12/12 任期最初の議会招集がかかりました
11日付で、市議選後の新任期初日18日からの議会招集がかかりました。会期その他は18日に招集がかかり議長選出後に決定することになります。
招集通知に書かれた書面には、市長からの提出議案は今のところなく、新任期始後に改めて提案される議員選出監査委員の任命承認の議案のみとなる見込みです。周辺市の12月議会の提案状況を見ると、各市共通の課題は、6または9月議会で通したものばかりで、取り立てて不都合なことはないと見られます。
18日9:00に招集された後、最高齢者から臨時議長を選び、議長選挙に入ります。
そこでいったん休憩があり、全員協議会室に場を移して、議長候補や推薦者からの理由表明が行われた後、本会議が再開して議長選挙が行われます。
※本会議場で続けて立候補表明をする仕組みを入れるべきだと考えていますが、古い議長会の解釈から法的な疑義が晴れないと判断されて、半分非公式な場で立候補理由の説明が行われます。
議長が決まった後、再び休憩に入ります。この休憩は長時間にわたり、その間、会派代表者会議が断続的に開かれ、12月議会の会期、各会派・無会派議員で議席の調整、所属委員会の調整などを、会派代表が代表者会議と会派の間を何往復かして調整していきます。
調整が整い全会派が納得すると本会議が再開されて、それらの決める議案が議決されていきます。最後に市長提出議案の提案となりますが、今回はそれがなく終わる見込みです。
この調整の焦点は、次もまた与党に大会派が市議会に誕生することが、どのような影響をするかです。前回は24人中9人の与党会派がさらに大きくなると聞こえてきます。もちろんそこにはN国党も入るとも聞こえてきています。
最大会派、公明党、共産党、立憲民主系の4会派の動向と、日本維新の会の1人会派が固まりとしてできることは見えてきましたが、他の議員がどのような組み合わせになるのか、それぞれ無会派・1人会派になるのかは、まだ聞こえてきません。びっくりするような噂も聞こえてきます。
いずれにしても18日に会派結成届が出そろって、ふたを開けてみないとわかりません。前回は議会運営委員会で多数を占めるようになった大会派対策として、無所属4人が2人ずつ会派を組むことになり、私自身、18日にきゅうきょ会派を組むことになった経緯があります。
前回2015年12月18日は、会派代表者会議で大会派から、朝霞地区一部事務組合議会に送り出す議員を決めるにあたり、選挙で数で押し切るかのような提起がありました。従来どおり少数会派にも議席の比率に応じたポストが割り振られるようにするために、本会議の休憩が余計に入り、前々回2011年12月18日より4時間も早く進んでいた初日の審議も、終わりは1時間遅くなりました。
今後の市政運営にしろ議会運営にしても、この人事案件で、大会派が数でごり押ししているという印象を与えず、帝王学的な判断をすることが大事だと思います。
●新議会が始まるにあたり、18日初日、議長選挙から、市長提出議案の説明に入るまでの人事調整だけの8~10時間、断続的に、部長級が答弁の必要もないのに議場に座らさせられている状態を、再考しなければならないと思っています。議席にいる時間だけではなくて、待機時間も、何度も再開時間が変わり、デスクワークすら中途半端にしかできず、無駄な注意力も使っているように思います。執行部の方からは議会質問にかけるムダが多いとたびたび揶揄が入りますが、これこそ職員の労働力のムダです。
以前、朝霞市議会にも講師で来ていただいた会津若松市議会の目黒議長が自治日報に書いたものを紹介した記事のリンクをいたします。
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