11/27 歩く人の視点と人間の安全保障を訴え~朝霞市議選2日目
朝霞市議会の選挙運動2日目、歩く人の視点と人間の安全保障としての、諍いの予防としての自治体政策の大切さを訴えました。私の会派が取り組んできた重要な視点です。今回、私は日中だけで恥ずかしいのですが、選挙カーを使わない選挙に取り組んでいます。
今回の選挙、駅前が荒れています。陣営によっては、駅を長時間占領して、優先ゾーンの入口に宣伝カーを一日中停めて使えなくしているところもありました。呆れてものが言えません(2011年にもみんなの党候補がこのようなことをしました)。
そのような状況で、場所を変えながら「朝霞市の推進するウォーカブルな街に私も後押ししたい。歩く人の視点は、クルマを降りて歩いてみないとわからない」という話をしながら、公共交通の充実、歩行環境の改善を本町周辺で訴えたところ、多くの人にビラを取っていただきました。多くの市民は駅前の惨状にうんざりしているみたいです。
午前中は応援に、八王子市議の森ヨシヒコさん、平和運動家の菱山南帆子さんが来てくれましたので、緒方貞子さんの提唱する人間の安全保障の話をし、それを実現するのは、不断の努力で教育や福祉や人間どうしの信頼感を自治体施策として創造していくことに取り組むことが必要という話もしました。
午後は元吉川市議の岩田京子さん、元小金井市議の奥山さんが応援に入り、三原・西弁財を歩き回りました。朝霞台と朝霞の行政サービスの格差が拡大している状況、市役所周辺の執務室から見える風景しか良くしないこと、図書館政策から放置されていて資料アクセスができない地域になっていることなどの問題提起をしながら、その改善を訴えて歩きました。
●朝霞市内にある駅の出口は5カ所(朝霞駅東口・南口、朝霞台駅南口、北朝霞駅ロータリー、北朝霞駅西口)しかありませんが、そのうち3カ所は、N国、つばさ、参政党などのインディーズ政党にジャックされることが多く、他の29陣営が割って入れません。罰則なしの公選法違反に該当するので、一時的にどいてもらったところで、彼らは旗や看板を小さく畳むだけで事実上占領を続けています。そこで演説しても彼らの候補者とみられるような構図になるだけです。優先ゾーンの利用を邪魔するように宣伝カーを停めっぱなしにしている陣営もあり、「いいまち朝霞」などビラを配っていても、公職をめざす人間が、その朝霞市民の人権とか合理的配慮を何だと思っているのかと思うばかりです。
今回の選挙、駅前が荒れています。残った駅前もその他の陣営が集中して、カオスです。まともに政策を訴えられる空間ではありません。
●そのような事情で、この一週間、いつもと違い、駅前でお会いできることは少ないのではないかと思っています。忘れないでいただけたらと思います。
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