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2020.05.05

5/5 子どもの日に残念なお話ですが

4日、市から議員にFAXが入りました。3点です。
・朝霞台出張所が5/31まで閉鎖
・連休中の特別対応だった一部の公園の閉鎖、一部の公園の駐車場等の閉鎖が5/31まで継続
・保育園が登園自粛を求めるものから原則休園で申請により登園と変更
です。人によってはかなりきつい対応だと思います。

朝霞台支所は、職員による感染拡大防止と、職員が感染クラスタ発生した時でも市役所が止まらないよう、出勤職員数の抑制をやっていることの対応です。
1人10万円の定額特例給付金の給付業務も、他市の自治体関係者のネット記事などを見ると、本人でない人に払わないようにする確認作業が大変な事務量のようです。滋賀県のある市長さんの報告では、マイナンバーカードによる申請を処理で1日130件でもへとへとであったという報告と、給付申請書を発送するための封筒が、全国の自治体から全世帯分の数が殺到しているために、納品日が案内されない、ということも書かれています。封筒がマスクのように不足し始めたことが起きていることが想像つきます。
定額特例給付金はは、ロジスティックを無視しての、与党も野党も、誠意を見せるための勢いだけで議論をしてしまったことの影響は大きいなと思いました。どうやっても追い付かない誰のせいでもない事務の遅延が、副次的にさらにクレームを招き込み、さらに事務が遅れるという悪循環が想像できます。待てる人は待って申請してほしい、と私からもお願いです。

その他の2つは、子どもの対応です。折しもきょうは子どもの日です。


保育園に関しては、園から保護者に事情説明がされて、例外の登園するための書類が渡されていると思います。私は全ての園が開いている必要はない可能性はありますが、未就学児をネグレクトから防ぐためには、都内のような医療関係者などという限定ではなくて、一定程度は保育園を利用できる状態にしておかなくてはならないと考えています。運送業者やスーバーの労働者など、今はひどい労働になっています。自宅に子どもを放置して出勤しろとは言えません。そのなかで今回、完全封鎖ではないので、ほっとしています。
保育園側も恐怖におびえていますので、できるだけ登園しないで、ということは私からも呼びかけたいと思います。そして保護者のみなさまはこれまでよく協力していただいている結果が出ているようです。
しかし、それでも外出しない暮らしを支える仕事はあり、その方々は大忙しで、土曜も日曜もありません。どうしても必要だという方は特別な登園のための申請をしてください。
それでも、事業者によっては、職員の安心安全のために園の一時閉鎖に近い状態にするための動きがありえます。利用する必要性があっても利用したいと届けを出すには忍びないとが起きる危険性もあります。そういうときに市として代替保育をどうするのか、行政裁量的な対応をとることが必要です。

公園に関しては、少し残念な気持ちでいます。
連休中はどうしても人が集まってしまうということでの閉鎖だったと思いますし、私もそれは同意します。適度な距離を取りながら使う、一部の公園等では利用者団体が利用者に距離を取るように呼びかけながら開園を続けてきたところもあります。
今回、いくつかの公園で完全封鎖という方針が出たのが、いろいろ察するところです。ゼロリスクの議論もわかりますが、締めるところは締め、開放するところは開放するというメリハリをつけないと、社会を求める人間という生物がもつわけがありません。朝霞市はベッドタウンとして急成長したため、日中人々が過ごす空間が脆弱であることは否定できません。そのなかで数少ない窒息しない空間を維持しておくことが大事なようにも思います。

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