8/30 史上最大の赤字決算をどう評価するか~9月定例会始まりした。
きょう9時から市議会9月定例会が始まりました。9月27日までです。初日は、市長からの議案の提案で終わりますが、冒頭議長から9月19日、20日、24日の自由論題「市政に関する一般質問」の日程が割り振られました。
一般質問日程(敬称略)
9月19日(木) 福川,兼本,小池,飯倉,田原,西,高堀,渡辺,駒牧
9月20日(金) 宮林,遠藤,外山,獅子倉,増田,陶山,本田,黒川
9月24日(火) 権,石川,田辺,利根川
私の質問日は20日最終となります。時間的には16時くらいからになるかと予想しています。中継もありますし、24日以降は録画公開もあります。
9月市議会は、市政野党の議員にとっては、地味だけれども重大な作業、決算書の検証のがあります。市民の代表として昨年の朝霞市の仕事を評価し、次年度の仕事の改善点を指摘する作業です。与党議員は、どうしても市長と市役所のやっている仕事に厳しくなりきれません。これは役割です。
2023年度には、企業でいう純利益みたいな「実質単年度収支」が15億円の赤字という決算が出ています。バブル景気みたいな時代のなかで、普段にない金を手にした役所が、無秩序に財布を緩めている可能性があります。本来、財政は景気の良いときに蓄えを残し、景気の悪いときに民間の需要の落ち込みを補うべきです。朝霞市役所は景気の悪いときに締め上げ、景気のよいときにチープな事業の乱発に歯止めをかけない傾向が否めません。チープな事業に「ありがとうごぜえますだ」と言うのではなく、もっとアウトカムがしっかりした仕事ができないのか、という指摘も大事です。
●本会議終了後、会派代表者会議でした。
市議会のカメラの更新が事務局から提案されました。これもまた今あるものを新しくするだけの提案になってしまっています。委員会室や全員協議会室も録画・中継できるようにすることを求めて、改めて仕様書他議員に示してから予算取りするように求めました。提案のとおりやると、また数年後、委員会室や全員協議会室をどうしよう、そのときにはまた別システムを入れようと余計なコストがかかる話になり、運用が重複するからあれもできないこれもできない、そんな話になりそうです。何度もそういうことを経験してきました。
続いて、議会のオンライン化、ICT機器利用のための会議規則変更の提案もうけましたが、法律の定義用語の羅列で、その中身がどのようなものかも説明なく、中身を理解して了承できるようなものだったので、会派持ち帰りも拒絶しました。議長から事務局が各会派に説明しなおすということで、次期議会までに検討することなりました。
●その後、懲罰委員会でした。
外山議員への懲罰の検討ですが、謝罪したことを丸で否定し批判するような言動を行っていたりするので、改めて本人を参考人として呼んで検証しようということになりました。次回の開催日は未定です。
●市長から提案された議案は以下のとおりです。