートを示されました。
コミュニティーバスはバス会社にとっては損もしないが儲かる事業でもなく、今のようなゼニカネの問題ではなく運転士をどこに配置するかが課題の時代においては、一般バス路線の開設が難しければコミュニティーバスの開設も困難で、そこに時間をかける問題を指摘し、待たされ続けなくてはならないのか、と問いました。また、住民組織の立ち上げがそのときから始めるのでは遅すぎるので、今から立ち上げ、仮に民間バスが開設されたら、利用喚起に取り組んでもらったらどうか、と問いました。
しかし市からは、このチャートを変更する答弁はありませんでした。
市としてナントカしなくはという気持ちは伝わってくる答弁でしたが、バス空白地域となった地域でバスに頼れない生活が続いていることに対する想像力が少ない、と感じました。利用できない期間を何度も繰り返しながら対応していくというが、あまり納得できない答弁ではありました。
公共交通は、地図に線が引っ張っていればよい問題ではありません。マイカー通勤者は、マイカーが故障したときには修理業者から代車が提供されて困ることを経験しないのかも知れません。バス利用者にとっては利用できない期間というのは、生活の不自由さに直結します。
鳥の目虫の目問題です。
朝11系統の大幅減便の一連の質問とは別に、環境政策でのある議員の質問で、市の公共交通政策のなかでカーボンニュートラルに資する車両を使え、という質問が飛び、市はEVや水素自動車を使うと答弁してしまいました。
朝霞市は過去、環境を考えすぎてコミュニティーバスにガス燃料車を入れて、燃料補給の回送運行に多大なロスをつくり、そのことで不便なダイヤ編成を強いられたことがありました。その後、低燃費型ディーゼルに車両を変更して、膝折溝沼線、根岸台線は便数を確保し、市の補助幅はだいぶ圧縮できるようになりました。
CO2排出量では、朝霞市は家庭からの排出が他市より多い(ベッドタウンであるため)、家庭の排出の第二位はマイカーの燃料という統計が出ています。マイカーの利用を公共交通にシフトさせた方が、公共部門だけの身を削る努力よりも効果は大きいことになります。
その前提の上で、公共交通の側が珍奇なエネルギー源を採用してその補給のために便数を減らすより、補給しやすいエネルギー源を使いより便利なダイヤで公共交通を運行する方が、マイカーから公共交通への利用シフトが起きて、CO2排出量は削減できる、と指摘しました。
まずは議員も市職員も、バス事業者に理想を押しつけるだけではなく、バスを日常のなかで使う工夫をしてほしいと思いました。
その他の課題の質問と答弁は改めて、記事にいたします。
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