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2021.10.28

10/28 総選挙をどう受け止めているか

31日投開票の衆議院議員選挙、私の周辺で、選挙区はどこに投票したらよいのか、という問い合わせをポツポツいただいています。おそらく立憲民主党を中心に応援している市民の方だと思います。

基本は、国民民主党の浅野さんと答えています。一つには、埼玉知事選前後から始まった野党共闘の最初の議論のなかでは、埼玉県内はここの4区と中川以東の14区が国民民主(国民民主党が立憲民主党と合併する前はこれに6、7、8区も)、川口市の2区は共産党、その他は立憲民主党というような住み分けで候補者擁立作業が進められてきたと聞いています。その関係では、立憲民主党に近い支持層が浅野さんに投票することが、全野党共闘にのっとった行動だと受け止めています。
また、少なくない判断ですが、私が連合組織内議員ということもあります。

一方で、浅野さんが出たインターネット番組で「ありえない」と発言したことのいくつかや、国民民主党の派手な減税や一律給付金の大盤振る舞いの公約はどうなのかなという感想もあって、私の支持者のなかでも革新色の強い人や、将来不安を考える人には、無理なお願いはできないと思っています。

●届出1番の候補者を選択することはありえないと思いました。どういう力学かうかがい知ることはできませんが、結果的には、前世紀末からのこの選挙区の特殊事情としてあるいろいろなものが終わってく象徴だと見ています。

●先日の記事でも書きましたが、今回の衆議院議員選挙は思うところがあり、事務作業の静脈的な支援に留めました。
そのなかでも東上線沿線の、埼玉7区小宮山泰子さん、10区坂本ゆうのすけさん、東京11区阿久津幸彦さん、隣接する埼玉15区の高木錬太郎さん、東京9区の山岸さん、この地域にご縁のある埼玉13区の三角そうたさんには小選挙区で勝ち抜いてほしいと思っています。最初に選挙運動に参加してお世話になった北海道1区では、道下さんの安定的な当選を願うばかりです。
このなかで、坂本ゆうのすけさんは、1990年代後半に「福祉自治体ユニット」という地域福祉を推進する自治体の首長の会のメンバーを東松山市長という立場でされ、現在の重層的支援体制や地域福祉の考え方を推進した方であり、公示日前の政治活動の手伝いに入りました。

●今回の総選挙、望ましい結果は与野党伯仲状態にすることだと思っています。
今回の衆議院議員選挙をもって、政権交代して、今の野党共闘が政権を担うにはまだ準備が足りないと思っています。自民党の圧倒的な勢力でやりたい放題の議会から、突然今の野党に政権が転がり込んできても、対立と混乱が増幅されるだけだと思っています。
自公政権がそのままでよいかというと違うと思っていて、国会運営で野党と話し合い、妥協を重ねることができる環境をつくり、お互いに無用な対立は解消し、与党からも野党からも必要な新しい課題の持ち込みがしやすい環境をつくる力関係が必要です。そのことが、自民党のなかで、右派イデオロギーをふりかざし、いたずらに対立を持ち込むような政治リーダーを弱体化させることになるのだろうと思います。
その与野党伯仲の状態を作るにも、現在は自民党と公明党で466議席のうち300以上の議席があるわけですから、野党側が相当に議席数を増やさなくてはならないように思います。

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