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2025.09.27

9/26 自治を支える関わりとはなんだろうか

昨日、一般質問が終わりました。終了後の議会運営委員会では、補正予算案に対して、私ども立憲歩みの会が提出した修正動議とあさか未来の修正動議の2本が議事として追加され、10月1日の最終日に審議されます。

立憲歩みの会としては、朝霞台駅南口「満州」前の100メートルと駅前広場の対策の実証実験として1750万円も計上されている補正予算に対して、①事業化された根拠がわからない、②駅舎建て替えとの連続性がわからない、③やる内容に対してお金がかかりすぎでコンサル丸投げ、④そもそもやる内容に対する経費が不明、⑤実証実験後の本格事業の中身も総事業費がわからない、として保留させるために削除する修正です。

あさか未来の修正動議は、能登から返還される民間人の所有のトイレトレーラーをシンボルロードに半固定的に設置するための、下水排水路の整備費用で、同会派はシンボルロードに固定してしまう提案でよいのか、という趣旨で保留させるための削除の提案です。

昨日26日の一般質問では、外山議員の、廃棄物行政の質問は、リチウムイオン電池の処理や、ごみ減量化に向けて問題を可視化するのによい質問だったと思います。よい質問が終わって、その感想を言い合う議員たちの輪がまわりにできていたのがよかったと思います。いろいろありましたが、良い頭を政策をよくすることに使っていただければと思っています。

石川議員の一般質問では、教材費(学校運営に必要な消耗品費)が激減していることを解明して、問題点を指摘する質問はよかったと思います。PTAからも学校に消耗品がなくなって、PTAに負担を求められたり、保護者に直接負担を求められている、という声が伝わってきています。

議案で提示されているものを所属の委員会で議論をほとんどしなかったのに、一般質問に持ち込んで個人芸として詳細に質問をしている議員がおりました。議会の「決める」責任は議案への向き合いと、議案をめぐる他の議員との歩み寄りとかけひきと多面的な課題の照射によって、質が上がるので、持ちネタを委員会で出さずに一般質問だけでやることに残念な思いをしました。質問内容は良かったですが。

今議会の3日間の一般質問で気になったのは、市役所が関わることであっても、民間団体の事業にああせいこうせいいう質問が多かったと思います。もちろん民間の団体にしても、そこに市がどう関わるか、対応するか(支援を強化しろ・補助金を増やせ・公的な規制を変更しろ・問題点を指摘して是正させろ)という点では質問してよいと思いますが、直接その団体の意思決定すべきことに議会であれをやれこれをやれと言って行政に正解を言わせるのは、違うんじゃないかと思いました。

市民の団体は、団体内の自治と民主主義があるはずです。判断ミスも含めてそこでの意思決定を尊重せず、行政が議会から言われているからとああせいこうせいやれば、民間団体の活動が行政依存してきますし、団体も自発的なことをしなくなる危険性もあります。
団体が決めることと答弁した部長もいますが、団体の代表であるかのようにあれやりますこれやりませんと答弁した部長もおり、頭を抱えました。

●私の一般質問、今回は不出来で、なかなか報告がまとまりません。少しずつ書いていますのでご容赦ください。

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2025.09.22

9/22 91万の自民党員のための報道と結果を投票だけで実現させようとする話

自由民主党の党首選に、バラエティ番組である「あさイチ」まで候補者名を挙げて、誰がいいかみたいな報道をやっているのに頭がクラクラしています。
この党首選に投票権のある人は、1億2千万国民のうち、91万人に過ぎません。全国の障害者の数より少ないと思いますが、障害者の生活や困難にここまで寄り添った報道をしたことがあるのだろうか、と考えるところです。

今回の党首選は、自暴自棄的な、あるいは権力闘争が自己目的化した、石破さんをやめさせた半分ぐらいの自民党国会議員の行動結果であり、彼らは国民に向かって、お騒がせしてすみません、という立場なのにメディアジャックみたいになっているのが腹立たしい。

