9/8 しげる仲間
石破茂首相が、自民党総裁を辞任するということに残念な思いをしています。
自民党と公明党で単独過半数を取れない政局で、すべての野党に対話できるスタンスを持っている石破茂さんがやるぐらいしか、問題解決する道を作れないと思っているのですが、自民党内の不満はそうではないようです。
日本政治といえば、選挙で勝つか負けるかで、どういう政治を作るかなんて考えない代用ギャンブルみたいなものが政治文化ですから、負けたら責任を取れというのは、議席を減らしたわけでもないのに負けた負けた大騒ぎしている立憲民主党より深刻な責任なのだろうとは思います。
他の名前に上がってくる人物、茂木、高市、小泉と聞いても、この野党とは話ができても、この野党とは絶対に話がまとまらないだろうなぁ、ということで、ますますひどい結果になるんじゃないかと思っています。
そういうときには、日本政治は最強のリセットボタン押しである「解散権の自由」が首相にあると憲法学者まで言い、政局報道しかしない大手メディアの政治部の営業戦略と相まって、まじめに考えもせずに選挙に突入していっては、ますます政局を参政党や玉木に握られてしまう展開になるように思っています。
その事態を分析すべき研究者は右でも左でもなくみたいなことばかり言っていて、全く使い物になりません。日本政治に有権者が囚われて、一方である種の安全弁になっている枠組みを軽視しすぎです。また政界再編成みたいな話なら、それを物理的に支えるパトロンも、SNSの記事は書けても、かつての政界再編期のような月刊誌に残るような未来構想や理念も描ける人材はいないのではないか、と思っています。
そんなことを考えて、久しぶりに本好きでまじめで不器用な「しげる」首相に、好感を持っていたのですが、また自分たちと違う人に敬意を払えないような人が権力闘争で勝ち残るんだなぁ、と思っています。
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