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2017.03.29

3/28 一般会計予算案に反対しましたが可決です~市議会本会議採決

28日、市議会本会議で、3月定例会の議案の討論・採決が行われました。来年度の朝霞市の仕事をきめる6本の予算案、5本の今年度最後の補正予算、条例の新設、改正、寄附された市道の認定。

私はこのうち、来年度の一般会計予算に、大型事業の頭出しが多いのに中長期の財政計画がなくて市民に責任が負えないと反対しましたが可決されています。また小中学校にも枠を広げる「入学準備金貸付金条例改正」では、原案では50歩ましだが、山口議員が提出した修正案に賛成して100歩ましの制度をめざしましたが、あっけなく修正案は否決されてしまいました。それでも議会として修正案を出して検討する、という経験を増やしていくことは大事だと思います。

その他の市長提出議案はすべて賛成し、可決しています。
全議案に対する全議員の賛否一覧表

一方、保育士と介護労働者の処遇改善を求める市民から出された2つの請願は、私は賛成したものの、政府が取り組む処遇改善を見守りたいという反対が多数で不採択となっています。

●一般会計の反対討論では、議員としての議決責任を、石原都政べったりだった議員たちが今さら東京都議会で追及している姿を批判しながら、5~10年後の朝霞市財政がどうなっているのか問いかけましたが、あんまり意味がなかったみたいです。

●各議案への賛否の内訳、討論者と私の討論です。当日のインターネット録画は約1か月後公開となります。

2017年度予算関係
第1号 2017年度朝霞市一般会計予算 反対→可決
賛成:輝政会、公明党、絆、大橋正好
 反対:黒川、小山、田辺、共産党
 討論者:斉藤(反対)、石原(賛成)、黒川(反対)、小山(反対)、田辺(反対)、獅子倉(賛成)
 私の反対理由:大型公共工事の頭出し事業が多く、その工事費の全貌がつかめないなか、中長期財政計画がなく将来にわたってこの予算を認めて朝霞市財政が大丈夫そうだという確証が得られない。児童館新設にあたって児童館業務にセンター機能がなくなり、中高生に関しても人的サービス強化が確証得られない。第五小学校の給食民営化の検証が終わっていないのに第四小学校の給食民営化が提案されていることなどが主な反対理由。妊娠から出産への一貫支援を開始したり、保育園増設を当初予算に計上していることは評価している。市の公共を担う、市の正規職員以外の様々な人々への活動資金や人件費の配慮が足りないことを杞憂している。

第2号 2017年度朝霞市国民健康保険特別会計予算 賛成→可決 
 賛成:黒川、輝政会、公明党、絆、小山、大橋正好
 反対:田辺、共産党
 討論者:石川(反対)、獅子倉(賛成)、黒川(賛成)
 私の賛成理由:積算根拠を細かく検証させていただいたが不適切なところは見られなかった。市の保険事業としては来年度が最後になるが、県一元化で様々な数字が出てくるなかで、県一元化の問題点が出てきている。これを止められなかったのは残念。

第3号 2017年度朝霞市朝霞都市計画下水道事業特別会計予算 賛成→可決
 賛成:黒川、輝政会、公明党、絆、小山、大橋正好
 反対:田辺、共産党
 討論者:田辺(反対)

第4号 2017年度朝霞市介護保険特別会計予算 賛成→可決
 賛成:黒川、輝政会、公明党、絆、小山、大橋正好
 反対:田辺、共産党
 討論者:石川(反対)、田原(賛成)

第5号 2017年度朝霞市後期高齢者医療特別会計予算 賛成→可決
 賛成:黒川、輝政会、公明党、絆、小山、大橋正好
 反対:田辺、共産党
 討論者:石川(反対)、獅子倉(賛成)

第6号 2017年度朝霞市水道事業会計予算 賛成→可決
 賛成:黒川、輝政会、公明党、絆、小山、大橋正好
 反対:田辺、共産党
 討論者:田辺(反対)、利根川(賛成)

【2016年度末補正】
第7号 2016年度朝霞市一般会計補正予算(第3号) 賛成→全会一致で可決
  同資料

第8号 2016年度朝霞市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 賛成→全会一致で可決

第9号 2016年度朝霞市朝霞都市計画下水道事業特別会計補正予算(第3号) 賛成→全会一致で可決

第10号 2016年度朝霞市介護保険特別会計補正予算(第3号) 賛成→全会一致で可決

第11号 2016年度朝霞市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 賛成→全会一致で可決

【条例改正】
第12号 朝霞市情報公開・個人情報保護審議会条例及び朝霞市個人情報保護条例の一部を改正する条例
  マイナンバー法の改正にともなう引用条例等の変更
 賛成:黒川、輝政会、公明党、絆、大橋正好
 反対:小山、田辺、共産党
 討論者:斉藤(反対)、大橋昌信(賛成)、黒川(賛成)
 私の討論:法律との条ズレを修正する議案なので反対できないが、その背後にある国の法律改正が危険。マイナンバーを使った役所の仕事の合理化はどんどん進めてほしいが、逆にマイナンバーにいろんな利便性を乗っけて情報漏洩や、無用な情報連携をされることの不安を増殖させることはしないでしほいが、先般の一般質問で市としてはあまり乗り気ではないということなので、それを貫いてほしい。

第13号 朝霞市健康づくり推進協議会条例の一部を改正する条例 賛成→全会一致で可決   健康づくり推進協議会の委員の選出母体の定義の変更など

第14号 朝霞市職員の育児休業等に関する条例及び職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例 賛成→全会一致で可決
   人事院勧告にともなう市職員の育児休業、介護休業等の変更

