1/3 始動
3日、会派「立憲・歩みの会」の2議員で、市内3ヵ所で新年あいさつの街頭演説と会派結成の報告演説を行いました。
ちょっとフライング気味ですが、活動を始動させています。より高い自由によって市民が能力発揮できる社会に、そのために基本的人権の社会権に視点を定めて活動してまいる、というお話をいたしました。
●アメリカがイラン軍人を殺害するというニュースが飛び込んで来て、送り出すことになった自衛隊が大丈夫なのかと心配ばかりです。両国や関係国の報復合戦がしばらく続くとみられるので、国際社会は不安定化することになります。とくに原油の輸入を頼っている地域で、「同盟国」が敵国を増やしてしまったことが、いろいろな不安感をもたらすと思います。
引き揚げ者だった父や祖父母を持つ私には、日本陸軍がやった、張作霖爆殺になぞらえて見えて仕方がありません。
そうしたなかで、昭和初期のように、国内問題に過ぎない閉塞感が、いつしか国際問題に結びついて、冷静な判断ができないまま国際情勢にずるずるずると巻き込まれなければ、と思う新年でもあります。世論も政治家も、流れができるとブレーキがかけにくい日本の議論や政治の風土のもとで、よくよく注意して歩かなきゃと思います。戦争反対言っていた人が戦争を促す言説に巻き込まれているのは先の大戦でも経験しているけど、ろくに検証されていません。
安倍首相の八方美人外交が、こういうときに力を発揮できればと思いますが、日米安保体制のもとにおかれた国なので一定の限界はあるでしょう。
地球温暖化防止からも、アメリカが何かと中東で問題を起こすなかで中東に依存しすぎないことのためにも、原子力エネルギー利用の拡大はダメという前提で、役所単独の節電みたいな話だけではなく、地域全体で石油の使用を抑えていく具体的な環境政策が必要です。
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