« 2016年9月 | トップページ | 2016年11月 »

2016.10.31

11/30 住民と自治体は「おでかけ」をどのようにかたちにするか

29~30日、東洋大学で開かれた「くらしの足をみんなで考える全国フォーラム」に参加しました。地域の移動の問題を考えたり行動している研究者、事業者、市民が、事例交換して考え方を整理する研究集会です。日頃、生活と公共交通をどうするか、ということを市議会で問題提起し続けている私にとって、刺激の多い場でした。

問題提起は、名古屋大学の加藤博和先生、大分大学の大井尚司先生、福島大学の吉田樹先生から行われ、
事業者には、
・輸送する部分だけを考えて仕事していないか。「生活」「お出かけ」のなかの手段であるということを見渡せているか
・情報ツールの変化や経営の手法を使っているか
自治体には
・地域のお出かけ環境を整えることが仕事と認識されているか。要求されているからバスを通すということだけやっていないか
・地域公共交通会議で、事業者、自治体、市民で、地域のお出かけをどうするのか、考えているか(全国の自治体の設置率8割、朝霞市は未設置)
市民には
・要求するばかりではなくて、自分ごととして公共交通を考えているか
などの話をされました。

事例は、住民が回送バスを誘致した福岡市柏原3丁目(西鉄バス)、タクシー補助で地域のお出かけを活性化した町長(鳥取県日野町)、沿線住民に全戸訪問して必要性と欠けたところを認識して地域との関わり方を変えた(十勝バス)、再建を引き受けた京都丹後鉄道の地域活性化と乗客増(WILLER・EXPRESS)、沿線活性化の仕掛け(鳥取・若桜鉄道)、半径2キロのくらしの足をつくる(北九州・三ヶ森タクシー)などから報告がされています。

●朝霞市は池袋から15分という環境に、交通が便利だ、と思い込みがちですが、地域内の交通環境に関しては、あまり目配りしてこなかったので、マイカーがなくても移動できる移動手段が脆弱です。先生たちが紹介した事例のなかで、青森県八戸市の事例がありましたが、指定した地域には、必ずバスは20分に1本以内、定間隔で走らせることを自治体が宣言し、そのための事業者間コーディネートをしていることも紹介されました。
全国の自治体ではもはや8割にのぼる地域公共交通会議の設置がされていないというのも、グループディスカッションでは恥ずかしい思いをしたところです。もちろん課題がなければよいのですが、簡単にわくわく号を拡充することが難しい状況のなかで、既存バス路線の活性化が必要です。

●ポスターセッション(展示)で、豊田都市交通研究所の交通行動と社会参加の関係性の発表の中で、お出かけの頻度が高い人は、人付き合いや5年後の自分の姿を楽観しているプラスの効果の他に、投票率が高いという結果が発表されていました。投票率の低い朝霞市、やはり地域のお出かけの機会が少ないのかも知れません。

| | コメント (0)

2016.10.28

10/27 繁忙期のごみ清掃工場へのごみ持ち込みに注意

昨日、朝霞市の、廃棄物等減量推進審議会が開かれ、委員として参加いたしました。各委員が論客で、また事業者あり監督者あり市民活動団体あり、自治会ありで、活発に意見が出される審議会です。予定調和でない議論をするこうした審議会・委員会は意味が多いと思っています。

さて、昨日の審議で気になったことをいくつかお伝えしたいと思います。
・リサイクルプラザのリサイクルの売買については、経費と手間が役所にかかりすぎて、委員一同何らかの改革が必要という認識が話された。
・ごみ減量に成功はしているが同規模市間の比較はしたかという指摘を受けました。
・年度末、GW、夏休み、年末年始など、クリーンセンター(清掃工場)にごみ搬入が多く渋滞が出る時期の対応策が話題になり、この時期のごみ持ち込みは予約制にしたい、という意向が示されました
・クリーンセンターの見学が少ないことが問題になり、定期的に見学会を開いた方がよいという議論になりました。数少ない参加者は、マンション管理業者による管理人の従業員に向けたものがありました
・新しい清掃工場の改築に向けて、市民向け教育施設が話題になりました。また、予測人口は総合計画どおり(低め)、和光市との広域化は想定しない、との考え方が示されました

