1/19 臨時議会の議案審議順の改革で合意しました~議会運営委員会
19日9時から議会運営委員会が開かれ、傍聴しました。
24日に招集される臨時議会の日程を協議しています。協議に先立ち市長から以下の5件が提案される予定として説明を受け、議事の確認が行われました。今回、臨時会として異例の5本もの議案が提案され、議論を聞いて賛否を決めたいことから審議順の変更をわが会派が提案したところ、あっさり了承されています。極めて異例で、小技であっても朝霞市議会としても改良が進めていけたことはよかったと思います。
提案された議案は、
2024年
第1号 2023年度一般会計補正予算(第5号)
第2号 市職員の給与に関する条例改正
第3号 市長・副市長・教育長の給与に関する条例改正
第4号 手数料条例改正(戸籍の本籍地以外の自治体での取得)
第5号 工事契約の締結(武道館改修)
の5件です。
これまでの臨時議会では提案される議案が1本程度で、提案・質疑・討論・採決まで一気に進めても、判断に時間が必要であれば随時休憩を求め、考える時間を確保できたので、さして弊害はありませんでした。
今回のように5議案もあると、提案~採決の一連の流れを5本を繰り返せば、採決の前にしばしば休憩入れることになり、非効率で仕方がありません。さりとて、質疑をうけて検討する時間ももたずに採決に進めば、はじめに結論ありきの審査になりがちです。
私どもの会派「立憲歩みの会」では、全議案の提案・質疑と、全議案の討論・採決を分離して、その間に考える時間を設けることが必要と考えました。
さらには、第1号議案は、第2~4号議案を前提にした提案であることから、質疑は、第2~4号議案を先行させた方が効率的な議事ができるだろう、ということで考えをまとめました。
議会運営委員会では、委員である本田議員を通じて、会派「立憲歩みの会」の議事の順番変更を提案しました。
野党で少数会派である私どもが、いつもと違うことを提案しても多数会派に却下されてきてばかりでしたが、今回は、公明党、あさか未来、進政会から、理があるとしてあっさり了承されて、審議順が変更されました。少しびっくりしています。
田辺議員から今後もそうするのか、という問いかけがあり、これには利根川議運委員長から、臨時会の運営としてやることだ、とした返しがありました。確定的な申し合わせとするところにはなりませんが、同様のケースの臨時会があれば先例となると思います。
24日の臨時会では、第2号議案~第4号議案の提案・質疑、第1号議案の一般会計補正予算の提案・質疑、その後長めの休憩、第1号議案から順に討論・採決が行われ、最後に第5号議案の提案~採決が行わることで合意しています。
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