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2025.10.26

10/23 高市政権への感想

高市政権誕生しました。

組閣名簿にNHKの政治部はバランスのよい人事と報道していたが、総裁選出馬者以外は、どうみても安倍晋三・高市系の趣味の人を集めたという感じです。石破政権の実務系大臣はみんな粛清されたような人事と、露悪趣味的な大臣起用も目立ちます。もともと裏金問題でパージされた政治家の復権という下心が強い高市さんの復権だからこそ、石破政権への報復色が強いのでしょう。

そのなかでも財務相にはあんぐり。経済政策は貨幣供給量をさらに増やしてインフレを加速したり円安を招き入れる展開になるのではないか不安です。また、政治への出自を考えると財務省内でも気持ちは複雑なのではないかと思います。財務省に対する反感をテコにしている感が強い高市政権なので、こういう人事なのかなと思います。
小野田紀美を経済安保相に起用したが、国会中のルンバを点検させられるのだろうかなんて考えます。民主党地方議員出身、女性、若手、外国人にルーツを持つといういくつものハンデを越えるためには、こんな風になるのかなぁ、と見ている感じがしています。
防衛族議員のハト派色を嫌って実力者を排除したなぁ、という感じもしていて、岩屋も小野寺もいないです。
野党嫌いの官房長官。主張が強いので、よく官房長官に起用したなぁ、という感じがしています。
維新との取引内容もよろしくない。外的脅威に過敏に反応しすぎて、ただ権力だけが強くなりそうです。

石破政権を終わらせたら、少数与党に協力してくれる野党の選択肢が確実に狭まるので大変だよ、という話を保守の人に何度かしましたが、高市さんを選んだところで、主体性は強くなったかも知れませんが、政治の選択パターンはほんとうに狭まったという感じがしてまいす。

●イデオロギーが終わったなんて評論家や政治学者が言い続けて、それに代わる結集軸がきれいごと言い過ぎて見つけられなくて、(主観として)いい人だけが集まればいい政治がされる、という有権者の思い込みの総和が、こんな感じの議席数の分布になった国政選挙の結果。そして目先の利益を政治家の誠実と勘違いする政治になって、こんなことになっているなぁ、という感じです。

●「新しいリベラル」を読みましたが、参考になるところと、リベラルなっていない説教系にまたかという感じも。リベラルなっていないと説教系は、新自由主義だったり保守主義への迎合みたいなことにしかならない提言をしていたり、一番面倒な「歴史認識」みたいなものをくどくど指摘したり、政治的にはあまり有用ではないなぁ、というのが感想です。ほかにもそんな振る舞いを最近見ることが多く、戦前も、英国労働党をモデルにする社会民衆党をダラ幹の寄せ集めみたいな評価をし、左派の労農党を治安維持法違反ギリギリと恐れ、結果として、軍部に迎合し新しい社会を作る選択肢なんだと翼賛会に率先して流れ込む無産政党の選択を見るような感じです。

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