次回は1月下旬から2月中に開催される見込みです。

| | コメント (0)

2016.10.26

10/23 人口減少は収縮ではなくスポンジ化で進行する

23日「市民と議員の条例づくり交流会議」主催の「スポンジ化する都市にどう向き合うか?人口減少時代の自治体議会の役割」に参加してきました。

講師は首都大学東京准教授、饗庭伸さんが。昨年発刊された著書「都市をたたむ」で明らかにされた、人口減少時代の都市の人口減の話と、議員や地方政治の課題を論じ合う場でした。

都市は拡大過程に見られた同心円状のスプロール化と逆に向かって収縮してコンパクトシティになるのではなくて、スポンジ状に気泡が入るように人口が減っていくから、その気泡となった部分を市場で処分できれば市場で処分してもらうように促し、時々何か有効な活用があればそれは公共空間として議論してみんなで使うことを考えて埋めていけば、幸せな都市になっていくのではないか、という問題提起を受けて、後半の首都圏各地の議員、市長の取り組みと対応策の紹介でした。

各地の報告は4都市から。
・鶴ヶ島市の山中市議:公共施設の再編に取り組んでいることと、それでできた余剰空間の使い道を市民参加でまとめているのに苦悩している報告
・流山市の近藤市議:人口増のいびつな進み方と、市内で旧来の住宅地などを使ってスポンジを埋めるように起業を支援して、通勤とは別の働くモデルを開発している報告
・東村山市の伊藤副議長:人口減が始まっていることと、駅のいびつな配置から苦労している報告
・八千代市の秋葉市長:旧来型の住宅地と、最近開発された住宅地と双極的な開発に、旧来型の住宅地のワークショップを通じててこ入れを図っていること、住生活基本計画の予備調査をしたことがいろいろなまちづくりの基本的なスタンスを決めるのに役に立ったことが報告

●饗庭伸さんの会場、報告者とのやりとりのなかで興味深い話がありました。東京のベッドタウンが最もクルマを使わない地球上エコな生活をしている人たちだ、という紹介と、それを維持するように、という釘がさされていました。東京のベッドタウンもマイカー依存のライフスタイルが広がりつつあります。そのなかでよいこと言ってくださいました。鉄道会社の過度な減便ダイヤ、バスの衰退、郊外型ショッピングモールの誘致合戦など首都圏でも杞憂する事態が進行しつつあります。

| | コメント (0)

2016.10.25

10/24 来年度予算編成に向けた要望書を提出しました

朝霞市の来年度予算編成が始まっています。実現するかどうかはありますが、2017年度の政策課題を整理する意味で、24日午後、市長宛に私としての来年度予算編成に向けた要望書を提出しています。

続きを読む "10/24 来年度予算編成に向けた要望書を提出しました"

| | コメント (0)

2016.10.14

10/14 朝霞市の保育園の入園申請日程

来年(2017年)4月に保育園入所を希望する方の入所申請日程が公表されています。
●入所申請書類の配布 2018年10月17日(月)
●入所申請受付機関 2018年10月17日(月)~11月18日(金)
※受付場所 市役所2階保育課
※郵送可(11/18消印有効)
※届け出日による入所判定の影響はありません。
※市は郵送と持参とで特段の差はないとしていますが、申請の仕方に不安がある方は窓口にお越しになる方がよいかと思います。

●昨年の事例では、入所結果の決定は1月上旬に仮決定して、2月上旬に開かれる保育園運営審議会の翌日に正式決定しています。

●ここ数年の入所申請のご相談を受けての私からの助言です。
・できるだけ通園可能な園を希望順にできるだけ順番をおつけになる方がよいですが、通園が絶対に不可能な園を希望に入れると、次年度待機児童にもカウントされませんからご注意された方がよいです。
・勤務先証明証の記入にあたって、提出に必要な月が国民の祝日等が多い月に該当して、勤務時間数を過小に書かれる危険性がありますので、市の説明書を良く読んで、勤務先に説明して記入していただいてください。
・年々、保育所利用の申請者数は増加(2010年度671人→2016年度1130人)しており、とくに1~2歳児の入所はかなり厳しい状況です。保育園入所申請しつつ、育児休業の延長などのを利用できる方はその余地を職場に残されて申請されることをおすすめします。
・政治家や有力者、保育事業者等による入所順位の介入は朝霞市は行う余地がありません。ご容赦ください。