最近でこそ効果がないとわかってきたので声高ではなくなりましたが、野党もこういうのを見せつけられると、メディアをジャックできるからと、党首おりろ、党首選をやれという話になりがちです。結果、権力もないので統制もできず、党内のまとまらなさが露呈して、さらに信頼を失うという悪循環だったと思います。

投票があれば民主主義という前提は、ロシアやトルコを見ているとそんなことはないという時代です。
政治が対話を行い、意見の違う人たちとどのような合意形成ができて、納得性の高い社会を作るかということが問われているのだと思います。

同番組では、公約を守れと必死に世論生成をしていました。
政党が公約を守るというのは、最大の支持を得た政党が半分以上の議席を占めるような選挙制度のもとのウエストミンスターモデルでしか通用しません。先進国の多くは、選挙で51%未満の支持しか取れない政党が議席を総取りするということが不可能な選挙制度になっているので、公約を実現しようと努力することは当然のことですが、他の政党との議論で政策が変化していくので、公約を守るという単純な話にはなりません。
選挙で勝てない、公約が実現できないからと、理想的な目標を掲げている政党を、議会から退場させてよいのか、ということなのではないかと思います。

そういう性急な目標管理みたいなものを政治に持ち込むことが、政治を単純化して、ろくでもない独裁政権を招き入れるんじゃないかと思います。

●今日の政局は、自民党の補完勢力になりたそうな野党が、きれいごと、実現不可能な高すぎる政策要求をして、とてもじゃないけど自民党が組むという決断にならないような状況にあるのではないかと思います。それこそ「公約を守れ」縛りが、デッドロックになっています。

●そのあさイチ、後半はまともになったので、前半は政治部への忖度だったのかも知れません。

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2025.09.19

9/19 自治体の決算審査ってなんだべ?

自治体議員がSNSで「決算審議」「決算審査」で忙殺されている姿ばっかりになるこの季節です。
政策活動も政務活動も棚上げで、なんだかわからない「決算審査」で忙しそう、というのが支持者である一般有権者の感覚だろうと思います。
一般の人向けに自治体の決算審査って何だろうか、ということを書いていきたいと思います。

まず「決算」なので、前年度の会計を確認して、承認するかしないか(「認定」するかしないかと正式にはいいます)を市民の代表として判断します。この点は、企業の決算や、NPOや町内会、労働組合などの総会での決算と変わりません。

少し色合いが違うのが、前述の社会の諸団体と違って、自治体の事業報告は議案として出てきません。したがって前年度取り組んだことの事業報告の確認も、決算審査のなかでやります。ですから会計的に合っているかどうかだけを審査してはダメで、地域経営の大局的な視点から、個々の事業の適正性や成果まで確認していく作業をします。行政が判断できる十分な資料を出してくるとは限らないので(2~3年前まで朝霞市役所もひどかった)、その場合はとにかく裏取り情報収集にあけくれます。市の全事業はできないので、会派や、同じ委員会の議員と、得意不得意の分野を暗黙の分担をしながらやっていたりします。
それで、自治体議員は、議案をもらって質疑、討論するまで、延々と資料と格闘し続けます。短い議会で1ヵ月、長い議会だと11月に委員会審査して、12月に採決しますので、3ヵ月にわたる作業になります。

企業やNPOの決算・事業報告のようにさらっと審議が終わらないのです。その理由として、
①自治体の運営が強制的に徴収している税金で成り立っていること、
②企業は事業と利益、NPOは理念と事業を共有している仲間によって運営されているので、予算が決まって正しく執行していれば異論が出ることは少なく、あっても内部で処理できますが、自治体の仕事の成果は、地域や政治的スタンス、年齢によって市民の期待や要望や受け止め方はまちまちで、いろいろな評価が可能であるし、終わってみていろいろな立場から評価して次年度以降の政策決定に反映すべきであること、
から、使ってしまった予算が正しく執行されているだけを判断していればよいか、ということではなくなっています。

