8/21 朝霞市の介護のピークは2040年に
昨日、来年度から3カ年の朝霞市の介護保険事業計画と高齢者福祉計画を策定する委員会が開かれたので、傍聴してきました。この計画で策定された内容の範囲で、来年度から3年間の高齢者福祉政策が展開されませんし、この計画の内容から割り帰して介護保険料が決定していきます。大事な会議です。
特徴的なことは、これまで「団塊」キラーワードで語ってきた高齢化を、朝霞市の実情に即して、1975年生まれ以前の市民が高齢化する2040年が高齢化のピークと読み(実際当市では団塊の世代は地価の関係で流入がなく、団塊ジュニアが過大に集中)、ピーク時、高齢化率27%を想定して準備にかかるという大きな方向性が立てられたことです。
高齢化率はこれで済むかなと思うところがありますが、高齢化政策は長期戦の様相を呈することを覚悟したということでは画期的です。
その他は、ラジオ体操をやるとか、体操系介護予防の話と、国の介護保険制度の見直しぐらいの話しかなく、具体論はこれからというところです。
塩味病院の先生からは、医療計画との連携が書かれていないという指摘がありまさにそうだと思いました。後期高齢者医療の広域連合から朝霞市民の診療データの情報が入らないことなど課題も答弁されています。
東洋大の高野先生、民生委員の委員などから意見があったものの、専門職代表の委員からはあまり意見がありませんでした。
会議終了後、担当課長と40代として意見交換をしています。
また審議の内容は、市議会での論戦での題材にも生かし、議会からも計画を磨いていくことにします。
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