●毎年行っていますが、保育園の新規利用希望者の保護者を対象に、11月上旬に保育ミーティングを開催しようと考えています。例年、制度説明にとどまって、お力になれているのか自信がなく検討中です。決まりましたらお知らせします。

| | コメント (0)

2016.10.09

10/8 東洋経済オンラインで朝霞市内乗り入れのバス2路線が紹介

東洋経済オンラインのバス記事「都内を「タテ移動」で使えるバス路線はこれだ」という記事がアップされ、西武バスの様々な戦略が紹介されていています。

西武バスをご利用になった方には見慣れた、各路線間をつなぐバス路線図がわかりやすいと紹介され、その後、西武バスのダイヤ戦略が紹介されています。その最後に担当者が、沿線風景のよい路線として、泉32系統大泉学園→朝霞駅、ひばり73ひばりヶ丘駅→朝霞台駅の路線が紹介されています。

しばしば朝霞市では、バス邪魔者論が展開されていますが、高齢社会に不可欠な乗り物ですし、高齢者が増えると朝霞→都内という移動よりも、地域内の移動にシフトします。そのときに不可欠な公共交通機関がバスとタクシーです。

使ってみると思ったより便利ですし、不便な路線はみんなで声をあげて使って便利にしていけばいいと思います。

●志木駅徒歩5分の我が家から朝霞駅徒歩7分の市役所行くのも、乗車時間5分の電車よりも、家のすぐ近くのバス停からバス停の真ん前の市役所まで、バスの方が速い時間帯があります。

●2016年9月定例市議会一般質問で、地域とバス・タクシー事業者と交通マネジメントをしていく「地域公共交通会議」の設置を提言しています。県内でも、所沢市、富士見市、新座市などで始め、各事業者と地域の声をつなぎ、コミュニティーバスと既存バス路線の役割分担、ダイヤ、運賃などの改善提言などを協議しています。私はこれにセーフティーネットとしての役割としてタクシー事業者の役割をきちんと位置づけて、クルマを使わなくても不便を強いられないまちづくりを求め続けています。

●記事中紹介されているバス路線図、本数によって線の太さを変えています。私も朝霞市の実質的なバス空白地帯を浮き上がらせるときに参考に使いました。その結果、バス路線があっても日常的に使うことがほぼ難しい地区としては、県道沿いの朝志ヶ丘・宮戸地区、三原の二本松通り沿い、浜崎4丁目、陸上競技場周辺など意外な地域が浮上しています。

| | コメント (0)

2016.10.06

10/8 市主催のマンション管理セミナーが開かれます

8日午後、産業文化センター2階で、市主催のマンション管理セミナーが開かれます。
日時 10月8日(土)13:15~16:30
会場 朝霞市産業文化センター 2階研修室

まずは第一歩というところで、管理規約の学習会と、後半は参加者どうしの意見交換などを行います。

対象は分譲マンションの管理組合役員または居住者ということで、これまで、管理組合の運営に悩まれたり、困った経験のある人を、これからじっくりと市として支援し、住宅をきちんと維持できるまちにしていこうという方向性で行われる取り組みです。

朝霞市は1994年から12年ぐらいの間に分譲マンションが急増して、約200棟13000戸あり、区分所有という法律関係の難しさから、今後、大規模修繕、長期修繕計画の改定、管理費・修繕積立金の管理、老朽化の対応、空き室の対応など、住んでいる人たちによる共同解決が求められ、区分所有者のなかでしかるべき知識やリーダーシップが取れないときに、時には大変な困難をともなうケースも出てきます。
しかし朝霞市では、これまで積極的な分譲マンションの政策がなく、何人かの議員や、管理士会がマンション管理組合の啓発が必要、と言い続けてきました。
管理組合運営の気づきとアドバイスできる体制をつくるための第一歩となるセミナーです。

急な話になりますが、多くの方にご参加いただけるとありかだいと思っています。

| | コメント (0)

« 2016年9月 | トップページ | 2016年11月 »