1/9 2019年4月入所の市内保育園の入所調整の決定~16日発送で通知
9日10:00~保育園等運営審議会が開かれ傍聴してまいりました。
子ども子育て新制度にもとづく入所調整を必要とする、認可保育所、小規模保育所などの入所調整の結果が承認されました。今後、市役所に保育所の入所申請書を提出した保護者に対して、16日発送で入所の可否、可能であれば入所内定した保育所名が通知されます。通知に従い、その後、内定した保育園の説明会等で入所手続きが必要となります。16日には利用調整の結果資料が公表されます。
審議会のなかでは、以下のような結果が報告されています、(カッコ内は2018年度入所申請の状況)。
・育成保育が8人申請され、5人が公設保育所での保育が決定、その他3人が保留となり、2人が民間での育成保育の実施で調整、1人が保留となる
・入所受入定員は総数3648人(3370)分確保し、前年度からの継続利用が2534(2336)人、残り枠が1114(1034)人確保
・市民の申請数は1051(1102)人で、入所内定できたのが883(810)人、保留数が168(292)人となっている
・その上で市外在住者の入所申請が11(12)人あり、5(5)人が入所内定、6(7)人が保留となっている
・制度変更があった保育士優先枠では19人が入り、勤務内定者として入所したのが15人
・保留数と空き数では 0歳児が61(40)人保留、空き22(24)人
1歳児が58(148)人保留、空き28(3)人
2歳児が27(58)人保留、空き17(2)人
3歳児が20人(40)保留、空き20(12)人
4歳児が2(4)人保留、空き18(15)人
5歳児が保留なし、空き95(2)人
となっており、2歳児人口が多めになっていること、入所希望園と空きのある園のミスマッチ、低年齢児を中心に引き続き定員の不足が存在する結果となっています。
審議会終了後の市職員へのヒアリングでは、利用調整の点数は高い点でも保留になっている保護者がいる一方、低い点でも入所内定できている保護者がおり、入所申請のときの希望保育所による内定/保留の違いが出ていること、引き続き小規模保育施設から3歳で認可保育所に移行できなかった事例が残っているようです。
配布資料では、経年の利用調整状況、各年齢別の全体児童数がなくなっているところが気になっているところです。
●空き枠があるのに待機児童が発生しているのは不思議な感じがするかも知れませんが、地域や年齢によるニーズのズレ、年齢別の子どもの人口数の違いなどが原因です。必ずしも政策の失敗ということではなく、必要な保育所を整備していくと必ず発生するものです(新幹線の指定席券のようなもので、常に満席だと必要な人が利用できない状況といえます)。
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