決算で何をしているかというと
大局的には、
・自治体経営が経理的な正しさだけではなくて、地域全体の幸福度を上げているか、
・自治体経営が、持続可能な体質で行われているか、そのなかで課題解決や未来への変革のための冒険を正しいやり方と規模でやっているか、
・自治体経営に、経理面以外も含めた不正(手続きの飛ばし、人権侵害、合意形成の手抜き・トラブルの放置)が行われていないか、
・自治体経営が、長期的な目標や大きなアジェンダに向かっていっているか、
・そうしたことをきちんとやらせる仕組みが整っているか、
・優先順位を取り違えた仕事をしていないか
を確認し、詳細では
・個々の事業が、理念に沿った事業展開になっていたか、結果に近づいたか、
・個々の事業が、問題や副作用を起こしていないか、
・個々の事業の、目標と成果が説明できるようなものか、とくにアウトカムという効果に着目した成果が確認できているか、
・個々の事業がうまくいかないときに、その目詰まりとなっているものは何か、他のやり方があるのか、
を確認していく作業です。

経理的な正しさを二の次に書きましたが、基本的に経理面は、監査委員が詳細な確認をしているので、それを信頼するのがベースです。また監査委員は見つけたすべてではありませんが、目立つ問題点や構造的な問題がある経理的な問題点は報告書として議会に提出しています。ただし1943年以来、自治体の監査委員の任命は議会から市長に取り上げられている制度なので、市長に甘い委員を選ぶことは可能で、監査委員としての信頼性は日頃から見ておく必要があります。

議員は、市民の代表として決算を認定していくので、財政運営や市役所の経営に対する市民の納得性というのが基本的な視点です。市民から市役所の運営に不満の声があれば、それが合理的なものなのか、単なる願望なのか日頃から整理して、合理的な不満の声は、決算のときのチェックの視点にしています。

決算を議会が多数決で不認定にした場合ですが、市長は、議会に対して、改善案を示さなくてはならないことになっています。採決で反対するときには、反対理由が改善点が明確になるように整理していく作業があります。
また決算全体としては可としても、特定の部分に問題があるときには、附帯決議を付けることもあります。昨年、朝霞市議会では附帯決議が2案あって、1案が可決されて行政事務の見直しにつなげています(十分ではありませんが)。附帯決議を出すには、決算案の審議全体を見て、議員が文案を作成することになります。法律的な文言様式もある程度は整えて提出しなければなりません。何を指摘しているかも明確であった方がよいです。

そして決算審査のときに、賛成理由、反対理由を最後に議員が言いますが、それらが行政事務の改善になっているのが、次の予算案が出てきたときの視点となります。行政から率先して「ここ改善しました」と報告されることもありますが、多くはしれっと予算案に反映させているので、予算案の審議でも、決算でどの議員からどんなこと指摘されて直っているかな、と確認していくことが求められます。

そして議会なので、多人数の議論によって多面的に問題点を考えて、言葉にしていくことが必要なことです。監査委員や市長のような一人でやる場所ではないのです。

以上のようなことが13年市議会議員をゃってきての、自治体議会の決算審議の意味かなぁと、様々な文献を見たりしながら確認してきたことですが、①このようなことは誰も教えてくれないので、気づかない議員はただ終わったことにたるい議論をやっているなぁ、としか思えなかったりします。②自分自身が完璧にできているとは言えません。また議場では相手あっての話なので、相手が何の問題意識もなければ、議員と委員長と行政だけの議論になっていくのだと思います。
そして、(発言したかどうかは別として)決算議案ときちんと向き合った議員は、間違いなく、自治体の政策の全体像や、政策決定のバランス感覚が鍛えられていきます。それをしなかった議員は、企業の経営者や労働組合の経営分析でも担当したことでもなければ、首長になったりしたときに大変な苦労をするのではないかと思います。

●まだまだ気づいていないやるべきことがあるかも知れません。朝霞市という市役所の弱点を13年見て、それをチェックするために、地方自治の知見のある方々の書いたものや講演したものと触れながら見つけてきたものです。財政破綻寸前は経験しそのときの教訓が大きかったですが、一方で大々的な汚職には直面したことがないので、もっと見ておくべきものがあるのかも知れません。

