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2018.03.29

3/28 計画性のない公共施設の修繕などを問題視~2018年度予算などの審議を終わる

28日市議会最終日。予算はじめ市長提出議案のすべてが可決されて終わりました。また教育長の三好節さんの再任を全員で同意し、これから3年間の任期をつとめていただくことになりました。
これら議案のうち、私は、2018年度一般会計、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計の3議案に反対しました。
市民に影響の大きいところでは、介護保険料が標準的な方で月額4650円から4950円に引き上げられます。

一般会計では、自治体が取り組むことになっている計画的な公共施設の修繕や改築を具体化にしないうちに公共施設の修繕や新築を進めてしまっていること、計画人口を上回る人口増に対する問題意識がないこと、税のクレジット収納を開始して滞納整理を通じた生活困窮者支援という道を一部放棄してしまったことを問題視しました。
さらに委員会審議で、最大の支出項目である保育園関係の予算、続く障害者福祉関係の予算の全体像とサービス形成がどのようになっているのかチェックしていないことも判明。
こうしたことから、賛成するリスクは負えないと反対しました。

国民健康保険特別会計では、国と都道府県の綱引きによって、2018年度からの市町村運営から県を中心とする「広域化」が、県中心の事業なのか市中心の事業なのかあいまいな制度になって、予算書には市の責任を負えない項目がてんこ盛りに計上されていました。これには何かあったときにマネジメントの問題があるとして反対しました。提案した市の担当者には責任のないことで申し訳ないですが、賛成というわけにもいきません。

介護保険特別会計では、地域包括ケアが始まり、介護事業者以外の高齢者をとりまくさまざまな人が高齢者の見守りや居場所づくり、日常生活の支援をしましょう、となっているのに、その支出項目である「地域支援事業費」は役所がやる介護予防でほとんど予算を消化していて、市民が地域で活動していることに対して何ら予算化されていないことを問題視しました。また保育や障害者福祉同様、介護保険の各サービスにどんな予算が付いているのかの全貌把握も委員会でされていないことも問題とし、賛成するリスクは負えないと反対しました。

各議案の審議結果の詳細は後日、「続きを読む」以下に掲載します。

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2018.03.23

3/23 特養の建設と教員の時間管理がいらないという県議会自民

今朝の埼玉新聞で、県議会の予算案は可決したものの、議会過半数を握る自民党と、3人の「改革」という会派が、附帯決議を可決して、県予算を含む特別養護老人ホームの建設と、県立高校の教員のタイムカードシステム導入が当面、停止されることになったと報じています。

予算を議会が厳しくチェックして、おかしなところを止めるという行為そのものは否定されるべきではありませんし、知事への対抗勢力が力を持っているというのは行政権の暴走を止めるのに大事なことだと思いますが、今回の止めた予算は、必要な予算です。
県議会自民は、特別養護老人ホームは余っている、というのが論拠ですが、県内でムラがあるのではないかと思います。土地の安い県北はがんがん施設が作れて「余っている」のかも知れませんが、県南はそもそも施設がない、家族介護もしにくい生活環境。県南の自民党の議員は誰を向いて仕事をしたのでしょうか。朝霞市でも特別養護老人ホームの入所待ちが120人以上います。少し減ったぐらいです。保育所待機児童が始まった頃も少子化だ何だからいらないと議論して、今とても難しい問題になってしまっています。

タイムカードシステムの導入を止めたこともひどい話で、教員が教員としての仕事の質を上げられないから十分な休息時間を作りましょう、というのが自民党政権のもとでも進められた「教員の働き方改革」のはず。その第一歩は県教委が使用者として時間管理しなければ、労働安全衛生上問題があるということで、実施不可避で、「教員はもともと奉仕業」(埼玉新聞に掲載された提案者田村議員のコメント)などとイデオロギーをふりかざして、人を育てる仕事をこのまま介護や保育が今みまわれているような不人気職場にするつもりか、と聞きたくなります。

一日も早くこの附帯決議を解消する決議をあげて、県民を人質にするようなことはやめてもらいたいものです。

●12月には原発建設推進の意見書を出している埼玉県議会。来年は県議選ですが、市議選以上に低調な県議選の結果、こんなセンスの議員が選ばれているのかも知れません。選ぶ方の責任が問われているような感じがします。

●あわせて賛成したのが、「無所属改革クラブ」というところなのですが、ここに所属する1人の議員が立憲民主党の集会によく参加して、リベラルな主張をされています。こんな話にまんまと乗るのかとがっかりしています。

