1/21 公開の場で政策を論じ合う場を見学~所沢市議会が子どもの貧困をめぐる政策討論会を開く
21日午後、所沢市議会の政策討論会を傍聴してきました。議員どうしが公開の場で、一つの政策テーマをめぐって討論をするものです。テーマは「子どもの貧困」。
※その様子、Facebook所沢市議会のページ
最初に所沢市議会として、子どもの貧困をどのように学習・調査してきたかの報告の後、子どもの貧困対策の先進地である足立区の担当部長の講演を受け、議員どうしがどのような課題認識をしたか、何をすべきかを論じあっていくというものです。
昔みたいに議員が便宜を図ることが、モラル面でも、財政面でも難しくなってきて、議会って何のために必要なのか、問われる場面が多くなっています。
市の課題に対して、議員どうしで議論し、合意形成を図る機能が、国内の自治体議会はことごとく弱くて、それに対する一つの答えだと思っています。また、有権者に言われるがまま、あるいは議員が個人で思いつくまま拙速に「あれやります」「これやります」と言う前に、困っている現状を把握して、議員どうしで意見交換して、共通の考え方となる腰を定めていく、ということが大事なのだろうと思います。
●同業者としてとても有意義なものを見せていただきましたが、ひるがえって朝霞市議会は、一昨年12月の改選以降、前任期から継続してやるはずの議会改革の、テーマが決まる前に、改革の議論する場づくりすら方向性を打ち出せていません。4分の1の任期を過ぎても動かず、私を含めてまことに力不足です。本業の機能をしっかりさせないなかで、国旗を掲げるか掲げないかという議論と、余計なことを議論するなということの攻防ばかりに議論が集中していて、どうしたらよいものかと思っているところです。
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