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2025.09.17

9/16 建設常任委員会の採決結果

市議会建設常任委員会が終わりました。委員会採決が行われ以下の対応をしています。

議案第52号一般会計決算
私の採決態度 反対
採決結果 認定すべき
賛成:石原、権、兼本
反対:黒川
私の反対理由
評価点としては住宅政策、市民参加型の公園政策などにみられる一方、計画の乱立と実証実験によって、総事業費の明確でない事業が行われ、いったいぜんたい朝霞市が将来どうなるのかわからない展開になっている。法律には違反しないものの予算超過の事業も目立ち、予算主義がないがしろにされている。国のお金とはいえ、市の一般財源も追加してまでやった4億円の水道事業への予算支出も公営企業会計の考え方からは問題のある支出で、効果も薄い。

議案第56号水道事業会計決算
私の採決態度 反対
採決結果 認定すべき
賛成:石原、権、兼本
反対:黒川
私の反対理由
水道事業経営計画に沿った予算執行が行われたことは経営の安定性が確保されているとして評価したいが、4億円ものお金を使った水道料金半額という政策は、公営企業会計のあり方として問題であり反対する。

議案第57号下水道事業会計決算
私の採決態度 反対
採決結果 認定すべき
賛成:石原、権、兼本
反対:黒川
私の反対理由
今年度に入り、料金改定を検討したことで財政問題は解決しつつあるが、この年度の下水道事業の公営企業会計の原則が適用される部分については、深刻な赤字営業を前提としており、認定すべきと判断することは困難である。

議案第58号一般会計補正予算
私の採決態度 反対
採決結果 認定すべき
賛成:石原、権、兼本
反対:黒川
私の反対理由
朝霞台駅がどのように改築されて、駅周辺がそれにあわせて整備しなおすことが明確にならない段階で、今の状態を前提にした「実証実験」を行い、その結果の総事業費も明確にできない話を提案をしていることは問題であり反対する。
今回提案されている土地開発基金の持つ事業化された土地の一般会計の買い取りは粛々と進めていくしかない。土地開発基金という簿外会計的なものの存続を認めてきたのは、相続や突発的な事情で土地を買い取るために必要だという合意形成があってのことだが、買い取る資金がなければ会計処理上問題もリスクだけが残り存在意義を失うので、本年度会計だけではなく、きっちり機能できるように事業化された用地の整理は行うべき。

議案第65号 市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例改正
行政による説明資料
私の採決態度 賛成
採決結果 全会一致で可決

議案第66号 水道事業給水条例の一部を改正する条例
行政による説明資料 私の採決態度 反対
採決結果 認定すべき
賛成:石原、権、兼本
反対:黒川
私の反対理由
災害時の対応として必要性は理解できるが、消費者問題を起こすようにな事業者が市の認可をもらっているとして参入してきたときの消費者保護的な視点が前回の規制緩和から課題になっているがそれが考えられていない。

議案第67号 水道事業の布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例改正
行政による説明資料
私の採決態度 賛成
採決結果 全会一致で可決

●委員会で私の発言を問題視する指摘を2回を受けました。具体的な部分の指定はなかったですが、かなり深刻な言葉を使って指摘をしていただいたように思います。12日の休憩時間に「この議案、半日で審議が終わりますよね」みたいなこと言い合っているのを横で聞いていたので何かあるなと思っていました。
2日間、約11時間半の上記7議案の審議のなかで、私以外の議員の発言は、委員長を除けば、3議員で10回ぐらいだったと思います。そのうち半分は長老議員が自らの地域の問題意識を質疑したもので、さらに残りの半分は私の質疑への牽制発言です。私が発言しなければ、半日どころか1時間もかからず、粛々と可決できたのだろうと思います。
必死に次の選挙で当選するか相談してくる議員もいますが、議場で仕事しないことを良しとする地方議会っているんですかね。
行政職員に迷惑をかけるな、と一見尤もなご意見もあります。いわれのない汚職めいたことを非難することや自らの利害に関わる不当要求は論外ですが、仕事を厳しく確認していく、という作業が、不正を予防している面もあります。
利益の創出や倒産という背水の陣がある企業や、目的や意識の違う人が集まっているわけではない非営利組織の決算では、決算など「大過なく終わった」という審議で終われます。また総会では事業報告の審議もあります。
しかし、自治体という、税金という自動集金システムによって成り立つ組織で、かつ、様々な欲や願望をぶつけられる組織で、法律違反を是正するコストがかかりすぎて地域権力の判断が法より優先されるリスクのある組織では、決算でのバグ潰しやストレステストみたいなことしなければ、と突っ張ってきましたが、どうやら招かれざる客のようです。