●3月定例市議会でも教員の働き方改革や夏休みの短縮をめぐって、公立学校の教員の労働問題が話題に。そのなかで教員組合との交渉を、教育委員会は「話し合い」と言い張り、あくまでも交渉と認めないスタンス。地方公務員の場合、労使交渉の結果を役所の側が遵守する義務は負わないけれども、労使交渉は応じ誠実に交渉しなければならない立場。不当労働行為と言われかねない危険な答弁だと思いながら聞いていました。

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2018.03.21

3/20 質の高い住宅都市をめざして~市議会一般質問での私の取り組み

19日、20日、23日の3日間、市議会では議員が発見した市政の課題を行政に質問する「一般質問」が行われています。
私は20日2人目で、9:40~質問を行いました。テーマは、地域公共交通の充実のための舞台装置づくり、分譲マンションの維持管理の質の向上、分譲マンションが地域で孤立しないための仕組み、住宅の過剰供給が引き起こす問題、住宅を確保しにくい人々への支援、保育園・放課後児童クラブの待機児童問題、放課後児童クラブの運営改善、教員の働き方改革や夏休みの短縮などの学校の課題などを質問しました。

地域公共交通の改善のために法律にある「地域公共交通会議」を設置は避けられないとの見通し、自主防災組織に対して、防災訓練に自治会に入っていない管理組合を誘ってみるよう提案する、などの前向き答弁もあれば、住宅の過剰供給はいくら法律で仕掛けが作られても市場原理だから仕方がないんだ、という全くの後ろ向き答弁もありました。分譲マンションの維持管理の支援や保育園課題は従来路線のもと、引き続き取り組み努力するという答弁でした。

詳細は続きを読む以降に書きます。

●今回は雪に関する質問が多く見られます。私は雪国で9年過ごしたので、太平洋側の方々はこんなに雪にびっくりするものなんだなと思って拝聴しておりました。

●私の一般質問のやりとりの概要はこの続きに記述しています。

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2018.03.13

3/7 ふるさと納税の目的寄付金はその通り使われる保障はない

ただのベッドタウンかも知れない朝霞市でも、ふるさと納税をくださる方がおり、2017年度末補正予算で3000万円以上寄附収入が追加計上されています。

気になったのは、目的別寄附金として入金しても、ふるさと納税が通年の収入に対する納税額の調整として行われるためどうしても12月に集中します。そうすると、自治体が予算として使える1~3月の収入として補正計上することはできず、3月末になってようやく使えるお金になります。

寄附者は、ただの節税手段だったり返礼品目的で寄附しているだけかも知れませんが、なかには生真面目に、朝霞市の学校の教育環境をプラスアルファでよくしてほしい、朝霞市の福祉サービスを上乗せしてほしいと思って寄附しているかも知れません。
ところが3月末補正で寄附金を計上しても、特に目的別基金(貯金)の仕組みを持っていないと、ただ寄附金を余らせて、剰余金として、9月頃、翌年度予算の「繰入金」として計上されて、色のついていない「前年度繰越金」とになり、何に使われても不思議じゃない結果になります。

●追記 朝霞市の場合、自然保護・緑化・景観関係であれば、年度末に使い切れなくても「みどりのまちづくり基金」として特定基金に積み立てて、目的の使途があった場合に引き出されるので大丈夫ですが、その他の目的の場合は、受け取って残った寄附金を温存して寄附者の意図にあうように市のサービスや設備を上乗せ改良する仕組みはなく、目的にあわせて使ったとしても、本来、税金でまかなうべきサービスや設備の改良の市の持ち出し資金の節約に使われる可能性は封じられていません。

●寄附した自治体にその目的にあった「基金」や特別会計があって、そこに寄附金を入れる運用をしていれば、その目的寄附金は年度末に寄附しても、目的通りに使う運用が準備されているということになります。
目的にこだわって「ふるさと納税」をしたい方は、十分ご注意をされた方がよいように思います。

●そうはいっても自腹をほとんど痛めない「ふるさと納税」で、寄附者という地位を手に入れるのが変な感じもしています。

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2018.03.07

3/7 19日からの一般質問の割り振りが決まりました

市長提出議案26本のうち、初日に質疑・採決の終わった2本を除く24本の本会議質疑が、7日9:00~行われました。詳細は後日まとめてお知らせします。

冒頭、19日~の一般質問の日程の割り振りが決定しています(議員名敬称略)。
19日 福川(輝)、田原(輝)、駒牧(公)、岡崎(公)、遠藤(公)、津覇(輝)、柏谷(輝)、山下(輝)、須田(絆)、本山(公)
20日 松下(絆)、黒川(無会)、大橋(無ク)、小山(無会)、田辺(無ク)
23日 山口(共)、石川(共)、斉藤(共)、利根川(公)

