« 5/23 和光市長にしばさきさん当選 | トップページ | 5/27 会派としてワクチン接種の予約を支援します 28日と31日 »

2021.05.24

5/24 ワクチン接種のインターネット予約の案内不足にお詫び申し上げます

20日発見し事実確認に追われましたが、ワクチン接種の供給体制のうち、予約の案内で不十分なことがあり、結果的に混乱が発生していることに、二元代表制の一翼を担う市議会議員として、十分な点検をできなかったことにお詫び申し上げます。

予約券の発送は、入荷したワクチン量にあわせて順次、5歳刻みで発送しています。ワクチン量と無関係に予約券は送付しておらず、接種券の届けられた人の分のワクチンは確保されています。時期さえ接種場所を選ばなければ必ず接種できる状況がつくられたことをまずご案内しておきます。

問題が発生しているのは、その予約券の発送した郵便物に、インターネット予約の予約サイトのアドレスの案内もQRコードも印字されておらず、結果として、どうインターネット予約してよいかわからない多くの市民が、インターネット予約を経由しない、電話予約や一部の医院で行われている直接予約に殺到、市役所の交換電話がパンクしたり直接市民がおしかけられる状況も発生し、新型コロナウイルス感染対策上好ましくない混乱も発生しています。まずはインターネット予約のサイトの入口をご案内いたします。

  朝霞市新型コロナウイルスワクチン接種申し込み(説明を読みたい方はこちら)
  予約ページの直接リンク(説明はいらなくて直接入力画面にしたい方はこちら)

市議会議員としては、現在「非常時」ということで、議員は直接的に市の細部の事務に介入することは控えるべし、という一般論はあるものの、事前のチェックが不足していたことを強く反省しお詫びするところです。些細ですが、大規模な混乱を生じないようにと組み立ててきた仕組みが、予約の一点で大混乱しています。仕事の流れを検討する上での注意力が不足していたということは否めません。

65歳以上接種までは、接種券の発送準備を終えてしまっているようで、引きつづきこの状況は続きますが、できるだけ上記のインターネット予約を利用しての予約取りをお願いしたいと思います。

●まずは、市民のみなさまには、接種をめぐって焦らないように、お願いいたします。ワクチン接種の広がりが新型コロナウイルスを終わらせる有効な手段ですし、この1年以上、窮屈な生活から解放される道としてワクチンに期待し、早く打ちたいというのもわかります。日本国という単位では、すでに十分なワクチンを購入予約しており、いつかは全員がワクチン接種を受けられることになっています。昨年のマスクの奪い合いもありましたが、焦っての行動は混乱をさらに拡大して、思うように予約できない方や体の弱い人がはじかれる状況が悪化します。

●評価できる話も飛び込んでいます。
市の把握している視覚障害者、聴覚障害者は、接種券の発送後、開始年齢別に、直接電話などで予約の支援を行うことも検討されているようです。対象人数を確認したら、この方法が確実に早く対応できるものとして評価しています。

●予約が混乱して全体になしくずしに波及してしまっているのは、市の広報活動(広報物の担当部署の仕事ということではなく)が「誰に届くのか」「届いた情報で市民はどう動くのか」ということに配慮がされていない仕事をし続けてきた結果ではないかと思います。
また、ワクチン接種に対して、医療面以外の様々なお問い合わせ、相談を受ける市議会議員や民生委員などに十分なアナウンスがないことで、市民からのクレームで問題を発見し、どうしようもないことの釈明に追われることが続いています。今年だけ6月市議会の招集が遅く設定されているのも、こうしたことが後の祭りにするつもりだったのではないか、といぶかしがるところです。

●再度このような初歩的な踏み間違いで、全体が混乱するようなことがないように、これから接種券の発送を再設計できる64歳以下の接種対応については、会派「立憲・歩みの会」としても、整理してご意見申し上げていこうと思います。65歳以下の接種対象者の広げ方は、仕事を休めない世代や職種を考えると、固定観念のように上から年齢を下げていくやり方でよいのか、考えどころだと思います。また世代によっていの人口ばらつきも強く、現在の45~54歳は他世代の倍ぐらい人口がいます。
今、変異株が広がっている20代、30代が、職場の上下関係や地位で土日しか休めないのに、土・日接種が有給休暇を取りやすいはずの年齢層の予約で埋め尽くされていていつまでたっても接種が進まない、なんてことになれば、いつまでたっても新型コロナウイルスは消えていきません。そうはいっても感染で劇症化しやすい割合はやはり高年齢なので、矛盾した前提のなかでの判断が求められるところです。
その上で、重ねてですが、朝霞市の接種は年齢であったりカテゴリーで接種数と接種券の送付を釣り合い取れるように行っておりますので、順番の問題はありますが、必ず接種はできます。焦った行動はなさらず、落ち着いた対応と、お気づきの問題があれば私ども市議会議員にご意見いただけたらと思っています

●ワクチン接種の進め方は、強制感が拭えないものの、上越市、生駒市、イスラエルなどで採用している、自治体側が市民に日時場所指定で接種に呼び出す方式を私も検討するように申し上げてきました。この方法が混乱がないと、最近は評価を上げています。
今の予約を挟む方法は、市民も予約受付側も、つまらない事務とストレスを増やすだけだからです。ワクチン接種の制度検討の当初の頃は、近隣自治体で(まだ始まってもいないのに)「先進事例」とことさら宣伝され、かかりつけ医での接種を美化する報道に、多くの市議会議員が好意的に採用を求める場面が多く、職員にも抵抗感があり、採用されませんでした。

|

« 5/23 和光市長にしばさきさん当選 | トップページ | 5/27 会派としてワクチン接種の予約を支援します 28日と31日 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 5/23 和光市長にしばさきさん当選 | トップページ | 5/27 会派としてワクチン接種の予約を支援します 28日と31日 »