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2023.06.23

6/21 都市計画に市民の声が反映されるか~検討体制を審議


21日、市議会建設常任委員会でした。19日の本会議の質疑をうけて、詳細の質疑を行う場です。

1議題目は、前議会で継続審査とした「都市計画マスタープラン検討委員会廃止条例」の審議です。都市計画マスタープランは、都市計画の最上位計画で、まちづくりにどんな考え方を置くか、地域ごとにどんな街にしていくのか、というコンセプトを示し、これをもとに住宅地か工業地か農業中心の地域にするか、開発をどこに力点置くか、道路をどこに整備するかなど様々な都市計画の規制や、公共事業を展開していきます。ハード面の整備に福祉や教育環境、防災などとの連携も意識させる計画です。
市議会建設常任委員会としては、検討委員会廃止に代わる、計画策定の市民参加があやふやだということで、継続審査として結論を出すのを吊した議案です。担当部から市民参加のあり方などを示してもらえるかが焦点でしたが、ワークショップとして全市的な説明会、地区別の説明会、機能別の説明会と、オープンハウス方式の説明会などを組み合わせ、さらにインターネット系の情報交換なども試みて意見集約に当たること、計画策定の中間点でもパブリックコメントをすることを確認し、採決となり、総員賛成で可決しました。
まだ担保は取りきれていないと思うところがあるものの、計画策定のスタートが半年遅れると、市民参加の機会づくりが減ると判断して賛成しました。

続いて、今回の議会で提案されている「手数料条例改正」は、低炭素住宅の認定条件の変更が内容でしたが、その考え方を確認して、全会一致で可決しました。詳細なCO2排出量抑制の計算ではなく、建材の使用状況で認定する制度に変更されます。
以上で委員会付託案件は審議終了。本会議に戻されます。

7月4日の最終日に討論、採決となります。

●夕方、自治労本部での私の採用責任者である方の追悼の集いがありました。
口の悪いけれども、とても大事な視点を持っている方でした。九大の同世代の職員どうしで、自治労の連合加盟、自治労が公務員じゃない公共サービス労働者も組合に入れていく方針や、90年代の政界再編のなかで政党支持の整理を取り組んだ大きな仕事をいくつもされた方です。
退職後、私の選挙に毎回来てくれて、ちらしを配って歩いてくれました。急死だったので、お礼もできずに申し訳ないばかりです。

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