1/17 東上線に「川越特急」朝霞台に停車へ~来年3月ダイヤ改正
17日、東武鉄道からニュースリリースがされて、東上線に日中無料の「川越特急」を走らせることが報じられています。急増する川越への観光客の輸送を、今の通勤電車による急行だけで担わせるのはどうか、という視点からだと思います。
停車駅は、池袋・朝霞台・川越・川越市・坂戸・東松山となるようで、和光市を通過することに議論が分かれますが、私の実感では和光市で東上線に乗り換える乗客の多くは、朝霞~ふじみ野でほぼ降りていくという感じがしています。一方、武蔵野線から東上線の北方向に乗り換える乗客は増え続けていて、八王子や大宮・浦和などから使われていることから、この停車駅も妥当ではないかと思っています。
3月16日の東上線のダイヤ改正では、既存の電車の運行本数に影響があるのか、崩れつつあるパターンダイヤが回復されるのか、乗客数が池袋→北池袋間を上回りかけている和光市→朝霞間に相応の電車の本数が確保されるのか、に関心をもって次の発表を期待しています。
夕方では、ラッシュ時間のTjライナー最優先のダイヤをどこまで見直し、TJライナーのスピードを抑制して一般列車の本数確保や、わざと遅くしているTJライナー前後の急行の速度向上が図られるか、池袋駅の混雑解消のための運用変更があるのかも気になります。
有楽町線が手薄な21時台の増便が行った後、受け皿の和光市駅での滞留をどれだけ解消できるのかが課題です。
●また池袋駅では3月2日から、朝霞駅では上りホームで3月23日から、ホームドアが稼働することも発表されています。
●昨年末、副市長から都市建設部長が東武鉄道に意見交換に行ったことを聞かされています。沿線自治体で構成する「東上線改善対策協議会」の取り組みとあわせて働きかけは進めていますが、懸案の朝霞台駅のバリアフリー化は、複雑な構造ゆえにいつ取り組みが始まるかわからない駅改築の話もからんで、いつになるかわからない情勢です。
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