1/16 保育園の決定・保留のご案内が発送されたようです
保育園等運営審議会で市が報告した、きょうが、保育園の入所決定/保留の内定通知が送られています。
毎年、何とかというお声をいただきますが、かつて定員が全部で750人しかない時代に、いろいろな働きかけがあって混乱した過去があって、現在では厳格な点数制での審査になっています。不都合な結果となった方には申し訳なく思いますが、二次募集等への対応、遠隔保育園への自動車送迎、家庭保育室の募集、育休延長など様々な対応をご検討くださるようお願いいたします。
11月に締め切った入所申請ですので、もちろん追加申し込みもありますが、逆に転勤など仕事の状況の変化や家庭の状況の変化などもあり、1次募集より楽とは言えませんが、絶望ばかりではないと思います。
さて今年の入所状況の資料を入手しました。
高い点数の方が保留になっている一方で、保育に欠けるのにどうしてこんな点数になるのか、と思うような点数の方も入所決定しています。どうしても仕事をつながなくてはならないという方は貪欲に希望園を書くことが必要だったのだろうと思います。一番、保育園入所であまり良い思いをしていないのが、片方がフルタイムで、もう片方がパートのご夫婦のご家庭です。
点数と入所決定したか保留したかだけ掲載したデータを入手しましたが、以下のうよな状況です。点数は夫婦フルタイムで加点なしだと60点(フルタイムでは働くひとり親も基本60点)です。
0歳児 入所決定最低点37点 入所保留最高点65点 分水嶺61点と60点間
1歳児 入所決定最低点39点、入所保留最高点69点(例外的)、次は65点 分水嶺64点と63点間
2歳児 入所決定最低点38点 入所保留最高72点、分水嶺63点と62点の間(転園申請分除く)
3歳児 入所決定最低点18点、入所保留最高81点、分水嶺57点と53点の間と、40点と39点の間(転所申請を除く)
4歳児 入所決定最低点39点、入所保留最高点66点、どの点数層でも半分以上が入所決定(転園申請を除く)
5歳児 転園申請を除き全員入所決定
※分水嶺とは、入所決定者が半分以上の点数と、半分以下になる点数の境界を表現したものです。3歳児以上は分布がばらつくのできれいに分水嶺が出ません。
※転園申請は、どの年齢も厳しい数字になっています。
一方で、今回の入所決定の結果、
0歳児で7園12人、1歳児で3園9人、2歳児で1園4人、3歳児で6園19人、4歳児で11園57人(新設園を除き9人)、5歳児で12園65人(新設園を除き9人)の定員のあきがあります。
●地区別でいうと、子どもの人口に対して、黒目川以西が少ないのが現実です。もとからある地元の保育事業者の数、地価や空き地の量、市役所からの地域の見え方などでどうしても黒目川以東に開設が集中しやすい傾向があります。ふたたび保育所の偏在が目に付きます。来年から改善を求めたいと思います。
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