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2025.09.15

9/15 議案書と格闘する敬老の日

敬老の日となりました。第三月曜日と定義されて変な感じですが、今年はぴったり15日となりました。

高齢者施設の中に入って認知症の高齢者ばかりの空間で一緒に過ごす実習をして戻ってきた今、視点が少し変わりました。今もまだまだ少しのつまづきで高齢者は施設に入る選択をせざるを得ない状況になりやすいです。どれだけ多くの周囲の人がその人の存在を確認し、時々少しの手助けをし、という環境がつくれないと、厳しいこともあるなぁと思っています。

敬老の日、朝霞市内で企画されているものは、家族の構成人数が減ったり、多くがベッドタウン住民となっているなかで、家庭任せで貧弱です。
市議会立憲歩みの会としては、市の長寿を祝う会を、地域の高齢者ではない人と交流する敬老会にダウンサイジングしていくべきだ、と提唱しています。

一部の町内会など地域で敬老会をやっている事例はありますが、それ以外は、今の全市1区である年齢だけの高齢者を集めて、芸能人の歌と市長のカラオケを聞かせて、市長と市職員だけで敬老しておしまい、というのは経費もかかるし、終わればまた孤独な高齢者生活に戻っていく市民が多くあるからです。

孤独でない高齢者の地域生活をしていくためには、敬老の日ぐらい地域の人たちの顔が見えることをきっかけにしていくように奨励していかなきゃならないのではないか、敬老を税金で市職員任せにしていてよいのか、そんなことを考えます。

切実な話としては、日常に高齢者だけではできない家事を近所の人に頼めないか、という問題があります。介護保険も軽度者を絞り続けて、布団の上げ下ろしみたいなことを誰かにお願いしていかなくてはならないのです。でもその手づるときっかけづくりが全然ありません。詐欺防止という観点で日常のなかで簡単にできないこともいっぱいあります。

高齢者も演歌を喜んで聴かなくなってくる時代に、そろそろやり方を変えなきゃいけないです。団塊の世代の人口の比率が少ない朝霞市の高齢化のピークは2050年頃です。これからやってきますし、私が当事者世代です。氷河期なんて言っている暇はありません。

●と言いながら、いつもこの時期は9月定例会の厚手のファイル2冊分の議案書・資料と格闘する日々です。実母の敬老すらままなっていません。

●関西で有名なyoutueberが市議会議員になりましたが、議場で怒鳴ったことが話題になり、隣席の市議さんから議案書も持ってこない、初任者研修にも参加しなかったなど暴露されています。
市議会の議事をどこまで真剣にやるかは程度問題ですが、基本的なことはきちんとやった方がよい、と思います。市議会議員、一般質問で市民の要望を行政に伝えることが仕事と勘違いしやすいのですが、一般質問は、議員の私見にもとづき議を起こすもので、決定ということに直接関わるものではありません。もっと真剣にやるべきは議案に対してです。

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2025.09.13

9/12 空虚でバブリーになっていく土木行政

12日から、建設常任委員会で、土木分野の決算審査が始まりました。
自治体の決算審査は、町内会やPTAの単なる会計報告を確認するだけではなく、事業報告も一緒に確認する作業です。14万市民の右から左まで要望に応えているか、立場の違う議員が審議するので、使ったお金の確認という作業で済まないのが、日本の自治体議会の決算審査です。
事務の大半を確認して監査していくような作業です。さらにお金の使い方の適正性だけではなくて、政策効果が上がっているかを言葉で確認していく作業となります。

