2/7 新しい施設の入居者はほとんど社会福祉協議会~市議会全員協議会
7日9:00~市議会の全員協議会が開かれました。公式な会議ではないし、議題ではないが、議員に重要事項を説明しておきたいという会議です。
議題は2つで、①2024年度朝霞市実施計画策定の報告、②朝霞台南口の福祉複合施設の基本設計。
①は予算の前提になる、どんな事業が選ばれて実施に移されるかという解説で、予算規模と新規事業を示されました。
2月16日から実質スタートする3月市議会の議題でありそちらで議論をしていくため、私の方から2点追加的資料請求をした他、特に意見もなく終わりました。
②は、約10人の議員から多面的な質疑が飛びました。何をやるかということが固まらず、施設だけ作られていくという感じがしています。ハコモノありきで、24億円も経費をかけます。当初4000㎡確保できると見込んでいましたが、建物を斜めにカットするため、かなり面積が減る印象です。
その中身も、ほとんど朝霞市社会福祉協議会の関連事業が入る様相になってきました。業務改革も、サービス水準の改善も全然進まず、議会の問題指摘にもほとんど対応しない社会福祉協議会へのプレゼントとしては過大ではないかと思います。実質的にはあとぴあの放棄と、焼き畑農業的に新しい施設を作って、今どきの自治体の行政改革の流れを理解していないとしか言わざるを得ません。
一方で、公共施設不足が言われているこの地域のメリットといっても、地域住民向けの会議室は2室の確保に留まり、引き続き、朝霞台駅南口地区の公共施設不足は続きそうです。
終了後、会派代表者会議が開かれ、各会派持ち帰り調整した選挙管理委員の人選が行われました。
現在の選挙管理委員4人は留任となります。
同数の補充員が1人欠員しているので、わが会派とあさか未来の2会派に打診があり人選を行った結果、あさか未来から選出することが決まりました。
選挙とせず、議会で全会一致で指名推選とすることで合意しました。
その他として、議会ICT化の提案がありましたが、事務局はタブレットを買うなんて言い出すので、タブレットではなくシステムを買えということをあさか未来の田原団長、立憲歩みの会の私から強く申し入れました。
すでにパソコンを持ち歩いている議員が何人もいるなかで、ハードにこだわりいくつものアイテムを担いで歩くなら、紙の方がましということになります。
●新しい公共施設に関しては、朝霞台中央病院移転にあわせて、市が民間土地保有者にも頭を下げ、もう少しまとめた土地として再開発すべき案件だったのではないかと思います。朝霞市の仕事、何十億円も投じて、問題解決のされない案件が多すぎます。
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