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2018.02.22

2/21 利用者自身から改善提案が出る~図書館運営協議会

昨日、図書館運営協議会があり委員として出席してまいりました(本来こうした行政の内部会議に議員が委員枠を持っているのは好ましいことではありませんが…)。
図書館離れを示唆するデータが示され、危機感を持たねばならないときだな、と感じました。
そのなかで、「図書館友の会」の代表である委員から、改善提案を文書でまとめて提出されたことは良かったと思っています。
出席した6人の委員のみなさまも活発に意見を言われ、定刻を5分ほど超過したぐらいです。

私は以下の意見を申し上げました。

私からは行政に対して、
・貸出冊数は県平均を上回っており上位図書館であるので、ここからは貸出冊数至上主義から一皮むけてほしい。図書館の司書の専門性が発揮する業務を重視してほしい。市民の調査支援、調査機関として図書館が活用できる啓発を進めてほしい。
・映画上映やよみきかせなど、利用者を客体化するサービスが多すぎる。主体的に知的資源に触れていくことを触発する企画がほしい。
・朝霞台の分館が「ビジネス支援」となっているが求職紹介に留まっている。専門性を高めるためのレファレンス機能の強化が役割ではないか。それができないならやめるべき。
・アクティブラーニングをしなければならない小中学校への支援が重要になる。

友の会提案に対しては、おおむね賛意を示したものの、
・生活時間の多様化に対して開所時間の延長には賛成だが、365日開所を求める意見には、開所日の削減を呑むことが必要。バックヤードや企画業務などが回っていない現状。
・新刊本を用意して貸出冊数を増やせという提案には、書庫を確保できない集合住宅居住者向けとして新刊本を強化するか、個人では買いにくい、退蔵されやすい資料性のある図書を重視するか、コンセプトが必要。

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