10/21 朝霞のまちで話すということ
9月定例市議会の報告で街頭でお話をすることを作っています。
すき間の時間ができたときに神出鬼没で始めております。
9月定例市議会の議案であった、2022年度決算、2023年度補正予算の話からは、市役所の法的な正統性を担保する事務が雑になっていることが浮かび上がっていることをお話することにならざるを得ません。市民のみなさまに不安と心配させるような話になってしまうのは申し訳ないですが、病理をきちんと市民が知っていただくことが大事ではないかと思って、この話題を選んでいます。
また介護、保育、教育、運転などの現場の仕事での人不足が深刻で、そのためにお金があっても創れない仕事が増えています。賃金上げろということだけではなく、職としてのステータスが低下してきた問題も指摘しながら「その程度の仕事は他に誰でもいるんだ」という言葉かけがもたらした、今の社会の行き詰まりをお話することもあります。現場の仕事をする人を、企画部門から切り離し、入替え可能な雇い方、事業ごと外注化することで企画部門が結果だけを取り出すようなことが蔓延して、現場が使われるだけの場所になってしまったことが問題発見が遅れ、社会の停滞になっているのではないかと思うことがあります。
朝霞台地区では、新しい公共施設が市民参加の手続きを手抜きして、ニーズを十分に発掘せずに作られることを問題視しています。また図書館アクセスがないこともお話しています。三原公園以外にまともな公共空間がないので、これは市民に響いているのではないかと思いますし、ご意見をいただくことも多いです。
話は通りがかりの一瞬しか伝わらないので、繰り言にならないように気をつけて話をしていますが、話しながらビラを渡すというのが苦手で、どうしても話に夢中になっていると、手を伸ばしてビラをくれ、と言ってくださる市民の方もおられます。また、あれはどうなっているのか、と政策的課題を聞いてくださる方もいます。
コミュニケーションの場としても演説を大事にしたいという思いでおります。
●一方、市議選の候補者が乱立するらしいということからか、インディーズ系政党の人たちの駅ジャックが日常化して、市民のみなさまからはうんざりされたり、時にやり場のない感情をクレームとして市役所が受けています。政治的自由と、市外の人たちがかき回す運動、悩ましいものです。
●市議会の会派立憲歩みの会として旗を立てていますが、立憲民主党の宣伝みたいになって、本田議員のための活動になっているのではないか、と思ったりすることもあります。
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