11/22 市議会議員選挙のポスター掲示板が準備される
市議会議員選挙のポスター掲示板が市内に準備されています。
29日から選挙戦が始まります。前々回と前回は、基地跡地の公務員宿舎建設をめぐって大きな争点があった選挙でしたが、今回は、目立つ争点はありません。一方、高齢社会への備えや、子育て関連政策のあり方、ベッドタウンである朝霞市が今後どのように展開するのかなど、市議選での投票で考慮すべき課題は山ほどあります。
最近は「市議会と何の関係があるの?」と思うような争点を設定する陣営が派手に宣伝活動を行っており、こうした候補者が出てくる背景には、市議会が何のためにあるのか、ということが不明確だからだろうと思っています。議会で議員が何をすべきか、ということを点検する機会でもあるように思います。
また1995年~2007年の市議選では、人口の増加にもかかわらず、投票者数が37500人前後に留まって、投票する有権者の固定化が見られます。さらに、前回2011年市議選では、立候補予定者の死亡や引退の分だけ投票者数も3万5399人と大幅に減っています。その結果投票率は全国ワースト2位を記録しています。
投票率が高ければよいというものでもありませんが、あまりにも低すぎるのも、自治体の運営がごく一部の市民の意見しか反映されなくなる危険性をはらんでしまうのではないか、と心配しています。
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