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2023.06.20

6/20 市民への各種給付金・負担金の減免などの内容が多面的に明らかに

本会議の議案質疑が終わりました。昨年末の保守系新会派結成以来、議案の審議が活発になり出しています。市民に見えるところで議論して、議案の可決後の運用に緊張感を持たせることは大事なことで歓迎したいと思います。

議案第31号一般会計補正予算第2号の議案質疑では、給食費の減額、各種給付金など全6会派+無会派の10人から質疑が繰り出されました。
・エネルギー価格高騰に対する低所得者への3万円給付に関しては、
柏谷、外山、大橋、黒川、田辺
・給食費減額には
外山、遠藤、大橋、黒川、田辺
・エアコン買換え補助金に関しては
須田、大橋、佐久間、本田、黒川、田辺
・マイナポイントの延長に関して
本田、田辺
・給食センターの建替えに関するアスベスト除去の増額には
黒川、山口、田辺
・歳入に関しては
須田、佐久間、本田
・政策決定過程に関しては
本田、黒川
が質疑をして内容を明らかにしています。

エアコン買換え補助金に関しては、周知期間がないことに疑義を呈した議員が私の他に2人おられました。また給付期間は、予算の残る範囲で10月移行も延長する含みがあることは示されましたが、買換え時期をピークにぶつけることにはテコでも動かさないという感じでした。ケインズ政策からすると、公共支出はピークにぶつけて民間需要を過剰に刺激して民間事業者を疲弊させたり、受注がなくなった後の落差を作るべきではありません。民間需要が少ないときにやるべきものです。

議案第32号手数料徴収条例は、本田議員が質疑、内容確認とともに、固定資産税減税による政策誘導の事務手続きの煩瑣について確認取っています。

議案第33号工事請負契約の締結については、黒川、須田、田辺議員から質疑。私は教育内容の変更やあわせて行う既存校舎への工事について確認し、新校舎の机がICT対応で大型化すること、既存校舎の給食搬送用のエレベーターが既存不適格なので改修が行われることなど示しています。須田議員からは工期と搬出入の安全確保、田辺議員からは教室の拡張性に関する質疑が行われました。

●このなかで、某左派系議員から「用意した答弁書をよみあげて」という質疑がありました。質問順が後だったので、先に質疑された議員にいろいろ質疑されてしまったからかも知れませんが、台本読みの議会という体質を肯定してしまったもので、残念な発言だったと思います。過去、討論原稿に関しては、ローカル紙で新聞沙汰になったこともあります。

●終了後、会派代表者会議が行われ、コロナ5類移行にともない国の決めで感染症対策をしなくなることから、議会自身での感染症対策を協議しした。傍聴規則の改正を決めました。傍聴者は議長が求める場合に指定する感染症対策をすること、傍聴者が体調管理のために水分の持ち込みを可能としました。一方、議場で感染させるおそれのある感染症に対して入場しないことを求める条項については、慎重に適用することを前提に必要とする無所属クラブ、公明党、立憲歩みの会に対して、不要とするあさか未来、共産党で意見が分かれ、ひとまず棚上げして継続協議とすることになりました。傍聴規則は議長権限で改廃できるので、議長からは28日の本会議から適用されることが示されています。

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