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2025.03.12

3/12 春闘がんばれ!~ひるがえって朝霞市の非正規職員は・・・

春闘で元気な数字がどんどん出ているようです。労働組合がんばってほしいものです。

インフレ対応で、政府が身銭を切ることばかり求められていますが、それは将来の税金の先食いでしかありません。
物価が上がったら企業の売り上げとなっているわけで、それを賃金で回収して消費につなげていく、その好循環が大事です。

さて、そのようななか、朝霞市から会計年度任用職員(非正規職員)の公募が相次いで発表されています。
国は、憲法15条の国民の公務員の選任権から、自治体の非正規職員は、予算が通って雇えるものだ、というドグマを言い張っています。そうであるなら予算も通らない今、どうして募集ができるのか不思議なのですが、実務上はそうしないと雇用が不安定になるので、ヤムを得ません。
※それに対して私は、契約などで予約的授権をする「債務負担行為」の承認を提案せよ、と言っているのですが。

その会計年度任用職員の雇い方が改善されていません。

1日8時間ある仕事を、昼食時間に入れ替えて、4時間雇用にして、社会保険逃れをしているのです。
何度も市議会で指摘して、昨年、総務部長が、国からの例示を受けて、新規から解消していきたい、と答弁したのに、相変わらず4時間入れ替えです。
これもまた、変わらない朝霞市役所の一例です。千年一日、固定観念のようなワンパターンな事務をやり続けます。
15年ぐらい前までは専業主婦が地域にたくさんいて、そうした雇用がぴったりだったかも知れませんが、朝霞市の住宅価格が7000万ぐらいになり、共働きが当たり前で、フルタイムでないと保育所も決まらないような時代に、まだこんな雇い方しているのかと驚いています。
社会保険をつけず、仕事のスキルも権威も蓄積させない、そのにようなライン系の人たちの強い意志を感じます。

こんな条件だと良質な労働力から見放されるのではないかと思っています。

●朝霞市役所には職員団体がありません。交渉もせずに賃上げを享受しています。これをお手盛りと言います。

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