5/23 和光市長にしばさきさん当選
23日投開票が行われた、おとなり和光市の市長選では、しばさき光子さんが当選いたしました。当選をお祝い申し上げます。
幹部職員の不祥事にまつわる辞任をうけて、その責任を強く問う吉田候補と、和光市の改革とブランド化を進めた松本前市長の路線を継承するしばさき候補の対決のなかで、改革の継承を訴えるしばさき候補に市民の多くが支持をした結果となっています。投票率も45%と、三つどもえの激戦であった12年前の松本前市長誕生の選挙(2007年、43%)を上回り、市政の選択に関心の高い和光市民の姿を見る結果となりました。
とくに男性投票率が43%に留まったのに対して、女性投票率が47%と、女性の投票率の高さも特徴ある選挙結果です。
有権者数 6万6200人
総投票数 3万0120人
投票率 45.5%(女性投票率47.79%、男性投票率43.31%)
しばさき光子 1万8387票
吉田たけし 1万1336票
四市の自治体のあり方、行政のあり方の改革のペースメーカーとして、引きつづき和光市の改革に奮闘することを期待しています。
●和光市に踏み入れたことがありましたが、大量の二連ポスター、宛先を指定しない全戸送付の郵便物など、挑戦者側が大規模な物量作戦が行っていることとが印象的でした。さらに自民党、公明党の国会議員の投入、市の幹部職員の重大かつ低次元な不祥事への市民の評価、一方でこの12年間で「住みたい街ランキング」の上位の常連となるような自治体ブランド化の成功とそれに裏打ちする市政改革などの市民の評価、など選挙を左右するいくつかの変数が読み切れなかったので、予測がつかない選挙でした。
●対照的な朝霞市です。市長にものの言いにくい雰囲気、今の総与党体制を強く支持してきた在来型住民まで不満を言う状況、だれも起ち上がらない現実のなかで1970年代の様相の保革対立型選挙の結果、現職5選目でした。その結果、だれもがものを言いにくい雰囲気と事なかれ主義が市役所に蔓延しています。適宜、市長選で緊張感を持たせている近隣市を見るに、反省するところ多くあります。
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