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2018.10.31

10/15 保育園の来年度入所手続きが始まりました

2019年度の新年度からの朝霞市の保育所入所の申し込み書類の受付が始まりました
小学校に繰り上がる卒園児が出ることでの大量の枠があるのは4月入所の1次募集であるこのタイミングです。
11月7日到着分までの募集期間です。

・現在朝霞市の住んでいる方は、朝霞市役所保育課へ
・現在朝霞市以外に住み、4月1日までには朝霞市に在住する予定の方は、現在在住の自治体の保育担当課に

に申込書類を提出する必要があります(郵送可)。働いている職場に書いていただく書類などもありますので、余裕をもって提出作業を進めてください。
なお、今年は土日の窓口受付がないのが申し訳ないところです。通勤する勤労者市民への配慮不足と思うところです。

市外からの申し込みの方は、自治体によって必要書類が異なりますので、朝霞市と現在の居住地の両方の自治体に十分に問い合わせしてください。不動産の契約書類なとの提出が必要な場合もあります。

朝霞市は毎年、他の経常経費予算を増やさないなかで保育園には運営費だけで2~3億予算を増額し300人分以上増員して、800~900人の新年度入所枠を確保していますが、それでも保育の利用率の高まりと一部地区では引き続き進められている住宅開発で保育所不足が続いています(詳しくは保育園運営審議会資料13~14頁)。
1歳児、2歳児入所に関しては、申し訳ない状態がまだ続く見込みです。過去にいろいろな問題があったために現在では必要度を点数化した点数制度で入所を輪切りで判断している状況です。

・16時までに終業できる短時間勤務の場合、幼稚園の「預かり保育」の利用の検討
・万一4月以降に保育園に入れなかったときのための職場での調整

をしておかれることをおすすめします。また、

・この保育園だけ、という思いがあったとしても、通園可能な保育所はできるだけ多く希望園として順位づけして提出されることをおすすめします。
・一方、絶対にこの保育園は預けたくないという保育園は、よほどの条件がなければ希望園に入れないでください。万一、そこに入所が決まってしまって断ると、5月以降次年度4月までは前年度入所できなかった児童とみなされず、その点数制度の加点がつきません。

点数制度の項目を目を皿のようにして該当項目がないか探してみてください。

・2019年度から保育士の資格を持たれている方がより保育所で働いていただくことで保育所の定員枠が確保できるということから、保育士資格を持つ方への対する点数加算も始まりました

わからないことがあれば保育課や私のところに問い合わせしていただいて結構ですが、点数を稼ぐために生活実態を無理に変えることは家族に負荷がかかりますので注意してください。
また同居している親の住民登録だけ変えたりするなど、生活実態や勤務実態と異なる実態を書類に記入すると公文書偽造の罪に問われるリスクを負いますのでやめてください。

●入所の決定は1月中旬に入所調整した結果の入所の可否、入所園の内定が通知されます。2月上旬までに内定された方への説明会と契約の手続きをしていただいて確定します。

●この保育園入所手続きこそ、マイナンバー制度を使って、提出書類の簡素化ができないものかと思ったりします。

●保育園入所に関して、市議会議員として口利きできませんか、という問い合わせを受けますが、入所児童どうしでの入所をめぐる不信感が悪影響を与えること、入所児童数が爆発的に増えているなかでの人為的配慮をすることの難しさがあって、現在入所をめぐる口利きは一切できません。入所の必要度に応じた点数制度で輪切りで決めています。
点数制度では反映できないことや、点数制度で重視していることと矛盾してしまう難しい事情もあったりして申し訳ない思いをしていますが、現状では不公平感をなくさないと制度の信頼が揺らぎます。どうかご容赦ください。
子ども数の増加が落ち着いたり、(幼稚園などと連系しながら)保育所が十分に整備されて、入ることだけでこんなに苦労する状況をなくしていくことで、いずれこの状況は緩和されることと思います。

●朝霞市で待機児童問題が発生する一番の課題は、無制限に住宅開発を認めたり、住宅開発は規制できないにしても、これ以上住宅が増えると子どもや家庭に十分な行政サービスが提供できない、という基準となる数値を持っていないことです。そのことで、住宅取得が先行して、後から保育園問題に困る家庭が多く発生しますし、時期によっては特定地域に集中して発生したりします。
国土交通省は、各自治体に適正な住宅数を算出するように求めていますが、朝霞市はこれまで後ろ向きな答弁に終始しています。後先考えず、不動産を製造してどんどん販売していくだけの状態を放置してよいのか、いつも疑問に思っています。私も住んだ地域に後から巨大マンションが誕生して、認可保育園に入れず、待機児童の保護者として認可外保育所に高額の保育料負担をした時代が6年間ありました。
先の9月定例市議会でも他の議員の請求した資料で明らかになりましたが、2022年頃には、すでに校舎の増築が決まっている第八小学校(朝霞駅南口の南側)のほか、第六小学校(朝霞駅南口の北側)も児童数が校舎に対してパンクすることが明らかになっています。
調整されない開発のツケは、その年齢の子どもがずっと後までひきずることになります。また人口構造をいびつにするので、のちのち高齢化したときに大変な負担が必要になります。

●どこの保育園が安心で安全できるか、ということに関して、最低の安全基準に関しては市が監督しているという説明で終始しています。1かゼロの評価です。
認可保育所ということでは、一定の知識をもった保育士が大半の状態で職場がまわり、その職員数も確保されているということなので、底割れするトラブルは考えにくいと思ってください。
ただ、相手が子どもであり、多数の子どもであり、さらには近年保育士の雇用が流動的な状態で、どんな保育園もトラブルは避けられませんが、その内容と問題解決にどのように取り組んだかが重要です。しかし具体的なトラブル事例は公表されていませんし、保育園に対する評価も行われていません。内部告発に対する公益保護の仕組みも、多くの保育園事業者が保育士に守秘義務を過大に説明していて機能しません。
申し訳ありませんが、保育園側に負担になりますが、保護者として希望園上位の保育園をいくつか直接ご覧になることをおすすめします。子どもの状況、保育者の姿勢を、これといったことは申せませんが、まずは直接見てみることが必要だと思います。
保育に関してはこのやり方が絶対正しいというものはなくて、あう・あわないの問題も多くあります。

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