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2019.11.26

11/26 くろかわの選挙は今回、楽ではございません

選挙戦3日目を迎えます。
きのうから、期日前投票が始まっています。
時間は、8:30~20:00
会場は、朝霞市役所と朝霞台出張所(朝霞台駅南口側)の2ヵ所となります。
投票所入場券を無くした、忘れた、という方も、本人が証明できれば投票できます。積極的にご利用ください。どちらの投票所でも投票できます。

きょう(27日)午後は、朝霞台駅南口の地域で、辻立ちを進めていきます。

本来は政策をまず訴えるべきですが、昨日こってり書きましたので、私の選挙情勢をお伝えします。
市議選は、24人を選ぶのに、有権者が持っている票は1票だけです。この人も、この人も、この人もいいなと思っても、1人しか投票ができません。有権者は、候補者に強い思い入れがない限り、この人も、この人も、この人もというなかで投票を迷うことが起きがちです。そのなかで、落選する人には投票したくない。また逆に絶対当選する人より、自分の1票で当選させたと思える人に投票したいと考える、と言われています。そういう力学の上では、
正直言うと、私は当落線上をやっと歩いている状況かなと思っています。迷っている方の全員の投票がないと、当選を逃すような状況です。8年前の1回目の選挙も上位当選を噂されましたが、結果は1064票で下位当選でした。
理由1:完全無所属の候補に入れられている固定票が4000票しかないことです。朝霞市では人口・有権者数も増えているのに、市議選の投票者数は1995年から3万7500票前後の方が投票して、ほとんど動いてきませんでした。さらに、固定票を持つ、自民系&保守、民主党系、公明党、共産党を除く市民運動をベースにした候補はは、2007、2011、2015年の3回の市議選で4000~4500票しか出てきていません。今回その枠組では、4人の候補が出ており、そのなかでの票の取り合いになります。とくに新興政党からの候補者が事前から派手に宣伝が行われており、そこが大量得票すると、まったく余裕がないと言えます。
また、今回は立憲民主党から公認候補が出ています。選挙をやってみると「あんた何党?」と聞かれることが多く、政党なんか関係ないと言われても、やっぱり政党名で投票する方は多くおり、私の政治的ポジションと重なることから、票が流出することが予想できます。
投票に熱心だった1940年前後生まれ世代が高齢化して、お体の事情で投票所に行けない、という声も多く聴きました。この世代に当たる同級生の親御さんに支えられてきた私にとっては危機を感じています。
理由2:市長議案に全て賛成しない議員に塩対応の市政のなかで、取り組んだことでもアピールしない方がよい政策がたくさんありました。是々非々主義を貫いて、賛否を厳しく吟味して投じ、修正案も出した私は、行政の対応が厳しい結果になることが多くあります。私も人の命や生活の危機がかかっている問題では、私が解決策をねじ込んでいるとみなされることで政策が止まっていまうリスクをおそれ、自分が関わっても、関わっていないよう振る舞った政策があります。あれやった、これやった、と自分の手柄として言わない方がよい政策もたくさんあります。
ベッドタウンでどうしても、地方選挙も国政の争点で判断される市民が多くおります。市議会では何ともしようのない国政課題を争点にして派手に訴える候補もおり、私の取り組んできたことが伝わったとしても入っていくか、心配なところです。
理由3:くろかわは大丈夫だろう、と思われることが厳しいです。衆院とか知事のように1人しか選ばない選挙は、大丈夫だ、と言われた候補者が有利ですが、市議選のように何人も通るのに1票しか入れられない選挙は、大丈夫だろうと思われたら票を減らします。先の参院選でも6人区の東京選挙区では、塩村あやかさんが危ないという報道が流れたら上位当選。一方圏内と言われた山岸一生さんが苦杯をなめる結果となっています。この4年間、議会の活動はしっかりやってきた自負があります。しかしそのことが虚像を作っている面もあり、選挙に強いと誤解を受けています。
正直申しますと、私は、いわゆる「固定票」だけでは当選に遥に及びません。居住している三原では、他地区の候補の後援会長をされている地域の有力者が2人ほどおられ、包囲網を敷かれています。さらに、出身労組の自治労に過大な虚像を設定してネガティブキャンペーンもされていますが、埼玉県南部では自治労の加盟組合はなくて、都内通勤の都や区職員の一部が票としてありそうという状況だけです(それでもありがたいものです)。私が存じ上げない方や、存じ上げている方でもお住まいがわからず十分な情報を届けられていない多くの方の善意もあって当選させてもらっています。
理由4:インディーズな政党に入党したと誤解されていること。私は無所属です。 有権者にお会いすると「オリーブの木」に入党したのかと問われることが多くありました。そこの党首と同じ姓のため、とても誤解されています。田中さんや佐藤さんなら名前全体を注意して見ると思いますが、私のような姓はたくさんはないので、姓を聞いただけで同一人物と勘違いされて怒っておられるようです。彼らが巨大な選挙カーを狭い生活道路を走らせたり、駅前を長時間に占領するようなの力任せの事前運動に、有権者の多くが批判的であり、その批判の矢面がさかんに党首名を宣伝したことから、同じ姓の私に向けられています。またそのような状況をとらえ、政治に関心のある一部市民がさかんにその誤解を吹聴しているようです。
私は、給与所得者を小馬鹿にしたり、自治体の選挙を外から茶化すような、彼らに共鳴することはありません。

くろかわに投票しようかな、と思っている方はぜひ迷わず投票することをお願いするしかない状況です。
本日も市内を歩き回ります。

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