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2023.11.21

11/20 朝霞市議選、立候補者は28~32人か~事前審査の経過発表

市の報道発表資料から、選挙管理委員会の市議選の事前審査の状況が報告されています。
事前立候補予定者説明会には、41人(39人+事後説明2人)の参加があった一方、17日段階での審査終了者が28人という結果です。4人が審査が終わっておらず、8人が辞退、1人が連絡とれず、という結果です。

もちろん当日突然立候補される方がいる可能性も排除できませんが、大山鳴動してという結果です。

日本共産党が3人の現有議席から候補者を1人に絞るみたいです。この間調整役として仕事してきた斎藤議員が出ないということに衝撃を受けています。その分、他が増やしていないので保守に議席が渡るということになります。

気になるのは巨大なポスター掲示板です。今回、掲示板を巨大にするのに、掲示場所の確保に選管がとても苦労したようです。いつもの場所に設置できず、一つの公園に2面とか、最終態度を決めるために見られる要素も少なくないのに近くに掲示板がほとんどないような投票所も出ています。

この間、インディーズ政党の進出、スマホ的な計画性のない行動などが広がっているなか、今の選挙制度での掲示板の事前設置はかなりムリがあると思っています。告示日と選挙運動開始日を分離し、選管で無駄なロジスティックをなくすことをすべきではないかと思ったりします。

●公営掲示板にポスターを貼るのが手間だから、選管で全陣営貼れみたいな議論が、意識高い人たちに流行していますが、まったく間違った議論です。政治的自由という基本的人権からは、選挙運動のポスターは掲示自由であるべきものから議論はスタートすべきものです。昔は、各陣営でポスターを頼み込んで貼っていたものを、数を抑制するために証紙を貼る仕組みに変わり、それでもポスターの氾濫と不公平感をなくす観点から、高度成長期にポスター掲示板を作って、そこに集中して貼らせるようにしたものです。
外国にこうしたものはありません。
ポスター掲示板は、あくまでも街の美観や運動の不公平を解消するために便宜的に用意されているもので、必ず貼らなくてはならない、必ず貼るものだから選管がやれ、というのは、政治での自由と自治の放棄につながる議論です。

●これとは別にデジタルサイネージでやれという議論はあります。掲示する自由、しない自由を前提とした上では、考えるべきものだと思います。ただし表示の仕方では官が不公平を作る可能性があるので、十分な検討が必要です。

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