12/23 市長選挙の立候補者説明会がありました
2025年2月16日投票の朝霞市議会議員選挙への立候補者説明会が行われました。
立候補者説明会は、対象となる選挙に立候補しようとする人が、その手続きの説明を受け、所定の書類を受領する機会です。もちろん告示日に書類を書いて持って行くというところまで候補者が確定することはないのですが、準備作業などの関係や新聞報道があることから、泡沫候補になりたくなければ出るものです。
一方で、最近の傾向ですが、立候補者説明会に出たからといって必ずしも出馬するということではないこともあります。昨年の朝霞市議選では、43陣営が出席し、市内各所に巨大なポスター掲示板が設置されましたが、蓋をあけてみれば32陣営の立候補に留まりました。
今回の説明会は5陣営が出席し、①兼本昌尚市議、②大橋正好元市議、③小野寺のりこ元厚労省職員、④富岡勝則現市長、⑤●(現在確認中)の5陣営が出席しました。
●私は、小野寺のりこ陣営として、本田議員、西議員とともに出席してまいりました。
●たまたまお会いした近隣市の革新政党の市議に「くろかわさんって自民党や参政党と組むんだ」というツッコミをいただきました。
今回の「ワンチームあさか」は、私の所属する「立憲歩みの会」と市議会の他の会派「あさか未来」の議員を中心に運動を始めています。「あさか未来」に自民党所属の議員も参政党所属の議員もいることから、そういう言葉になったのだと思います。
一方で、他の、兼本議員は自民党籍がありますし、大橋議員も元進政会、富岡市長は公明党と自民党員も入っている進政会の応援も受けているので、革新政党が独自候補を擁立するのでもなければ、そうした批判は、誰を市長にしようとしても、あるいは誰も市長を出さないということでも、どこか「自民党」を含む政権づくりを認める、同じ結果となります。
今回、「ワンチームあさか」に参加して小野寺さんの政治活動に共闘している理由としては、他の誰より福祉政策がバージョンアップされて、少なくとも近隣他市の水準に追いつくことが可能になる、と思っているからです。実際に掲げている政策を見ていただければ、強者からの配慮する政策を福祉とする現市政の政策より大幅に改善できるもので、大半は仕事のやり方や視点を変えるものが中心で、新たな予算を必要とするものはほとんどありません。
自民党員であっても、共産党員であっても、今よりよい街にしていこうということであって、その解決方法が同じベクトルを向いている市政が実現するのであれば、ひとまず私たちは共闘していきたい、そう考えています。
共闘する「あさか未来」さんとは、教員逮捕事件の後対応、2023年度決算での市の財務体質の改善への意思、素人だらけの市役所のデジタル化への問題意識などでこれまでの課題取り組みで何度か協力してきました。そのなかで、彼らは彼らなりのあるべき論を持ち、市民の代表機関である議会の機能回復を実現させた、という点で信頼できるメンバーだと受け止めています。
4期13年、市政にとって招かれざる客、針の上のむしろという状態のなかで、特に前半11年は誰も指摘しないなかで、ときに保守の側が持つべき問題意識まで提言しながら、じりじり政策が前進することに取り組んできた私や、その仲間は、こうした機会は逃すべきではないとの判断です。
●仮に応援している人が市のトップになったとしても、二元代表制の原則を重視し、批判すべきものは批判し、反対票を投じるものは反対票を投じるつもりでいます。
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