各議員の質問通告事項一覧表

ということで、20日の午前が私の当番となります。私の一般質問のテーマは
・地域公共交通会議の設置
  わくわく号だけではなく、バスやタクシーも入れた朝霞市の公共交通像を場当たりではなく考える場を
・住宅政策の課題
  分譲マンションのこれからの課題と、国から課せられている住宅政策の変更への対応
・福祉政策の変更
  保育所・放課後児童クラブの待機児童問題の対応や保育料無償化の影響
  子どもの放課後の居場所に関する厚労省の政策変更の動きへの認知と対応
  地域福祉を本気で推進する気があるか
・市民活動支援のあり方
  市民活動団体の育成に細切れ補助金の分配からノウハウの支援に
  公共施設の利用条件の緩和や無申請で使える打ち合わせスペースの効能
  協働指針など市民参加のルールをこれからどうするか
・教育の課題
  教員の働き方改革の対応
  夏休みの短縮をどう決めたか、どう運用するか
  非近代的な裏校則への対応
  アクティブラーニング導入に向けた対応

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2018.03.04

3/2 2018年朝霞市の予算書を見て~7日9時から本会議で質疑を行います

前の記事で、朝霞市の2018年度予算が提案され、そのリンクをご案内いたしました。
あのようなものを羅列されても、どう読んでよいのか、というのが多くの方ではないかと思います。今回、私が予算書を見ていくつか感じたことをご案内いたします。
そしてここに記載したことを中心に、7日の市議会本会議(9:00~)と、9日の建設常任委員会で質疑を行う予定です。

●朝霞市の来年度予算の全体像を見たところの私の見立ては、
【市民サービス】経常的な支出は、ほとんどの事業で増えも減ってもない。つまり市民サービス変化はほとんどない。
【工事費の増加】昨年度に設計費・調査費として頭出しされた工事費が、実工事に入り、今年から桁違いの予算額になっている。そこに第八小学校が1.5倍の生徒増にともなう校舎増設が飛び込んで、重くのしかかる。そのなかで、ごみ焼却施設の先送り、市役所の耐震化工事の終了、ゆ~ぐうじょうや猪苗代湖少年自然の家の取り壊し工事の終了や、借金を追加することでなんとか帳尻合わせている。
【待機児童問題の対処】社会構造の変化と人口増にともなう待機児童が減らない状態で、保育園や放課後児童クラブの予算が引き続き5億円と急増。国や県などの補助金や保育料を差し引いた市の持ち出し負担を捻出することが課題であり限界に近づきつつある。
【介護保険制度の改正】介護保険や障害者福祉では、国の改革に連動した計画の更新があったが、微調整にとどまる。利用者増と入所施設を増やすことで介護保険料の値上げとなる。
【市の借金】借金の残高はこの10年順調に減らしてきたが、2017年度に引き続き、270億円台でほとんど減らない。楽観もできない状況に入りつつあり、黄色信号が灯るのは今後の施設の建設改築事業の追加次第。
【市の資金繰り】運転資金面では、2014年以降の使い切り体質を改善し続けて、年度はじめには安定水準に入るが、多額の支出に備えて何かを貯金できる水準にはないし、何かあれば資金繰りがいつ悪化してもおかしくない
という受け止めをしています。

●以下、市の公表している予算の特徴に記載のない詳細な疑問符のつく点や課題を挙げます。、

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2018.03.03

2/28 4月からの市役所の仕事内容を決める3月定例市議会が始まりました

28日、3月定例市議会が始まり、市長から、来年度予算など26議案が提案されています。
3月定例市議会は、来年度の朝霞市の仕事を確定して、予算として行政職員に、仕事をする裁量権を与えることを認める/認めないを市議会として判断する場です。26議案のうち、6本の予算は、市民生活を左右する大事な議案といえます。

その他大きな議案としては、介護保険料の300円(最も標準的な退職者年金が該当する第5段階)の値上げ改定が行われます。また、市職員も4月段階の民間賃金調査の結果として賃金改定が行われます。

また市職員の退職金給与積立金的な運用をしている「埼玉県市町村総合事務組合」という県内全市町村・一部事務組合が加入する広域団体の規約変更の承認議案は、提案した直後、本会議審議にかかり、全会一致の賛成で可決しました。

●市長から提出され3月定例市議会で審議すべき議案を下記に掲げます。
今年は、議案や参考資料で、市のホームページ上にあるものや、国の提供資料などのリンクを貼ってあります。

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