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2016.05.24

5/18 朝霞市のこれからの福祉課題にそう自治体を見てきました

5月16~18日、民生常任委員会で、先進地の視察に行ってきました。参加の是非はいろいろありますが、朝霞市の枠のなかだけで弁が立つ議員だけで政策を考えるより、みんなで先進地を行って、見て、話をお聴きしする効能はあるのだろうと思います。

①保健センターで妊娠~産後生活の支援を始めている大阪府枚方市役所、
②成年後見を中心に高齢者の権利擁護事業を展開している兵庫県芦屋市、
③病院と連携して団地に保健所を開いて地域包括ケアを進める愛知県豊明市

に伺いました。いずれのまちも、朝霞市と同じような大都市に隣接するベッドタウンにいたしました。財政状況やおかれた条件、住民と役所の関係性などがかけはなれた状況ではないことか、福祉や医療政策を考える上で大事じゃないかと考えたところです。

①は、

おとなり和光市が先進事例で子育て支援事業を起点に組んでいますが、朝霞市は母子保健業務を起点に組み始めて、その参考例として枚方市の話がぴったりで選びました。孤立している育児の困難家庭を早めに発見して、支援の手を入れる取り組みを紹介していただきました。
事例として紹介していただいた話も、健康面、家族の支援など困難な事例でしたが、保健師が積極介入することによって、本人の産みたい、育てたいという意思を支え、さらに家族の関係性を変えていく力を実感しました。
枚方市では今年の6月から母子手帳の交付を保健センターと保健所に絞り、妊婦の全数面接調査を開始します。朝霞市も母子手帳の入手が不便になるとの批判を覚悟して事業を予定しているようなので、不便さよりも困難な人が支えられる仕組みのために、枚方市の事例は参考になりました。

② 芦屋市の福祉の権利擁護。ほんとうは福祉オンブズマンの事業もおうかがいしたかったのですが、事業が成年後見制度から展開しているので、意思決定の支援や、生活困窮者向けの相談業務が中心。しかしその内容は困っている人のところに市、社会福祉協議会、NPOがからみあって積極的に関与していくものでした。民生委員さんの可能性と限界を整理されたことも参考になります。
定式化した事務整理も参考になりました。

③、愛知県豊明市の地域包括ケアは、自民党の自治体議員研修で紹介されて良かったという同僚議員のおすすめでうかがいました。
市内の大学病院と連携して、団地の中に保健センターを設置して、病院に行くべきかどうか、病気と生活の折り合いをどうしていくのか、相談できる仕組みを作っています。また団地の中の空き室を大学病院の大学生に低廉に貸し地域活動の実践に参加してもらっているというものです。
難点は朝霞市に医療系の大学がないので、全く同じ方法は採れないのですが、病院に行く前に本人の迷いを整理したり、病院から帰ってきた後の生活を支援する保健室の効能というのは大きいと感じています。
豊明市は、地域包括ケアの構築に特化した係を新設して、政策的検討を専門にさせているのが強み。30代とみられる女性の係長が、説明が数字に裏付けられた市の判断が続き、朝霞からの視察参加者は目が点。また異動してきて1年なのにすでに市内40カ所、市の地域包括ケアの考え方を説明して歩いたというのも強み。
国民健康保険と後期高齢のレセプトを全点検して、入院や肺炎を繰り返す高齢者のパターンを洗い出して、対策を打ちつつあるというのも参考になります。朝霞市でもまずはこれをやってみたらと思っています。

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