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2022.12.22

12/21 学校給食費月500上げの方針

21日14:00~学校給食審議会を傍聴いたしました。審議会では、食材価格上昇から、来年度4月1日から学校給食費が500円値上げ、小学生1人月4200円が4700円に、中学生1人月4800円が5300円に値上げすることが答申しました。現在のところ、食事の質を安いものに切り替えてしのいでいる状況ということも説明されました。
審議会から市への答申のなかでは、審議会として負担軽減策を求める意見が付されて教育長に提出されることになります。負担軽減を求める委員の声が多く、若干の委員長裁量の修正が行われます。
一部市の負担が入る可能性もあり、500円がそのまま保護者負担となるかは2月の来年度度予算提示で明らかになる見通しです。

●地方政治業界では、学校給食無償化が関心を呼んでいます。全面的に実施できる自治体を見ると少子化になっている自治体が多いのにお気づきでしょうか。日本の大半の自治体は、財政制度的に地方交付税で算定されている範囲の業務しかできません。その地方交付税の算定で子どもの数が反映される部分はごくわずかで、子どもの比率の少ない自治体ほど、子ども政策の財政的余裕が出てきます。子どもが多い朝霞市のような自治体ほど、最低限の子ども施策しかできず、やった結果市財政の4分の1ぐらいを占めているという現実があります。

●給食を無償化するかしないかという水掛け論の前に、学校給食の機能全体を地域における食の安全保障と位置づけることが必要ではないかと思います。災害時に食事を調理できる施設であり、生活に困難を抱える家の人を食べさせることのできる業務であり、ということだと思います。

●審議会の委員、保護者代表が少なすぎです。議員が3人、専門家が3人、教員が4人に対して、払う側のPTA代表が2人しかいません。朝霞市は給食費が条例で規定されていないので、この審議会が議論する唯一の場です。支払側の意見をもっと拾う必要があると思います。

●20日晩、急展開する市政の情勢転換を受けて、私の後援会の中心的なメンバーと意見交換をして、当面の針路を確認しあいました。

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