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2016.08.01

7/31 7月の活動

記事のアップが手薄になっていました。7月は以下のような特徴的なことがありました。

7月4日 参議院議員候補大野もとひろ選挙カー同乗
7月14日 都市計画道路中央通線の見直説明会
7月18日 朝霞ジャズフェスティバル
7月19日 自衛隊朝霞駐屯地納涼大会訪問
7月24~26日 「議員質問力研修」の支援(北海道美深町)
7月29日 埼玉5区議長会研修会
7月30~31日 市民と議員の条例づくり交流会議(法政大学)

このうち、中央通線の見直し説明会、市民と議員の条例づくり交流会議、質問力研修を報告します。

●都市計画道路中央通線は、和光市の市境・赤池橋から根岸台を横断し、朝霞駅のU字の陸橋周辺を通過し、マルエツの裏通りをかぶって、専蔵寺、泉水の水道道路の大きな交差点を経て、新座市に抜ける道路計画で、県が指定して、市が整備するべきと計画されたものです。
ご存じのとおり、この道路の中心的な予定地の大半はすでに住宅で埋まっており、道路計画として実現が困難な状態にあり、市として黒目側以東の区間は廃止することで県に申請することと説明が行われました。

無駄な道路計画は事務負担となること、道路予定地の周辺の土地利用が若干緩和されていることなどの問題があることなどは、市の提案が妥当だと思います。
一方では、道路予定地ということで建物規制がかかってマンション街にならないで済んでいる地域があることや、税負担が軽減されていたことなどは、道路予定地の規制が取れることによって心配の材料になるところです。
また、都市計画道路の存在で交通量が多いにもかかわらず整備が進まない市道1号線「二本松通」の拡幅が課題になってくると思います。
それらのことを他の参加者ともども市に指摘してまいりました。

●市民と議員の条例づくり交流会議は、2006年自治体議会が議論をする、市民とのコミュニケーションをするなどの機能回復をめざす議会改革の運動としてスタートして、自治体議会をリードしてきました。その10周年ということで、今回はふりかえりと、初心にふりかえっての現状を再確認する集まりになりました。
31日の交流会議の全体会では、開かれた議会になった、議会基本条例や議会報告会は標準的な装備になってきたものの、市民の意見を聞く、議員どうしの討論で政策の水準を高めていく、ということはまだ取り組めていない自治体議会が多いというまとめでした。
また、これからは自治体議員の選挙と、議会としての政策づくりがどのようにリンクさせられるのか課題、ということも問題提起されました。
30日の分科会では、小ゼミ形式の勉強会が7本組まれ、そのうちの1本の議会改革先進地の前議長の話をお聞きました。中身は内緒でした。

●北海道・美深町の質問力研修は、北海道の町村を中心とした自治体議員に、議会の質問をゼミ形式で研修するもので、講師の龍谷大学の土山教授から補助に誘われ、講師陣として参加してきました。
テーマ設定が良かったのに、惜しかった一般質問の議事録を持ち寄り、参加者どうしで意見交換し、講師の補助がいくつか指摘したり問いかけしたりして、なぜうまくいかなかったのか、発見していく作業を2日間にわたって取り組むものでした。支援する側として発見するものも多くありました。
旭川と稚内の中間点にあたる美深町は現在、JR北海道の経営悪化で、鉄道の運行半数が半減し、訪問するのに本当に苦労しました。また、現在、廃止も提案されているなど、大変な状況におかれ、改めて公共交通とは何か、国境近くにおいて鉄道がある意味なども考えさせられました。

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