福川議員が体調で休暇を取り、この委員会で市長の立場に寄らないで質疑をできる立場の議員が私だけという環境のなかで、ほぼ孤軍奮闘した委員会でした。

2024年の事務のなかで、住宅関連は乱開発を除き大きな問題はなく、むしろ家のない人に家を確保する「居住支援相談」や、法的処理を支援する空き家対策の仕事などは、他市よりよい事務をしている、という感じがしました。
また他市でも同じだと思うのですが、ベッドタウンとして、市の変化が最も最初に出てくるのが住宅建設や開発なので、どのような住民がこれから増えそうなのか察知する重要な仕事だということの認識が少し足りなかったので、そのことを指摘しました。

課題は都市計画です。
これから20年間の計画となる朝霞市の都市計画マスタープランの策定ですが、当初の杞憂どおり、あるべき中間での報告や市民の意見募集などが行われておらず、その結果、規制の変更も何もないふわふわした計画になりそうです。
日常の土地利用の法的な権利・義務を処理する「都市計画審議会」にまぜこぜで策定審議することを決めた議会では、私は異議を示し、建設常任委員会として採決を3ヵ月延ばして、その杞憂を晴らすように求めました。言葉の上ではしかるべき説明はしていく、中間で意見募集を求めると言いながら、いざ答申まであと4ヵ月となる今まで、議会報告はない、20年計画なのに今までの土地利用、都市計画道路の改廃もなく、中心市街地の形成に矛盾した結果をもたらす土地利用規制、歩道の予定地の真上に住宅が建設されて新規販売される道路予定地の規制のあり方など、市民にさんざん指摘されていることが20年間変わらないものを考えているようです。
こういう実態のない計画を立てるのは、行政や市長が、都市開発に市民や異議を唱える市民の声を排除して進めたいという強い意思があるからです。

歴代、国土交通省から来た部長が、新しい考え方、思い切った手法を、議会や市民に怯むことなく議論をし、強い市民参加も実践して筋論を模索してきた都市建設部の仕事ですが、ここ数年、市民を意思決定の主体とみなさず消費者として扱いキラキラ・バブリーなイベント絡みの話ばかりになって、市政の問題解決を先送りするようになりました。16日以降に審議される補正予算でもまた、コンサル丸投げのそうした事業を審議します。これも地元である私ですら突然知らされているもので、私が知らないのだから、地域住民などほとんど聞いていない、職員とコンサルだけの街作りの話なんだろうとみています。

それ以上に問題だったのは、景観行政の分野です。
コロナのどさくさで景観に関する届出基準が引き上げられ、マンションや大規模住宅開発以外は、ほとんど届出が必要なくなりました。小規模の建築物は行政がチェックしていません。さらに2024年度中は、「景観審議会」で確認してもらっていた景観届出を、行政職員の判断で諮られなくなりました。事実上、何の歯止めもないスローガンしかない景観行例に堕ちました。
ここまで来ると、景観自治体などという定義が空虚です。空虚なスローガンのために事務を残すことは行政事務のムダだと思い、私は「景観条例は廃止すべきではないか」と申し上げました。景観条例があることでの、朝霞市の住宅を買う人たちの誤解させることも良くないと思います。

最初に景観条例を制定した頃には、景観重点地域を①黒目川周辺、②シンボルロード周辺と定義しましたが、さらに取り組みによっては他の住宅地や鉄道沿線なども指定したらという議論がありました。①の黒目川の沿線も両側20メートルというのは狭すぎてもっと広くとか、崖線までの見えるところまで指定したらどうか、という意見もありました。また第三中学校から葬祭場までの区間しか指定しないのは短すぎる、なんて審議会の委員たちの指摘がありました。それも市民運動系の委員ではなくて、地元の町内会などの保守系の委員さんから出た話です。
しかし、こうした景観規制の強化を求めていた意見は忘れられ、景観条例を骨抜きにする運用を続けていたら、20メートル超えてはいるものの、黒目川の景観に飛び込むところに派手派手な看板を出している新たな建築物が新築されてしまいました。そういうことに違和感を持たない自治体や行政が景観自治体などと自称し、さらに手抜きを進めていることは大問題です。

