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2019.12.19

12/18 市長与党17人体制が確定

昨日、改選後初の市議会が開かれました。議長選挙、副議長選挙が行われて、それぞれ石原茂議長(輝政会)、岡崎和広副議長(公明党)が選ばれました。所属委員会の配置が決められ、私は、福祉・医療分野に関係する民生常任委員会に属することになりました。
最大会派が10人にもなり、さらに最大会派に恭順を示す無会派議員が2人出たことから、輝政会単独で半数を占める議会となりました。前任期以上に、政策実現の難しい立場に立ったなぁ、というのが感想です。

●18日に始まった議会は、24~26日までを一般質問、27日を最終日として開くことを決定しています。市長提出議案は、最終日に提出される議員から指名される監査委員の任命の承認だけになる見込みで、今議会としては、議員からの持ち出し課題を質問する一般質問が中心の議会となります。
一般質問の割り当てと順番ですが、今回は慣例で議長による抽選が行われて、以下のように決められています(敬称略)。
24日 利根川、遠藤、田辺、山口、大橋
25日 駒牧、石川、山下、本田、外山、斎藤
26日 福川、宮林、小池、岡崎、柏谷、黒川、田原、須田

●以下昨日の議会での状況です。

9:00の議会開会までに届けられた会派結成の状況ですが、
輝政会10人 野本一幸、石原茂、獅子倉千代子、福川鷹子、須田義博、柏谷勝幸、田原亮、山下隆昭(国民民主)、原田公成(N国)、小池貴訓
公明党5人 利根川仁志、岡崎和広、駒牧容子、遠藤光博、宮林智美
日本共産党3人 斎藤弘道、石川啓子、山口公悦
無所属クラブ2人 田辺淳、大橋正好
立憲・歩みの会2人 黒川滋、本田麻希子
となりました(筆頭者が会派代表です)。、無会派は 佐久間健太、外山麻貴の2人となりました。

日程の最初、議長選挙が行われ、野本議員が、石原茂議員を、山口議員が斎藤弘道議員を推薦し、私は自身が立候補を表明し、投票にかけられました。私は前2者が推薦理由に議会改革に言及しないため、それを公約に掲げました。
その結果、
石原茂 17票
斎藤弘道 3票
黒川滋 2票
大橋正好 1票
岡崎和広 1票
石原茂さんが議長に選出されました。輝政会、公明党の市長与党が明確な議席が15人であることから、2人が新たに与党入りしたものと見られますが、その後の会派代表者会議の調整の状況や、議長選前後の在所から、無会派の佐久間議員、外山議員の2人とみられます。

続いて、副議長選挙が行われました。その結果、利根川議員が岡崎和広議員を、斎藤議員が石川啓子議員を推薦し、投票にかけられました。
岡崎和広 17票
石川啓子 5票
大橋正好 1票
遠藤光博 1票
岡崎和広さんが副議長に選出されました。立憲・歩みの会としては、議員としての経験が長いこと、立候補者のなかから与党統一の候補に投票しても事態の改善は見込めないことから、石川啓子さんに投じました。

所属委員会に関しては、調整が難航し、しびれを切らせた与党会派の提案で一部委員会でくじ引きで委員を決めるということが行われ、
総務常任委員会 ◎柏谷勝幸、〇獅子倉千代子、石原茂、岡崎和広、斎藤弘道、外山麻貴
教育環境常任委員会 ◎遠藤光博、〇福川鷹子、利根川仁志、山口公悦、大橋正好、本田麻希子
建設常任委員会 ◎駒牧容子、〇田原亮、野本一幸、原田公成、小池貴訓、田辺淳
民生常任委員会 ◎山下隆昭、〇須田義博、宮林智美、石川啓子、佐久間健太、黒川滋
にそれぞれ所属して、専門分野を担当することになりました。それぞれ筆頭者が委員長、次が副委員長で記載しています。

議会の舞台回しを調整する議会運営委員会は、各会派の所属議員数に応じて委員数が配分され、
輝政会 野本一幸、福川鷹子、須田義博
公明党 利根川仁志、遠藤光博
日本共産党 山口公悦
無所属クラブ 大橋正好
立憲・歩みの会 本田麻希子
が委員となりました。

●会派室の決定などを含めて、脱既得権益を強く訴えた無会派新人2人の動向が様々な調整を予測できなくしていましたが、いざ議長選挙が始まってみると、何のことはなく、与党最大会派に、わかっているよな、という話になっていました。
会派代表者会議では、無会派の議席の指定は最大会派の代表が代理して交渉してくるしし、議会運営委員会の構成を決めるときには、最大会派から最大会派の枠を将来の会派の増員が見込まれるから、条例を改正せず1人多く定員を用意せよ、と求められるし、でやれやれ感がたっぷりです。

●会派代表者会議で私が改善しようとして提起したことは3点。
①議長選挙をはじめ議会内の人事決定の議会に部長級の出席を不要にしないかと提案しました。共産党は討議すべきという立場を取り、公明党は今回はともかく改革課題だという認識を示しましたが、最大会派と無所属クラブが権威の問題として反対され却下されました。ただ公明党の救い船もあり、今後の議会改革の議論のなかで扱われる可能性もないわけではない結論です。
②議事録署名人の指名が、議席番号の連番で行われるが、そうすると座席が連続する同じ会派の議員どうしで議事録をチェックしているが、本来いろいろな政治的立場の議員がチェックしていることにすることが望ましいので、飛び番号で署名人を指名するべきだと申し上げたところ、これは採用されて、今議会から採用されます。
③議員から送り出す監査委員の指名には、市長の一方的な提案を受けるのではなく、議会として推挙したり確認する作業が必要ではないかと提案しましたが、これも今議会では採用されず、今後の議論とされました。ただ採用の可能性は薄いです。

●最大会派の輝政会は、会派「絆」から須田議員が加わり、衆院選では穂坂さんを応援する自民党系の議員を中心に、国民民主、NHKから国民を守る党、オリーブの木まで入りました。ここまで何でもありの会派にしてまで、野党とみなした議員を干したという示しが必要なのかと思うところが多くあります。4年間どこまでやれるか自信はありませんが、言うべきことを言い、やれることをやるしかありません。
選挙を通じて熱心な支持者から、多数派工作ぐらいちゃんとやれる中年になれ、というお叱りを受けましたが、またも私は政治的無能を晒しています。ただ、迫害される側に回ることを覚悟する政治家志望者など、人気投票みたいな世界ではそんなにいるわけないんですよね。また、政治嫌いの市民運動のなかで、2人しか落選しない選挙のもと、組めるプレイヤーは限られた数しかありません。その前提から無理ゲーみたいなところです。

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