12/10 公共交通族議員としての不満
twitterにこんな投稿がありました。
「ところで地方は生活の足、文字通りの足である自動車とガソリンにバカでかい税金がかけられてるんだけど、東京都民の電車賃ってどれくらいの割合が税金なのかね」
なんでもかんでも税負担は大きい、税金を負けろという話しかない最近らしいツィートです。
満員電車で通勤して納税している市民のみなさん、この投稿の言葉に納得できますか。
通勤電車含めて鉄道は、ガソリン税みたいなものは払っていないものの、逆に道路をタダで造ってもらうような恩恵はほとんどありません。乗客の払う運賃だけで、線路用地を買い、線路を敷き、交換し、電気設備を設置し、交換し、1両1億以上の車両を買い、駅を造り、従業員に賃金を払うということをしています。道路との交差部だけ、立体交差にすれば道路特定財源を使えるぐらいです。(整備新幹線が自治体負担が入りますが、これはマイカー社会が大半の走行区間で、地域生活のための交通ではありません)。
諸外国では公共交通に大胆に補助が入っているものの、日本はそういうのがなく厳格な独立採算を要求されています。高度成長期、交通運賃が物価上昇の象徴みたいに叩かれて、不十分な経営資源に多くの客を詰め込むので、安かろう悪かろうの輸送環境が日本の公共交通です。
もっと通勤電車に税金が投入されて、税金を払うためでもある通勤に、疲れない状態にしてほしいというのが大都市圏の多くのサラリーマンのホンネじゃないかと思います。
それなのに最近は、人口減社会などというマスコミの刷り込みを利用して、人が増えている首都圏でも、公共交通への投資は抑制されて、さらに悪い環境になっているんじゃないかと思います。
いつでもどこでもドアツードア、ただし元気な間だけ、というマイカーの濫用が、環境、交通インフラ整備、高齢化の対応など様々な社会に負荷をかけていることをわかれば、このツィートのような言葉は出てこないでしょう。
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