16日からは、公園・緑化行政、交通行政、水道・下水道事業の決算審査、補正予算の審査、条例改正の審議を続けます。

●委員会審議は、中継されず大変申し訳ありません。審議の終わった3ヵ月後にようやく議事録が公表される状況です。
中継設備を用意してもらうよう、議会の大多数の議員で合意しているのですが、何か抵抗されて実現の端緒すらありません。今年度から市庁舎の大規模修繕が始まりますが、中継のための準備工事すら拒絶されています。いずれやらざるを得なくなって二度手間になるから、といくら求めても拒絶されます。
議会で使用しないときには、オンライン会議他様々な用途で使える環境となるにもかかわらずです。「変わらない朝霞」を象徴する話です。

●地方議員しか知らなくてよいのですが、同一議案を複数委員会に並行的に諮ることは総務省に1953年に好ましくないと指摘されていて、予算・決算の委員会審議は書きにくいと思っています。解法としては、予算・決算委員会を設置することか、委員会の分割審議では採決を行わず審議内容の報告だけに留めるかではないかと思います。ただ予算に関しては議会修正もあり、それは委員会で合意形成をしながら取り組むのが望ましいとされているので、委員会での議決込みでの審議をしないことも問題かなあと思っています。

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2025.09.09

9/9 あすから市議会の本格的な議論が始まります

9月定例市議会は、あす10日本会議の議案に対する質疑、12日からの委員会審議、24~26日の一般質問と、本格的な議論に入っていきます。
ブログは6日開いてしまいましたが、この間、昔の電話帳2冊ぐらいある議案書の分析と質疑通告事項の洗い出しに当たっていました。データ分析できない印刷またはpdf形式による不十分な資料のなかで、量をこなすというやり方を取らざるをえないのがもったいない作業です。
また新規条例については、政策法務の諸手続に則って立法作業をしていれば、行政内部にあるべき資料が提供・公開されておらず、もっぱら質疑に頼らなければならないところが課題です。
※その資料がないのかと確認すると「ない」と言い張り、簡素な資料しか出ないので、どのような立法作業をしているのか、とても疑問に感じています。

●24日からの一般質問は、議案に関係なく議員が市政に対する課題や問題意識を行政に質問するものです。
定例会初日に議長から日割りが決定しています。(敬称略・通告順=発言順)
24日(水):兼本,福川,駒牧,宮林,高堀,田原,遠藤,西,獅子倉,増田
25日(木):野本,本田,黒川,渡部,飯倉,権
26日(金):石川,外山,田辺,利根川
通告内容は10日公表されます。

●あす10日本会議は、市長提出議案に対して、議案番号→議案ごとの質疑通告順に質疑が進められます。
中継・録画公開があります ※録画公開は翌日以降となります。

議案質疑は、一般質問と違い、1議案・1発言者ごとにまとめて質疑・答弁を行い、1議員3回までというルールになっています。
※議員の通告書の建て付けによっては、答弁者が質疑順とは異なり、聞いている方がよくわからなくなるところがあります。そういうところも含めて聞く市民の立場に立って通告できているかが試されます。

質疑内容は、24人の市議で共有すべきもので、細論は委員会審議に委ねるべき、というルールもあります。ただし委員会は、中継等がなく議論をダイレクトに市民に伝わらないので、そのルールでよいのか、という問題を感じています。
議員の所属する常任委員会にかかる議案は、聞いてはならないというルールがあります。あまり目くじらを立てられていません。私の所属する市議会会派「立憲歩みの会」では、大きな議案以外は、本田議員と役割分担して議案ごとに担当するよう振り分けを行っています。

一時期は、議案質疑は、私と田辺議員と小山元議員しかしないところがありましたが、二元代表制による議会の役割を前面に立てる会派「あさか未来」が結成されてからは、議案質疑に盛んに参加するようになり、大変ですが、いろいろな考え方から、市長が提出した議案のストレステストを行うことは、安全な市政運営のためによい傾向だと思っています。
何より、議会は議案を審議するところです。議案にコミットメントするのは職務だと思っています。

