11/18 選挙違反と類似品にご注意を~朝霞市の民主主義の荒れっぷり
昨日、新聞を開いて驚きました。選挙期日の入った同僚議員の政策宣伝ビラ。選挙運動は「特定の選挙に」「特定の候補を」「当選得さしめる」ことで、選挙期間外にこれをやれば選挙違反として認定されます。基本的人権である政治的自由のかねあいで、政治的主張、事実の報道を超えた選挙に言及した宣伝があれば選挙違反となります。
事務方が間違って選挙期間中に配るはずのビラを入れてしまったかと思ったら「討議資料」などという言葉が入っているので、選挙ビラではなく、間違って混入させてしまったということではなさそうです。
違う地域の候補予定者では「立候補させていただきます」と書かれたビラが無差別ポスティングされている、という話も耳に入りました。
これらは選挙違反です。いちばん厳しい警視庁なら、選挙後、お呼び出しを受ける話です。あまり実害のない文書違反などの公職選挙法の「形式犯」は政治的自由に対する人権抑圧という国連の指摘があるので、刑事告発はいたしませんが、やってしまったなぁ、と見ています。
昨日、朝霞台駅南口でインディーズ政党どうしの私生活をめぐる罵り合いのバトルがあったようで、子のアルバイト先の顧客が、面白おかしくバカにして説明してくれたようです。彼らの大好きなyoutubeで映像が流れていますが、同世代の所業としては見るのも恥ずかしい映像です。
選挙時期と、2015年の市議選以来、市議会議員の必要性を賛成要員としか価値を見出さない行政、市長は、街頭やネットで派手な話題づくりしかしないインディーズ政党の議員を与党議員として「追加公認」的なことをしてきました。私はびっくりしました。あんな奴らでも公認するけど、反対派は徹底的に干す、というメッセージです。
それ以来、転居や事前の宣伝活動などの長さがぴったりである統一選の半年後という選挙タイミングもあり、朝霞市はインディーズ政党の狙い所となり、市議選の時期になるたびにインディーズ政党の下品な街頭宣伝に起因するもめ事が増えてしまっていて、市民から市議一同として、大きな苦情をいただいています。
街頭できちんとした政策宣伝、政策説明をしている市議や政党があっても、政治的な街頭行動自体がインディーズ政党の下品な宣伝戦と同類のものと誤解されてしまっています。
もちろん市民にはそうしたものとそれ以外のものを違うと嗅ぎ分ける眼があると信じていますが、誤解したり、どうせ市議会議員だろう、という感覚の市民が1%いれば11万有権者のうち1000票を獲得し、彼らは這い上がって公職の地位を得ます。
●私の選挙の師匠であった横路由美子さんは、選挙のときだけムリをするから選挙違反を起こすんです、とおっしゃったことがあります。まったくそうだなぁ、と思うところです。
●インディーズ政党の街頭戦の主人公の1人に、現職市議とワンセットの「黒川」という姓の人物が、いろいろな悪さをしているみたいで、大変迷惑しています。私がやっているという誤解をされて抗議をいただいたことはいくつもありました。母の友人には誤解されて縁を切られました。子は滅多に外で姓を名乗らなくなりました。
12年間、ただの賛成要員にならないよう、市民の常識から、未来への不安から、すべての議案に正面から向き合って議会活動をしてきた自負はあります。それが街を汚すようなことに加担している人物と混同されるとは。
この時期にしんどいことと、残念な思いをしております。
●同人物は、4日夜、同僚市議の自宅に狼藉を働きました。被害を受けた市議の猛抗議で、管理すべきワンセットの市議はかたちだけの謝罪をして、党首が勝手にやっただけで私がやったわけじゃない、とお決まりの政治家的言い訳をしています。その際、加害者の名前はフルネームで指摘せず、姓だけで書き続け、まるで私が加害者のように誤解もされています。市議会議員という自治体の経営層という立場での、メンバーの行いに対する管理責任はあるはずです。自治能力の欠如というか、無責任な態度だと思っています。
●同陣営から選挙期間中の駅頭を長時間ジャックする予告がSNSに掲載されています。実際にやれば選挙違反です。ときどき長時間ジャックしてよその陣営が来ると自陣営の政党旗などの宣伝器材をそのまま置いて、30分だけ貸してやるみたいなことする候補者陣営がありますが、朝霞市などの管理する駅頭の私物化です。
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