4/13 市役所が感染クラスタにならないための対策が始まりました
新型コロナウイルス感染拡大でストレスが溜まる状況だと思います。埼玉県内も本日から、緊急事態宣言が実施されています。
その宣言がめざす、感染症の拡大をセーブして医療機関を守り混乱や悲劇を避ける目的をご理解いただけたらと思います。生活上のご負担や不安をおかけしますが、なにとぞご容赦の上、ご協力いただけたらと思います。
4月8日に市長からもメッセージが出ています(文末掲載)。そのとおりだと思っています。
さて、市役所が感染クラスタにならないために、具体的な対策が始まりました。
市民のみなさまには、新型コロナウイルスにともなう営業や外出自粛で、解雇や勤務日数減のなかでの生活課題・事業継続・社会保障関係で困ったこと・悩んでいることがあればできるだけ早い段階で市役所に相談いただけたらと思っています。
一方で、市役所も勝手に休んだり来庁者を選別できない環境のもと、人口密度の高い庁舎で仕事をしています。行政側からは言いにくくて今回の取り組みには書かれていませんが、80%カットをめざす外出自粛要請もあり、私からも、5月6日以降でもよい話があれば、先延ばしして来庁していただくか、できるだけ期日を切らず電子メール等負荷のかからない方法でご連絡していただけたらありがたいと思っています。
市役所の方針としては
・職員の勤務体制を変更する
・備品の一部撤去や会議室等を活用して、執務場所を分散して空間を確保
・新型コロナウイルス対応の窓口の強化
・パーテーション・アクリルパネルなどでの飛沫感染対策
などに取り組む通知がさきほど届きました。市役所が感染クラスタになると、一時的に閉庁するなど機能停止に追い込まれ、感染症対策や、これからはお困りの方の相談・対応をしなければならない自治体が十分に動けなくなります。
議員である私からも、市民・来庁予定者のみなさまへ、ご協力、ご容赦くださいますようお願いいたします。
●新型コロナウイルスがどのようなものなのか、まだ全貌がわかっていません。医療関係者はもとより、国も県も市町村も、教育・保育事業者も試行錯誤しながら前に進んでいます。そのなかでみなさま個人個人の危機感とぴったり合った対応ではないことがあるかも知れません。医療的知識にもとづくリスク中心にするのか、社会的な機能に関するリスクも配慮するのかでも判断が微妙に別れます。行政の判断か完全でないにしても、可能な方法で副作用が少ない対応を模索していますので、ご理解いただけたらと思います。
●私の周囲でも人間相手のサービス業を中心に、営業や外出の自粛で大変な思いのなか我慢されている方がおられます。まずは命だとは彼らもわかっていますが、こういうときに雀の涙の対応しかないことに残念でいます。景気が良いときに体力を整えず、こうなったときに社会連帯で困難な状況をケアできるような制度も財源も十分に整備してこなかったことが問題だったのだろうと思います。
●市長メッセージ(4月8日)
市民の皆様へ(市長メッセージ)
新型コロナウイルスの感染が都市部で急速に拡大している事態を受けて、政府対策本部において「緊急事態宣言」が、発令されました。
安倍内閣総理大臣は、「国民にこれまで以上のご協力をいただくこと、そして、医療提供体制をしっかりと整えていくための緊急事態宣言」と述べています。
救える命を救うためにも、さらに一段と危機意識を高め、感染拡大防止対策を講じてまいります。
皆様におかれましても、一人ひとりの行動が重要となります、今回の法に基づく外出の自粛要請等は、皆さまご自身を守るため、家族、大切な人を守るため、私たちが生活する社会を守るためのものですので、この趣旨をご理解いただきたいと思います。
また、さまざまな情報が流れているようですが、情報の発信元を確認し、買い占めや誤情報を発信することのないよう、冷静な対応をお願いします。
令和2年4月8日 朝霞市長 富岡 勝則
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