●あすの議案に対する質疑の議案ごとの通告者と発言順は以下のとおりです。
9時スタートで、14~15時ぐらいまでが議案第52号、その後順次質疑が続き、議案第58号が少し長め、引き続き順次質疑が進んでいく展開になるものと想定しています。

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2025.09.08

9/8 しげる仲間

石破茂首相が、自民党総裁を辞任するということに残念な思いをしています。
自民党と公明党で単独過半数を取れない政局で、すべての野党に対話できるスタンスを持っている石破茂さんがやるぐらいしか、問題解決する道を作れないと思っているのですが、自民党内の不満はそうではないようです。

日本政治といえば、選挙で勝つか負けるかで、どういう政治を作るかなんて考えない代用ギャンブルみたいなものが政治文化ですから、負けたら責任を取れというのは、議席を減らしたわけでもないのに負けた負けた大騒ぎしている立憲民主党より深刻な責任なのだろうとは思います。

他の名前に上がってくる人物、茂木、高市、小泉と聞いても、この野党とは話ができても、この野党とは絶対に話がまとまらないだろうなぁ、ということで、ますますひどい結果になるんじゃないかと思っています。
そういうときには、日本政治は最強のリセットボタン押しである「解散権の自由」が首相にあると憲法学者まで言い、政局報道しかしない大手メディアの政治部の営業戦略と相まって、まじめに考えもせずに選挙に突入していっては、ますます政局を参政党や玉木に握られてしまう展開になるように思っています。

その事態を分析すべき研究者は右でも左でもなくみたいなことばかり言っていて、全く使い物になりません。日本政治に有権者が囚われて、一方である種の安全弁になっている枠組みを軽視しすぎです。また政界再編成みたいな話なら、それを物理的に支えるパトロンも、SNSの記事は書けても、かつての政界再編期のような月刊誌に残るような未来構想や理念も描ける人材はいないのではないか、と思っています。

そんなことを考えて、久しぶりに本好きでまじめで不器用な「しげる」首相に、好感を持っていたのですが、また自分たちと違う人に敬意を払えないような人が権力闘争で勝ち残るんだなぁ、と思っています。

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2025.09.03

9/3 議案質疑の通告競争~市議会定例会が始まりました

9月定例市議会が始まりました。

市長からの20議案の提案理由の説明の後、2024年6月から続いた外山議員への懲罰動議の委員会審議が結審したので、本会議での審議が組み込まれました。
遠藤委員長から審議の報告の後、陳謝とする懲罰が採決に付され、病欠の石川議員のほか、当事者であるため外山議員の除斥(議場からの退場)、田辺議員が退席があって、20議員の全会一致で可決、岡崎議長から懲罰が宣告され、外山議員が陳謝を行いました。

遠藤委員長の報告が、この間の事態と審議を改めてきちんと記録されていたもので、厳粛に事を受け止める内容となりました。

結論は私も同意していますが、懲罰にあたり意見が分かれたことや、懲罰という慎重さを求められることから、委員会の決定に同意しない議員については、討論を省略することもできたので反対票を投じていただいた方が、多様な意見のなかの決定としてよかったのではないかと思っています。

その後、議案質疑の順番をめぐってのくじ引きがありました。
10日の市議会本会議で市長提出議案に質疑をしたい議員は、3営業日前までに通告することになっていますが、質問順は通告書の届いた順、そして、議案が上程されてから質疑通告するというので、本会議終了後から順番争いが始まります。
6月定例市議会の議案質疑で、順番争いで議員が廊下を走り、転倒するということがあり、それを受けてルール見直ししたものです。初日本会議終了後10分以内に議案質疑を通告した議員は、くじ引きで順位を決めるというものです。2つの議案でくじ引きが行われました。

昔は議案質疑など野党の一部議員しかしないみたいな不文律があったのですが、あさか未来が結成されてから、みんな積極的に議案質疑をするようになり、今は順番争いするぐらい盛んになったことはうれしく思っています。

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