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2017.12.21

12/21 延長保育料をめぐる事務ミス(朝霞市ではありません)

佐賀市で、自治体が保育園に払う延長保育補助金を払いすぎたことが、問題になっているようです。

18時~19時の保育所開所に対する延長保育の補助金の体系は複雑ではないので、ただ払うだけなら間違いは起きません。
ところが、「保護者が無秩序に利用する」という根拠がないか、一部の保護者の問題を全体化して、保護者に懲罰的な目的で、18時以降の保育所利用に、追加徴収をする自治体や保育園があります。その追加徴収が出てくると、その分補助金を引き下げることになったり、あるいは保育士を配置してその残業代やパート賃金を充当した経費によって、満額払われたり、一部カットがされたり、計算が一気に複雑化します。今回のこの問題はそういうことではないかと見られます。

佐賀市の場合、延長保育料がどうなっているのか実態をつかめる情報は、市のホームページから取れませんでした。佐賀市は待機児童があり、そのため「園を自由に選ぶ」条件などない自治体だと思います。そこで、園の申し込み段階で見る資料で、追加保育料の体系がわからないのは問題だろうと思います。子ども子育て新制度の法律・条例では、こうした追加保育料は、重要事項と位置づけられ、保護者の同意が必要だからです。入所が決定して他に変えられない段階になって追加保育料が説明されても仕方がありません。
このあたりは朝霞市では、同僚議員の厳しい指摘で、おおむね示されるようになっています。

一方、朝霞市も来年度から18時~19時の延長保育料を取ろうと、提案してきたことがありました。現在のところ撤回していますが、法律的な手続きのいらない民間保育園では、市の方針を先取りして、来年度から30分月1000円~5000円で徴収される保育園も出てきています。
そうすると佐賀市のような問題が出てくる可能性が出てきます。保育園が徴収した追加保育料をどのように確認するのか、延長保育にかけた人件費をどのように算定するのか、そこにほんとうに追加職員が配置されていたのか、検証体制がないと、こうした事務ミスが起きます。その事務ミスを起きないようにするためにいろんなことをすると、かえって、現場でも市保育課でも、さらに保護者がお迎えに行くときにも、事務手続きが膨張していきます。

私はかねてより言っていますが、「延長」というには難しいような延長保育料はじめ、多くの保護者が負担になるようなものは、そもそも基本保育料の値上げで対応して、その収入増に見合う市の交付金で処理すべきだと思っています。基本保育料であれば、所得格差に対応できますし、現場での事務を削減することができます。

🌑18時から18時30分ぐらいまでの時間が「延長」なのかねぇ、と思います。
取れ取れ言う人たちは、夕方の通勤時間帯の電車のノロノロ運転を経験しているのでしょうか。河野太郎外相じゃないですが、職場から保育園まで新幹線を通すか、ジェット機を飛ばしてほしいものです。

延長保育補助金の過払い原因追及を
佐賀市保育園会、市に意見書
12/19 7:59 佐賀新聞
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 佐賀市が延長保育事業で民間保育所に補助金を過払いしていた問題について、市内31の民間保育所でつくる市私立保育園会と市民間保育推進連盟は18日、原因の追及や担当課の体制強化を求める意見書を秀島敏行市長と市議会の武藤恭博議長に提出した。

 同連盟の澤野武英会長ら4人が、秀島市長と武藤議長に手渡した。意見書では「4年間も算定誤りの認識を有しなかった佐賀市の責任は甚大」と指摘し改善を要請した。秀島市長は「職員に自省を促して今後は十分に注意し、信頼構築に努めたい」と陳謝した。

 澤野会長は「なぜ誤りが起きたのかという点をいま一度調査してほしい」と注文した。

 延長保育事業は2011~14年度の補助金の計算方法を誤って、計1884万円を市内の16園に過払いしていた。各園に対し約1万~420万円の返還を求めている。

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