第15号 朝霞市職員の給与に関する条例及び朝霞市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例 賛成→可決
   人事院勧告にともなう市職員の扶養手当の変更
 賛成:黒川、輝政会、公明党、絆、小山、大橋正好
 反対:田辺、共産党
 討論者:斉藤(反対)、松下(賛成)、黒川(賛成)
 私の討論:朝霞市役所には職員労組がないので、人事院勧告どおりやるしかない。職員の非正規化が進み、非正規職員にはそうした家族をめぐる手当をつけられないなかで、長期的に見れば賃金での家族への給付は縮小していかざるを得ない時代でもあるのではないか。

第16号 朝霞市税条例等の一部を改正する条例 賛成→可決
   法改正にともなう来年度以降の軽自動車税等の変更
 賛成:黒川、輝政会、公明党、絆、小山、大橋正好
 反対:田辺、共産党
 討論者:斉藤(反対)、柏谷(賛成)、黒川(賛成)
 私の賛成討論:焦点は法人市民税を地方交付税の財源になる法人地方税に振り替える内容で、短期的に見れば損という話になるが、東京や愛知の自治体だけ法人税が集中する仕組みを放置してよいのか、という大きな視点で考えるべき。東京が収縮したときに朝霞市の人口が減るとは限らないが、1人あたり個人市民税が今のように高水準で確保できる保証はないし、現に今も地方交付税を受け取っている団体として、地方交付税財源を豊富にしておくことに協力しておいた方がよい。

第17号 朝霞市手数料徴収条例の一部を改正する条例 賛成→全会一致で可決

第18号 朝霞市入学準備金貸付条例の一部を改正する条例 修正案賛成・原案賛成→原案を全会一致で可決
   入学準備金の貸付にあたって、対象を小中学校を対象に広げることと、保証人を連帯保証人とすることの変更。
 なお、山口議員から、小中学校入学者向けの就学援助給付までの少額のつなぎ的意味をもつ貸付金に対して、市税完納要件を外す修正案が提出され修正案から採決される。
 修正案賛成・原案賛成 黒川、小山、田辺、共産党
 修正案反対・原案賛成 輝政会、公明党、絆、大橋正好
 討論者:山下(修正案反対)、山口(修正案賛成)、黒川(修正案賛成)、田辺(修正案賛成)、小山(修正案賛成)
 私の討論内容:小中学校の入学者の就学援助の前払いができないから、教育委員会がいろいろ考えた末に今回、貸付金という制度を拡充した原案は評価に値するが、50歩ましという段階。そもそもが就学援助の前払い的な意味を持つなら、不当利得という意味ではないので市税の完納要件は不要だし、就学援助の給付金を返済に充当するという確約を取るなり、ワンストップサービスを実現すればよいことである。労働者の立場に立てば、失業した翌年には、税が完納できないこともありうる。そういうときに貸付を受けられず、サラ金に駆け込み、足かけ半年以上金利を払い続けさせることはどうなのか。原案でもよいが、ぜひ修正案にも賛成してほしい。

第19号 朝霞市民会館設置及び管理条例の一部を改正する条例 賛成→可決    市民会館の結婚式場の営業を停止する変更。
 賛成:黒川、輝政会、公明党、絆、小山、大橋正好
 反対:田辺、共産党
 討論者:山口(反対)、本山(賛成)

第20号 朝霞市介護保険条例の一部を改正する条例 賛成→全会一致で可決
   法改正にともなう介護保険料の減免等の変更。

【新規条例】
第21号 朝霞市産業振興基本計画策定委員会条例 賛成→全会一致で可決
   産業振興基本計画を立案するための委員会の設置。

【市道の認定】
第22号 市道路線の認定について 賛成→可決
   溝沼4丁目給食センター近傍、根岸台1丁目岡1丁目交差点近傍、幸町2丁目第四小学校坂下、泉水3丁目第五小学校東側の開発にともなう新設道路の市道認定。
 賛成:黒川、輝政会、公明党、絆、小山、大橋正好
 反対:田辺、共産党
 討論者:田辺(反対)、利根川(賛成)

【請願の審査】
願第5号 保育士不足を解消するため、保育士の処遇を大幅に改善することを求める請願 賛成→不採択
 賛成:黒川、小山、田辺、共産党
 反対:輝政会、公明党、絆、大橋正好
 討論者:田原(反対)、石川(賛成)、黒川(賛成)、田辺(賛成)
 私の討論:財政に余裕のある東京23区の自治体が区独自で処遇加算をやって保育士を集めてしまっているなか、地方交付税を受け取っているぐらいの体力の朝霞市では他の政策を犠牲にしないと同じことできない。国として処遇改善をしてもらわなくてはならないし、その水準も他産業より10万円差がある。私も保育労働運動を仕事にしたことがあるが、当時は規制緩和の嵐と女性の人余りという時代でなんぼでも低賃金の保育士が補充できて処遇改善なんて言えず、15年問題が先送りされた結果として今の保育士不足がある。市として意思表示した方がよいので賛成してほしい。

請願第7号 介護職員の処遇改善を求める意見書採択を求める請願 賛成→不採択
 賛成:黒川、小山、田辺、共産党
 反対:輝政会、公明党、絆、大橋正好
 討論者:田原(反対)、石川(賛成)、黒川(賛成)、田辺(賛成)
 私の討論:介護労働者は保育士よりさらに処遇が低い。処遇改善加算というのが評価されてきたが、獲得できる事業者は限られている。介護報酬本体を挙げるということを国に求めていくことが必要。

※会派内訳(敬称略)
輝政会 石原、獅子倉、野本、福川、山下、田原、大橋昌信、柏谷、津覇
公明党 利根川、岡崎、本山、駒牧、遠藤
絆 船本、須田、松下
共産党 斉藤、石川、山口
無所属の会 黒川、小山
無所属クラブ 田辺、大橋正好

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