6/1 慢性疾患の優先接種の受付が始まりました
まずご案内です。59歳以下の慢性疾患のある方の優先接種、市として自己申告を受付始めています。説明はリンクの ホームページ をご覧ください。登録画面から入力するか、PDFをダウンロードしてFAX送信することになります。到着後、他の接種券の出力のタイミングにあわせて接種券を発送することになります。
●次の接種券発送は60~64歳となります。慢性疾患該当者と同時か先行することになります。並行して慢性疾患該当者に接種券が順次発送されます。ここから、身体障害者や難病の方などは市から電話や訪問で直接ご連絡し、接種の案内をする予定です。その次に、59歳以下の方々への接種の案内となりますが、ワクチン供給量や接種体制と無関係に一気に接種券を送ればまた混乱状況に陥ります。その詳しい内容は未定(あるいはただ案内されていないだけかも)です。
●インターネットを操作できない高齢者が、ワクチン接種の予約に困り果てられています。市役所に電話が殺到しています。毎朝一番の時間帯はなかなか交換電話もつながりにくくなっていて、他の用務のある方にご迷惑かけているのではないかと思いますが、なにとぞご容赦ください。
市議会会派「立憲・歩みの会」では、5月28日(金)と30日(月)に、街頭でインターネット予約の応援をいたしました。2回で50人以上の方が訪れていただき、うち34人の入力を応援いたしました。
課題として見えてきたのは、やはり、職場にコンピューターがないのが当たり前の時代を過ごした、団塊ゼロ世代と言われる、1940年前後生まれの方々まではインターネットの操作は困難でした。画面に一覧性もないので、操作に戸惑う場面も私自身多くありました。
一番の課題は、接種に関する様々な情勢変更の情報がないことです。最新の状況は、いつ時点の更新情報か明示のない市のHPに書かれているだけです。インターネットの操作にたどりつけない高齢者たちは、結果的に噂話で街をさまよっている、というのがこの2日間の感覚です。
また高齢者を支える民生委員さんなどの問い合わせも会場で受けることが多く、そうした方々にも情報がないこともありました。
本田議員が通行人に積極的に声をかけて状況を聞きまくっていました。そこからは、大半の市民は接種に向けて、家族やご近所、ときには町内会の組織的な支援を受けて予約を取っているということが見えてきましたが、一方では、放置されている高齢者はそのままで、私たちのブースに来ていただいて解決できたのだと思います。
●今回の行動の着想は、別の会派の同僚議員が取り組んでおられたのをSNSで知り、私たちは街頭でやろうか、と考えたところです。政治的になると嫌なので、会派名・議員名などは極力抑制して取り組みました。
●市のSNS等、簡易な情報入手手段に対する情報伝達が悪い、と感じるところです。接種の制度の変更、新たな登録が必要な作業の案内などが、ほとんどSNSに流されていません。イベントとスポーツ関連情報ばかりで埋め尽くされて、新型コロナウイルスへの危機感があるのかと思わせてしまっています。ちゃんと情報のプッシュしてくれ、と思うところです。
こういうことを私が書くとワクチン接種室への負荷がまたかかってしまいます。しかし、これだけ市民の関心の高い問題の広報は。担当課の問題ではなくて、市全体としての広報体制の問題だと思います。広報担当として担当課から聞き出して記事を作るということが必要ではないかと思うところです。市役所への問い合わせ電話や抗議電話の量を減らす取り組みでもあるのではないかと思います。
●一昨年の街アピール目的のホームページの改良時にも問題にしましたが、こういう事態のときに、トップ画面がおおきすぎるホームページは邪魔でしかないと感じるところです。新着情報がトップに出てこない、緊急性の高い情報がトップページにリンク貼りにくい、などなど。見る方も探しにくいです。
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